【そして刺激された者達は走りに出た】
昨日東京マラソンが10年目を迎えていた。今のランニングブーム、というか走ったこともなかった人がマラソンに挑戦するきっかけとしてこの東京マラソンがもの凄い起爆剤になったことは確かだ。
そしてなかなか当たらない。当たる人は何度も連続で当たるけど、当たらない人は当たらない。我が弟も10連敗と。
で、どうしても出たい人はチャリティ枠がありますよってことで、これもかなり話題になったけど、10倍ものエントリーフィを払うなんて冗談じゃないよってことでポイだった。
だけど、昨日色々あって直接応援に出られなかったかわりに、久し振りにテレビの前で延々とライブ中継を見続けていた。
元サッカー日本代表の北澤さんがチャリティランナーとして走っていた。病気と闘う子どもとご家族の為の滞在施設 『ドナルド・マクドナルド・ハウス』の建設と運営事業への支援を続けていたとのこと。支援してもらった子どもが心から喜んでいることも伝わってきた。
日本ではあまり馴染みのないチャリティランナーについて恥ずかしながら知らなさ過ぎた。そして大いに考えさせられた。
目の前にあっても興味がないと情報が入ってこないというかシャットアウトしてしまっている。
今更だけど大いに目を開かせてもらい、そして自分も出来ることは何か、どんなことに対して支援したいのか。ただ出たいからじゃなく、チャリティランナーとして東京を走るってことも考えてもいいのかなと思った2016東京マラソンだった。
青梅マラソンの投稿（Facebook）に昔の教え子からのコメントをもらった。
「最初は若干26歳」
この頃応援に行った六六メンバーと新聞に載りましたね。
懐かしい( ´～｀)
そうだ、そんなことがあったっけ。とマラソン記録ファイルを引っ張り出してみた。
地元の新聞がちゃんとファイルしてあった。
当時受け持っていた超愉快クラス6年6組の子ども達が最後の1kmくらい歩道を一緒に走って応援してくれたんだった。その時に取材されて西多摩新聞に乗った写真。く〜っ、若っ！
この時、御年29歳、青梅マラソン4回目の出場で走るのに夢中になり出した頃のことだ。ゴールタイムを過去3回から一気に伸ばして2時間10分35秒（総合1341位）。
だけどね、グロスタイムで2時間10分16秒の60歳の今年の方がちょびっと速い！
ところで昔の青梅のレベルはとんでもなく高かったのだ。同じようなタイムで今年は608位。第19回の時の半分以下！
この翌年第20回記念大会でハリ天は未だに唯一破れない自己ベストの1時間59分31秒で走ったけど、順位は驚く事なかれ！683位。30km2時間切りで600番台なんてビックリポンな青梅マラソン。
【苦しいくせに嬉しそう】
21:18 22:08
21:29 21:43
21:54 22:04
21:04 21:26
22:09 21:27
22:04 20:22
青梅マラソンの5km毎のラップタイム。左がハリ天、右が弟。
前半我慢しておいて、しっかり後半追い上げるのが理想的な展開。弟に見事にやられた。
先日すでにしっかり結果を残している弟に全く欲はなく、兄弟対決すら回避でいいと。
反してハリ天、兄弟対決はしないことになっても先にゴールしたいという変な欲が胸の奥底に潜む。
すると頑張っていてもこういう結果になってくる。たいていこのパターンだ。
最後の5kmを最速で。どころではなく最後の2区間で1分ずつ落としてしまった。なんというていたらく。
どんなに前半がいい感じだと言っても終わりが肝心。終わりよければ全てよしなのだ。
結局、まだわかってないのかなぁ。
【100m喰らい付いた挙げ句ちぎられ、こんな写真を撮られてしまった。万歳してるぞ、くっそぉ。】
あなたは褒められて伸びるタイプ？
それとも叱られて伸びるタイプ？
やっぱり褒められて気持ちよく取り組んで力を発揮するタイプでしょう。
そう思っているけど、ハリ天のこれまでの歴史を眺めると実はそうではないことがいつも。
褒められた時はすぐにいい気になって調子に乗り、やがて失敗。
