炊飯器が壊れた

2007-06-09 10:25:36 | 食べる
炊飯器が壊れました。
販売店の無料修理期間は5年もあるのですが
それを過ぎたところで突然プスと言い動かなくなって
しまいました。
「早すぎる死」は何とも悔やまれますねえ。

仕方がないので以前ディックで買った炊飯用土鍋に
登場願っています。
千数百円だったと思います。
炊飯器に比べ多少面倒ですがこちらが美味。
食が進むのでメタボには良くありません。

同じご飯を炊くのならどちらがエネルギーを使わない
のでしょうね?
発電効率や送電時のロスを考え、更には天然ガスの
環境効果までを思うと炊飯器を直したり買い換えたり
する元気がでません。
炊飯器自体を作るのもエネルギーがかかります。

(実は炊飯器購入の金がない。。)


電気炊飯器が大ブームをおこしたのは昭和30年代
前半。貧乏な我家も比較的早く購入したハズです。
それほど家事が多くて、スイッチひとつで炊飯と
いうのは信じられないほど便利であったということ
でしょう。

島田洋七が「自分はカマドで飯が炊ける」と言ってい
ましたけれども、当時の子供たちは手伝いをさせら
れたものです。
大変な家事を子供が手伝うのは当然でした。
私だって今でも炊けると思います。カマドと羽釜
さえあれば。
薪がたいへんか。
いや枯れ松葉でも炊けますから大量の新聞紙でも
大丈夫でしょう。環境に悪いですけれども。

(枯れ松葉、大変ですよ。手が痛い!)


単位面積当りでは米がもっとも多くの人口を養う
作物であると聞きます。
栄養のバランスも比較的良いし、何より美味です。

でも頼りすぎてはいけないと歴史が教えています。
日清日露の戦争で日本兵は米ばかり食べました。
それで脚気になり膨大な死者が出ています。
日露戦争の死者八万八千人のうち約三分の一が
脚気による死者だそうです。

兵隊になってたらふく米をたべることができた・・
そのことが死を招くとは。

正しく文化を継承していればそんなことには
ならなかったのです。
漢方医は白米食を疑っていました。

美味しいからといってそればかりでは体に悪いこと
があるのですね。

話が強引になりますが
勉強も同様。
近年流行りの、おいしい口当たりの良い、勉強方法
こればかりで伝統を無視していると
「脚気」になるかもしれない・・

強引な話はさておき
お米は茶漬なども旨いですよね。
昨年10/30の湯漬の記事もどうぞ。
明日は梅干の漬込みをする予定です。