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indigo liner(インディゴライナー)のcafe time blog

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スリーダイヤ3態

2016年02月09日 | クルマネタ

最近見かけた三菱車から3つ出題であります。

初代ミニカ、三菱としては初となった軽乗用4輪です。

軽商用4輪の三菱360からの派生車として登場、元が商用車ということでフロントエンジンリヤドライブという堅実な設計となってました。武骨ではありますが、それだけ信頼性を重視してたといえるでしょう。画像の個体は1967年以降の後期型のようです。


次は時代が一気にとんで1990年代の車両から。FTOです。

FTOは1970年代にもギャランから派生したスペシャリティカーとして登場しましたが、1990年代に入り、ミラージュ/ランサー系をベースにしたスペシャリティカーとして名称が復活しました。当時は話題を集めましたが、もう20年も前の話なんですねえ…。実車を見かけるのも久しぶりでした。
当該車両はV6、2リッターのMIVEC(可変バルブタイミング機構)搭載の上級グレード、GPXのようです。


そして最後はコチラを。ストラーダ、それも国内では短命に終わった2代目が現れるではないですか!

ストラーダはパジェロ系のコンポーネントをベースにしたピックアップトラックでした。丸みを帯びたカタチの2代目はタイからの逆輸入車でしたが、日本国内での販売台数はわずかで新車で販売されてた当時からマイナーだった感は否めませんでした。
ただ、世界規模で見ると、三菱のピックアップトラックは同社にとって重要な収入源であり、現在に至るまで世界戦略車としての役割を担っていることを最後に記しておきましょう。


ミツビシ ミニキャブ5/ミニキャブワイド55

2016年01月21日 | クルマネタ

今から40年前の1976年、ミツビシの軽商用車のミニキャブは同年に実施された軽自動車規格変更に伴いモデルチェンジを実施、3世代目へ移行されました。過去に撮影した画像を並べて取り上げてみましょう。なお、複雑な遍歴を辿ってるゆえ、誤りを記載してるかもしれませんが、御容赦願います。

まず最初に登場したのはミニキャブ5(LO12型)でした。

この年に実施された規格変更は車体サイズ拡大(全長3メートル→3.2メートル、全幅1.3メートル→1.4メートル)とエンジン排気量の拡大(360cc→550cc)が行われました。ただし、このミニキャブ5は車体サイズは旧規格車とほとんど変わらず、全長は伸びてるものの、これはバンパーの大型化によるものでした。エンジンは550ccではなく500cc(2G22型)でした。いわば暫定対応というモデルだったわけです。それゆえ生産期間も短かったのでした。


翌1977年に大掛かりなマイナーチェンジを実施、車体サイズが拡大され新規格にフル対応したミニキャブワイド55(LO13型)へ発展する事になりました。エンジンも上限一杯の550(2G23型)へ拡大となりました。

トラックの初期型、格子状のフロントグリルが特徴でした。しかし、隣のレックスも古参の部類ですな…。


これも廃車体ですが、徹底的に叩き潰されて哀愁が漂います…。



1979年にはマイナーチェンジを実施、フロントグリルのデザインが変更され、表情を一新されました。この頃に営農ミニキャブがラインナップに加わったそうです。

画像掲載を続けます。この型のミニキャブのバンはあずき色が一番印象が強いですね。三角形をふたつ並べた当時のミツビシのMエンブレムが時代を感じます。



1981年に再度マイナーチェンジを実施(LO15)、この頃からワイド55の名称は外れて単にミニキャブに戻ったようです。エンジンは2G32型から発展型のG23B型へ換装。その後1982年にはフロントグリルのエンブレムがMマークからMMCのロゴに変更されました。また、ミニキャブ初の4WDモデルもラインナップに追加、雪国のユーザーや農家などから重宝されました。

ここからは1982年以降のモデルを掲載します。当然といえるでしょうが、やっぱり後期型が残存数が多いです。

バンの豪華仕様のエステート、後年登場するブラボーやタウンボックスの始祖といえるでしょう。


バンの4WDです。4WDは地上高がアップされる他、ホイールが12インチへ拡大されてます。


トラックのスタンダードな2WDモデル。


こちらは営農ミニキャブ。


トラックの4WDモデル。隣のデリカもこれまた珍品です。



1984年には次世代モデルとなるU10系に移行して任期を全うしました。当モデルは数年の間に目まぐるしい変化と進化を遂げ、小さいながらも世の中の物流を支えてきました。地味な存在の実用車だからこそ、今一度その存在をクローズアップしてみた次第であります。


2015最後のクルマネタ

2016年01月07日 | クルマネタ

年末に捕獲したクルマネタ(一部バスネタも)から出題します。

まずは…、いきなりC31型ローレルが出現しました!

