農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古桜宮自然公園内天井田12年目不耕起・湛水田の今

2015-02-10 09:17:43 | 日本不耕起栽培普及会

今が一番寒い時期ではあるが、たまたま昼間暖かい日が続き氷は解けて水田の地肌が見えた。ここの水田は耕さず12年目に入った。みずは冬の間は天水と湧き水にたより湛水は時にとぎれる。でも2,3月には赤ガエルが産卵、その後もカエルがとぎれることなくお玉じゃくしが水面を泳ぎまわり雑草をおさえる。耕さないので雑草は拾い草となりあまり雑草のことは気にならない。閉鎖環境であるがメダカもいる。大概のトンボも生息している。箱庭のような景観である。3年前入口の1枚カブトムシが群がる柳が枯れたので水田にもどした。米の品種は福知山の光、いのちの壱、満月モチ、ミドリマイ、クロマイなど日当たりの悪い水田をにぎわせている。