【凛として】
先日紹介のアルミ缶つぶし。→こちら
350mlはいつ、どんな条件でもほぼ完璧なんだけど、500mlロング缶は実は相当に難しい。
この前ドヤ顔で載せた素晴らしいつぶし振りのものは初の快挙と言っていい。たいていは無様な格好でつぶれる。
ところが、ちゃんとつぶれず、かといって無様に横つぶれもせず、凛として新たな形を得たという出来映えのが今日の作品！
相当暇らしい。
今日も晴天。若さに任せて（言わせて！）勢いだけで挑んだ昨日の奥多摩ぐるりのお陰様で腰がいたたた、、、とか言いつつ、樫の大木と山桜の散髪（枝降ろし）作業にまたもや夢中になった1日。って見てるだけだけど。斜めになった枝への生登り、と高所での揺れながらの作業、相変わらず空師さんお見事！枝葉を粉々に砕いて振り撒くチッパーくんもお見事。
造園業の方とは色々木の話で盛り上がり、益々詳しく頭でっかちになって行ったのだった。
家の中に戻れば、UTMF関連の記事（主にFacebookで）が次々で飽きることがない。
そして、勝手に一人盛り上がっていく。こういうのはいいことなのだろうか。幼すぎやしないか。少し控えめにやっていこうと最近思い始めていたけど、色々やれることはやろうという気があるうちにやっとくべきかな、などと独りごちていたのだった。
UTMF応援写真です！
【トレイルランナーになってみた】
今日は青空が本当に綺麗だった。そして富士山を一日中眺めていたのだった。
昨日UTMFの応援に出向いてみんなの走る姿を見ていたら、自分もすっかり同じように走れる気分になってしまったので、いきなりだけど一人奥多摩ぐるり。
調べてみたら2007年の6月以来。その後は何人かでチャレンジするも天候悪化→低体温やら雪に阻まれたりで完遂していなかったのだ。
さ、その奥多摩、なめちゃいかんぜ。
なんせ初っ端からたったの2kmでガツンと1000ｍも登っちまうんだぞ。ってことだけど、ヒーフー言いつつもなんとか11時間40分あまりもかかって「ぐるり」完成。目標の日没前ゴール達成だった。
久々の高度2000ｍ運動は少しばかり高山病症状までお出まし。
それにしても巨木フェチとしては、あらためて奥多摩巨木のステキさも再認識した。あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ、まるで巨木撮影会みたいだったさ。
【こちらサルノコシカケ出来たてホワイトver.】
そしてフッカフカのトレイルは最高で、奥多摩、ちょっと忘れられているかもしれないけど、相当イケてるぞ。この点も改めて確認出来た1日だった。
55km、3560ｍUP。11時間44分（全て込み込み）。
お昼前、突然の予約キャンセルの連絡が。ちぇっ、、、じゃなくて、、、ラッキー。
ってことで早仕舞いして駆けつけることにした。UTMF、今年はエントリーもしていなかったし、遠い出来事のように眺めていたのに、やっぱりそんな訳には行かなくなったのだ。いてもたってもいられないってやつ。
車飛ばしつつ、応援場所をどこにするかをランナーズアップデートとにらめっこでハリマネと二人会談。
昨年と逆回りなので時間を読みにくいと思ったけど、刻々とアップデートされる速報のおかげで目星をつけることができた。
まずは山中湖きらら。A8のエイドだ。去年は暗くなってからの到着だった。風が強く、富士山もクッキリテッカテカだ。あんな綺麗な富士山をたくさんの外国人選手達に見てもらえたのはよかったなぁと心から思った。
あまりにタイミングが絶妙で次々と親しい友人達が飛び込んでくる。やっぱりエキサイティングだ。
あぁ、一人ずつ名前上げていくと延々とキリがないので省略。みんなカッコ良かったよ。
速報見て選手の流れ一段落と感じたので、最後のエイド富士小学校（A10）へ向かい、再び熱い熱い熱気をもらってくる。
タッキーさんが出て行ったばかりというのでダッシュで追いかけ応援。彼は5日前の宮古島トライアスロンから連戦だ。いやぁ、負けるなぁ。っていうかいいなぁ。もうやめたい。。。って泣き顔だったけど。
それにしても風が冷たくダウンジャケットが必要だったのに、熱かった。選手はもちろん応援のみんなも熱かった。
駆け足応援だったけどあの熱気をもらえて最高だった。
