ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

トライアスロン珠洲・BIKE

2011年08月31日 | トライアスロン


   
■BIKE(101.4km)3:58:35(279位)
←バイク順位
いよいよバイクスタート。

この種目が変わる瞬間というのがトライアスロンの楽しみの一つだ。気持ちを切り替えてよーしという新しい気力が湧いてくる。

もちろんバイクは軽いギアにセットしてあってクルクルと足を回して馴染ませていく。
スイムで出遅れていてもバイクに入った途端、抜きまくると言うのがハリ天のトライアスロンモード。なのにクルクル回しているだけで一向にスピードにのらないものだから、後方からの選手に次々先行される。でも、今日はいいのだ。それでいいのだ。何と言ったってバイク実走60kmが最高という信じられないような練習量なのだから。いい気になって行くんではない。もう一人の自分はしっかりと腕組みして斜め上方で監視している。
夏空高く、朝の日差しに思いっきり輝く海がまぶしい。トライアスロンだ。一応、前日車でコース試走はしておいたので良かった。
【写真は前日】


登りはいい感じ。前半は海岸線を進むのでテクニカルな下りも連続する。皆、命が惜しくないのかと思うような突っ込みを見せつけてくるけど、挑発には乗らない。安全第一、無理は禁物の年寄りくさいライダーなのだ。それだって長く見通しのきく下りで感じる久々の風を切るスピード感には酔ってしまうよ。
【写真は前日】


30km過ぎから始まる皆が恐れる噂の「大谷峠」。12%の勾配もあるけどまぁ家の周りの峠を走っていたら、そんなに特別ではないよな。もちろんきついけどここだけはほぼ抜き放題。
【写真は前日・大谷峠手前の風景】


さっきさっそうと抜き去って行った選手をかわしながら一瞬の優越感。も、下りと平地で木っ端微塵に打ち砕かれるのだけど。この後もずっとこれの繰り返し。
 
1周目、1時間49分程。思いっきり押さえたつもり。もう1周あるからな。だけど太陽が段々高くなり、暑くなり、ウエットスーツですれた首の後ろが痛むようになってきた。同時に頭痛発症。ちょいヤバだ。だけど足はよく回るようになっている。Bタイプのトップクラスが後方から次々と迫ってくる。DHバーをしっかりと抱え込みフォームがとにかく決まっている。こちとら今回はDHバー(ダウンヒルバーの略。スキーの滑降に似たフォームになるようハンドルに取り付けるバーのこと)はあえて付けずにやって来た。余計な物は一切外し、徹底軽量化。パンクしたらリタイアさえ覚悟の玉砕戦法だ。
 
久し振りの練習なし100kmライドは辛さ満点かと思ったけど、押さえた前半のおかげか頭が痛い割には気がついたらあと30kmって感じ。


【写真は前日】


2度目の大谷峠も1周目より快調だった。が、その後の下りと平地は吐き気も起こってかなり泣きそう。何でもなさそうな女子選手にもバイクで抜かれちまった。
頭割れそう。熱中症っぽい。昔、長崎五島のアイアンマンで熱中症→蛇行走行の思い出が蘇り不安が頭をもたげる。フィナーレだからそんなんじゃ困るんだよ!って怒ってみる。
 
2周目の方が速いかと途中まで感じていたけど結果は10分遅れ。それでもまぁまぁ元気に蛇行することなくしっかりとバイクゴール。ラストのラン、行けるか。やっぱり気持ち悪いんだけど・・・。

さらに明日のRUN編につづく。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トライアスロン珠洲・SWIM

2011年08月30日 | 大会レポート



ほぼぶっつけ本番的SWIMにBIKE。
これでトライアスロンだとは笑わせるなよと言われぬよう、
流石に無駄に歳を食っていないぞと言われるよう、
そう、決して欲はかくな、
現状把握をしっかりして、
1年間迫ってきた「SURPRISE 55」のフィナーレにふさわしく、
完全燃焼の127.2km・6時間57分07秒、
しっかり見届けてもらったハリマネと手繋ぎゴール、

