ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

『ゆっくり走れば速くなる』

2020年09月27日 | 日々奮戦


昨日なんとか復活したけど、ここは一旦落ち着いて仕切り直しと、今日は久々のLSD、ロングスローディスタンスだ。
20台後半、走ることの楽しさに目覚めた頃出会った故・佐々木功監督がその名著(バイブルだった!)『ゆっくり走れば速くなる』(昭和59年10月発行)で理想的なLSDのコツとして距離がわかる周回コースや往復コースなど距離を前提としたランニングではなく、時間を目安としたランニングをすること語っていた。テニスコート半面あればOK、むしろ閉じ込められた場所、スピードが出ないような場所、、、。速く走ろうという意識が消える場所。



そんなことを久し振りに思い出して、裏のトラックのフィールド内で。昔はよくやったなぁ。なんとなく思い出に浸りながら霧雨の中、約120分。




最近はランの練習でゆっくり走るのはインターバルのリカバリーでの短い時間だけだったので、これはこれでやっぱり大変。割とすぐに時間は過ぎて行ったし、メリハリがついたと言う点では正解なんだと思った。
LSD万歳。ゆっくり走ることも大切だ。
ってことで、今日のこのエントリーを締めるのが定石だろうけど。

実は、今の自分の足にはどうなのかなって言う疑問も湧いて来てしまったのだ。
あまり使っていなかった遅筋をたっぷりと使えたせいか、案外足の疲労感が出て来たのだ。筋肉痛とまでは行かないけどなんかさっぱり感がない。
午後中そのもやもや感が続いていたので、夕方いつものようにバイクにまたがった。Zwiftでフリーライド。やや頑張り目の負荷でちょうどペースの合う外人3人とつるめたのでちょっとキツかったけど楽しい1時間。そして、足も気分もさっぱり。



どうだろう。今の自分にはLSDよりこの方法の方が正解かもしれない。意外な切り返しに自分でちょっとびっくりしているよ。

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急速に休足

2020年09月26日 | 日々奮戦

【たったの10kmと言うなよ】

21日(月)に久々の心拍170オーバーの走りをして、ガーミンのVO2MAXがまたまた上昇して(63→64)いい気になっていたけど、1日置いて23日(水)いつもの(1分+1分)×30本のショートインターバルが何だかやけにキツい。おまけにビッグウェーブにも襲われ10本で退散。足だる〜。
このだるさは翌日には珍しく「やる気」すら奪う勢い。よし、それなら素直に内なる声に耳を傾けて、24日(木)完全休養。
翌25日(金)、あれ?まだ全然やる気にならない。毎朝起床時に測る安静時心拍は疲労も抜け絶好調の基準となる40台半ばが続いている。おかしいなぁ。
月曜日のレースの一部がYouTubeに上がっていて、自分の走り方についてあまりの脳内映像とのギャップにがっかりしたこともやる気を削ぐ原因か。フォームをブラッシュアップさせて来たつもりだったのに、全く変わってないトコトコ走り!

ま、色々考えてみたけど、夏の終わり頃から原因不明の脱力感、不調に襲われていることも結構多い。うーん、でもちょっと違うかなぁ。

そんなこんなで木、金と久々の丸々2日間の完全休足。

着実にTSSを積み上げて来ていた新しい練習パターンに少々問題ありなのか、単純に量が多過ぎただけなのか、それとも夏の間毎回確実に3リットルは放出していたはずの汗、、、補給は万全にしていたとは思うがこの大量の水分のやりとりに疲れたのか、、、。

答えは、、、わからない。

でも、本日、いつもの坂ダッシュも中止にして、バイクにまたがりZwiftでクルクルと足を回していたら50分経過したあたりから急激に体の調子が上がって来るのがわかった。スーッと軽くなる。急激にだよ。ホッとした。

