細谷雄一さん×呉座勇一さん対談

2018-08-25 | 政治・経済
朝日新聞というのは「読むに堪えない」ものと感じています。

親父殿と昔決めたことがあります。

→ 親父殿が読売新聞、私が朝日新聞をとって読む。

→ なにか興味深い記事があった場合は伝え合う。

となりました。

ず~~っと朝日新聞を読んできたのですが、記事があまりにも偏向が酷く、読むには耐えられませんでした。

新聞は『報道』が使命であるはずです。
なのに『報道』ではなく『社会主義革命』が使命だという事を紙面の端々に感じさせるものでした。

(よく朝日は「社会主義真っ正面」とか言われますよね)

もはや新聞とはいえないものだと思います。(赤旗が新聞なら朝日も新聞ですが)

今日もこんな記事が・・・

https://www.sankei.com/politics/news/180824/plt1808240031-n1.html

朝日新聞は「慰安婦を強制連行した」という捏造記事を掲載し今に至るも日本人に災いをもたらしています。

朝日新聞に3人の友人が居ますが、朝日新聞というだけで‘IS’と似た恐怖感を感じる事は否定できません。

そうは言っても朝日新聞の良かったところ

① スポーツの記事が充実しているところ・・・私は「スポーツ新聞」と呼んでいました。 (大好きな高校野球を主催しているし)

② ラグビーを大きく取り上げてくれるところ

この2点だけは良かった!
しかしとうとう「不快」に耐えられず読売に換えてしまいました。
親父も何も言わなかったので仕方が無いと感じていたのでしょう。

(陰謀論的に言うと、そもそも2紙の中で朝日新聞チェックをヨシヒロに押しつけたのは親父の陰謀である事は否定できないと思います)


ところで最近気になる記事が読売新聞に載っていました。

8月20日朝刊です。



細谷雄一さん×呉座勇一さん対談というものです。

陰謀論叩きが目的で書いているのかなと思いますが、気になったので此処で取り上げておきます。

ご本人たちの耳に入ったら嬉しいなと感じながら書きます。

気になった部分とは「対米従属」という言葉です。

私は

「日本は属国である、独立国ではない」

といつも発言しています。

あまり反論する人も居ないので多くの人が「その通りだ」と感じている事なのでしょう。

というなかで、この文章の中に見られる

「対米従属」であれば「ここまで対日貿易赤字が拡大する事も無いはず」

と言う部分がお粗末に過ぎます。

むしろ、米国は大切な属国に対する優遇を提供している・・・・それが日本の国益には叶っているとしても日本国民の不利益になっているのが常々のイモンの不満です。

ですから、偉そうですみませんが、イモンとしては噴飯物の論議です。

されど
「日本は米国の属国ではないかも」と感じる部分も多いです。

それに答えたのが、既出ですがこの本↓です。



此処で言うのは右側の『知ってはいけない』の方です。

『対米従属』は見当違いである。

『対米軍従属』が正しい。

ということです。

米国は、日本をどのように意識しているでしょう?

属国として意識していないと思います。

大統領になったドナルド・トランプが当初、日本独立容認発言するほど属国として意識はしていません。

しかし現在でも日本は米軍の占領下にあって独立国ではないのが現実です。

対米軍としては(米軍基地ではなく)日本全国どこでも日本の入国管理と無関係に出入り可能な占領地に過ぎないことは「単なる事実」です。

日本の社会の世論を注視しながら注意深く統治しているのは日本の内閣では無く「米軍+日本の官僚」というのも恐ろしい現実です。 それは日々の報道をみていけば現実らしいことを納得せざるを得ません。

これだけ航空運輸が発達しても米軍は全てに対して優先し、横田管制空域を毎日数百便の航空機が避け、時間と燃料を使って迂回しているのも知られた事実です。

この細谷さんが幼稚なのは「米国」と書いている事で、米国と米軍は同じ様で「違う」事がまだ判ってない(勉強不足)ところです。

もっと情報を収集してからこうした発言をするべきです。

浅い!軽い!

(実際に悪いのは「この書き方」を希望した「読売新聞」であり細谷さんでは無いかもしれません)



ちなみに、この「読売」の対談で「良質」としている種類で「これかな」と思うのはコレですが、明治期大正期など戦争よりも前の内容は素晴らしいのに本の「題」になっている「なぜ戦争することになってしまったのか?戦争を選んだのか?」という重要な部分では完全にはぐらかされた感じで解りません。

はっきり言えば「逃げて」います。



この本がもしかしたら批判の対象なのかもしれませんが、細谷さんはこれも「読んでいない」と感じます。

イギリス人記者が「当時流れた通信内容から裏ではこんな事が行われたのだよ」と言っている内容です。 こういった本の著者に内容を確かめるべきでしょう。

この本は内容が解りやすく読みやすいので此処でイモンが取り上げますが、もっと内容が多く、読み難く、難しい、スタンフォード大学内のフーバー研究所によるフーバー大統領の回顧録を読んでみるべきでしょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%83%BB%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%83%BB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

日本に対して戦争を強要したかった事情を持つ米国の話は置いておきましょう。

なぜ日本人が戦争に向かって行ったのか?という疑問は全然消えません。





と言う中で、この本が素晴らしいです。

なぜ戦争になったのか?

日本は何処で驕ったのか?

どこで道を踏み外したのか?

軍備強化は正しいのか?

とっても解り易かった!です。

どんな考えを持つ人でも是非読んで欲しいです。 良い本だと思います。