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トヨタハイエース50周年記念

2018年02月13日 | クルマネタ
広島トヨペットが運営しているCLiP HIROSHIMAにてハイエース50周年記念イベントが開催されたので行ってきました。今月上旬より約1週間に渡り行われていたのですがまったく存じませんでした。最終日になってやっとそのイベントの存在を知って、ようやく足を運んだのでありました。

会場内には往年の歴代モデルが並んでいました。歴代ハイエースの流れを駆け足ながらここで紹介してみましょう。



初代(RH10系)。





トヨタのキャブオーバーワンボックス、ハイエースの記念すべき初代モデルは1967年に登場しました。トラックとは異なる全天候型客貨兼用の本格的なキャブオーバーワンボックスカーとして世に送り出されました。ワゴン、バン、コミューター(マイクロバス)の3タイプをラインナップ、スペース効率や耐久性の高さから貨物車や人員輸送車、さらに救急車やキャンピングカーなどの特種用途など幅広い需要に応え、ベストセラーとなりました。リヤドアは当初はヒンジ式でしたが、後年スライドドアが採用されました。


2代目(RH/LH20、30、40系)





1977年、初のフルモデルチェンジで2代目へ移行。かつての0系新幹線に似た顔つきから『新幹線ハイエース』の名で親しまれました。先代で定評のあった積載性や機能性を向上、ガソリンエンジンに加えてディーゼルが加わったのもこの代からでした。オートマチックもこの代からだったかと。乗用車登録のワゴンはこの頃からパーソナルユースでも注目されるようになり、個人ユーザーの比率が高まりました。


3代目(YH/LH50、60、70系)。





1982年登場。真四角なスタイルに一新され、商用バンと乗用ワゴンの差別化を徹底、特にワゴンはリヤサスをコイルスプリング化するなど構造面も一新(バンは従来通りリーフスプリング)。装備も豪華になりフルフラットシートやデジタルメーター、電動ツインムーンルーフなどなど充実しました。一方、バンはジャストローと呼ばれる平床フロアがラインナップされたのが注目でした。メカニズムではディーゼルのターボ化、4WDモデルの設定もありました。



4代目(RZH/TRH/LH/KZH100系)





1989年登場。豊かな曲面を多用した流麗なフォルムに一新、積載性や機能性を維持しながらより乗用車テイストを強め、安全性も高まっていきました。ワゴンは従来に増して高級感を強め『ワンボックスのクラウン』といっても差し支えないクオリティを誇りました。ガラス張りのルーフはトリプルムーンルーフに進化し、電子制御サスペンション、パワースライドドアなどなど採用。また、SRSエアバッグやABSなど安全装備の充実、4WDのフルタイム化など確実に進化し、幾度もの改良で完成度を高め、15年ものロングセラーとなりました。



5代目となる現行モデルの200系も展示されていたのですが、しかし、初代~4代目に気をとられて撮影するのを忘れてました(汗)
というわけで、あくまでも参考ながら、代わりに以前撮影した営業ナンバーの車両から抜擢して画像を掲載。

5代目(TRH/KDH/GDH200系)は2004年に登場しました。バン、ワゴン、コミューターというラインナップは継承しましたが、アルファードの登場もあり、商用モデルメインにしたコンセプト/機構で登場しました。安全性と機能性の両立、環境性能の向上など時代に即した対応を実施、キャブオーバー型ワンボックスの伝統を引き継ぎながら先進的に生まれ変わりました。また、この代より横幅を広げたワイドボディがラインナップされました。すでに登場から10年以上経過してますが、マイナーチェンジを繰り返すことで完成度を高め、現在に至ります。



ミツビシ エメロード

2018年02月08日 | クルマネタ
最近また投稿が滞っていましたが、ネタがないので過去に撮影したネタから出題…。

画像の車両は三菱がかつて販売していたエメロードです。


登場したのは25年以上前の1992年秋だったかと。同年春にモデルチェンジされたギャラン/エテルナをベースにした4ドアスペシャリティでした。サッシュレスのハードトップの形態のボディを採用し、キャビンを絞り込み豊かな曲面に包まれたスタイリッシュなデザインが特徴でした。機構面でも新開発されたV6エンジン(直4もあり)、4輪マルチリンクのサスペンションなどなどギャラン/エテルナ同様に当時の先進のモノが遺憾なく盛り込まれるなど、とてもゴージャスな作りでありました。
残念ながら、景気の悪化、4ドアスペシャリティ市場の縮小、ひとクラス上のディアマンテと価格帯が重なることもあってか、販売は振るわず一代限りで終了となってしまいましたが…。もともと販売台数は多くはなかったのですが、生産終了から年月が経過してしまったため、路上ではまったくもって姿を見かけなくなりました。

