里山の日当たりの悪い天井田、下から3枚目11年目の不耕起栽培・冬期湛水田、もみ殻堆肥少々とクンタンを秋のうちに散布,切わらも水田に戻してある、スズメノテッポウとナズナがでている。落ち葉も自然にたまる。多少の肥料分が効いているせいかスズメノテッポウも大きく育っている。でも不耕起であるから、岩澤さんは「拾い草」程度で軽く除草できるということである。と案内している。また湛水することで周辺の山地で生活していたカエルが冬眠から覚めて水を求めて産卵にやってくる。その時のカエルたちは極めて行動的で、香取の藤崎水田でも一目散に水田をめざして突っ走る。天井田では周りに池があり、水田がありそこに水があるということであるから適度の密度で産卵している。今は日本赤ガエルとヤマアカガエルが1月中旬から産卵をはじめている。