そして、最後にひとつ。半分の距離で行われているSTYでロングレースになるといつもハリ天と絡み合う機会の多い若者・こっしーが8位入賞と。
去年のUTMFも全コースの半分以上を共にしていたし、もっともっと力があるはずなのに、何故か暢気にハリ天なんかとつるんでいる。あんなもんじゃないはずなのに。いつもそう感じていたので、ついにやったやったと大喜びしてしまった。感激だぜ。おめでとう！！
【昨年のUTMF・西富士中学校前のこっしーvsハリ天のデッドヒートごっこ】
人は一瞬で変わる。
あ、今日も昼休みにおにぎり持ってハリマネと裏山から七国トレイル（と勝手に名付けている）を走る。UTMF参戦の選手達にエールを送るべく富士見ポイントへ向かうが富士山は残念ながら見えず。
おにぎりの後は別行動でペースアップ。ナラの新緑、明るい緑がまぶしい。知らず知らずテンションは上がるってものだ。
予定のコースを巡って再び富士見ポイントへと向かう分岐点。もっと走っちゃおうと分岐点をきちんと曲がらず、ショートカットでほんのちょっとの斜面に右足をかけた途端、グシャッと潰れた。バーンと転けたんじゃなくて、滑って超コンパクトに地面に叩きつけられた。マンガなら間違いなく「グシャッ！」だ。
左手の平、右膝、右小指の皮剥け＆カメラのサイドに擦り傷。
あまりの痛さに、テンション消失。即帰宅だ。
人は一瞬で変わるのだ。
【左350・中央500・右500缶原形】
特技、アルミ缶つぶし。
350ｍl缶はちょちょいのちょいだけど、500ｍl缶は乱れがち。
しかし、今日の500缶つぶし、出来は最高だった。
妻と長男が必ずおぉぉっと言ってくれる。思わずドヤ顔になってしまう。
特技、アルミ缶つぶし。
やり方はこちらの記事で→2007/3/24「これどうですか」
我が家の杉・ケヤキの伐採や京都でのアシウ杉巨木群訪問等々でこの1，2ヶ月ですっかり木について詳しくなってきた。
昨日も皮がむかれてすっかり変身した我が家の杉の木達と会ってきた。
冬の間の杉の木はほとんど水を吸い上げず眠っている状態、そのタイミングで切り倒した杉は乾燥しているのですぐに使えるけど、皮むきは大変なんだそうな。
逆に水を吸った杉の皮はそれこそ一気にペロンとむけるとか。
年輪はその巾がつまっている方がいいとか。
これが樹齢100年オーバーの杉。一番いい木とのこと。柱になるという。
一番太かった杉は「天然しぼり」模様。北山杉などではわざわざこの模様をつけるために細工することもありとのこと。
この杉はスライスしてから乾燥させ、カウンター等の板材に。
貴重な樹木との触れ合いが続く今日この頃なのである。
横殴りの雨が降るとたちまち天井に染みが広がる、雨漏りとも言う。
古い造りで修繕するにはえらい面倒というか元のように直すのは不可と言われてしまった。とりあえずでもいいんだけど、トタンでも何でもいいんだけどと言ったらブルーシートを綺麗に張ったまま知らんぷりになってしまっていた。
そのブルーシートももう1年以上、新築が決まったからもうどうでもいいのだけど、先日の強風攻撃であっという間にビリビリになってしまった。ちょっと見るに耐えない。写真にすら撮らなかったほど（忘れただけ）。
で、本日、ハリ天、立ち上がったのだ。（へっぴり腰）
新しいブルーシートを買ってきて上からかぶせて釘で打ち付ける。
と、簡単なことなのだけど、梯子をかけて屋根に登ればいいだけのことなのだけど、だけどだけど、シートがかけてある部分の瓦はボロボロだから、ヘタに乗ると簡単に割れる、ずれる。おまけに古いシートの上は滑る。けっこう怖いのだぞ。
そう覚悟して登って必死で作業したら意外に綺麗な仕上がり具合に「怖さ」を「ドヤ顔」が覆い尽くしてしまった。
ただし。下に降りてきたら足がブルブルしてる。怖さじゃなくて筋疲労。足場が悪い状態で踏ん張っていたせいだ。ものすごいインナーマッスルトレーニングだったみたい。
【with Saki】
ここ3日程、最近では珍しくしっかりと走ったし、朝は久し振りに疲労抜きのローラーも回しておいたし、今日は走らない。
そう宣言していたけど。
昨日今日と長女の咲が帰省中。妻と二人でお昼に走りに出るという。風は冷たいけど空は澄み渡っている。やっぱり乗っかるか。