逆に明らかに馬鹿にされたり、ダメ出しされたり、失敗した後に確実に伸びている、そういう歴史が明らかにあるのです。
パッと思いついた事柄を上げれば、、、
小学校4年生の時に父親がよその人に向かって「この子は運動神経が鈍いから・・・」と話しているのを聞いて、後ですごく悲しくて悔しくて、以来他の科目はさておき「体育の5」だけはこだわり続けて高校卒業まで頑張ったとか。
高校時代、サッカー部の活動ばかりで教室にもおらず、もちろん勉強もあんまり、、、だったことから、受験勉強が始まった頃には話に混ぜても貰えない（どうせお前にはわかんねぇだろって雰囲気）グループがあったことに大発奮して英語の成績をアップさせたとか。
40台前半、デュアスロン大会で年長の選手から「若いのにオレより遅いのか」と言われたことから火がついて、年代別入賞出来るようになったこととか。
「けなされたり馬鹿にされたり負けたりして、悔しい思いを味わうと発奮して伸びるタイプ」
そうまとめておくことにしよう。
ということで、今回あえて恒例の「兄弟対決」を外していたにも関わらず、最後の最後に刺されてしまうとそれはそれは悔しいことで、いくら4つ下の弟に負けるのなんて当たり前と慰められたって、、、、。う〜ん、う〜ん、う〜ん。
【兄弟対決はしないって話だった、、、】
前日の雨も上がり晴れて気温もかなり高くなりそうだった日曜日。
思いの外雲は厚く太陽もチラチラのみ。自治会臨時総会の進行役をもう1人の副自治会長さんが快く引き受けてくれたし、参集してくる自治会員の皆さんも「あれ？何でいるの？」「マラソン走らないの？」「早く行った方がいいよ」と次々と嬉しい言葉をかけて下さって途中退場しやすくなった。
おかげで慌てずにスタート前の準備も出来て、余裕を持ってスタートブロックに整列完了。ポポロの人達や青梅トレラン部の哲太くん達と談笑しつつスタートを待つ。
スターターの瀬古さんは大乗りでナンバーカード1番をつける川内くんに300万持って帰るんだぞ（コースレコードの賞金）と呼びかけ、会場を沸かせていた。
【弟撮影】
11時半、もう何度目のスタートになるのだろう。弱冠26歳・ハリ天のマラソン人生のスタートはこの場所から始まっていたのだ。今年はなんと還暦で迎えたマラソン。だけどもまだまだ走れる。
ワンブロック後ろに弟がいる。先日の別大で今年もサブスリーを達成し燃え尽きているのか、今年は「兄弟対決はなし」と言ってきていた。ふ〜ん。
ま、とにかく何となく「今年はこう走る」というような方針というか目標が定まらぬままスタートしてしまった感じだ。
1年前は60歳で迎える青梅は勝負だ！と口にしていたのだ。実際にその1年が経過してみると、なかなかそのモチベーションを維持することや目標に向かう練習を積み重ねることの難しさだけが残っているような。
スポ根アニメ風にそんなことをあぁでもないこうでもないと考えていたら、スタートしてしまっていた。
朝の心拍は普通。体重は何とか61kg台。エネルギーOK。痛いところや気になるところなし。重さもだるさもなし。
が、最近の傾向だけどどうもペースが安定しない。というかペースと心拍と感触が一致してこない。
流れに乗って早く感触を一致させようと盛んに試みたけど4分6秒から4分20秒あたりを行ったり来たり。そして心拍数は150を楽に超えている。あんまりいいことじゃない。
前に60歳以上の部3位入賞した元びわ湖ランナーのいっしーさんが見えたけど、ついて行くには無理があるのであきらめた。
やがて5km。相変わらず落ち着かない。苦しいようなそうでないような。
だんだんペースは上がっているけど自信がない。ふとこのまま少しずつ落ちていくのか、、、と弱気にもなる。
盛り返してやる！という気迫が湧いてこない。
【Thanks ハリーさん。次の写真も】
これじゃいかんと奮い立たせて御岳駅前通過。妻や友人達から盛大なる声援をもらい流石に元気が出た。
緩い上りが続くけど踏ん張ってみた。折り返してくる選手。川内選手は5番手、いつものように苦しそうな表情。
青梅トレラン部Tシャツトップを走るこーちゃんとエール。
折り返してすぐに15km地点通過。1時間5分ちょうど（公式1:04:59・ネットタイム1:04:41）。