426位(スイム終了時)→313位(バイク終了時)→193位(ゴール)
全部燃やしてちゃんと灰になってきましたトライアスロン珠洲レポ。まずはスイム編。




■SWIM(2.5km)0:57:57(426位)
250人ずつ3ウエーブ、5分差でのスタート。ハリ天は第1ウエーブ。快晴、穏やかで透明な海。だけどアップでなめた塩辛い水は2006年4月以来の海の味。これは帰ってきたぞとか言う話じゃない。大丈夫なのかと身は引き締まる。プールでの調子からハリマネは50分くらいでは泳げるんじゃないって楽観視。それはどうかなぁ、せめて1時間以内には戻って来なきゃと自己プレスをかけておく。
バトルを避けて一番外側からスタート。ちょっとブルッと来る懐かしい感覚。始まったぞ、慌てるな。そう言い聞かせて泳ぎ始める。


しっかり手は動いているけど周りの同レベルの選手達とじゃれ合いみたい。300m沖へ向かった後、陸と平行に時計回り。程なく後方から黄色キャップが襲ってくる。第2ウエーブの選手がもうやって来た。いいなぁ。それより首の後ろがウエットスーツとすれて痛み出した。そうだった。ワセリンだけじゃなくテープも貼るんだったんだ。忘れてたよ、そんなこと。
1000mの表示で時計をチラ見したら24分もかかっていて大慌て。1250m地点の大きな三角バルーンが見えてからもなかなか近づかない。折り返したら即白キャップの到来だ。わざとらしくどけどけ~と割って入ってくる。くそ~と思うけどスピードが違う。全く同じように手も足も動かしているつもりなのになぁ。
太陽に向かってひた泳ぐ。まぶしいぜトライアスロン。しょうがないから一人でナルシっておこう。この人遅いなぁ、フォームがよくないよなと目についていた選手とほぼずっと一緒。自分も同じく遅いってことだよね。
スイムゴールは嬉しいというよりホッとする。浜を上がった所でコース上にシャワーがある。塩を洗い流すついでにウエットスーツも脱いでしまおう。という急きょの作戦はいいのだけど・・・久し振りで脱ぐのにとまどう。やっと脱いで脇に抱えて走り出したけど、これは格好悪いことに途中で気づいた。


それにしても遅い。シミュレーションがきちんと出来ていない証拠。ま、いいさ。
自分のバイクラックの場所はきちんと把握してある。だけど自分の周り、ガラガラだ。残っているバイクが少ない。寂しく少々みじめな空気があたりを覆っている。
 
だけどこれが実力実力。水分補給して補給食をウエアのポケットに突っ込み、さぁこちらも久々の100km超えのバイクスタートだ。

※長くなりそうなので種目別にアップします。よって、続きは明日なのだ。(実は全部書いてあるけど)

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完全燃焼的

2011年08月29日 | トライアスロン



昨日、ハリマネがツイートで速報(こちら)を流してくれ、自分でも連続ツイートでレースレポ(こちら)をしていたので安心していたら・・・肝心のブログ、放置でした^^;

1955年生まれが55歳を迎えたことを記念した自分盛り上げイベント「SURPRISE 55」のラストイベント・「トライアスロン珠洲」
ほとんど練習なしに等しいスイムとバイクが思いやられましたが(結果も予想通り)、最後のランだけはきっちり(抜きまくり)。
今回は記録とか順位とかは忘れて、SURPRISE 55のフィナーレ思いっきり楽しめよ~っていうのがねらい。でも、ゴールを待っていてもらうからには一応目安を立てなければと。過去の記録をつらつらながめつつ、目標はサブ7に設定。結局のところ「楽しむ」=「ガッツリ行く」ってことだなぁ。
で、結果、ギリギリだけど6時間57分07秒で無事目標達成。バンザ~イ。
しかも全力投球完全燃焼と言っていいゴールを迎えることが出来ました。完全燃焼→灰も残らず、でひっくり返る。リザルトが出て年代別3位を知り、上等上等と肯いていたら、2位とちょうど1分、1位ともたったの1分39秒差だったことが判明し、う~ん、う~ん、う~ん。

