変化はストレス

　長かった５日間がようやく終わりました。新入社員の研修中もとにかく毎日が長いなと感じていましたが、その頃と今では32歳違います。当然いまの方が気力体力ともに大幅に目減りしているので、この５日間の長さに耐えられる力もかなり落ちています。つくづく５日間疲れ果てました。

　疲れている原因はもちろん慣れない職場にあることは間違いありませんが、単に異動があったとからということだけではなく、会社全体の変化についていけずに疲れていることもあります。いまうちの会社は大きな変革期を迎えていて、ほぼ社員全員が必死にその変化についていこうとしています。それは経営者の立場からしたら行うべき変革なのかも知れませんが、個々の社員にしてみればやはり変化というのは過大なストレスがかかるもの。しかも「なぜこんな苦労をしなければならないのか」ということが実感としてわかりにくいので、余計に疲れるのです。

　「変わる」ことが大事なのは頭では理解していても、体はなるべく変わらずにいたいと思っているので、そのズレがストレスを生むのでしょう。特に若者ならともかく５０代の社員にしてみれば「今さら」感が強いので、余計にストレスも大きくなります。僕もきつかったですが、もっときつそうな同世代の人もいて、それを見ていると自分などまだマシだなと思えてきます。半面なぜ５０代にもなってこんなきつい変化を迫られるのかと疑問にも感じます。

　ともあれこの週末は貴重な休みなので、心と体の解放とリフレッシュをしようと思います。と言っても、やることはいつもと同じテニス、サックス、ピアノですけどね。