写真は竹細工のカマドウマ。全長数センチ程度の大きさだろうか。
後輩のT.M君の作だ。
T.M君はサツキの盆栽で、県知事賞を受賞したことがあった。このブログで紹介したことがある。
その彼が、この頃、竹細工に凝っているらしい。
写真のカマドウマは彼の最新作。かなり精巧にできている。
カマドウマ(竈馬)はバッタ目カマドウマ科に属している昆虫。便所コオロギとも呼ばれている。
このほかにも、鈴虫やオンブバッタなどがある。
材料は孟宗竹、真竹、黒竹など。燻し竹(囲炉裏の煙で色づいた屋根裏の真竹)がよいようだ。しかしこれは、なかなか手に入らない。
お手本はインターネットでも検索できる。彼の場合は昆虫の写真集をモデルにしているようだ。
所要時間としては、通常は2時間程度。写真のカマドウマは特に念を入れたので、3時間ほどかかったらしい。それにしても、3時間でこれを細工するのだから驚いた。
道具としては、電動ルーター(竹に穴を開ける)、ナイフ、紙ヤスリ、糸鋸、ピンセットそのほか。8000円程度で揃うとか。
私も挑戦しようと思った。思ったまでは一応思ったが、とても手に負えるものではない。私は生来の不器用者。こんな細かい手作業はできっこない。早々に諦めた。
サツキの盆栽でも驚いたが、竹細工の見事さにも舌を巻いた。
人は見かけによらぬ。こんなことを言ったら、TM君は怒るかもしれない。
しかし、「見かけによらない」ものを沢山持っていた方がいい。人生を幅広く生きられる。
別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いております。
ご覧いただけると嬉しいです。
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覚えていますよ さつきのこと
このカマドウマに見入ってしまいました。
キットで作ったのかと思ったのですが、すべて手作りなんですね。
それも短時間で作られる
見事ですね。
恐れ入りました。
それにしてもよい趣味ですね。
最近
このカマドウマ見なくなりましたね。
懐かしいです。
サツキの盆栽、覚えていて下さいましたか。
その彼のカマドウマです。
こんなものを短時間で作るなんて、どうかしているのではないかと思いたい。
とてもいいヤツなんですよ。
凄いですね
今にも、ぴょんとはねだしそうですよ
見れば見るほどよくできていますね
3時間くらいで出来るなんて信じられないような仕上がりです
尊敬します
竹細工に 見惚れてしまって コメントを昨日の 菜の花のところに書込みしてしまいました。
やはり 集中力が欠落 とても このような 精巧な作品など ため息が出ます。
浜辺の小山も己自身もカマドウマも突き詰めれば孤独そのものですね。
「孤独に慣れろ」とは誰が言った言葉だったでしょう。時々思い起こす言葉です。
孤独を楽しむことが出来るように、打ち込めるモノを持っていたいですね。
それにしても、このような精密な作業をできるなんて、そう居るものじゃないですねぇ。
カマドウマ!?
初めて聞く名前ですが、精巧に出来てますね!
手先が器用な人は羨ましい限りです。
父が趣味で竹を切って、湯に漬けてならして細工物をしてました。
ひご、ザル、花かご、背負い籠、箒など。
ほとんどを学校や施設に寄付してしまって。
形見は少しだけ残ってます。
とにかくよくできているのでビックリしています。
通常は2時間で仕上がるそうですが、カマドウマは時間が余計にかかったそうです。
確かに凄いですね。
私はいつも集中力の欠如です。
よくも自動車事故を起こさないものだと感心しております。
ギリギリのところでセーフになっているような感じです。
精巧な出来ですから、よほど器用さと集中力がないとできないと思います。
時間的な余裕も必要なのでしょうね。
孤独に強くないとキツイ世の中のようです。