なお、エメロードの名称ですが、エメラルドからの造語だそうです。つまり、宝石のような存在感や美しさをイメージしたんでしょうねえ。



JPN TAXI

2018年01月11日 | クルマネタ
昨秋にコンフォート系の後継となるトヨタのタクシー専用車、JPN TAXI(ジャパンタクシー)が発売開始されました。広島の地でもボチボチと姿を見るようになりました。乗車はまだ出来てないですが、日の出タクシーの車両を撮影できたので掲載してみましょう。なお、広島市内では他に関西タクシーや福助タクシーにも導入されています。





背の高さが際立つミニバン風のカタチで天井を高くし、リヤドアをスライドドア(ただし、運転席側のリヤドアはヒンジ式)にすることで、車椅子での乗車も可能にしたバリアフリーなパッケージングが売りとなっています。
シャーシのベースはシエンタのようですが、耐久性の観点からタクシー用に改良されてるそうです。
そして、パワートレーンはトヨタ車でおなじみのハイブリッド(THSⅡ)ですが、使用燃料がLPGとなっています。
ただ、LPGハイブリッドシステムなどの新機構ゆえか、車両価格が300万円オーバーで、コンフォートに比べるとべらぼうに高くなってるのがネックにはなりそうですねえ…。

これまでタクシーといえばセダン型が定番でした。さて、新しいパッケージング/コンセプトのJPN TAXIは、快適性、使い勝手、保守管理などなど様々な面から、事業者からも利用者からもどのように評価されるのか、ある意味注目といえます。





府中町消防出初式

2018年01月09日 | クルマネタ

遅ればせながら、本年もよろしくおねがいします…。

毎年1月になると各地で消防出初式が開催されますが、1月7日に広島市内から近場の府中町で行われた出初式を拝見してきました。

空城山公園が会場となりました。ワタシが到着したときには式典が行われてる最中でした。







以下、出初式に参加された車両の画像を何点か並べます。
予め断っておきますが日野デュトロはトヨタダイナ/トヨエースの可能性もあり。

消防本部の車両から。
いすゞエルフ、ポンプ車。


日野レンジャー、ポンプ車。


日野デュトロ、ポンプ車。


日野スーパードルフィンプロフィア、はしご車。


日野レンジャー、救命工作車。


日産NV350キャラバン、指揮車。


マツダボンゴ、小型ポンプ積載車。


マツダボンゴ、広報調査車。


日産パラメディック、救急車。


トヨタハイメディック、救急車。


消防団の車両から。
スバルフォレスター。


日野デュトロ、ポンプ車。


マツダの消防車も参加されました。
ただし、マツダ車ではなく日野デュトロですが。



式典終了後は各種公開訓練が行われました。出初式ではお約束といえる一斉放水のシーンを。




駆け足ではありましたが、これで以上です。


おまけ
たまたま何気なく撮影したのもですが、府中町内での路線バスの走行風景。前が府中つばきバス(広島電鉄が受託運行)、後ろが広島電鉄の市内線。





13日前のゑもの(新幹線ハイエース)

2017年11月13日 | クルマネタ
13日前に姿を捕獲したクルマネタを掲載してみましょう。

13日前のある時間帯、街中を何やら茶色い物体が走っていたのが見えたのですが…。
なんと!新幹線ハイエースが現れるではないですか!



トヨタのキャブオーバー型ワンボックスカー、ハイエースはちょうど40年前の1977年にモデルチェンジされ、2代目(H20、H30、H40系)へと移行しました。用途別にバン、ワゴン、コミューター(マイクロバス)をラインナップし、車体長は標準、ロング、スーパーロングの3種をラインナップしました。画像の個体は乗用車登録(5ナンバー)となるワゴンの標準ボディです。
もともと、ハイエースは貨物車や人員輸送車、救急車など働くクルマとして幅広い用途に用いられてたのですが、多人数乗車が出来てレジャーなどでも重宝されるパッケージングであることから、この頃から乗用ユースでも注目されるようになってきました。

なお、この2代目は新幹線ハイエースという愛称で親しまれてました。たしかに言われてみると丸目2灯ヘッドライトを採用した顔つきが当時の0系新幹線に似ていますねえ。

それにしてもクルマの性格上、酷使されて消耗される事が多く、めっきり姿を見なくなってましたが、久しぶりに実動車を拝めました。ミラーとホイールがオリジナルと異なるものの、外観は概ね原型を留めており、茶色いボディカラーもまさにこの型のハイエースの典型的なイメージでありました。