さぁ、ここから上げていこう。すれ違う選手には目を凝らしエールを交換し合う。
かなりきついはきついけどしっかり走れる感触がようやくやって来ていた。遅いな。
1週間アルコール抜きをしたのに、久し振りに横っ腹（背）が痛い気がする。やだなぁ。
下りベースのペースが出来ている。上りではややスピードダウンしているけどしっかり走れている。
全体的にはやや冴えない感じの走りだけど、とにかく全力を尽くそう。気を抜くとペースが落ちるのでしっかりしろよって感じ。
宮ノ平の坂を上ってあと5km。ここからラスト勝負！と行きたかったのに、、、
上りきったあたりから一向にペースが上がらなくなってしまった。ダメ？そんなはずはない、まだ行けるぜ。
市街地に入る。PTAで世話になったお母さんが応援して下さるいつもの場所。そこは振り絞れた。
トレラン部のあっくん親子の大声援。笑顔が引きつってないか、オレ。
あと3km。足が出ねぇぞ！せめて2時間一桁台で入ろうよ。
あと2km。踏ん張るが情けない。
【弟カメラ】
もう東青梅駅と、突然後ろから弟が！ グワーン。刺された。
ものすごい勢いだ。なにくそと付いてみたけどほんの100ｍ程でジエンド。あれ〜
最後の2kmは3分台だったというからな。どうしようもなかった。
ゴール手前でみんなの大声援を受けるが苦笑いだよ。
それでも振り絞って振り絞ってゴールイン。
2時間10分16秒（ネットタイム2時間09分58秒）。弟に遅れること43秒（2時間09分33秒）。ゴールで待っていてくれたけどもうこちとら息も絶え絶え。ゼーハーゼーハー。
なんのタラレバも存在しない全力で現状を自らに見せつけた青梅マラソンはこうして終了したのだった。
最後にへたれてネガティブを逃したものの、ほぼイーブンで走れているし、痙攣のけの字もなかったし、何とか次に繋げたい、いや繋げるのだと敗者の弁。
【御岳駅前】
50回記念の地元青梅マラソン。何とか自治会臨時総会（副自治会長職）を抜けさせてもらい無事に会場入り。
何だか方針も定まらぬままにスタートしてしまいましたが、ほぼイーブンの2時間10分。現状ベストだと思う走りと辛さでありました。30kmでもやっぱマラソンは色々だなぁ。
還暦記念でもう少し準備も頑張るつもりだったのだけど、なかなか思うように行かず。ちょっと気が多過ぎるのかもです。60歳以上の部8位でした。ちなみに表彰は6位までってことでわずかに届かず、残念！
兄弟対決はなしと愚弟が言ってたので、シラっと先にゴールするつもりが、、、
残り2キロを切った所でまさかの被ゲッツ！
負けちゃいました。ま、たまにだからいいやってことで^^)v
レポは後日。とりあえず速報でした。
TTバイクにプラス練習用ロードバイクが欲しいよねって口にはしていても、色々予算の都合や回り所があるからそうは簡単に実現しない。
で、固定ローラー用にセットしたままだった長女が現役時代に使っていたロードバイクが登場。
娘とは10cm以上の身長差があるので普通に自分が乗るということを考えたこともなかった。
このバイクは娘が頑張っていた頃サポートして下さった方々に提供してもらったいいもので（14年位前だけどカーボンフレームだ）思い出もたくさん。処分してしまうのは心苦しく、今では懐かしいスピナッチバーをつけてローラー台専用として使わせてもらっていた。
当然のように越年の劣化はある。それでも近くのショップで専門家の目で見てもらったら全然大丈夫とお墨付きをもらえた。
よし、それ行け！だ。
小さいフレームでサドルを高くして乗るっていうのも流行りっぽいらしい。ステムを30mm長いのにしてもらい、安物だけどサドルも交換。チェーン（今どき9速用を手に入れるのが大変とか）とワイヤーも新しくしてもらいバーテープも巻き直して普通にハリ天用ロードバイクとして生まれ変わった。
いやぁ、いい感じ。咲もきっと喜んでくれるだろう。
マラソンシーズンまっただ中ではあるのだけど、とにかくとにかくバイク徹底強化が最重要課題なのだからね。これでまた気分新たに楽しく練習出来そう。
