ルーチェ祭り、最終型の5代目を前回とりあげましたが、ここでは番外編を。
5月20日、ばら祭りのパレード見学後は福山自動車時計博物館を訪問しました。先月、世羅町内で眠っていた初代ルーチェの廃車体を譲り受けたとの事だったので拝んできました。
同館の大型バス駐車場内にその初代ルーチェ(SUA型)はいました。
廃車体で腐食は進んでるとはいえ、それでもしっかり原型を留めていました。間近で実物を拝見するとシンプルなデザインの美しさを改めて実感できました。
初年度登録は1966年(昭和41年)12月で発売して間もない時期に新車購入されたのだと思われます。グレードは上位モデルのデラックスです。
続いてインテリアです。
インテリアもシンプルですが、質感の高さを実感できました。コラムシフト(4速マニュアル)と大きな曲面ガラスを採用することで広々した室内空間を実現していました。乗車定員は6名です。
ボンネット内にはUB型1.5リッター直列4気筒のエンジンが搭載されます。
ルーチェのとなりには2月にサルベージされた同じマツダのライトバスが展示されています。バスとは思えない斬新なデザインでこちらも個性派です。
福山自動車時計博物館のみなさま、福山のMさま、ありがとうございました。当ブログ上ではありますがお礼申し上げます。
このルーチェは福山自動車時計博物館のブログでも紹介されているのでこちらもどうぞ御覧くださいませ。
以下、蛇足ですが博物館へ向かう途中にU10系の三菱ミニキャブと遭遇しました。上級グレードのGLですがトラックにもかかわらずハイルーフで角目ライトという、ミニキャブエステート/ブラボーから顔面移植したかのような仕様に失禁しそうになりました!
1969年1月7日に開催されたとのこと。
1800新発売PR真っ盛りの時期に、なぜ1500が300万台目に選ばれたのか…
ボンネットに穴が空いてない1.5リッターの方が見栄えがよかった…?という事はもちろんないでしょうねえ…。
あきじさま
門司港は今回はなんか近づく気力が起きませんでした…(冷汗)