ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

バーチカルK

2012年09月30日 | 必勝アイテム



5月のUTMFの前に地元「SATOH SPORTS」さんよりモニター依頼を受けていたスポルティバの新シューズ「Vertical K」。いきなりUTMFで使うなんてとんでもなかったし、何せ一番の高額シューズ(安売りのアディゼロXTが2足買えてお釣りが来ちゃう)。なのでもったいなくてなかなかおろせなかったのだ。
昨日の坂路調教・トレイル編、青梅丘陵~高水山のレースコースでデビューしたので、軽くレビュ~。

カラーリングはハリ天の大好きなブラック×イエロー、文句なし。普段もとにかく軽いシューズの方が絶対にいいよって主義だけど、このバーティカルKは200g。足入れ感は、その昔のお気に入りだったNIKEのソックレーサー風。薄いアッパーなのでシューズを履くというより、ソックスを履いたような感じと言う方が近い気がする。非常にソフトかつ包み込まれるような感触は好み。
ただシューレースは丸紐で上が覆われているため締めにくい。最近、シューズフィッティングで教えていただいた「正しいシューズの履き方」を実践するのは難しい。それでもフィット感抜群なので初履きでも違和感ほぼゼロはすごい!

ソールは今までにない感覚のパターンだけど、スポルティバのシューズは素材の威力なのか赤土とか平たい岩や石の上でもとてもよく吸い付いてくれて、この点がハリ天的には一番評価が高い。スカイライトなんて、ソールパターンがツルツルになってしまっても安心だった。
上りについては、滑らない、軽い、で完璧。
下りは・・・、意見が分かれるところ。結論から言えば「徹底的に軽量化」して「レース決戦用モデル」というコンセプトの通り。だから当然のようにガツンガツン響く。足裏感覚がものすごく欲しいハリ天には嬉しいけど、相当に頑丈な足を持っていないと不安がつのるかも。コツがいる。
昨日走っていて、これを「トレランシューズ」って呼ぶのだろうかって考えた。「トレランシューズ」という線がどこで引かれるかっていう非常に難儀な議論が起こるかもしれないけど、ごくごく一般的感覚ではトレランシューズじゃないよなぁってこと。
底の薄い超軽量ロードレース用シューズで走るのとあんまり変わらない気もしたからだ。

さて、これで来るハセツネを走るかどうかは、もう少しだけ検討を。
だけど、見た目やフィーリングに限って言えば、超好みなシューズだってことは確かなのだ。かっこいいよね。

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メールで

2012年09月29日 | 日々奮戦



昨日のつづき。
昨日紹介の「メールでお願いします」は電話での撃退法。
例えば、我が治療院にかかってくる迷惑電話には「ご予約以外の件はメールでお願いします」っていう風に使う。
電話で使うのだ。

さて、先日、「タンスの奥に眠っている貴金属品があれば買い取りさせていただきます」っていう、貴金属専門のお仕事している知人に言わせれば「怪しい」勧誘員が異様に良すぎる愛想と共にやって来た。しかし、あんまり気分が乗らずボーッとした迷惑なタイミング。あれこれ考えることも出来ずに思わず口から出たのは
「メールでお願いします」

これぞ、究極の意味不明発言だ。とっさに我に返ったけど、もうこれで押すしかない。と決意を固めた途端、え?という顔をして、その彼は「あ、どうも☆※〃▲・・・え?え?」と口ごもった。もう一度「メールでね」。そしたら、首をかしげつつもあっさり帰ってしまった。
なんだ、この威力は。メールって何なんだ!

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メールでお願いします

2012年09月28日 | 日々奮戦



電話による勧誘。こちらの都合はとりあえずお構いなしだから、はっきり言って迷惑。だけど「迷惑だ!」「いらない!」と邪険に切ると、切ってしまったこちらの胸の奥がどうもモヤモヤする。
学生時代に一人暮らしを始めた頃もアパートには相当に強引でしつこい新聞等の勧誘があった。こちらが若い学生だと思ってかなり強引に迫ってくる勧誘員。何のわだかまりも後引きもなくごくごく平和に自己満足的に自分の都合を通すか、そんなことに随分苦心したものだった。一番効果的だったのはアパートのドアから顔だけ出し、何を言われても視線を宙に泳がせたまま完璧に無表情で一定のテンポで怪しい返事を繰り返すバージョン。演劇部か!
その後、家庭を持ちそれなりになるとまたそれなりの新たな勧誘が来る。暇な時は面白おかしく相手をしてあげることもあるけど、これは超特別サービスの一環だから例外。ハリ天、興味のあることは必ず自分からアクションを起こすという基本的信念がある(何件か超法規的出来事もあったけど)。だから電話でのお誘いなんてどんなに素晴らしくても答えはとりあえず「No」。
さて、最近はとある方から伝授された電話による勧誘撃退法がお気に入り。これまでのどんな方法よりも簡単で効果は絶大。

