(17)An old pond

2006-10-05 14:29:36 | 考える

その事件は昨夜起きてしまいました。
それも今回で2度目という忌まわしさ。

1度目は何日か前、投稿せずにPCを終了
次の日に事態を把握する迄暫く時間がかかりました。
昨夜は途中まででしたがいったん下書きで投稿
と思ったらタイトル50文字までとかで
なんだかもたもたしている間に消去されており・・・

こういうときは何を書いていたか思い出せないもので
すね。今やっと気を取りなおして書き始めています。
昔のワープロを思い出します。
電源が切れたりしてよく文章をパーにしていました。
あのころは随分な量を消してしまったことがあります。

さて、まず英訳風を思い出してと。

An old pond
have you ever heard
a frog jumped into

これをタイトルにして50文字を越えていたのです。
英訳にはなってないと思います。「風」としました。

D⑤構成する

分析と対になります。
分けたものを組上げるということで、論理的思考を
必要とします。
構成するのは分析よりもさらに価値観が重要です。

美学的なことにも言及すべきでしょうけれど、力が
ないので、国語で「構成」の例をあげてみます。

まず思い浮かぶのは作文。
上手・下手は添削をして教えます。
模範的な文を真似させるのは個人的には嫌いです。

あくまで中心的なこと、基本中の基本の起承転結
とか序破急とか、かなり古めかしいですが、
それらから始めるべきですよね。
細かなテクニックはいずれ身につけてくれるので
初めは避けているツモリです。

作文に限りません。
作品を作って構成を学びます。
教える側の得意分野で指導し構成の面白さを伝え
られればよいですね。

既存の作品を再構成するのも面白いですね。
改作や続編作り、なども。
元の作品の構成がどれほどよいか、勉強になります。

水音は蛙とびこむ古き池
          ・・・音に比重がかかりすぎ
蛙あり古き池にぞとび入りぬ
          ・・とび入る、を言いたい?
古池に水音たてし蛙かな
          ・・感動の中心は蛙か

古池へ蛙とびこむ水の音
古池に蛙とびこむ水の音
古池の蛙とびこむ水の音
古池も蛙とびこむ水の音
古池ぞ蛙とびこむ水の音
古池は蛙とびこむ水の音

音の続きから上の句は「あ」の母音で終わるのがよく
「か」では強すぎるので「は」か「や」になり、
これを比べれば「や」しかありえない。

そこでかの有名な
『古池や蛙とびこむ水の音』

これは子供には難しすぎますか?

でもこんな乱暴な話も塾だからできる「幸せ」かも。
10.1