ニッサンのアッパーミドルカー、ローレルの4世代目となるモデルです(1980年~84年)。後期型でドアミラーであることから1983年~84年頃の年式でしょうか。ボディは4ドアハードトップでモデル末期に投入された特別仕様車グランドエクストラです。エンジンは1.8リッター?2リッター?


次は…。初代のマツダのキャロル(1962年~70年)がいきなり路上に出没するではないですか!

旧車イベントでは見かける機会が比較的多い車種ですが、路上で走る姿を見るとやっぱりビックリしますねえ。現在のクルマと比べてはるかに小振りなサイズです。当該車両は前期型で、ツートンカラーやサイドプロテクトモールが装備されてる事をみると、上級グレードのデラックスのようです。


次、RCCのラヂオカーのプリウスが出現しました。

この日は昼間にも某所でお会いする機会があったのですが、わずか2時間後に路上で再度遭遇したのでした。よいお年を!と挨拶しておきながら、同日中にまたお会いするとはビックリでした。レポーターのみなさま、その節はありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

※ラヂオカーは自家用ナンバーですが、見た目から所有者が明らかですし、登録番号も周波数の数字を選択しており、隠す必然性がないため画像処理はしていません。

なお、ラヂオカーの横に写ってるバスは日本交通のメリーバード号(広島⇔米子線)の運用に就いてた高速車です(撮影時は回送中でしたが)。併せて掲載します。

鳥取200か395、社番085、三菱ふそうエアロエース、2009年式。




7日前のゑもの(トヨタ スプリンター70 1500SE)

2015年11月30日 | クルマネタ
場所や撮影時間帯は伏せておきますが、超コアなクルマネタです。

先日、某所にいたら白い四角い物体が目に入りました。


をゐ!!ちょっとまちんさいや!アンタ!!


何の前触れもなくスプリンターが現れました!通算4世代目となる70系(1979年~83年)です。


当該車両は前期型で、1.5リッターエンジン搭載の上級グレードのの1500SEです。同じ70系でもカローラはまだそれでもなんだかんだで見かける機会はあるんですが姉妹車のスプリンターは近年まったく見た覚えがなかったので心臓止まるかと思いましたわ!

後姿も掲載します。


カローラとの違いは主に外観デザインで、4ドアセダンに限っていえばボディ外板のプレスの形状やリヤドアのサッシの形状が異なる他、フロントマスクの表情が大きく異なり、前期型では丸型4灯ヘッドライトのカローラに対してスプリンターは角型2灯式となります。フロントグリルの形状もスプリンターは逆台形です。カローラよりもちょっと上級でスメ[ティな雰囲気となります。リヤビューのデザインも差異があります。


参考までに同じ70系のカローラはコチラを参照されたし。
http://happy.ap.teacup.com/indigo-liner/642.html



いすゞ ニューパワー

2015年11月21日 | クルマネタ

いすゞの大型トラック、ギガが最近フルモデルチェンジされ、2代目へ世代交代されましたが、ここではギガの御先祖様となるニューパワーにスポッを当ててみましょう。

ニューパワーはそれまでのTD/TP型の後継モデルとして1972年に登場、1970年代~80年代前半のいすゞのフラッグシップとして君臨しました。カーゴやダンプ、消防車など豊富なラインナップで幅広い需要に応えていましたが、さすがに近年はタマ数が激減してしまい、姿を見ることが少なくなってきました。数少ないながらも撮影した画像を並べてみましょう。さすがに前期型の画像はありませんが。

ゴリラ顔といわれた中期型のV10SSの重機台車、V10SSはV型10気筒エンジン搭載モデルの大排気量/高出力仕様となります。


同じくゴリラ顔で、こちらは企業の自衛消防車です。V10のエンブレムがないのでエンジンは直6?


ロボット顔といわれた後期型から、ワタシが撮影できてるのは重機台車ばかりですね。V10SS。


こちらもV10SSの重機台車。クレーン付きですね。


最後はコチラ。またもや重機台車ですが、しかし、こちらは12気筒のV12SS!ダウンサイジングが進む21世紀の現在では考えられないマルチシリンダーのエンジンを搭載です。



1983年には世代交代され、後継モデルの810シリーズに移行、さらに1994年にギガに生まれ変わり、いすゞの大型トラックの系譜は現在につながっていくわけです。