世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。
さあ今日の世の光は、まず皆様からのお便り紹介です。北九州市門司区にお住まいの松田さんからいただきました。
「大平洋放送のニュースレターで、先生が体調を崩しておられる、とありました。大丈夫ですか? 早くお元気になってくださいませ。」
松田先生、もう私は大丈夫。ありがとうございました。
さあ今日の福音の四季のメッセージです。新約聖書テサロニケ人への手紙第一 5章17節。
「絶えず祈りなさい。」
この聖書のことばを読むたびに思い起こす二人の人のことがあります。一人は、今は亡き、私の良き先輩牧師、安藤仲一先生のことです。
先生が茨城県真壁町の天幕集会へ行かれた時のことです。雨の中での集会でしたが、満員の聴衆で、素晴らしい集まりでした。教会に帰ってきて休ませてもらい、朝までぐっすり。ところが目が覚めてみると時計がありません。寝る時、手からはずして枕の下に置いたのに。布団・敷布・枕と全部押し入れにしまいました。そこを捜してどこにもありません。「絶えず祈りなさい。」という聖書のことばを思い出して、座りこんで祈りました。するとしまいこんだ枕カバーの中から、ころっと時計が出てきました。
もう一人は、すでに亡き、私の母のことです。裁縫していて糸の先についたまま針が見当たらなくなってしまいました。「神様、針が見つかりません。人様に怪我をさせるといけません。針を見つけさせてください。」母は祈りつつ捜しました。見つかりました。
安藤先生、例のユーモアで一言。
「何ごとも 祈るがカチカチ」
時計の音からの一句でした。
聖書のことば
「いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」
テサロニケ人への手紙第一 5章16、17、18節のことばです。
それではまた聞いてください。
(PBA制作「世の光」2007.07.18放送でのお話しより)
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