裏山から七国峠のトレイルへ。もっと足がだるいと思っていたのに、朝のローラー効果だかなんだか、やけによく回る。途中から一人になって気持ち良くバーッと走ってしまった。伊豆トレイルジャーニー以来、ちょっと走ることを忘れがちな気分続きだったけど、どうやら戻ってきたぜ。
新緑最高！気分上々！
【prayer】
大事なメールを見落としていた。あるイベントの参加決定のお知らせ。念のために返信をしてくれと記されていた大事なメールだ。
2回も出して下さっていたのに、1通目は大量消しの中に紛れこんでいたし、2通目には全く気付かず。
あまりのちょんぼぶりに自分でも呆れたよ。
これは3月のメールなのに、ハッと気付いたのはついこの間。
なぜ今頃気づいたかって言えば、ハセツネ30Kの会場であるトップランナーの方から、相談のメール送ったんですけど（あ、仕事がらみ）って言われて、ショック！！やっぱり探しまくったからだ。
ちょうど京都旅行の間だったこともあるけど、帰宅後メールチェックはしっかりしたつもりだったのに、だ。
なんで気がつかなかったんだろう。かなり衝撃的なミスなんだけど。神様～、仏様～って感じ。しっかりしろよ。
今日は仕事を休みにしてハセツネ・グリーンフェスティバルに参加。
一生懸命清掃ボランティア業務に邁進。2ポイントゲットで秋の本戦のクリック戦争を回避が確定。なんたってこの秋で15回目の出場、無事完走すれば優先エントリー権ゲットなのだ。
さて、みんなとワイワイした後は久々の「帰宅ラン」。ポツポツと落ちて来たのでやや急ぎ目。五日市から青梅へと抜ける峠を越えた所で右へと折れる道がある。昔、同じ市内なのにこんな集落があるのかとびっくりした場所。長渕9丁目、通称「大仁田」。残された東京の里山だ。昔から見ると残念ながら変わってしまった面もあるのだけど、新緑が萌えだした大好きな季節だし、ちょっと回り道してみるか。以前はこうして気まぐれランをやったものだけど、近頃とんとご無沙汰だったな。
最後は雨に降られてびしょ濡れ帰宅になっちまったけど、なんだか色々懐かしい感覚の寄り道ランニングはイケていた。
【ならどうするか】
一昨日、昨日とそれぞれの「一歩」を踏み出そうという若者の訪問を受けた。
一人は教員時代の教え子で、どういう訳か同じ道に入り込んできた江澤くん。毎年遊びに来てくれていたけど、今回は晴れて国家試験合格の報告だった。出会いに恵まれトントン拍子に仕事の話が進んでいる。だけど、実力が伴うかどうかと戸惑いの色も濃い。
もう一人は、「ランナーズスクエア」というコミュニティサイトを立ち上げ（意気込み）、好きなランニングを通じて色々な夢を膨らませている山内くん。しかし、まだまだ行き先に霞がかかっている感じ。
で、どうしたらいいでしょうって話ではなく、二人ともすでに一歩を踏み出している訳で、結論としては前に進むのみ。待ち構えているであろう不安を気にしていたらだめ。陳腐な言葉になるけど、リスクを恐れていては何も始まらない。これは本当だ。
なんとかしようと必死になれば、なんとかなるものなのだ。
これまで、たぶん幾多の崖っぷちを乗り切ってきた（と思う）ハリ天が言えることは、ひとつだけ「肚をくくれ」ってことかな。肚さえ決まればなんとかなるものだ。見えない先のことをあれこれ心配しても「今」には役に立たない。ダメならその時にまた必死に考えてあがけばいいのさ。
根拠のない「大丈夫」はこうして実を結んでいく。
お付き合いの歴史は浅くても、通じる時は通じる。通じる人とは通じ合う。
年齢だとか職業だとか、そんなものとは全く別なステージでたくさんの通じる何かを共有している。
気持ちよさ、心地よさ、そういうものに理由や説明はいらない。そういうものなのであ～る。意気投合。
先週の京都旅行でめちゃんこお世話になってしまった若い夫妻とは、そんな風な間柄になっていた。
一昨年（2011年）の珠洲トライアスロンのランパート・・・
あと1kmの表示を通過。今日はとうとうランパートでは一人も抜かれずにゴールだな。いいブログネタになるな。そう確認したその瞬間、全く気づかずにいた けど、赤い弾丸が横をトップスピードで駆け抜けていった。何？食らいつこうにもあまりのスピードに唖然。自分達だって4分台で走っているのにだ。あ～あ、 「一人にだけ抜かれた」ってことか。ゴールの野球場が近づきアナウンスの声も大きくなった。（2011.9.1全文はこちら）