片道約580kmのロングドライブ、未明3時前帰宅、本日通常通り仕事。流石に頭の芯がボーッとしております。今日の所はとりあえずの結果報告まで。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィナーレに向けて

2011年08月26日 | 日々奮戦



4年半のブランクは思わぬところにも。
明後日の「トライアスロン珠洲」に向けて出発準備。ん?何を用意するんだっけ、と一瞬固まった後バタバタ。
もちろんBIKE。長女のお下がりのZIPPの決戦ホイール。バイクシューズ大丈夫。スペアタイヤOK。ランシュー、思わず忘れそうで冷や汗。ゴーグルも忘れるところだった。やれやれ。で、ようやく探し出してもらったウエットスーツだったけど、今日になって久し振りに着てみた。4年半前よりか細い体になっているはずだけどけっこうピシッと迫ってくる。懐かしいフルウエット。シロモトのツーピース、結構なお値段だったんだっけ。
さて、昔と違って車が小さくなってしまったのでバイクをそのまま放り込めない。前後輪を外してようよう後部座席に。レースウエアはどうしようかな。いつもは着替えずにバイク→ランをこなしていたけど、今回は「SURPRISE 55」のフィナーレだから「夢よもう一度」シリーズで三女にもらったUMBROのTシャツで最後のランは行ってみよう。ってことはゼッケンベルト必要?なんとかなるか。
・・・って感じでようやく全てOK。珠洲までロングドライブ行ってきます。
・・・と、ところで、親戚の不幸、宮崎の次女が出産間近とバタバタしている最中で、一緒に行けるかどうか心配していたハリマネだけど、なんとか一緒に行けることになりました。よかった。 「SURPRISE 55」のフィナーレ、しっかりと見届けてもらわなきゃ。さてさてそのハリマネ、本日無事に53歳のバースディも迎えましたよ。おめでと。

明日、明後日のブログはお休みするかも・・です。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウンがついた

2011年08月25日 | 日々奮戦



未明、トイレに起き、寝室のドアを開けて部屋を出たその一歩目。
グシャ・・・・。

最近、何なのか猫のHAHNAがトイレを外す。昨晩、よりによってなんでという部屋の前、ドアの前に。絶対に踏むぞ。寝ぼけ眼に突然の仕打ち。グシャ、うわぁ~。

とんだ未明のフンづけ事件。
ここはひとつ世間の慣習にならい「運がついた」ということで。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人ぢから

2011年08月24日 | 日々奮戦



いつも分担してやっていることを全て一人でこなそうとするとものすごいパワーが必要だ。
つまり・・・
朝、早起きして朝ご飯の用意をして息子を送り出し(夏休みなのに毎日なんだかんだと学校へ行く)、洗濯機を回し、干し、駐車場の掃除、仕事準備・・・。新聞やメールチェックもそこそこに全開で動かないと出来ない。分担しているとどんだけ楽をしているかって感じ。
そして仕事中はもちろん一人で回すわけだけど、ちょっとしたお年寄りの患者さんへの補助とか会計の時間がリズムを微妙に狂わす。慣らしてしまえば別に何でもないことが、慣れていないとぎこちない。そこへ新患さんが入ってくると診察券を作ったり、説明したり・・・。
しかも今日は休日明けの水曜日。Big Wednesdayだったから大忙しだ。アレ、今日は奥さんは?ってことになるから、その都度その都度、かくかくしかじかと説明。合間には炊飯器のセットもしておかねば。ふぅ~~~

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2合

2011年08月23日 | 日々奮戦


【新人】

親戚に不幸があり、急きょお昼前ハリマネは岡山へ。
と言うことで晩ご飯は息子と二人(三女は遅い帰宅)。とりあえずご飯を2合だけ炊いた。
小食の息子と昔は大食いだったハリ天、合わせて普通の茶碗に1杯ずつ。ジャーの中にはまだたっぷりのご飯。明日の朝も昼もこれで行けそう。