タッチ交代でTTバイク（サーベロP3）はオーバーホールへ。
【うちのヤモリもお疲れ気味？】
ちょっといい気になって体を冷やしてしまったら鼻水が。
そういやちょっくら足もだるい。
でも今日はポイント練習日の水曜だ。
勇気を振り絞って農道へと出かけた。
気力メーターはやっぱり上がらず、いつもの15kmビルドアップ走はどうやら無理なのはわかった。
で、その代わりに、、、という方針が定まらないまま走り出したらものすごい北風。こんな風いつから吹き出したんだ。たった今？
思いっきり体を前に預けてしまえるので案外いいペースで走れてしまう。しかし、根本が乗って来ていないので向かい風をやり過ごした途端にガクッと崩れ落ちる。なんだ？
このギャップに耐えきれず、本日は2周（5km）したところでおしまい。妻が青梅マラソン前最後のレースペースでと頑張っていたので風よけをしてやって気分だけ盛り上げておいた。
家に戻っても風が吹いたまんまのような感じなので、そのまま3本ローラーでクルクルと足を回しておいた。
よ〜く観察してみると、ちょっとばかり疲れがたまっているらしき。早く寝よっ。
やっぱり写真はプリントしておかないと！
って言いながらなかなか実行に移せないでいた。
だけど、先日急にまとまった空き時間が出来たところで一気に昨年のハワイ行きのPHOTOBOOKを作ってやった。
Macではいとも簡単に高品質のPHOTOBOOKが他の会社等のサービスに比べて格安で出来てしまう。しかも注文からお届けまでが早い（火曜の夜発注して金曜の昼前到着）。もう何から何まで感激なのだ。
で、今回も妻にはえらく喜ばれてドヤ顔で満足感に浸っていたのだが、、、、
届いた翌朝、なんととんでもないミスを発見してしまったのだ（by 妻）。見開きページで同じ写真を使っていた。
【編集画面で確認してみると】
あんなに確認したのに何故気づかなかったのか。さぁ、どうする。
ホントはえぇい！と作り直したいのが本音だけど、ま、ここは抑えて抑えて。
泣く泣くだけど、寸法をしっかり測り、別用紙にプリントして貼り付け作業に没頭。
思いの外うまくいったので、今回の大チョンボには目をつぶることにしてやった。やれやれ。
【自然でしょ】
【本日は青梅トレラン部の面々も】
昨日の強風を避け、万全の体調で臨んだ本日のビルドアップ走（1周2.5kmコースを6周回）。
いや、万全の体調で臨むはずだった本日のビルドアップ走。「だったはず」なのに、あえなくビルドアップ出来ず。しょぼいペース走モドキになってしまった。
1周目はがくちゃんとお喋りしながらジョグモードでスタート。2周目からいつも通り心拍ベースで130台→140台（3〜4周目）→150オーバー（5〜6周目）が目安。
ジョグの時から心拍低いのにハーハーと息苦しく、3〜4周目に140台で落ち着いたとホッとしたのも束の間、最後にがっつり上げるつもりの5周目からは心拍がなかなか150台に上げられないという状況。
最後の1kmだけは何とか踏ん張ったけど、、、。
25:08→22:12→22:02。あれ？一応上がってた^^; 平均心拍139（Max160）。
これもみんな自分が甘かった。午前4時、下痢ぴーでトイレにこもったけど完全に酔っ払ってる。昨晩自治会執行部の打ち合わせの後、ちょっとだけがたっぷりになってしまったのだ。帰って来た時より酔っ払ってる未明の自分。何でだ？
朝はぱっちり目覚めて頭も痛くないし気持ち悪くもないのだけど、お腹だけがグルグルグルグル。
走っている最中、胃と腸が張り詰めてる感じで息苦しく心拍を上げられなかったのはちゃんと体がストップかけてくれていたみたい。
これじゃいい練習にはならないなぁといたく反省した次第。
【後発組のアップにお付き合い。大岳山をはじめ今日は山並みがきれいだった】
水曜日はビルドアップ走の日。
昨日からその心づもりで加減をして備えていたけど。
今日は朝から強く冷たい風が吹きまくっていた。風よけのない農道を走っていると間違いなくこの風の餌食となる。
冷たく強い風に立ち向かう心と体を鍛えるにはバッチリだ。
う〜ん、バッチリなんだけど。
