名刺=仁義・説

2007-06-19 10:50:46 | 塾あれこれ
昨日触れた日経の記事には他にも、外部の人間に対し
自らの側の上司の肩書きをつけることを
戒めてあったそうです。

口に上すときには単に名前だけ、もしくは
「営業部長のタレソレ」くらいでしょう。

ただこれも一定の条件下で正しいことです。

たとえばトヨタの若い社員が
「弊社の張が・・」「手前共の張の・・」では
却ってヘンですね。
「張会長」でも構わないでしょう。

唐突に話が飛びますが
実はこのブログの前に匿名で1年間まったく別の
ブログを書いていました。
それは当ブログ以上に人気のない物で現在は完全に
消去しています。

ところが最近何かを書こうとすると、もう触れて
いるような気がするのです。
先のブログかこれか、調べるのがメンドウ。

ということで以下の文は1度書いていることの
繰り返しかもしれません。
ボケの始まりということでお許し下さい。

名刺の話です。
会社勤めのときは必需品で9年間で何度も名刺入
を買い替えるくらいでした。
ただ、不器用で苦労しました。

塾に入って使用頻度は激減。
それでも好きにはなれませんでした。

自宅で仕事をするようになったとき、会議からの
解放よりも名刺からの解放がうれしかったかも
しれません。

名刺を持たないデメリットも大きいですが
覚悟の上です。
どうせ自宅で細々と塾をするだけですから影響は
小さいでしょう。

自分の勝手なのでヒトサマには申し訳ありません。

特に、相手から名刺を頂きっぱなしと言うのが
失礼です。
最近はeメイルのアドレスを書いておられるので
こちらからメイルをすることにしております。

(メール、というのは嫌な表記ですね。英語に
 近い表記をなぜしないんだろう?)

改めて非礼をお詫びし、住所などを記します。
簡単な挨拶や情報を添えることもあります。

手紙ではオオゲサな感じがしそうです。


メイルの反応に興味深いものがあります。

返事が来ない・・もし名刺を渡していてもゴミ箱
        直行だったろうと思われます。
遅くなって来る・・相手の認知度、私への目など
         が見えてきそうです。
すぐ返事が来る・・名刺を渡してくださった気持
         が伝わります。
         少なくともマナーに煩さそう!


そもそも名刺とは、自分が相手に対しご挨拶をし
その時に添えるものですから一義的には一方通行
のものです。押しつけです。

家庭に訪問してくる営業の方が名刺を出されたと
いって、こちらも出すなどは少ないですよね。

名刺交換といって、相手に名刺を要求するのは
更なる押しつけです。
ときおり営業の方が「お名刺を頂戴・・」
営業なら覚えて帰ってほしいですな。


名刺を交換しないといけない、というのは企業社会
の中だけの「常識」に過ぎません。
子供から見ればあこがれか?
「名刺交換ゴッコ」なんてするのかなあ?

自分から名刺を出しておいて
「俺はこう言うもんだ。お前のを出せ」
という「常識」を振りまわす方がいらっしゃいます。

学校ではエライサンに多い。(公立私立とも)

相手が名刺を出さないと内心キレるご様子。

なんとなくヤクザ社会の仁義みたいで面白いですよ。

(今から懇談です。続きは明日)