goo blog サービス終了のお知らせ 

はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

桜響く春の宵

2008-03-30 15:10:50 | アカショウビンのつぶやき








 先日とっても楽しいコンサートに行きました。
ヴァイオリニスト・早稲田桜子さんの、美しい弦の響きと楽しいトークで、心豊かなひとときでした。
プログラムに
「桜響く春の宵」と書かれていましたが、固い蕾のさくらたちが、この美しい調べに目覚めるのでは…と思うことでした。
 「グリとグラ」のステージでは、絵本の朗読に会わせて演奏し、スクリーンに映し出される画面を見ながら大人も子どもも共に楽しみました。
 今回、桜子さんは、地元、かのやオーケストラの指導、ハンセン病療養所・星塚敬愛園でのコンサート、感動の地域作りで全国的に注目されている、鹿児島県鹿屋市の柳谷集落、愛称「やねだん」の方々との交流など、さまざまな活動をなさり、優しい春風のように去って行かれました。
 

正直な足

2008-03-30 13:49:50 | はがき随筆
 寒風の中を3㌔走に出ました。2月のツルマラソンです。
 10年も参加しているのに思いは相変わらずです。ああ苦しいなあ、歩き出そうかなあ、と。
 今年は、走る前に今までの記録を並べてみました。お見事です。加齢とタイムが正比例の線を描いてしまうのです。へえ、我ながら正直者よ。笑ってしまうよ。たまには神様、まちがわせてください。今年は練習も頑張ったからと思いました。
 そして走りました。結果は、比例線の延長、でした。
 さて来年はどうしましょう。頑張れ、はもらっているし、Qちゃんも走り続けるようだし。  
   出水市 松尾 繁(72) 2008/3/30 毎日新聞鹿児島版掲載