ドラマ『不適切にもほどがある！』の楽しみのひとつに毎回のゲストのキャスティングがあります。意外なキャスティングもあるし、お待ちかねのクドカン作品常連の出演もあります。本人役で登場するパターンもあり、八嶋智人や松村雄基がそうでした。また毎週のようにお笑い芸人もゲストで登場していて、板倉俊之、蛙亭のイワクラと中野周平、ロバートの秋山竜次と山本博、矢作兼、バーティーちゃんの信子などがこれまで出演しています。
クドカン組常連では、ゲストという扱いなのかどうか微妙でしたが、古田新太と錦戸亮の二人一役が斬新でした。どう考えても錦戸から古田にはなりませんし、ドラマ内ですらそう突っ込まれていました。磯村勇斗の一人二役に対してこういうキャスティングをするのも遊び心があって楽しいです。と言うか、遊び心だらけなのがクドカン脚本＆磯山Ｐコンビの常ですから、残り４話でさらにヒートアップしていくのではないかと期待しています。
常連組では大人計画の荒川良々と皆川猿時にまず期待がかかります。やはりクドカンドラマにこの人たちは欠かせません。他にも薬師丸ひろ子、小泉今日子、松坂桃李、神木隆之介、松田龍平、中村勘九郎、橋本愛、森下愛子、斉藤由貴、塚本高史、尾美としのり、杉本哲太、西田敏行など「いつもの顔」を数え上げたらキリがありません。小泉今日子はすでにポスターで出演しているので、本人役での出演も面白そうです。
また錦戸亮が出たのですから、元ジャニーズの岡田准一、二宮和也、生田斗真あたりにも少しで良いので出て欲しいところです。辞めジャニではない松岡昌弘や櫻井翔は難しいとしても、もし出れば最大のサプライズとなるのは長瀬智也でしょう。芸能界を引退している長瀬ですが、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』、『タイガー＆ドラゴン』、『うぬぼれ刑事』、『俺の家の話』、映画『真夜中の弥次さん喜多さん』と、とにかくクドカン作品での主演が多い長瀬ですから、岡田と西田と３人で落語家役でテレビ局ですれ違うだけでも話題になることは間違いありません。
ストーリーがどうなるのか、どんな小ネタが飛び出すのか、三原じゅん子イジリは今後も続くのかなど楽しみが多いですが、キャスティングでもまだ最終回に向けてきっと楽しませてくれるだろうと期待しています。
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