う~ん、一人暮らしを始めた学生時代、どれくらいご飯を炊けばいいんだろかと尋ねたら、母はまぁ翌朝の分も入れて2合も炊けば十分でしょとアドバイスを。
さっそくアパートの一室で明日の分もと2合炊いたら、その夜1回の食事でなくなってしまっていたことを思い出した。恐ろしい食欲、恐るべき大食漢。
一度にあんなにたくさん、よく食べられたもんだ。我に返って唖然呆然の夜。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イマイチだけど

2011年08月22日 | 日々奮戦



不調。って文字にしちゃうと魔法にかかってしまうから普通は書かないところだけど、足の調子は今ひとつなのだ。実は。
たいしたことしていないのに、ハードに追い込んだ後のようなバリバリ感がある。特に後ろ。
しかもアタタタタ~って感じ。
今週末の「SURPRISE 55」のフィナーレを飾ることになっている4年半ぶりのトライアスロン、緊張しているのかって突っ込まれそうだけど、あわよくばうまくやってやろうなんて決して思っていないので(ホント)緊張なんかではない。もちろん良い結果が出なかった時の伏線でもない。
まぁ、色々気がかりなこともあって集中できていないのが要因なのは自分がよくわかっている。
今年は勝負レースに選んだ大会の前は、きっちりと納得のいく準備が出来ていたから、それらと比べるとちょっと準備不足、いやかなり不足。
 
スイム・・・まぁ普通に泳げるところまで戻ったのでよし。タイムは無視。
バイク・・・回転足は思い出したけど、何たってバイクを制する者はトライアスロンを制す。100kmという距離より、それだけの時間のフォーム維持が一番の課題。
ラン・・・今年はイイ感じで走れているから大丈夫でしょっていう気の緩みがないのか、と突っ込まれたらギクッとする。
そして、何より3種目を連続して行うということを一度もしていない点、なめるなよ!
特にバイク→ラン。
 
そう言いつつ、ちゃっかりとそれなり調整モードに入っている自分がいるのだけどね。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日はランナーズ

2011年08月21日 | 日々奮戦



明日22日は雑誌『ランナーズ』10月号の発売日!
皆さん、本屋さんへ立ち寄られたらパラパラっとページをめくってみましょう。
そ、80ページに注目です。
「第3のシューズでアシを鍛えよう!」って特集ページの一番最後。
わざわざ東京のハズレの治療院まで取材にお出でいただいた編集者のKさんが、延々と跳びに跳びまくってしゃべくりまくった内容をよくぞ、ギュッと、コンパクトに、まとめて下さいました。
ま、何かの参考になれば・・・です。
たまにはもう一歩踏み込むかっていう時は、立ち読みじゃなくて買って下さいね。680円也。
ランナーズの回し者ではありませんが、我が家の納戸部屋を探れば必死で読み耽っていた30年近く前のランナーズ誌も発掘出来ちゃいます。時は流れて、です。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復活ローラー族

2011年08月20日 | トレーニング


【わおぉ~ん】

北アから帰ってきたら届いていた。
やっぱりこれでしょ。ミノウラのトレーナー・V270-2。固定ローラーだよ。
前のはもう使うこともないかと宮崎の娘にあげてしまっていたのだった。だけど、ちょっと本気でバイク練しようと思ったら(本気なのか!)、外乗りだけじゃだめ。っていうかダンプ怖い。
・・・ということで、元長女の部屋にセッティング(協力:ハリマネ)。ついに始まった、っていうかレースは28日、今頃何故状態だけど、まぁいいじゃないですか。たまったDVDや懐かしDVDを観るためっていうのがかなりの割合を占めているというローラートレです。

それにしても30分、しっかりと90回転で足を回し続けるというのは本当にきつい。外で普通に乗るのがいかに楽か、足を休めている時間がどれだけあるのか、そんなことをあらためて思い知らされるローラータイムです。

 

4年半前はこの上で3時間も回し続けたことがあったんだ。アンビリーバボォ~。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イカススイカ

2011年08月19日 | 日々奮戦


【スイカにSUICA】

やっぱすごい。どっから見ても圧倒的な存在感あり。
ハリマネが昨日のブログで「謎の球体」って書いていたけど、いきなり写真だけ見せられたら確かに「謎の球体」だ。

 

