C59運転教室

2022-11-14 | 国鉄時代

京都“お花坊”の朝ご飯 お味もボリュームも洗練度も素晴らしい!

梅小路蒸気機関車館 今は名前が違うのかもしれません。 交通科学館ではないですよね。

うわっわんちゃんがいっぱい。 ブリーダーでしょうか。

蒸気機関車館の入口に並ぶ蒸機愛好者たち

あっという間にこんなにお客さんが並びました。

C59164の運転台にて、この機関車に実際に乗務していた宇田賢吉さんによる蒸機運転講座。

まず

「閉める」から始まります。

助士が喚呼しギアを中立にして加減弁を閉め、バイパス弁を開けます。

ブレーキ操作はもっと上級編ということで次は発車に至る手順

バイパス弁とドレーン弁は閉めるの位置にしっかり(前方に)押す

締切を前進85%にセット

出発信号機の進行現示を指差し確認し

「出発進行!」の喚呼

発車合図を駅員から貰い

「発車!」

ブレーキ弁(自弁)を操作して客車のブレーキに対してアクションを加えてブレーキを解放します。

加減弁をわずかに開ける

まだ動きません。

発車合図の汽笛吹鳴

シリンダー蒸汽圧が3〜5キロになったところで列車はゆっくりと動き始めます。

加減弁を開いていきます。

ドレーンを切ります。 ブラスト音3回分!

この後の操作はシリンダー蒸汽圧計が13キロになるように締切%を絞りながら加減弁を開けていきます。

速度が時速40キロに上がったあたりから加減弁満開。 前進ギアの締切と速度の積が1800になるようにして加速していきます。

40㌔ 45%

45㌔ 40%

51㌔ 35%

60㌔ 30%

72㌔ 25%

90㌔ 20%

赤いポロシャツはJAMの鉄道150年、1号機関車原形のポロシャツです。

前後進ギアは右回しが前進、左回しが更新に向かいます。

前進85%位で発車して徐々にニュートラルに近づけていきます。

ギアの位置が見易い目盛が素晴らしいです。

砂を撒く時は少しずつ、なぜなら砂撒管にエアが送り込まれすぎると踏面から砂が飛んでしまうのだそうです。

ギアも加減弁ハンドルも固定されていて動きませんが手取り足取り教えていただきました。

通り掛かりの若者にシャッターをお願いして記撮です。

助士席からの視界確保のためなのか清缶剤送入装置のところのランボードが一段下げられている特徴的なC59164。

投炭訓練と評価のための練習用火室“投炭練習機”。 JAMでこれをやろうという企みのために大山さんと見学に来ました。

一回終わると火室に踏み込んでキャブに石炭を戻し、それが終わるとキャブ床から炭水車想定の高い炭庫に戻す過酷な作業が待っているそうです。

C621の清缶剤送入装置の設置具合

同じくこれはC6226のもの

C6226のシリンダー、シリンダー外板とランボードにこれほどの大きな段差があるのですね。 16番では土台無理です。

C59まではランボード総幅が2610mmだったものがD52C62は2800mmなのでこういう激しい段差ができてしまうのでした。

中を見せてもらえないC6226キャブの中をノーファインダーで狙ったもの。

ロストワックスじゃなくて本物

ボイラーケーシングをボイラーに対してどうやって固定しているのか?

新幹線で早めに帰京しました。 人間が被った。

SSラインを抜き去るところ。

被った瞬間!

何しろこのブログこそイモンなのかもしれませんがこの書き込む重労働に参っているイモンです。

模型工作の進行とどちらを選ぶべきか???