毎年正月番組で高視聴率を誇る「芸能人格付けチェック」。最近は本来の格付けの趣旨である「一流芸能人の無知を暴いて笑う」ということよりも、GACKTの連勝記録がどこまで伸びるのかばかりに焦点が偏ってしまいました。去年まで6年連続全問正解で36連勝。GACKTだけではなくパートナーも間違えなかったからこそできた記録ですが、ここのところ西川貴教や鬼龍院翔など、ちょっと怪しいパートナーと組まされていて、それでも何とか連勝を繋いできました。
そこで今年送られてきた刺客(?)がジャニーズの北山宏光と中山優馬です。30歳の北山は要領も勘も良いのでまだしも、21歳の中山はまだ若く全てにおいて経験不足で、とても格付けでGACKTの助けになれるとは思えません。番組側の狙いも当然そこにあるわけで、これはキャスティングを聞いただけで「中山が間違えて連勝がストップするんだろうな」と思っていたら、案の定その通りになりました。予定調和過ぎて「やっぱりヤラセなのかな」と勘繰ってしまいます。
今年の出題も基本的には易しい問題でした。ワインや牛肉のような出題は、味わえないこちらではわかりようがありませんが、毎年同じなのですから毎年出ているGACKTは正解するに決まっています。音感の問題も例年見ていれば大体わかるようになります。盆栽も去年と同じパターンだったので、一目でわかるような簡単な問題でした。映像問題もなかったし、出題は手抜きが多くレギュラーのGACKTが今さら間違えるはずもありません。
ただ面白かったのは、連勝が止まったせいで精神的ショックから立ち直れないGACKTが自信を喪失し、次の問題を正解したことで何とか「メンタルリセット」をして立ち直るという一連の流れ。パーフェクトで自信家のGACKTですらショックを受けると平常心ではいられないし、自分自身を信じられなくなるという姿を描いたのは、なかなか見ものでした。
どんな世界のどれほどの実力者であれ、メンタルが崩れると意外に脆いものです。昨年の錦織が全米の1回戦敗退以降、ショックでしばらく歯車がかみ合わずに苦戦していました。錦織ですらそうなのですから、凡人にとってのメンタルは結果を大きく左右してしまいます。「メンタルリセット」できるだけのメンタルコントロールの必要性を改めてGACKTを見ていて痛感させられました。
ちなみに「格付けチェック」は連勝記録が途絶えたことで、新たなトピックを作り上げるのか、それともGACKTの「個人」連勝記録を追い続けるのか、もしくは原点回帰して、また一流芸能人を引きずり下ろす面白さを追求するのか、来年の方向性を今から注目しています。答えは1年後です。
そこで今年送られてきた刺客(?)がジャニーズの北山宏光と中山優馬です。30歳の北山は要領も勘も良いのでまだしも、21歳の中山はまだ若く全てにおいて経験不足で、とても格付けでGACKTの助けになれるとは思えません。番組側の狙いも当然そこにあるわけで、これはキャスティングを聞いただけで「中山が間違えて連勝がストップするんだろうな」と思っていたら、案の定その通りになりました。予定調和過ぎて「やっぱりヤラセなのかな」と勘繰ってしまいます。
今年の出題も基本的には易しい問題でした。ワインや牛肉のような出題は、味わえないこちらではわかりようがありませんが、毎年同じなのですから毎年出ているGACKTは正解するに決まっています。音感の問題も例年見ていれば大体わかるようになります。盆栽も去年と同じパターンだったので、一目でわかるような簡単な問題でした。映像問題もなかったし、出題は手抜きが多くレギュラーのGACKTが今さら間違えるはずもありません。
ただ面白かったのは、連勝が止まったせいで精神的ショックから立ち直れないGACKTが自信を喪失し、次の問題を正解したことで何とか「メンタルリセット」をして立ち直るという一連の流れ。パーフェクトで自信家のGACKTですらショックを受けると平常心ではいられないし、自分自身を信じられなくなるという姿を描いたのは、なかなか見ものでした。
どんな世界のどれほどの実力者であれ、メンタルが崩れると意外に脆いものです。昨年の錦織が全米の1回戦敗退以降、ショックでしばらく歯車がかみ合わずに苦戦していました。錦織ですらそうなのですから、凡人にとってのメンタルは結果を大きく左右してしまいます。「メンタルリセット」できるだけのメンタルコントロールの必要性を改めてGACKTを見ていて痛感させられました。
ちなみに「格付けチェック」は連勝記録が途絶えたことで、新たなトピックを作り上げるのか、それともGACKTの「個人」連勝記録を追い続けるのか、もしくは原点回帰して、また一流芸能人を引きずり下ろす面白さを追求するのか、来年の方向性を今から注目しています。答えは1年後です。