農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

ミドリマイもみすりの結果48キロしか採れなかった。

2015-12-06 09:09:38 | 日本不耕起栽培普及会

長雨とカビに悩まされ、平置きの乾燥機で1晩乾かし水分が15.4パーセントに最終落ち着いた。昨年は1晩が翌日10時すぎまで置いておいたら10パーセントを切り過乾燥を経験した。モミを乾かす仕組みは18、とか19パーセントから乾かし始めて目的の15パーセントに近づいて一気に数分で水分が切れる。5,6年使って始めてうまくいった。

乾燥後モミスリ機にかけたが6袋あったから60キロは採れると予想したが、稲わらの数でも650束とカウントできたから例年より多いと感じていたが、そんなにうまくはいかなかった。カビの件は今のところ問題はないようだが、光線量がすくない谷津田であること、また雑草もなく均一な苗の育て方で8月末からの雨の多い気温推移はミドリマイの結実には最悪の展開だったようである。昨年までの粗植の豪快なイネの立ち姿の方がミドリマイの結実には理にかなっていたし、さらに後半肥料切れがあったかもしれない。ほとんど無肥料状態での管理であったことの反省である。