ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

ようやく元に

2021年07月31日 | 日々奮戦
【これでもだいぶ乾いたびしょ濡れウエア&シューズ】

この前の真夏の日曜日、檜原の森の中で遊んだ筋肉痛は久々に強烈で昨日あたりまで残っていた。山脚が出来ていない訳ではなかったのにこの激しさ。自覚的にはほぼ最後の2kmほどのゲキ坂下りでやられたと確信しているのだけど。ま、こういう筋肉痛は小学生の頃から嫌いではなかったのでよしとしよう。

で、1番の問題はやはり浮腫みによる体重増。長時間運動による緊急事態宣言なのだ。たっぷりと失ってしまった水分を、これじゃぁたまらんぜとばかりがっつり蓄えようとしていることは明らかなのだけど。
それにしてもピークと思われた水曜日(3日後)など3kgに及ぶ増量。足は脛も甲もパンパン。


【3日後なのに、、、w】

夜中に大量のおしっこが出だすとようやくしぼみ始める。なんと6日目の今朝、ようやく見た目も体重も元に戻った。
10年くらい前に夏のレースでの不調が続き、色々調べた際(血液検査等の医学的所見ではなんの異常もなし)に行き着いたのが「ナトリウムポンプ」なる単語(ブログ記事はこちら)→人間の細胞内のカリウムとナトリウムのミネラル濃度を調節する機能とか。
その弱体化なのか。年取ると色々あるよねとか言って流しがちだけど、ハリ天の場合は若い頃からそうだった。元気だけど自分なりにはいつもうーんと考えてしまう長時間運動後の我が肉体の出来具合なのだ。

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Trail Summer Meeting

2021年07月27日 | 日々奮戦

【スタート前】

日曜日、北秋川檜原の森で遊んで来ました。
名付けて”トレイル・サマーミーティング”。
我らが大将・Yahushigeさんが今年も立ち上げて下さった、クラブやチームの垣根を越えてトレラン仲間が集えるイベント。
今回のコースは北秋川自然休暇村をスタート・ゴールの「デカ森」と名付けたロング約40km、「普通森」と称したショート約20km。


【デカ森】

【普通森】

ハリ天、颯爽とデカ森へ。と言いつつ実は最近、ずっと、未だに自分の走る感覚が読めない不安がつきまとう。さらに大好きと公言して憚らない割には暑さにやられることが多い夏。
アーリースタートのウメヅさんを6時スタートでふなち、コミネッチ、ハシモくん、そーけん、ハリ天と遠路千葉から参戦のkin29さんで追っかける。(今回はそれぞれ都合で直前のDNSが数名出てちょっと少なめ)


【いきなりきつっ】


【あっという間に標高を稼ぐ。奥多摩はどこもいきなりの急登が多い】

いきなりの急階段と直登に大汗。


しかし稜線に出ると木陰のトレイルが続くので思ったほどの暑さは感じない。



浅間尾根をまたぎ、笹尾根へと。やがてハセツネコースに合流し三頭山を目指す。1000mを超えると思ったより涼しい。風も適度で心地よい。
流石のTJAR戦士・ふなちは別格のスピードで先行。
さて、自分はというと不安たっぷりで最下位かなぁと弱気発言だったけど、案外いい感じで走れ気分が乗って来た。3番手で進む。


【ハセツネコースに入り、富士山だぜ】


【もう丸2年走っていなかったから懐かしさが】

【調子に乗って良い気持ちで走っていたら根っこに蹴躓いた(ノ_-。) 】

【最高地点・三頭山】

【A地点でyahushigeさんが応援に】


【予想外の元気さ】

周遊道路の月夜見第2駐車場では、サポート隊が急きょエイドを張ってくれ応援も。

【おっ】

【オアシス】

【ありがと】

ここから御前山を越え、お初のルートで一旦桧原夏地へ下り、再度浅間尾根目指す。


【昔から御前山!と思うと惣岳山^^;】



山の中は涼しいが禿山の急登の際はバカ暑い。


【檜原村夏地地区。下の道からまたもや一気上り。最大の暑さ】


【生き返る〜】

沢の水で体を冷やし、峠の茶屋からの上り、前にいたはずのkin29さんが後方から来る。何やらかき氷を食らっていたとか。相当な疲れは感じていたけど、この辺りから勝手に一人レースモードに突入。kin29さんを振り切りゴール目指す。
、、、が、ラストの2kmのゲキ下りでついに泣きが入ってしまった。シューズのくるぶしが当たって痛い。OTKの時も先月のTGGハーフの時も痛くなっていたので、もう新しいシューズに変える予定だったのにズルズル。またもや痛みでちゃんと下れない。あと1kmほどで終わる下りでkin29さんにあっさりかわされ、一人レースモードも終了。
最後だけヨレヨレ。あの2kmほどの激下りのみにダウン奪われたって感じ、、、惜しいなぁ。