メールでお願いします

この一言。そういう件はメールでお願いします。わけもわからない発言なのに、何故かみんなすんなり引き下がるから面白い。アドレスは?って聞かれたら、もう一言、「公開していますので」。これで THE END。

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魂化

2012年09月27日 | 日々奮戦



私的に昨日のつづき。
「申し訳ない…忘れてた でも、咲はばあちゃんの残してくれた魂で今をそれだけ必死に生きてます」
「まだ足りない…ごめんよ、ありがとう」

母が亡くなった時、5歳だった長女がツイートしていた。5歳の時に亡くなったおばあちゃんの命日なんて忘れてて当然。今に夢中ならばもっと当然。それでも我が子達、みんななんだかんだばあちゃんネタには絡んで来てくれる。幼心にもエピソードが印象的で強烈だったってことだ。父であるハリ天があぁだこぅだと話していたからだろうけど、亡くなったその時点で諸々の事柄が冷凍保存される。そしてその一部は神格化されて伝わっていく。魂が伝わるっていう感じもそれだ。気持ちの魂化。そこが面白い。生きてる死んでるなんて簡単に超越していく。
自分自身のスイッチではなく、娘達のアクションによって母の思い出は蘇っているような気がしている。感謝するのはこちらの方なのだ。

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母の命日に

2012年09月26日 | 日々奮戦



昨日9月25日は母の命日だった。
25年前、大相撲秋場所が始まってすぐに三女が生まれ、千秋楽は母の告別式だった。あわただしく生と死が行き来した。
昨日、次女は妻のFBに

「私も太極拳やれてよかった。ばあちゃんが作った道を少しでも歩けて嬉しい。ばあちゃんに、ここ宮崎でいつも私は幸せだと空に向かって話すのだ。4歳だったけれど、泣いた時にもらうらくがんの味は忘れられない。」

とコメントしてきた。
顔も覚えている訳のない三女もハリ天のツイートに

「結の誕生を待っていてくれたきみこばあちゃんに、遠くから手を合わせました。結は今日も、元気です(*^^*)」

とつぶやき返してくれていた。
娘達の心根にちょっとホロッとした。
ただハリ天にとっては、母がいないというよりもうずいぶん長いこと会っていない、そんな感覚なのだ。時々、あぁちょっと見せてあげたかったなとか、母がいたら何というか・・と考えることはあるけど、母だけでなく、生きているとか死んでしまったとかそういうこととは関係なく、あの人はそこに、そしてここにいるという摩訶不思議な感覚はいつも存在している。

母は亡くなった時58歳になったばかりだった。来年、その母の歳に追いつき、そして追い越す予定になっている。これは早くに親を亡くした者の特権というか、ちょっとした出来事なのだ。この前後をどう生きるか、実は数年前から指折り数えてその時を待っているハリ天なのだ。

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検査終了

2012年09月25日 | 日々奮戦


【今日は母の命日 PEN E-P3 with Art Filter】

予約してあった「心臓超音波検査(経胸壁心エコー法)」と「トレッドミルによる負荷心機能検査」全て終了。(※検査・診断結果はハセツネ後)
先週診ていただいた先生から「トライアスロン中に、、、」という話がちゃんと伝わっていて、見るからに無愛想に思えた検査技師の方々からもあれこれ話しかけられ、ここぞとばかりまな板の上にいる事などすっかり忘れてしゃべりまくってしまった。それで、喉渇いたのか。
トレッドミルも最大負荷でって話がちゃんと伝わっていて、本日のトレーニング代わりになった。10年以上前に東大大学院生が取り組んでいた研究論文の被験者に選ばれたことがあった。ホースが伸びたマスクを被って走ったり漕いだりして呼気や血を調べられて以来のモルモット状態だ。
もう一段負荷をかけますけど大丈夫ですかって、傾斜が大きくなって行くトレッドミルだけど目の前のバーをつかんでいなければならないので、実はずいぶんと楽。きつくなっても心拍160程度なのでまだ普通にしゃべれる。おぉ、ここでは競輪選手位しか出来ない負荷ですよ、って感心されてちょっとドヤ顔で検査室を後にした。今日は脈も全く飛んでないし、何にも問題なさそうなことは変わりない。
ただ、着替えた後、会計待ちしている時に汗吹き出て来て大変。待ち合いの椅子で、1人Tシャツで汗ビッショリな怪しい中年男を演じざるを得なかったのだ。何だアイツっていう視線が結構痛かったのだ。

