【全員時間内完走!(DNF2名)】
宮古島トライアスロンから6日。どうすりゃいいのかわかっちゃいるけどどうしようかなぁ、、、ってことで、実は山奥でサプライズエイドしようかと決めかけていた数日前。
宮古で肥え過ぎたと早起きして走る妻に付き合って2日ゆるジョグしたら、足の疲れもスーッと抜けていく瞬間があって、さらに最大4kgも浮腫みで膨れ上がっていた体重が思いの外早く元に戻ったってことで。
こりゃ、行けるんじゃね。OTKで走る奥多摩の県境コースはハリ天の山走りの原点みたいなものだし、そうだ、行こう、走ろう。一人で一気に盛り上がって参戦決行。ただし初めて5時スタートと1時間前倒し。
さて、5時組は7人でスタートしたものの、みんなあっという間に視界から消えていき、残された久々参戦のゆぅさんとボイスピクニックモードで青梅丘陵を。楽しかったよ。
高水山手前から一人旅に。新緑の一番美しい大好きな季節。いろんな緑を味わいつつのんびり進む。
それでも実は気持ちとは裏腹に足は思いっきり鈍重。スピードは全くなし。おまけに新年早々痛めた場所に近いあたり(左ふくらはぎ)に違和感増大。近年珍しく膝まで痛む。ん?本当に悪いのか。観察しながら走るが、いやぁ、実に怪しい。
棒ノ嶺山頂の桜満開で万歳したけど状況は変わらない。
日向沢の峰までのいくつかの立ちはだかる急登は毎度のことながらきつい。
でもこんな花も見られる。⇩
蕎麦粒山を越えてようやく落ち着いて走れる区間に突入もまともではない。
覚悟を持って言い出したからには「途中でやめればいいよ」と言っていた妻のささやきにも背を向けて、必ずや鴨沢まで行く!行く!行く!
と、何度もリフレインさせるが足の痛みは強くなってくる。まさにダミー痛っぽいのだけど、もうやめておけとつぶやき続けているってことだ。クッソぉ。
一杯水避難小屋での極楽エイド到着。いつもよりうんと時間がかかっている。この先進むべきか勇気を持ってやめるべきか。まだ中間点にも届かない。ここで喘いでいるようでは話にならないことは確かなんだよなぁ。
【山中フルーツポンチ、最高!】
どうですか?って今、オレは戦ってんだよ!熱い歓待を受けながら頭の中で葛藤の戦いは最高潮を迎えていた。
十分に補給したのち、その辺を歩き回ってみる。この先進んだとしても歩きが多くなることは明らかだ。時間がかかる。制限時間だって怪しい。原点だからというこだわりだけでは迷惑をかけてしまうかもしれない。まだこの先大事なレースを控えている。う〜ん、残念だけど今日はストップだ。
【リタイア2名と共に撤収。この時気温10℃と冷え込んでいました】
ということで、約26km地点、約6時間弱でOTK2017は閉幕となりました。
けどね、エイド組と一緒に東日原へ下山し車で鴨沢へ向かうと、鴨沢亭の準備は着々。選手と同じ数いる応援スタッフとワイワイガヤガヤは相当に楽しくて、やっぱり走る人も応援する人もこうやって一日中の楽しさを個人個人のレベルで共有出来るイベントって最高だなと改めて感じたのでした。
準備や試走で走り回って下さった皆さん、朝から応援、食事&エイド準備等々に奔走して下さった皆さん、一緒に走って下さった選手の皆さん、一緒に思いっきり遊んでくれてどうもありがとうございました。
【出し切りゴールでピクとも動かない某選手を見守る面々】
【みんなで迎えるゴール】
★★★OTK2017フォトアルバムはこちらから★★★