農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

37年目の大豊作、富裕柿

2017-10-07 16:11:51 | 日本不耕起栽培普及会

今は旭市に吸収うされた干潟町の里山に山林の名目で10aの畑がありそこに1本の富裕柿を植えた。毎年5個か10個程度成るかならないかであった。2,3年前同じく梅の木も1本で15キロ収穫できて驚いた。しかし翌年は2,3キロ止まりであった。こちらは隔年結果であった。そこで平均して梅がなりないかと思案し。今年は梅は5キロ採れて梅干しまで到達できた。話を戻して柿についてはまず毎年つる性雑草に覆われ生きていくのがやっとであった。そこで雑草を抑え刈った草を肥料代わりに与えたり、刈り草を燃やして灰を与えたり、光合成細菌や酵素液、自前の液肥を月1程度梅の木と一緒に与え続けたらご覧のようになりました。昨年はハヤトウリが何百となったが今年は柿が豊作で200個近くなり食べきれない状態でサイズも鈴なりの状態でも後半になると粒が大きくなる。ただ富裕ガキで古い品種らしく渋みが残るのもあり、収穫後色合いをみて後熟が必要である。話では干し柿のように皮をむいて日に干せば軟らかく食べられるそうである。年を重ねて生き物に対する対処の仕方が根気強く対応できるようになって雑草にたいする気持ちが変わってすべて敵であるという考えは消えてしまった。佐倉で昨年渋柿を地元の人が干し柿にしたが秋の気候が暑くて湿度が高くカビが生えて干し柿にならなかった。私は渋柿をいただいて柿酢にするのを覚えその際ジャムにも、酸味のあるものができる。それにしても大豊作に感動である。