一番手強い前面の番号付が終わったので側面へ
トレジャータウンの「6」と「5」の離れた金属インレタですが、そこに手をつけるのが難しく・・・バラバラだと文字間が開き気味にしか出来ないのでこうなってしまいます。
EF65515は、前面のナンバーは3桁では5が必ず中央に来るので番号全体が左に寄っています。 そして側面では全体が中央に来るように配置されていますので5はほんのわずかですが右に寄るのです。
そんな微妙なところも表現したいところですが、金属インレタはそんな微妙なところは表現させてもらえません。
糊が強い側の紙の台紙が外れた途端にすぐに貼り付くからです。
作業していてあまりの塗り分け線の汚さに、今更ながらエナメルで調整する気になりました。
前回使った組み合わせ、フラットレッド、フラットブルー、ミディアムブルーです。
マスキングもされています。 混ぜ合わせた色はこんな感じです。 もちろん一発ではなく微調整を繰り返してます。
あれっ・・・って色が気に入らなくてティッシュで拭い取ってしまいました。
今度はフラットブルーをやめてロイヤルブルー、クリアレッド、フラットホワイトが加わりました。 一番近いミディアムブルーは最後に入れる色にしました。
手が痛いと思ったらこんなトゲが刺さっていました。
長さは1mm余りです。
塗りました。
マスキングテープを外したところです。
マスキングテープは早く外すほど良いというふうに聞いています。
だから作業は他の部分で始めます。
EF65515JR貨物色の所属は高崎です。
IMONの区名札は、高崎は[高一]でしたので高松を当たったところ、文字が違いました。 高崎は梯子段の高でした。
IMONの1/80レタリングは「 #16 」と書いていますね。
パンタグラフと同じでこのレタリングも「縮尺があってゲージが無い」商品ですから「 #16 」ではなく「 J 」としなiいとダメですね。 13mmの人に怒られてしまいます。
ところで、[高]のハシゴ段有りました。 音羽工房です。 取り寄せ中です。 でも黒地に白文字の立派なレタリングなので枠内を黒く塗る必要はなかったですね、
枠内を黒く塗るのはイモンのいつものならい癖です。
新しい塗り分けの反対側、転写しました。 「65」に引きずられて少し開き気味ですが、金属ではこれが精一杯。
塗り分けサイド、まだ速すぎているかもしれません。 急いでいるので仕上げよりスピードです。
JR貨物やれるかな・・・と思った根拠は我社の工房に製品に使った残りがあるのではないか・・・! と思ったのですが、ありました!
イモンがやるからにはそれぐらいのことはしないとダメでしょう!
1/87ですが、「有り無し」の問題ですから。
FREIGHT を転写して外します。
FREIGHTだけ金属の切文字だから銀にしないといけないのです。
メンディングテープで固定して転写しましたが、メンディングテープで黒Hゴムがやられています。
こういう弄り回し作業が終わったら描き直しかもしれません。
銀のFREIGHTを転写します。
ありゃ、太くなってしまいました。
理由は、クロマティックではないのではないか?と疑ったから、いや本ちゃんのインレタと思って擦ったからです。
そのまた理由は銀色のJR貨物ロゴの「JR」を外そうとした時、軽く転写できずに強く擦らないと転写できなかったからです。
しかし反省してみると、もう少しツルツルした平な面に転写すべきでした。
メンディングテープ一発で外すことが出来ました。
写真はないですが、上手く転写できました。(他の工程でどうせ出ますので省略)
左は “ J ” スケールのボナファイデプロダクト、右はIMON製品“HO”スケールの製品用レタリング、全検マークATSマーク換算両数が一発で転写できるようになっています。
IMONの方がでかいのでそちらを採用します。
こちら“ J ”スケールなので別々に転写しないと“JR貨物”銘板が窮屈になってしまいます・・・あれっ?よく考えてみると銘板もIMON製品用で“HO”だったかもしれません。
二位側
一位側
銘板を磨き出します。
大きな木片同士で丁寧に磨きだしました。
ランナーから外した銘板(右)とヤスリで整えた銘板(左)です。
裏にゴム系クリアを塗って、出過ぎて下に寄りすぎていたので指先で調整したところです。
この感じでまったくはみ出さずGoodでした。
やや汚いサイド
やや綺麗なサイド
明日は“たぬき”だから作業はないです。 今日のうちにオーバーコートまで行く腹づもりでしたが残念!何も持って行けません。