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問答無用

2012年09月24日 | 日々奮戦



昼休みの終わり頃、お届け物がありお勝手口から出て外で荷物を受け取った。戻って途中だった新聞を読んでいるとあちこちが急に痒くなった。肘の裏とか二の腕とか両足の甲とかくるぶしの下とか変な所ばかりが次々と痒い。見ると別に・・・、そういやこれは蚊か?そうだよ、蚊の仕業だよ。アレッと言う間に涼しくなって油断したな。侵入を簡単に許してしまったようだ。失敗だ。1カ所でしっかり血を吸い切るのでなく、ちょっと一口吸っては移動、また吸って移動作戦に出た模様。
これが痒い。思いっきり吸われてしまった時はぷっくら腫れたりするけど、思ったほど痒くない。だけどほんのごま粒程度の刺され痕のヤツは飛びきり痒い。いやらしい痒さなのだ。う~、ゴシゴシと掻きむしってからたっぷりのキンカンを塗りたくってやった。と、そこへ夏も終わりの今頃この世に生まれ出たかとおぼしき小さな小さなアヤツ。小さいがしっかりと腹を赤い液体で満たしてヨレヨレと宙を漂っていた。もちろん容赦しない。問答無用だよ。

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こんな日

2012年09月23日 | 日々奮戦



久し振りの山ラン予定が、朝からあんまり雨がすごいので呆然。昨日のハードな練習で筋肉は軋んでいるし、昔のようにわざわざの突撃は見送った。こんなに必死な一日中の雨降りも珍しく、それはそれで良かったのだと感じた一日。
ただ、ピントが合うような合わぬようなフワフワとした時間が過ぎていったことも確か。フワフワした一日、それはそれで結構なものだったのだ。

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2本勝負

2012年09月22日 | トレーニング


【2本勝負 at 甲斐駒黒戸尾根】

今週は遠征しないで恒例坂路調教2本勝負だ。
2本と言っても10km上ったら(約700mアップ)心拍が落ち着くまで小休憩。そして下り10kmのスタート。上り下り合計20kmで1本(1セット)。1セット終わったら補給&休憩しっかり。15分後2本目スタート。以下1本目と同じ。
ということなので、坂路調教2本やると40kmにもなるけど、40km走という訳ではなく、10km×4本って感じだ。
効果の程はともかく、2本しっかり走り切れれば自分的にはひとまず安心できるという最後の「安定剤」なのだ。
しかもヘロヘロになってしまうようでは意味ない。ヘロヘロというのは心拍数も上げられずフォームも乱れてトボトボ走りになってしまうアレのこと。これだけを避けるよう頑張った。
頑張れたかどうかは1本目と2本目のタイム差が判断基準。今日はまだまだ自信ないので2本目は1km毎にプラス30秒まで許すということで、上り下りで合計10分差。これがリミット。
滝汗は変わらないけどボトル1本持ち、10km地点では湧き水じゃんじゃんなので最近大変だった脱水は防げた。何よりも涼しいのが助かった。で、スピードはイマイチだけど一人で必死に走ったおかげで1本目と2本目のタイム差は5分30秒。最後までヘロヘロにならず、やったぁ。ってことで、自己満足感たっぷりで練習終了できたのだった。

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はず

2012年09月21日 | 日々奮戦


【ようやく泳いでいる写真みっけ 2002年宮古島前浜ビーチ】
 
週に1度だけどスイムは継続していくことにしてある。
まだスイミングなんてなかった小学生の時にすでに1000mとか泳げるようになっていたハリ天、学校でもナンバー2の力があった位だから水泳は得意技の一つだったはず。