【痙攣なしで上等だ】

でも、6時間くらいはガッツリ走れていたし、上りはガツンと攻めることが出来たし、この暑さと発汗量でも痙攣なしで最後まで走れたという、超予想外の出来栄え。39.9km/8:14:41/2865m↑がどんな具合なのかは不明だけど、実感としては満足満足。


【ドボンが最高】


【この夏、初スイカ】

ゴール後はみんなでまったり。少人数イベントだけど、実に濃密で素敵な一日でありました。あぁ面白かった。



コメント (2)
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毎日走るだけ

2021年07月22日 | 日々奮戦


「梅雨明け10日」とはよく言ったもの。お見事なほどの夏空続きです。

自分の中で盛り上がっていた「徳之島」と「佐渡」のトライアスロンが立て続きに中止になり、気がつけば珍しくテンションが下がっていたハリ天です。
6月に入り「富士山」で再び盛り上げるつもりもまたもや肩透かし。昨年は世間の動向に振り回されずにやることやれていたのに、今年はどうも、、、調子が出ない。
仕方ないので今月の目標はダラダラでも何でもとにかく「毎日走る」。これ1本にして何とかキープ中のオリンピック前日です。

そのオリンピックも無観客とは、、、。
コロナ騒動のからくりから目覚めつつある国々ではノーマルに戻りつつあります。
つい先だって行われていた世界最大の自転車レースであるツール・ド・フランス、サッカーのヨーロッパ選手権、大谷翔平が大注目だったメジャーリーグのオールスター戦等々。
ところがこの日本ではまだまだ、実態のないから騒ぎを繰り返し、同調圧力と相互監視を続けオリンピックは無観客って。嗚呼恥ずかしっ。
コロナが収まったら、、、と言うのが挨拶がわりになっているようですが、言われるままにしていたらいつまでも収まりません。一人一人がからくりに気づいていかないとこの先、まだまだヘンテコな生活は続いてしまいますよ。コロナは政治、大衆洗脳です。
ささやかながらそんな訴えは継続中です。

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レース参戦

2021年07月10日 | 日々奮戦

【ほぼこの方々と。自分目線の画面】

今日は久しぶりにランの2部練と思っていたけど、仕事が終わった1時頃の外は今年最高気温とか。外での運動はやめておいた方がいいレベル。

なので、予定変更。エアコンをガンガンに効かせた部屋でZwiftのレース「3R Watopia Flat Route Race 3Laps」(30.8km/162m↑)に参戦。


、、、手頃かな。1周10kmちょっとのフラットコースを3周回。先日ゲットしたばかりのトロンバイクで初参戦だ。けど、超久しぶりのバイクレースなので控え目にDグループカテゴリーで行くことに。
一番下のグループなので若干余裕かましてスタートしたらいきなりの最後尾。慌ててダッシュ。日本人が大勢いるグループに入るも、5秒前にCとDカテゴリーの選手数人のグループが。やる気満々だったので一人で抜けて追いかける。脚使った、、、。


何とか追いつき、このグループ内で戦える体制が整った。


【途中雨も降ってきた】

前から落ちてくる選手も拾いながら、少しメンバーの入れ替わりもあったけどラスト周回突入。



残り5km。ちょっと冒険もしてみようと緩い上りで前に出てみる。↑ 
2秒ほどリードするもこのまま最後まで一人で逃げられるわけもない。


【あと2km】

速攻吸収され最後のスプリント勝負へ。ギリギリまで脚をためてラスト4、500mから全力。カテゴリー3位。



頑張れたが、終わって10分ほどダウンで流したけど、、、気持ちわりぃ〜。しばらく死にました。

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トロンバイク、ゲット

2021年07月06日 | 日々奮戦

【ついに手に入れたぜ】

Zwift内であれなんだ? 欲しいなぁと思っていた光るバイク(「ZWIFT CONCEPT1・通称トロンバイク」)。
50,000m登れば(獲得標高)ゲット出来ると知り、一生懸命標高を稼いでいたのだけど、迂闊にもさらにメニュー画面から「CLIMB MT. EVEREST」というチャレンジを選択しなければならなかったのだ。これを知らずにいては無駄な努力だったか?!ガーン。

昨年夏、すでに80,000mは突破していたけど仕切り直し。マラソン練習中心になってバイク練がグッと少なくなってしまったのでなかなか進まず。
春先からランの坂練代わりに登るようになってようやく数字が動き出した。



