農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

大豆の追加結果15日豆の塾があり収穫,収量調査をおこなった

2017-10-16 13:32:04 | 日本不耕起栽培普及会

秋冷えの秋雨前線が居座って農作業はできない。うるう年の19年に一度という経験したことのない異常気象の通過時期だろうか?西会津の鈴木二三子さんが数日前テレビで昨年秋から土の温度が上がらない、雪が降らず、夏にはシベリアからの風がふかなかった。いねにとっては厳しい年になると伝えていた。新聞は例年作況指数で全国のコメのとれ高を報道していたが今はない。テレビは牛や豚の料理ばかりを流し、東アジアのモンスーン気候型のわれわらが歴史的に何を主食にしたかのベースを忘れさせている。西洋、アメリカの乾燥地帯の肉食を当たり前のように垂れ流している。

われわれの健康は米と大豆そしてこうじをベースにした発酵文化を守っていけばあとは野菜と海のものを食べていけばいきのびられる。山に広葉樹の木を植え、狭い土地を棚田にしてコメ作りを守ってきた。周りの林が杉ヒノキに限られているのも戦後の植林の政策が誤ったものであったがなかなか修正がむつかしい。とりあえずはコメ作りの基本と大豆の作り方から取り組んでいる。豆塾で岩澤信夫さんが提唱している、へそ曲がりの多収穫技術をためしている。品種は小糸在来、丹波黒、地元のアゼクロである。

    

アゼクロは佐倉の和田地区で水田の畦周りで育てている大豆であるが1株で1キロの莢がとれた。その土地に適応すれば水と太陽のおかげで力強く育てのである。