しかし、「はず」は全くあてにならない。水泳は一度身につけてしまえば一生モノと言われる技術だ。だけど泳いでいないとガクンと落ちる。間違いない。今のように温水プールなどなかったわけだから、夏の間しか泳いでいなかった。それでも夏になれば普通に泳げるし、学生時代でも自転車で全国を走り回るついでに日本海でも瀬戸内海でも洞爺湖でもどこでも泳いだ。何の不満も不安もなかった。
小学校の教員になって子ども達に水泳を教えるようになったら、もっとちゃんと泳げなくっちゃと同僚の一人と一緒に水泳教室にも通い、水泳大会にも毎年出場していた。だからトライアスロンを始めてもべらぼうに速くもないけど遅くもない程度で苦労なく泳げていた。まだウエットスーツも着ない頃なのにだ。
ブランクを経てトライアスロンに復帰した40歳前後の頃もいい感じだった。1500mで25分を切れるとマラソンで言う「サブスリー」レベルと言われちょっと頑張ってもいた。26分丁度くらいの記録がベストであと一踏ん張りだった。
しかし、その後・・・。すっかり泳がなくなり、走ることばかりになるとみるみる泳力は落ちていった。というより足が沈むようになったのだ。蹴伸び伏し浮きでプールの横10mくらい楽勝だったのに、今では5mも進むとみるみる足が沈んでいく。その姿は自分では見えていないけど相当みじめな姿のはず。一生懸命前に進もうと上半身が立ってきて壁のように水に立ちはだかる。沈んだ足の上の水はとてつもなく重く、抵抗になる。
・・・と、まぁ、こんな落ちぶれてしまったハリ天のスイムだったけど、この所ひたすらスイムジョグを繰り返したことで少しずつだけど感覚が戻りつつある。ような気がしている。ビデオ撮影でもしてもらったらまた落ち込むかもしれないけど、頭の中で見ている自分が泳ぐ姿はけっこう進歩しているはずだ。
あ、「はず」は全くあてにならないんだっけ。

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恐るべし・・

2012年09月20日 | 日々奮戦


【image by PEN E-P3 + iPhoto】

恐るべし、脱水。
走る訳じゃないからって甘く見てたら、連チャンで喰らってしまった。

今日の昼休みは、草刈り十字軍出動だ。
夏に買った刈払い機がうなりをあげる。もっと早くから導入しておけばよかったと最大後悔を与えてくれた優れもの。あっと言う間に雑草を根こそぎなぎ倒し、その成果はハリ天をうっとりさせる。
ま、ちょっと目につくところあたりをと思っていたのが、よーしとさらに闘志かき立てられ、とうとう格闘すること1時間半。ちょうどガソリンが切れたところでお終いにした。
日射しもカンカンだったので汗びっしょりだ。機械を片づけ、シャワーを浴びだしたら急激にぐったり。体重計にのればまたまた2kg以上減。やばい、脱水だ。
昨日はせっせと補給して一休みしたらすっかり元に戻ったけど、今日は水分を摂っても胃に停滞してしまい、今度は気持ち悪くなってきた。足は鉛が入ったように重くなり・・・。昨年のハセツネ後半、せっかく2リットルの給水を受けたのに飲めず、その後急速におかしくなってうつむき地蔵化した、あの時と同じ感じだったのだ。
恐るべし、脱水。

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撃沈

2012年09月19日 | トレーニング


【もっと骨盤を前傾っ! PEN E-P3 by Yuka】

しっかり走る練習が出来るようになり調子づいている今日この頃、意気揚々と久々定番の15kmビルドアップ走に出かけた。
直近のレースはハセツネ(超出遅れ中)、その後マラソンシーズン突入の前に八ヶ岳の100マイルが待っている。絶対的なスピードはまだいらないのでフル対策用設定タイムに少し色をつけてタイム設定。5km毎、第1セクション24分(キロ4:38)、第2セクション23分(4:35)、第3セクション21分半(4:18)。
太陽も出ていないので涼しいだろうし、そんなにきつくないでしょって始めたけどこれがとんでもない誤りだった。第1セクション23:45、第2が22:47とタイム的にはバッチリだったけど思いの外心拍が高い。キロ4分18秒で走る第3セクション突入し、最初の1kmを4分17秒で通過した途端、撃沈した。足も心も一気に萎え萎え。ため息。いじけて帰ろうかと思ったけど、気を取り直してトボトボジョグで継続、ラスト1kmだけもう一度踏ん張れたのは小さな小さな自己満足を拾い集めた感じ。
帰宅後は完全ノックダウン。体重が3kg近くも減っていて、足の筋肉も奥の方でヒクヒクとうごめいている。お見事な脱水症状だ。
給水は大丈夫だろうと甘く見た結果だけど、記録をひっくり返してみたらまともな平地走(BU走)そのものも4月12日以来のこと。頭の中の感覚ではサッサッと走れるつもりだったけど、とんでもない。長い間ちゃんと走っていなかったんだってことをイヤッて程味わわされたのだった。長距離走はウソつかない。

