柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

79号 大根剥花(だいこんむきはな)、琴糸ナンテン

2008年01月18日 14時08分26秒 | 花、写真、家庭菜園
        
 水戸市の無形民族文化財に指定されている「大根剥花」というものがあります。
 NHKテレビで水戸市植物公園で制作実演、展示しているという放送を見て、早速(1月13日)出かけました。
「大根剥花」は100年ほど前から水戸市元石川地区に伝わるものだそうです。
 ダイコンやニンジンから一本の包丁でボタン、アヤメ、キク、ツバキ、ツツジ、ハスなどを作り、結婚式などで飾られ、花の少ない冬は重宝されたそうです。
なかなか精緻で見事なものでした。
 石川地区では「大根剥花」の他に「遠州流生け花」「石川料理」「観世音謡曲」などの文化遺産を伝承しているそうです。
水戸植物公園で「大根剥花」と共に「キンシナンテン」展が催しされていたので撮影しました。
 ナンテンは発音から「難転」とか「成天」とか言われて縁起植物として庭などに植えられています。その中でも、「キンシナンテン」といわれ、江戸時代から栽培されている古典園芸品種があります。キンシは「きんし、琴糸、錦糸、金糸」等と書かれ、時代によって異なるそうです。
 葉が変化しており、面白い形をしています。
 小生も「祝鶴」「玉鶴」「曽我筏」などの品種をナンテンか持っていたのですが、帰りに売店で「折鶴筏」2000円「織姫」1000円「赤棒」800円で買って帰りました。
  買って帰った「赤棒」を鉢に植えかえたものです。小さくても赤い実が成っていて可愛いです。
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