DD51のいろいろ

2011-01-06 | 鉄道模型

我家にIMONのD5170とDD511077が入線しました。


出来心でエコーのウェザリングブラックをラジエーターファン近くにこすりつけてしまいました。

D5170は所属区名板は「追分」ですがその直前の小樽築港時代が長かったカマです。

小樽築港仲間と言っても良いと思います。

ただし1974年3月にはD5170は追分に転属しており、DD511077が新製配置で小樽築港に来たのは1974年7月2日ですから同じクラに居た事はないようです。

小樽築港のDD51は殆どのカマは機関士側ボンネット先端に「スピーカー」を付けています。
DD511077はこのスピーカーを装備していないという変形機です。
変人の中に一人普通の人が居る・・・それを変人と呼んで良いなら変形機です。
スピーカーをパーツとして作りたくなかったから1077号機を選んだに違い有りません。

私ならスピーカー付の方が面白いと思うのですが。



さて、我家には実は既にDD51が居ました。
クマタのHO1067 DD51「1052~」です。


箱の大きさの比較です。

クマタの箱は特に大きいわけではありません。
289×72×126 2,621.808立方センチ。

IMONの箱は17M級用の箱です。
229×63×48 692.496立方センチです。 体積比は実に3.8対1です。


最大の問題は軟質ウレタン(スポンジ)を使って居ることです。

軟質ウレタンは必ず数年~数十年で溶けてしまい、中に収納した車両を侵します。

軟質ウレタンを使った箱に入った模型は早晩「元箱」を失う事になるのです。


IMON(A寒地仕様・シンガーフィニッシュ)と並べたクマタB寒地仕様です。

ナンバープレートも貼っていないですね。 カプラーも自分で工面しなくてはいけません。


真上から見た両機。

ボンネット上面をエッチングで済ませようとするとDD51はつまらない模型になると思います。


↑同梱されていたナンバープレートですが、配置表で見る↓と全てA寒地の機関車じゃないですか!


この時点で暗雲が漂って来ました。 使えないナンバーであることに加えて字体も変です。


16番(1/80 16.5㎜)の「余りパーツ」に救いを求めます。

このDD51はHOスケール(1/87)なのでこれらの「余りパーツ」は少し大きいですが番号が出鱈目よりはずっと良いです。


こちらはカツミのDF50のパーツでしょうか・・・・


だるまやのDD511193[福知山]に決めて、右下のようにヤスリで削ってスリムにします。

だるまやのプレート、ELやDL用は1/80で作られていると思われます。
1/87への転用はギリギリセーフかなと思います。

蒸機用は16番モデルが概して1/80では出来ていないため、バランスが取れるように1/76程度で作られて居ますので転用はまず不可能です。


貼る前の姿です。


貼りました。

五反田工房に頼んで表記類インレタやエンドマーク、タブレット防護柵等を貰って貼り付ければ可成り良くなるかもしれませんが其処までする模型ではないと見てこれで観念致します。


登録はしたものの、最初から「休車」扱いですので連結器は派生品のケーディー#711を使います。

連結器取付ビスの位置を間違っているので連結器が内側に入りすぎていて、相手によっては連結不能です。

クマタDD51同志の重連は直線でも不可能です。


それらしき姿になりました。

重量は

クマタ415g IMON485gです。



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