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顔見て、目を見て

2012年09月18日 | 日々奮戦


【空も見ている PEN E-P3】

昔、河口湖マラソンで毎回毎回応援に立って下さっている方がいた。もちろん面識もなく見ず知らずの方だけどものすごく印象に残っている。その方は手の平を上に向けて前を通り過ぎる選手一人一人の顔を見ながら、「頑張って!」と声をかけて下さっていた。大きな声ではないのだけどあなた、そうあなたを応援してますよっていう気持ちがずんと伝わってきて心に響いた。しっかりと顔を、目を見て声をかけるってやっぱり大事だよなと思った。

で、ハリ天だけかも知れないけど、ちょっとした健診などで出会うお医者さんがやけに顔を見てくれないことが気になっていた。話はうんうんと肯きながら聞いてくれてもなかなか顔を向けて下さらない。だから目が合わない。
今日は人生初の精密検査。佐渡トライアスロンでのスイムリタイアを受けての精密検査だ。直後に行った健診の結果では全く問題なく、感覚からしても何の問題もなさそうなのだけど、やっぱり「初」というのは緊張する。そんなハリ天に本日の担当医の先生はにこやかにしっかりと顔を見ながら話を聞き、応対して下さった。目は口ほどにモノを言う、だ。なんてことのない数分の出来事なのだけどこれはやっぱりいいことだ。嬉しいことだ。当たり前と言えばそれまでだけどツーウェイの基本だ。と、そんな思いを味わってきた。

で、肝心の今日の心電図やX線等ではやっぱり問題なし(っていうかとっても美しい心電図の波形だったよ)。来週、エコーとトレッドミルで負荷心電図検査を一応して最終結論、ということになった。

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休日メモ

2012年09月17日 | 日々奮戦


【My iPhone by GR DIGITAL3】

走る練習のことを考えていた。
最近まず思うことは、量だけを追い求めないようにということ。気を緩めると頭を使わずに(質や目的を考えず)、ついつい量で自分を引っ張ろうとしてしまう。ハリ天、御年57歳。量で勝負する時代はとうの昔に過ぎ去っているのだ。
自分自身を振り返るとルーティンワークは嫌いじゃないから、ひたすらひたすら足し算ばかりやってしまうきらいがあった。自分に負けるのが嫌でついつい量で乗り越えようとしてしまうのだ。量じゃないぞ質が大事だぞ。フレッシュでいい練習が出来るカラダが一番だぞ。
連休にしっかりと「休日」を満喫しつつ、そんなことをメモしていたのだった。

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スーパー坂路調教。

2012年09月16日 | トレーニング


【峠だ】

トレイルはクッション効きすぎなのでアスファルトで鍛えるハリ天。ようやくそういうことが出来るようになった。
昨日やったスーパー坂路調教はいつもの場所をぐんと西へ移動。丹波山村グランド前(TGGスタート地点)からルート411をひたすら上る。ピークの柳沢峠までその距離18km。3~4カ所のうねりはあるけど、ほぼ上りっぱなしだ。一生懸命探すけど意外に近場にはないという長い上りっぱなし。実験だ。
仕事が長引き午後3時過ぎのスタート。途中からは雨になり気温は19℃。お昼の32℃を考えたら涼しいなんてもんじゃない。やる気満々だけど最高心拍数は153と抑え目で走ってみた。しかし、流石に長い。あと少しと脳が考え出してからがきつかった。ただ長いけどいつもの坂練の勾配に比べればずいぶん楽で、これじゃぁなってチラッと思っていた。
柳沢峠で小休憩の後、さぁ下りだ。下ってみると、こんなにきつい坂だったんだと実感。人間の足の感覚というのもいいかげんなもんだ。8%の表示にあらためて肯く。足裏を叩きつけるけど、もうビンビンだ。思わずフワッと着地してしまいそう。トレーニングだからな。自分でしっかり意識しておかないとすぐに楽な方に流れてしまう。途中でちょっと脇道(写真)もあったけど、秋の日はつるべ落としですぐに暗くなってしまった。ハンドライト持っていてよかった。


【きっと誰も注目したことのない廃バス発見 by RICOH PX】

山道ではないのに不気味な山間の国道411号を怪しくひた下り、道の駅まで5kmの看板あたりからはグンとスピードが落ちてようやく真っ暗なグランド前に到着。かなりこたえたスーパー坂路調教だったのだ。足だけじゃなくてあちこちのインナーマッスルまでビシバシ効きまくったランだった。

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