2024/02/22放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は、「神のわざを行う為に」という題でお話ししましょう。
では初めにヨハネの福音書6章28節と29節を口語聖書でお読みします。
「そこで、彼らはイエスに言った、『神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいでしょうか』。イエスは彼らに答えて言われた、『神がつかわされた者を信じることが、神のわざである』。」
さて、「神のわざを行う」とはどういうことでしょうか? イエス様に質問した人々も「神のわざを行う」ということばの意味を十分わからないで言ったのではないでしょうか?
神のわざを行うということは、あのこと、このこと、というさまざまなことを実行しなければならないと彼らは考えていたようです。
すぐ前で、イエス様が人々に「朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る食物のために働きなさい」と言われたのですから、人々は「では、神のわざを行うために私たちは何をすべきでしょうか」と質問したのは当然でした。イエス様が、神のために働け、とおっしゃったからです。「では、神のわざを行うために私たちは何をなすべきですか?」
するとイエス様はこう答えられました。「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが神のわざです」
「神が遣わした者」とは、今、人々の目の前にいるイエス様のことです。私たちが神のわざを行うために、私たちがなすべきことは何か。それはまず、神の独り子救い主イエス・キリストを信じる信仰です。天の父なる神様がお遣わしになった神の独り子イエス・キリストを受け入れること、これこそ私たちにとって最大の神のわざを行うことではないでしょうか?
「信仰がなくては神に喜ばれることはできない」と、聖書のへブル人の手紙(11章6節)にあります。私たちはまず、信仰によって日々の生活を営んでいくことが大事なことです。
列車の旅に例えるなら、まずイエス様を信じてイエス様が操縦する列車に乗り込みたいのです。そして、列車の旅の喜びや悲しみということを味わっていくことができるのではないでしょうか。
ですからまず、神の子イエス・キリストを信じる信仰から一日を始めてまいりましょう。
( PBA制作「世の光」 2024.2.22放送でのお話しより )
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