10月4日、サラ・オレイン(SARAH ÀLAINN)さんのコンサートへ行ってまいりました。
場所は上野学園ホール(ネーミングライツによる命名なので、正式名称は広島県立文化芸術ホール)でした。ここに来たのは昨年の手嶌葵さんのコンサート以来だったか。
ロビーに飾られてたお祝いのお花です。
Time to Say Goodbye ~ Sayonara と題して、7月より全国ツアーが始まりました。そのツアーの一環で1年ぶりに広島にやってこられました。昨年の広島公演も行ったので、また機会があればと思っていたのですが、今回もなんとか行く機会に恵まれました。
今回はサラさんを含めた3名、つまり、トリオ編成でした。
サラ・オレイン(ヴォーカル/ヴァイオリン)
塩入俊哉(ピアノ)
壷井彰久(エレクトリックヴァイオリン)
天から舞い降りてきたかのように颯爽とサラさんはご登場、まばゆい輝きを放つようなオーラを感じました。そして、天空へ届くかのような清らかで繊細なクリスタルボイス!リスナーの心に寄り添うように歌ってくださいました。歌唱だけでも存在感抜群なのに、その上にバイオリンをアグレッシブに弾きこなし、楽曲が持つポテンシャルをさらに引き出してくださいました。サラさんと一緒に演奏された塩入さんと壷井さんも、サラさんの期待に添えるようなクオリティの高い演奏をされました。どんな曲でも美しく優雅に彩るという勢いでしたねえ。
演奏曲目はここでは書きませんが、アニメの曲や映画の曲やポップスなどなど、今までアルバムに収録された国内外の多彩な曲をピックアップされました。
広島公演では、ムリヤリ感はあるものの広島弁を交えたトークをされるという、お茶目な姿を見せてくださいました。カープの帽子を被っていきなりカープ女子になったり、それいけカープを歌うなど、広島スペシャルという試みで、お客さんを楽しませてくださいました。
それと、常に平和への想いを抱かれてるサラさんにとっても、広島という地は思い入れの強い場所のひとつのようで、「一本の鉛筆」を捧げるように歌われました。
そして、今回の公演タイトルのSayonaraですが…。
日本でデビューされて10年以上経ったサラさんですが、これからは新たに旅立つべく、今回のツアーは日本では当面最後になるそうです。
物事はずっとは続かず、いつかは終わりはやってくるもの…。終盤では無限大に広がる宇宙に想いを届けるように、歌われました。さよなら、さよならと…。さよならの響きが、とても儚く、とても美しく感じましたねえ。
ただ、さよならといっても永遠の別れではなく、またいつか出会える日までのさよならとのこと。今後の御活躍を願うばかりであります。
ワタシが今までサラさんのコンサートに行ったのは2回でした。2回だけでしたが縁あって存在を知って、コンサートに行けたことは大変光栄でした。しばらくコンサートがないとなると寂しくはなりますが、またいつの日か「おかえり」と出迎えることが出来たらいいなあと思います。
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