2013年01月03日「馮友蘭 『中国哲学史新編』 第五冊」より続き。
換言すれば一つの陰陽は其の形相を太極に得、その質料を一気に得来る。陰陽の生成に当っては太極は形相因としてはたらき、一気は質料因としてはたらくと為したと思ふのである。 (第一篇第三章「本体概念の二表現形態に於ける内面的統一性」 本書88頁。原文旧漢字)
すこしの事にも先達はあらまほしきことなり。馮は後藤のこの著を知ってか知らずか。
(目黒書店 1937年10月)
換言すれば一つの陰陽は其の形相を太極に得、その質料を一気に得来る。陰陽の生成に当っては太極は形相因としてはたらき、一気は質料因としてはたらくと為したと思ふのである。 (第一篇第三章「本体概念の二表現形態に於ける内面的統一性」 本書88頁。原文旧漢字)
すこしの事にも先達はあらまほしきことなり。馮は後藤のこの著を知ってか知らずか。
(目黒書店 1937年10月)