新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

焦るな安倍チャン

2007年06月17日 10時33分00秒 | 政治・経済

 予想通り、年金問題はグチャグチャだ。何が何だかさっぱり分からない。次から次と、新たな情報が出てくる。野党議員が、さも新事実を把握したかのように言っているが、とんでもない話だ。野党が示してくる新事実は、「真の実態」の一断面でしかない。解決策を論ずるための必要な「真の実態」ではあるまい。
 しからば、真の実態ってなんだ?問われても、答えようがない。おそらく社会保険庁ですら、掴んでいないのではないか。
 社会保険庁はもはや死に体なのだ。「やれないものはやれないんだ。どうにでもしてくれ!」とでも言っているのかもしれない。
「年金問題」は、「参院選」から切り離して論じないと、混乱するだけ。このままでは、実態からかけ離れた机上の議論となり、挙げ句の果ては、「取りあえずの対策」でお茶を濁すことになりそうだ。
テレビの前の与野党の議論は、まったく見苦しい。茶番だ。大きい声でやっつけたほうが真実だとでも言うのか。国民を愚弄するな。もっと沈着に、理路整然と説明する態度を求めたい。あなた方は国会議員なのだ。小学校のホームルームよりも愚かしい姿ではないか。
「参院選」の争点から、「年金問題」を切り離したらどうか。衝動的な手柄の取り合いを競演するのではなく、じっくり議論する「プロジェクト」の発足を提案したい。選挙向けの手柄の取り合いではなく、「真の実態」をふまえた論議を進めて欲しい。いまのまま進のであれば、私は「参院選」を棄権する。
 なんのかのと言っても、現段階で官僚を制御できるのは、与党しかあるまい。
与党の若手が、膝詰めで野党の若手と議論しながら、一つ一つ詰めて行ってほしい。「ぶっ壊し屋」の小沢一郎が加われば、政局論にしか向かない。
 今必要なことは、政局論ではなく、具体的な「収拾策」なのだ。
  焦るな、安倍チャン。じっくりやって欲しい。

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