機に臨み変に応ず。臨機応援。
練習ペース、内容等々、再検討して出直しだ。

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ん十年ぶりの10kmレースに

2020年09月21日 | 大会レポート

【1周目が終わるところ。早くも姿勢が保てていないか?】

気は使いつつも、早く普通に戻ろう。

ってことで、2月の青梅マラソン以来のレースは、なんと20年ぶり位の10km!!
「マラソンフェスティバルin国営昭和記念公園AUTUMN」10kmの部。ホントはハーフに出たかったのだけど思い立った時には既に締め切られていたので仕方ない。

近くだからと油断してたら渋滞等々で会場着はスタート20分前。ちょっと慌てた。妻にはたったの10kmと言われるけど、こちとらずっと必死で走らなきゃって緊張膨らむ。
そして後方から慌てずスタートもすぐに予想通りの鬼キツへ。公園内の毎度お馴染み外周5kmコースを2周。あの何気にうねるアップダウンがこたえる。苦しいけど走れないわけではないから頑張るしかない。心拍は早々に160超え。坂ダッシュの時なみだ。そして迎えた後半、ここ1年以上見たことなかった170台を突破。もうやだっていうくらい喘いだのにやっとこの42分台。


【フォーム改革中だけど、やっぱり足が流れてるゴール前】

冬場はこの速度で心拍は10拍程度は少なかったことを考えると気が遠くなった。
今年も目指すあの頂きへの道は、、、まだまだ遠い。



そんな現状の確認が出来たという意味では苦しんでよかったのかな。さ、これからが本番だ。

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マラソンシーズン、イン

2020年09月12日 | 日々奮戦

【まだ狙い続けるけど、突如終わりの可能性だってあるので、とりあえずご褒美】

レースもぼちぼち再開され出して、今月は昭和記念公園でうん10年ぶりの10km、10月はランナーズの30Kとトライアルマラソン(フル)にエントリー出来た。シーズン突入だ。昨シーズンの記録はもう忘れて一からのスタートだ。

さて、火、木、土日がランの日ということにして数週間。まずまず計画通りにことは進んでいる。
この走る日というのはほぼポイント練習が含まれるので、出来るだけフレッシュな体、足の状態で迎えたい。気分的にも張り切って臨めないとダメだと思っている。
なので、ここで大事なのが残りの月、水、金の3日間。1日を完全に休みと決めてしまわず、得意の臨機応変作戦でオフを決める。直近でトライアスロンは予定がないので(来年の宮古島は開催方向で動いているとのことだけど)、バイク強化は後回しで疲労抜きのための道具をして大いに乗る。着地衝撃がないバイクはやはり素晴らしいことこの上ない。
今熱戦が繰り広げられているツールドフランス。選手達が3週間もの間ほぼ毎日160〜200kmの距離を乗り続けることが出来るのも着地衝撃によるダメージがないからに他ならない。この特性を利用しない手はないな、ってことだ。
足が浮腫んでだるい時は、クルクル回して動かした方が早く流れてくれる。それもなんかだるいなぁって時は堂々と休む。

さて、本日土曜日は一番キツくて、心の中で「やだなぁ」って気持ちが湧いて来がち。雨が残るが涼しいし。ガッツ出して300m10本。先週に引き続きベストタイムが出たし、多分平均タイムも一番だ。けど、息が上手く吸えない程苦しいなんて、、、、どうだろ。過去に記憶がない。でも、Garminconnectで表示される「トレーニングステータス」項目のVO2MAXがどんどん上がって62まで来た。

【サイクリングVO2はまだまだ低いσ(^_^;)】

なんか報われたって感じで喜んでる。増やせミトコンドリアだ!
とにかくスピードがないのでコツコツと積み上げるしかないからな。

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加減

2020年09月06日 | 日々奮戦

【心まで折れないように】

なかなか緻密な計算のもとに計画的に見える(んじゃないかと思ってるのは自分だけ?)ハリ天のトレーニング状況だけど、実はいわゆる「計画」はあまりない。動きながら掌で玉を転がすようにいい塩梅のところを探り続けているというのが実情だ。臨機応変、好きな言葉だ。