とブログネタになっていた彼。
ゴール後目が合って「速かったねぇ」とだけ声をかけていた。声かけられた彼は「なんやこのおっさん」と思っただけだったと。そんなもんさ。
そう、そんなもんなんだけど、繋がる時は繋がって行く。
その後、「珠洲トライアスロン」でググった彼の友人がハリ天ブログに辿り着き、「赤い弾丸」が登場していると彼に。その本人から「赤い弾丸です」とお茶目にコメントが来た所から何かがコトリと動いて行った。そしてそのまま通じ合う空気は奥様へも伝搬していった。
歴史は浅く、年齢差20もあるけど、ハリ天夫婦と見事に通じ合ったルパンとインド風美人の夫妻です^^
「ルパン」いや、「赤い弾丸」はスイムはめっちゃ遅いけどフルマラソン2時間29分34秒の記録（昨年の別大）を持つびわ湖ランナー。ランナーズ1月号の「My Training」に登場している彼です。
ちょうど1週間前の今日。
我らは京都の奥深い森の中でひたすらこの言葉を発し続けていた。
なんじゃこりゃぁ、なんじゃこりゃぁ、なんじゃこりゃぁ。。。。
どうなってるんだ。ここはなんなんだ。どうしてこんな木が。
今回、京都を案内して下さった20歳も年下のナカタニ夫妻。彼らが我々にひた隠しに隠し続けた極秘ミッションがついに明かされた先週の水曜日。
人気の全くない京の山奥。Mapとにらめっこで四苦八苦しているナカタニ夫妻（こちら後部座席でワクワク）。探し当てた林道を車で登り、行き着いた駐車スペースで車を降りると、ついに。これから巨木群の森へ案内すると告げられた。
少し林道を進み、ずいぶん昔に整備されたらしき観察路に足を踏み入れる。
いきなり目の前に現れた杉の巨木を前に最初のなんじゃこりゃぁ。しかし、そんなのはホンの序の口に過ぎなかった。
進むにつれ、次から次へ、あっちにこっちに現れる異様な巨木達、まさに群（むれ）だ。
今まで目にしたことのないような姿、形、太さ、高さ、塊、その圧倒的な存在感に言葉を失う。
押しつぶされそうになる。
やっと口に出来たのが「なんじゃこりゃぁ」。どうやってカメラに収めればいいのか途方に暮れる。
あぁ、あぁ、とか言いながらも、4人のテンションはグングンと上昇気流に乗ってしまった。
そして、入り口から800ｍほど進んだ所に、間違いなく最大級の「なんじゃこりゃぁ」を捧げることになった「平安杉」がどっしりとその異形を見せつけてきた。
圧巻！な、なんじゃこ・・・・。
我ら4人以外、人っ子一人いない巨木群の主の袂でコーヒーの香りと共に遅いランチ。
京都でまさかこんな光景に出会うとはそれこそ1mmも思っていなかった。まさに特大サプライズの1日だったのだ。
【iPhone充電中】
詳しく知りたい人は「片波見川源流域」「平安杉」でググってみて下さい。
【あちこちのしだれ桜が満開だった】
実は、東男に京女。
なのだ、我が家は。
妻は出生から4年間を京都で過ごした。
その4歳児の記憶にはほとんど残っていない、まだフワフワと浮いたままだった魂の一片を探すのが目的の1つだった先週の京都旅行。
記憶にないのだから記憶は辿れず。姉から聞き出しておいた旧住所をiPhoneのMapにピンドロップして捜し回った。
学生時代によく聴いた、さだまさしの「きみのふるさと」（国道沿いを西から東〜♪）
結婚前に妻は千葉の柏に住んでいたので、ちょうど国道沿いを「西から東」へと向かいながらこの歌詞に想いを重ねたものだった。
「君を育てた街に会いたかった〜♪」
だけど、もう1ヶ所、幼い頃の妻を育ててくれた街を訪ねておかねばならなかったのだ。東ではなく西へ。ずっとずっと気にかけていた宿題の1つだったのだ。ここに無事提出終了。
ま、50年も前とは辺りの様子もすっかり変わってしまっており、訪ねてみても懐かしい香りがする訳もなく、一応ウロウロと足跡を残してすっかり満足しきった二人は金閣寺へと向かったのでした、まる。ちょうど1週間前の今日の出来事。
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