本気でなんだこりゃぁとなる。写真撮ったのはもちろんハリ天だけど。広角でぐんと寄って捉えてやると思いっきりデフォルメされてゾクゾクッとする怪しさが表現できる。

 

お勝手にころがしたままさんざん遊び、その後はテレビの前の畳の上に無造作に置いてみた。これも、何というか、決まってる。
持ち上げるにはかなりの気合いが必要で、さらに落として割ってしまったりしたらシャレにもならんので超慎重に。なんたって重さは15.2kg

 

昨年もいただいてびっくりしたけど、今年はさらに5kg増、形も最高だ。こんなのが畑になっているなんて想像しただけで鳥肌ものだ。

冷蔵庫に収まるかどうかが問題だけど、まだその段階まで辿り着かない。入らないから割ろうなんてことになったらもったいない。遠くから、近くからあれこれ眺めているだけでかっこいい。富士山や槍ヶ岳が見えるとはしゃいでシャッターを切っているのと同じ感覚だ。


イカススイカ・でんすけ・・・でんす。

 

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

達人の風

2011年08月18日 | 治療院ネタ



今日は開院当初からの患者さんTさんがみえた。

今日は左のここいらがちょっと痛いね。まったく、もうあっちもこっちもおかしくなったってしょうがないやねぇ。
いつもながら淡々とゆるゆるで、しかもかなり投げやりな雰囲気を漂わせる。
絶対良くなりた~いって感じはなく、でもお手入れもしておこうかねっていう程度。少しくらい悪くたってそんなのいいんだって感じの独特のゆるさ。そして、いわゆる絶対的ないいおばあちゃんというキャラからはちょっとはみ出している感じ。
何年か前にご主人をなくし、ご近所の同じくらいの年の友人も次々とこの世を去られ、寂しいもんだけどしょうがないと。
それでいて、来月にはとうとう90になっちゃうよ。って、全然見えないんですけど。80になっちゃうよって言われても、え~って驚く程だ。
定番のようだけど、実に本気でえ~って二人で驚くと、みんなそういうけど、社交辞令だと思ってるよぉ。
だけど今、高校野球がいいねぇ。あたしゃぁ、ああやって一生懸命なのを見るのが好きなんだ。いいよねぇ。あと、テレビじゃクイズ番組ね。よく聞こえなくても文字が出るからね。わかりやすい。それに結構当たるんだよねぇ。ヒヒヒ。
読売新聞の日曜版に出てるマスを埋めてく、ほらアレ・・・(クロスワードパズルだ)も毎週楽しみなんだよ。頭も使わなきゃダメだよね。そんなこと一日やってるから全然飽きるってこと知らないよ。
 
自分の若さを自慢するわけでもなく、やけに歳だからと卑屈にもならず。そう背伸びも屈みもしない。決して優等生的でない独特のゆるさを振り撒きつつ自然な風が吹いている。
なんだかやけに清々しく感じる風だった。文章で伝えるのはとっても難しいけど、これがいわゆるこだわりを捨てた達人の風なんだろなぁ。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快速と鈍行

2011年08月17日 | 日々奮戦



山を走ると、普通の登山者の方が2泊とか3泊しながら歩く範囲をあっという間に移動できてしまう。
この快速山行は山を走り始めた頃にはたまらない快感だった。
少ない、限られた時間でいくつものピークを踏める。すごいことだ。時間の有効活用度の高さと言ったら最高部類だ。

今でも、走って移動できることのメリットは大いに感じているし、風を切る爽快感もある。でも、でも、それとは真逆の気持ちが夏雲のように湧き上がっても来るのだ。走って移動することで見逃してしまうあれこれをたいそうもったいないと感じるようになっている。山を愛する人達が山頂やその麓で悠々と時を過ごしていることの贅沢さにようやく気づきつつある。
レースでは風景も関係なく思いっきり走るけど、それ以外の時はカメラを携えてゆっくり歩き、お気に入りの場所では時を忘れて風と光と空気を味わいたいと、最近はとみにそんなことを考えているハリ天なのだ。(今回の北アで走れなかった言い訳では決してないよ)
自由自在にスピード(走るスピードだけでなく)をあやつれるようになりたい・・・のかな。快速と鈍行の共存。好きな言葉は「臨機応変」かぁ。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瞳シャッター