先週の日曜日、今年の夏初めての8時以降のラン。つまり灼熱の日中、外での運動は一切していなかったのだからどうかなぁ。
と、案の定、ヘロヘロになったが、まぁスピードがあった訳でもないし、例によって終了後の浮腫みとの勝負だけ。翌日からもローラーでせっせと脚を回して血液循環に精を出した。それでも一目でわかる脚の浮腫みのピーク9/3の木曜日。4日後だ。丸々1週間を要して体重はようやく元に戻るという有様。なんだかなぁ。肝心の体のだるさも久々感じていて、木曜日のポイント練習なんぞ即却下。完全リカバリーが必要だと決意した途端、金曜日にはかなり回復を感じ、昨日はバッチリ坂ダッシュを自己ベストでやり切れてしまった。



自分の場合、あり得ないような大量の汗を出すので、体が緊急事態宣言を勝手に発令し水をひたすら溜め込む。よし、これで大丈夫となると一気にまた放出してくれて元に戻る。この繰り返し。このタイミングを上手く合わせることが、練習やレースでの好結果を呼び込む。体重グラフと同じだ。
な〜んて言いながら、坂ダッシュ→翌日ロング走のセット練だった本日は、昨日好調だったことを自信に、颯爽と雨の中走り出したはいいが全く意気上がらず。こういうのを疲れが溜まっていると世間では言うのだなとやけに納得して終わりにした。
Treaning PeaksでTSSを積み上げて来ていると、どうしても落とすのに躊躇してしまうが、ここら辺の加減をもう一度しっかり見つめ直した方がいいかもしれない。
午後中、妻とツールドフランスの映像に夢中に。毎日長く厳しいレースを続ける選手達のコンディショニングに思いを馳せながら、自分だったらと自問自答の日曜日。

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灼熱の七国阿須トレイルサーキットマラソン

2020年09月01日 | 日々奮戦

【スタート前】
8月30日、夏の最終日曜日。第4回私的月末ぼっちマラソン改め「灼熱の七国阿須トレイルサーキットマラソン」(カッコつけてみた)をすぐ近所の山のマイコースで開催。午前7時スタートで終了は12時。

春先の自粛期間にグルグルうろうろしながら妻と作り上げた1周約7.1km/175m↑の完全に走れる、走るためのトレイルコースを使っての周回トレイルマラソンだ。月末フルマラソンの流れだけに、目標は6周でフルマラソン‼️

今月はせっかくなので青梅トレラン部と興味を持ってくれていた近場の友人数名に声をかけたらとっても賑やかになりました。


【コース案内を兼ねたパレード走行後。応援団も増えたので】

コース上一番のウリのはずだった沢は枯れ枯れだったのに、みんな中がまるで沢にドボンしてきたかのようなずぶ濡れ状態で走っていたのが、なんだかとっても嬉しかった大汗かきのハリ天でした。
応援のママ軍団やちびっ子達にも感謝です。とってもいい風景で癒されたなぁ。


【例によってハリマネ司会で開会!】

【周回ごとのオアシスエイド。フリーランスタート前 phot by ばぶぅ】

さて、肝心の走りは、、、?
全部走れるコース‼️と大見栄を切っておきながら、たくさん歩いてしまいました。えーん。最後は制限時間ギリギリで5周目ゴール。みんなに迎えてもらえてホッとしました。

【フリーランに突入。出遅れたのでスピードアップ phot by ばぶぅ】

【走れる上り坂 phot by J子さん】

【わずかな沢の水で顔を洗い腕を濡らす。サンバイザーから落ちる汗の滴】


【5周目ゴールを迎えていただきました】


【一応結果発表兼閉会式】

予定通り12時にはきっちり終了出来てやれやれ。
応援も含めて結局総勢30人にもなった皆さんに喜んで頂けたようで、ずっと企画を温めて来たハリ天&ハリマネ、と〜っても嬉しい1日になりました。

さて、第4回目となった本来の「月末ぼっちマラソン」は時間内にこの日の目標の6周・42kmに届かなかったので、翌朝分岐に設置したコース案内板撤収のために1周回。合わせて無事6周42kmオーバーと意味のない帳尻合わせをして無事終了となりました。
参加の皆さん、ありがとうございました。さ、次はどこでやろうかな。



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