農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

ちょっと休憩、自宅の風呂釜について

2015-02-06 11:10:04 | 日本不耕起栽培普及会

私は風呂釜について長府の灯油とマキの兼用の釜の2代目であるが使っている。農村部で煮炊きとかにマキが使えるのは大変助かっている、太陽熱利用で最新式はオール電化の宣伝があるが、どうも賛成しない。東電に協力している感覚になる。私はもともと素直な人間でないかもしれない。息子からは温湯式のシャワーの使える風呂にしろとか、洗物にお湯が使えるシステムにしろとか言われる。最近は奥原さんが多古で杉の倒木が出たとき丸太にして、チェーンソウで輪切りにしてくれた。地主さんが露天で燃やしてしまうというをいただいたものです。

風呂焚きに木材を使うと木のぬくもりが体に伝わってきて同じ水であるが灯油だけで焚いた時とは全く異なる。これは遠赤外線効果かもしれないし、矢尾板さんのイオン水のマイナスイオン効果が関係しているかもしれない。とにかく我が家ではこの家を新築してから30年にるが灯油との併用で長府の風呂釜のお世話になっている。ちなみに夫婦2人であるから風呂の水は2日に1回取り替える方式で2日目には勝美が洗濯の水に使っている。洗剤は使わず母親シャボンを使って環境に配慮した生活になっている。


明日は旧暦で12月16日満月であり立春

2015-02-03 19:35:54 | 日本不耕起栽培普及会

旧暦では10,11,12月が冬、そして満月と立春が重なるのもめずらしいそうである。この間満月にむかっては種を播き、苗が育つということで、雑草の生育を水田で観察していた。昨日、今日の天気、気温、地温を見ていると5,6度であるが昼間は水田周りでも暖かさを感じるのか、水田の中の雑草を見ているとこの時期確実に育っている。水の入っていない染井の水田では盛んに雑草が伸び始めている。月の満ち欠けが植物の生育と密接なかかわりを持っているのだろうか?乾いた畑ではかえって雑草はまだ発芽できないが水がある水田ではこの寒中のさなかでも確実にのびだしている。

スズメノテッポウ、セリ、ナズナ、キツネノボタン、キシュウスズメノヒエなどの芽生えを観察できる。


4,5年前までの香取・藤崎水田でごく普通に観察できたのに

2015-02-02 08:54:12 | 日本不耕起栽培普及会

オリザの水田脇の側溝に水田から落ちるトビムシを観察するのが楽しみだった。あそこに行けばいつでも観察できるというポイントであったでも今はいない。水田の作業効率をあげるために22aの水田を下の2枚の水田と合わせて1ヘクタールにまとめ、合わせて水田の高低を調整した。4,5年の作業であった。この間どうしても水田の土を耕し、いわゆる自然度がうしなわれた。ここのイネ株周辺には生息しており、枯れたイネ株をたたけばトビムシが水面に落ちてくるが、かっての何億,何兆、何京の数の集団は観察。やはり岩澤信夫さんが生きている頃の環境を再現するのは難しいのかなとかんじている。小規模の多古の桜宮自然公園の水田ではあのトビムシの集団はむりである。

 
トビムシは稲わらを分解、藻類に替える

虫見版による観察で8月中旬頃から稲株周辺で観察できるが宇根豊さんは{ただの虫}で終わらせている。これはトビムシが果たしている役割についてきずいていないのだと思う。森林の林床の落ち葉...
 

 


米農家がピンチ!週刊朝日が告発14年11月7日号

2015-02-01 09:59:47 | 日本不耕起栽培普及会

高崎発で農民連の木村一彦さん(67)は昨年過去に経験したことのない事態として1つは小麦を収穫したがキロ10円1俵600円だったのには驚いた。ラーメン1杯680円の時代にである。コメも同じである。コシヒカリ6000円キロ100円500ミリの2本分と水1本が同じとは情けないはなしである。もう1つは2月の豪雪であった。ハウスは軒並み潰れた。こんな中で地元群馬では米生産農家1人は30台の脱サラで規模を拡大しつつあった青年が昨年1月に行方不明になり、遺体となって発見、経営拡大をめざし28haまで増やしたが補助金が絶たれ亡くなった。8月に亡くなったのは60台15haの米農家、ハウスが豪雪でつぶされ米価の低迷で展望を失い首をつって自殺した。

この先TPPに突き進み、安い穀物が輸入されることになると自国での米生産が危なくなる。安定した中堅の米農家が存在できて、その周りに自給的なXの定年自給のX集団が存在する。