現在の力をしっかりと計りたいと思うとあんまりにも強い風の中は避けたい。タイムが出ないからな。
それに明日は祝日だし。
って、もう単純な理由で簡単に予定を延期した。
延期して向かった先は地元民にも探し出せないかと思ったくらいわかりづらい立地条件のうどん屋さん、「草庵」。
普通の古い民家のお店の佇まいと店内（？）の雰囲気にいきなりガツンときて、さらに噂には聞いていたけど運ばれてきたざるうどんの圧倒的な量に強烈なインパクト！
筋肉温存で腹だけいっぱい。
【約7km付近】
先月の雪でもう春までダメだろうと諦めていた5年ほど前からハリ天の坂路調教の舞台、青梅の奥の奥・成木の常盤林道。
先週の坂練、上り1km10本＋下り1km10本が相当にきつかったのと、やっぱりマラソン用に長く続く坂道が欲しいなぁってことで、様子見方々足を向けてみた。
7kmまでかな、行けて8km地点くらいかなと走ってみたら、なんとしっかり除雪されていて全コース10km、ほぼ走り切れてしまった（合計で10ｍほどはアイスバーンのため歩き）。なんだか超お得な気分。
ということで、本日ありがたいことに久々の坂路調教コンプリート。先週に引き続き、足ガックガクだ。
タイムは上り56分55秒、下り39分34秒の1時間36分29秒。まずまずってところかな。ただ、心臓大丈夫なのに下りの最後でまだ足がついていかない。
（ハリマネも5km＋5kmバージョン挑戦）
でも2012年の最も準備万端だった別大前には1時間半を切っているという、我ながら恐るべきタイムもしっかりチェックしておいたのだった。
【お待ちしてました】
2月5日、そう、今日は治療院リニューアル2周年記念日だ。
あの雪で慌てたオープンからはや2年。
初めて来院される患者さんから「木の匂いがいいですねぇ」ってまだ言われる。
毎日ここにいるとわからないけど、まだしっかりと木の香りに包まれている場所なんだ。
今日はドイツ人の患者さんにも色々とえらく褒められてしまった。もちろん日本には長くいらしていて日本語ペラペラ、漢字まで書いてくれる（住所）初老の素敵なドイツ人だった。
合気道を学びたくて日本に来たと話されていたけど、鍼やお灸、そしてツボの話にも興味津々。
何だか実に印象的なリニューアル2周年記念日だったのだ。
と、お祝いは子どもも家にはいないのにハンバーグ。
去年も同じだったと知って、やっぱりな。お祝いはハンバーグだよ。今晩は先日偶然知ったゼラチンパウダー（ゼライス）を混ぜ合わせた特製ハンバーグ。いやぁ、違うよ。
特別なことがない限り、毎週水曜日はビルドアップ走（15km）の日、ってことにしてある。
そんな水曜日の昼休み。気持ち的にはかなり張り切って練習場である農道へと出向いた。
そこまではよかったのだけど、車から降りた途端なんかどうも気乗りがしない。
それでも「初志貫徹」とばかり走り出した。いつもよりゆっくり目の入りでいいと自分に許可したけど、いやぁダメダメ。土日の練習（10km×2の坂練と20km走）の筋肉痛（ほとんど坂のせいだけど）がまだモロに浮き出ている。世間一般で言うところの「疲労が抜けていない」状態だ。
そんな足だから当然気持ちもついていかない。やる気があると見えたのは表向きだけだったようだ。
体がフレッシュでなくてはいい練習は出来ないよ。
という声にちゃんと耳を傾け、ややもすると「初志貫徹」だと弱く見える気持ちを思いっきり押し倒して頑張ってしまいそうな所を必死で踏ん張った。
まずはとりあえずJogモードだ。スロージョグにまでは落ちなかった。7kmくらいまで来てようやくしっかり走れる感覚。今日は予定していた15kmにこだわることはない。10kmに変更だ。これぞ「臨機応変」。
最後の2kmだけはしっかりとビルドアップして気持ちよく終えることが出来た。
なんか、ため息あ〜あってところだけど、いまや絶対的に無茶は禁物。ちゃんと成長していることを証明してやろう。ということで今日は「初志貫徹」に「臨機応変」が勝ったというはなし。
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