多古T-S水田は始まって9年目まったく耕さず不耕起を続けている。5セの面積だが日当たりの悪い谷津田であるが草はコナギ程度で栽培には影響せず、日本赤ガエルとシュレーゲルアマガエルの産卵で春先いっぱいになる。ただ収量は低く昨年は110キロ今年は104キロであった。また今年からアカウキクサが水田の全面に自生しさらに収量を引き下げた。田植え機で植えバインダーで刈り取る。水は刈り取りの前日水を抜く程度でもそれほど機械は沈まず快適な作業ができるようになった。9月16日刈り取り、オダ干し18日脱穀。22日にはもみすり29日藤崎さん宅で色選をお願いした。その後切わらを水田に帰し、クンタンと光合成細菌でぼかし肥を作ったものをおよそ200リットル散布し畦周辺のミゾソバ、ヤベイズル、イボクサ、コナギなっどを水田から除く、写真は藁を帰した水田、もみ殻堆肥,切株を抜いて土を抱える状態の映像です。
9月13,14日多古・染井のコウノトリが来た水田での刈り取りを行った。昨年は草の中に植えて12aで22キロしか収穫できなかったが、今年は事前に雑草を完全に除き平らにならし5月24,5日に田植え、もちろん深い田であるから手植えになり苦労したが、雑草とりは2,3回で肥料は光合成細菌で作ったボカシとEM菌の散布、有機の肥料を3セに10キロづつ施す。水は湧き水だけで水の流れをつくれなかった。たまり水で作った感じで、イネの分げつが12,3本ですくなかった。根の発達が悪く簡単に株が抜ける状態であった。その後水を抜こうと試みたが暗きょもなくかわかなかった。刈りいれが終わった水田にはドジョウやカエルがいっぱいでサギがきている。オダ干しをして18,19日には脱穀、コンバインが故障、死苦八苦している。写真はオダ干を行って至福のひと時である。