そして、あと500mに迫っていた昨日、アルプス(Zwift内でそう呼ばれている 「Alpe de Zwift」 )を自己ベストで上りようやくゲット。(おまけにリーダージャージも着せてもらえてしまった)

【アルプス自己ベスト。前回より18分も速かった】

【50,000mって結構大変。】

見た目が派手なだけでなく実は非常に高性能で現在のハリ天のレベルだと最速なバイクだそうな。今度レースに出てみよう。


【早速流して走ってみた】


【スピードを上げるとホイールが光り輝き度が増す】


【ゆっくりだとこんな程度】

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傘さしジョグ

2021年07月04日 | 日々奮戦


梅雨真っ只中。雨、雨、雨。

毎日必ず走る。例えばその昔通勤ランの日常があった頃は、どんな天候だろうが仕事には出かけるのだから、「雨だから走らない」という選択肢はなかった。
通勤ランがない最近では雨はお休み、、、みたいな雰囲気がいつの間にか出来上がっていないでもない。そうムキになる必要もない時期なので尚更だ。
が、そんなことを言っていると、雨の毎日が続くとずっと走らなくなる。
昨日の朝の土砂降りにはひるんだが、今朝は雨具着て走るつもりで起き上がった。
が、そうそう忘れてた。わざわざ大袈裟に雨具着て走るまでもない。あの必殺技があったんだ。傘さしジョグ。

昔、終日雨のOTKに参加してくれた同年代ライバルだったSさんが、ロングトレイルを終始折りたたみ傘で走り通してしまい呆然。この手があったかと。



朝ジョグだったらいつも片手にカメラを持っているのだから、軽い小さめのビニール傘なら全然変わらない。なんの負担にもならない。
って、ことで今朝は思い出したように傘ジョグ1時間。涼し目の今日この頃だけど、汗っかきのハリ天、結局雨の中を傘なし雨具なしで走ったのと同じくらいぐしょぐしょになっていたのだけどね。

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芸術は爆発だ

2021年07月02日 | 日々奮戦

【オレが昔から写真撮る時にやってた顔とおんなじじゃん!とは息子の弾談。ホントだ】

先週大阪の弟のところへ行った折に、みんなで散歩がてら万博公園へと。
もう知る人も少なくなっているかもだけど、1970年大阪万博が開かれた場所だ。当時ハリ天は中学3年生、弟は5年生。もの凄い混雑に加えて夏の暑さでひたすらぐったりしていた記憶ばかりの最後の家族4人揃っての旅行だった。

 
【懐かしい写真を引っ張り出してみた。まだ弟は相撲取りになるって言ってた頃か】

弟はそこでシンボルタワーであった岡本太郎作の「太陽の塔」をいたく気に入り、大人になったら太陽の塔が見えるとこに住むんだと言うようになった。
後にその通り大阪の吹田に居を構えるのだからこれはすごいことだ。
その太陽の塔なんて、後で目にする写真でしか覚えていない。弟ほど興味も抱かなかった。




が、50年たった今、間近に本物を見るとその異形ぶりと迫力に流石に心が動く。バシャバシャと写真を撮りまくる。うーん、芸術は爆発だと言った岡本太郎のその言葉しか記憶にないが50年の時を経てその爆発感に感動している自分がいた。
【昔は何とも思わなかったけど、何だかいいな】


【50年の歴史】


【裏側には「黒い太陽」があったのも知らなかった^^;】

さて、2018年に太陽の塔の内部の復元が完了し一般に公開されることになった(なんてこれっぽっちも知らなかった)。予約制になっていてその予約を取るのも大変とかでお膝元の弟一家も誰も入ったことがなかったと。



が、この日、普通に当日券で並ぶこともなくスイスイと入れてしまった。50年前、太陽の塔の中に入れるとかそんなことも全く興味がなかったし、内部に展示物があったことすら知らなかったくらいだから、今回もみんなが入るなら入るよ、、、程度。



【ラフスケッチが素敵】

が、50年前を復元した内部の展示には圧倒された。言葉であれこれ説明できない感触。塔のてっぺんに向かって生物の進化を表現したディスプレイ(生命の樹)もだが、外からしか知らなかった右腕はエスカレーターになっていて未来への道だと。これを50年前に目にした人々はひっくり返ったのではないか。※写真撮影が許可されているのは1Fのみ。


【当時のディスプレイ】

【復元された「生命の樹」】

50年前、人類の進歩と調和を謳った万博で、岡本太郎のこの弾け方というのはやはり天才的な出っ張り具合だ。






とんでもない。
芸術は爆発だ。その通りだ。それが50年の時を経て初めて全身で感じ取った真実だった。
50年も前にこれか! 参った。

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