D5186[深]

2011-10-18 | 鉄道模型
C57154を仕上げる際にテンダー台車の振り替えを行ったD5186についてレポートします。

そもそもD5186仕上げ作業を行ったのは2011年3月初めごろです。

既にC57キットが発売され、それもフェニックスに持ち込まれていた時期です。

D5186は給水加熱器が煙室前端上部に移動されたD51の最初の一台です。

D51の改良を目的に浜松工場で試作された86~90は半流と同じキャブ、テンダーを持つ「標準型ではない」「標準型のように見える」機関車です。

これら試作機の後のD5191~100は半流形です。

そのD5186を(標準型の)板台枠のテンダー台車を付けて仕舞ったのは「うっかり」でしょう。


テンダー左側は塗装にゴミはあまり見られません。


右側は割合に多いです。

カッター削りの出番です。


一方、通電が必要な部位はキサゲ刷毛で研きます。


そして黒染研きをしておきます。




この頃はカッターで埃を削るだけで、1000番のサンドペーパーは使って居ませんが程々綺麗になりました。


このD5186に於ける問題点は「汚し吹き」の塗料配分が最後の台車吹付け時に足りなくなって仕舞ったことです。

結局C57二次型とのテンダー交換時に追加吹付をして解決しました。


石炭は他社の「粒が不ぞろい」で「(1/80にしても)大粒すぎる」石炭を下敷きに使って(IMON石炭を節約して)積みました。


D5186は昭和49年のプレートシリーズに無い為「切り継ぎ」で作ったものを使っています。



昨日これらの写真の撮影をしました。












此処で使われているテンダー台車は「改良型」と言えるC57用です。













未作業のD51の数も徐々に減ってきましたので一気に仕上げようと企んでいます。