割と簡単・クロワッサンのグラタン

2006-10-26 14:29:06 | 食べる

日曜に作って食べてしまったので写真はありません。

いつもの文と内容を変えて今回はレシピです。

先日広島市内の舟入という町にあるPという本格的な
洋菓子屋さんで軽食にでたグラタンが美味しかった。
(もちろんここの洋菓子は広島で1番好きです。)

主に経済的理由で、ここ十年くらいはほとんど外食を
していません。
ここの菓子が好みなので料理も気に入ったのでしょう
が、キチンとしたプロの味を久しぶりに食べたことも
プラスに作用したかもしれません。

オニオングラタンのパンがクロワッサンになっている
ものです。とはいえ私が勝手に思っているので実は
違う料理かもしれません。
タマネギを炒める以外は手間いらずだし材料費も押さ
えようと思えばかなり安くできると思います。
その割に「おお」という味になりますよ。

店ではソースに瀬戸内の小エビが入っていました。
それとハムのようなものが少しだけ。これが何かが
分かりません。ごく少量使ってありました。

手順は
①スライスしたタマネギを炒める
②出汁を加えてソースを作る
③クロワッサンにソース、チーズをのせ焼く。

以下私がした方法を書きます。

二人分で玉葱中1個 ごく薄切りにして油とバターで
じっくり炒めます。あめ色になるまで。
ブランデーを掛けてとばし、出汁を加え煮詰めます。
(本来はチキンブイヨンでしょうが和風出汁です。
 昆布出汁と煮干出汁を2:1合わせてカップ1です、
 両方とも水出しして冷蔵庫に常備です。楽。)
塩胡椒といしる小匙1くらいで味付けしました。
(ヤマト醤油のいしるだし、これは便利です)
ソースはあとを考えて少し薄めです。
最後に冷凍エビ中を2尾、カットして入れ
加熱してソース完成。
(本格的ならハーブをいれるのでしょう)
水分が少しあるくらいで止めます。
午前中にここまでして、夕方帰宅後、焼きました。

花野均さんの個展を見に町へ出かけ、クロワッサンと
チーズを買って帰りました。

さて、小さ目のグラタン皿に、ソース、クロワッサン
をマル一個、残りのソース、チーズの順にのせオーブ
ンで焼きます。
市販の揚ニンニク少々、冷凍のイタリアンパセリ、も
使いました。
チーズは贅沢に?英国ブルースチルトン
(ゴルゴンゾーラは高すぎた。)
これを国産チーズにしたらもっと安く出来ますね。 

追伸:玉葱を炒めるとき少し塩を振ると時間短縮
   できるとテレビで言ってました。
   カミサンは揚げると早いといいます。

芋たこなんきん

2006-10-26 11:13:28 | 塾あれこれ

朝ドラ『芋たこなんきん』
久しぶりにドラマらしいものがテレビで流れている気
がしますね。
新しいものも良いでしょうが、やはり本格的なものが
なくてはいけませんよね。

成瀬を思わせる丁寧なセット 路地の気分。
ヒッチコックばりの移動撮影。
細かいところにSFXを使うのも本格的な映画なみで
どれも前面にシャシャリでてこないのが好ましい。

もちろん時代考証も丁寧です。
たまに、そのリンゴ!とか突っ込みますが毎日の
ドラマでここまでするのは立派。

脚本や演出、俳優は当然、素晴らしい。
すぐにでも本が書けそうな気がするくらいです。

小津のようにきちんと日常を描き、そこから日本の
よき時代が覗けます。
小津映画のような子役の上手さはどうでしょう!

国村は黒澤なら絶対に主役級の存在感だし
直美さんは溝口を初め「巨匠あらし」間違いない
ですね。それは香川京子さんか。

戦争を挟んだ二つの時代に共通していた日本の良さ
と現代のこの国とを比べてみたい、という気になり
ますよね。

今週ドラマは子供のころ、人に可哀相なことをした
話です。隣の酒場に勤める人の小さな娘にイケズを
してしまうのですね。
「私、なんであんなことしたんやろ」
「子供というものはそんなもんや」
こんなセリフでしたね。

多分、誰にでもありそうな話です。

若いうちは「悪かった」くらいの思い出ですが
これが年を経るにつれ「とりかえしのつかない」
重さになるのですね。どんどんと利子が膨らむのに
返済ができないのです。

その思いを抱えて、まるで税金を納めるように
何か自分で出来ることを社会に還元する。大人の
一生はこういうことではないでしょうか?

その大人があってこそ、子供がスクスクと育つの
だろうと思います。

それにつけても今の大人ときたら。

昨日の続きですが、必修科目を誤魔化そうとして
いた件は何とも情けない。
学校関係者、中でも校長の責任は重いでしょう。

「範を示す」という言葉は日本から消えてしまった
ようです。
10.28


「考える」とは

2006-10-26 10:39:26 | 考える


さて、「考える」。
今の生徒たちにもっとも求められていることですね。
どうすれば、考えるようになってくれるか。

大変難しいことですが、考えることをしてもらうため
には、こちらがまず「考える」とは何をすることか
把握しておく必要があります。

十数年前、自分でメモを作ったものがありますので
それを列挙しておきます。
たぶん、これを目安に書いて行くことになりますが
なにぶん書きにくそうなので筆が遅れ気味になるかも
しれません。気長にお付き合いください。

考えるとは、以下のようなことと思います。

A 共通点を発見する

B 構造を見つける
    ①単純化する
    ②グラフ化する
    ③例えてみる
    ④データ読みとり
    ⑤反対のものは?

C 推論する

D 論理を展開する
    ①問いを発する
    ②論理展開
    ③他の論理との比較
    ④分析する
    ⑤構成する
    ⑥例示する
    ⑦シミュレート
    ⑧結論づける
    ⑨次への展開

E 検証する
    ①常識と照らす
    ②確かめ
    ③証明する
    
F 発想をする
    ①なぜと問う
    ②アナロジー
    ③逆転の発想

G 想像する
    ①イメージをもつ
    ②立場を変える
    ③比喩

H 表現する

I 認識する

結構オオゲサに書いてしまいました。
教育学などの勉強もロクにしていないし、政経学部卒
という畑チガイでもある人間です。
書けるかどうか不安ですが、とにもかくにも
塾という現場から「体感」をお届けすればよいだろう
と思います。
塾に長く棲みついた年寄が後輩に体験論を垂れている
あのゾオ~っとする光景、これを横から見てニヤニヤ
としていただきたい、ということです。

ですので横からチャチャいれて下さい。縁台将棋の
気分です。
ただし、学問的な厳密さを言われるとツライ。
気分がナエますので、お手やわらかに願います。

それでは明日から始めます。