2011年08月16日 | 日々奮戦


【祖父岳にて日の出】

土日の北ア行き。天候に恵まれ写真好きのchinさんやハリ天はウッハウハ。走りはきつくても写真的には笑いが止まらんっていうシチュエーションだった。
なのに、撮った写真はたったの270枚程。ハリマネと行った鳳凰三山では700枚くらい撮っている。歩きと走り、目的も違うし条件も違うけどそれにしてもって感じ。
【夕闇迫る雲ノ平山荘】

まさかのバッテリー切れ。そう、まさかの。
今回はグランドスラム達成お祝いにハリマネがプレゼントしてくれた防水カメラ・RICOHのPXをメインに(この話題はまたいずれ別に)、マジ撮り用にSIGMA・DP1xを用意。
実はPXは鳳凰三山行きに続いて2回目。鳳凰はデジイチメインだったのでPXのバッテリーはほとんど減っていない感じだった。油断。フル充電していったけど野口五郎岳を目前にして早々のバツ。120枚ちょっとでお終いは予想外だったけど、色々な条件を考慮しておかなかったミスだ。高所で気温も低め、バッテリーを出してマッサージして温めてやれば数枚ずつは撮影可能になっていたけど、ほぼ白旗。
【Moonlight黒部五郎】

DP1xも2日目の夜明け写真に(祖父岳)フィーバーしすぎて水晶岳からはよぼよぼ。盛んにバッテリーマッサージを繰り返し、何とか粘らせる。が、14日午前8時51分、赤牛岳での1枚を最後に・・・。後は必死のだましマッサージにも全く反応せず。かくしてハリ天のカメラ山行は日が高くなる前に終了。
【8月14日午前8時51分40秒】

ここまでやって来た者がご褒美に撮らせてもらえる絵、ここでしか撮れない絵がもう手に入らないのだ(大袈裟)。カメラを取り上げられたハリ天(ザックの奥にしまい込んださ)、写真を撮るという名目に立ち止まることが許されなくなり、以後いっそうあえぎ声だけが高くなっていった、のだ。
絶景を目の前にしながら、何とカメラなしで走り続けよという過酷な指令。
仕方ない。そう言うわけで、2日目のほとんどは「瞳シャッター」を切り続けながら、少しばかりいじけていたのだった。

☆☆一応写真公開☆☆

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子羊になって北ア

2011年08月15日 | 山岳ランニング



行ってきました!
1年振りのchinさん企画の北アルプス山行。今回の同行者はchinさんとのコンビすっかり定着のケノケノさん、復活してきた強者何故か昔からハリ天と絡み合うペターくん。

13日(土)(事故渋滞で予定変更)高瀬ダム~烏帽子小屋~三ッ岳~野口五郎岳~真砂岳~水晶小屋~鷲羽岳(ピストン)雲ノ平山荘(CT16:00)

14日(日)雲ノ平山荘~水晶岳~赤牛岳~読売新道~奥黒部ヒュッテ~船窪乗越~船窪小屋~七倉(CT25:25)
【水晶岳頂上より槍方面を】

実はハリマネとの鳳凰三山スロートレーニング山行の疲れがどっぷりで、前日も筋肉ガチガチ、体ダルダル。で、改めて企画コース見たらあれまぁびっくりのガチンココース。chinさんとだから完全ボイスモードだとすっかり油断していた(コースの案内メールももらっていたのにチラ見でいた)ハリ天。こんな状態で大丈夫かと急激に弱気になっていた12日金曜日。追い打ちをかけるが如く前触れナシに襲ってきたプチぎっくり腰。万事休す。これは無理をしてはならぬという天の声か。今回はドタキャンか。うん、あきらめよう。いや、この程度なら自分治療で何とか大丈夫だろ。行っておかないと後で後悔するかも。調子に乗っている時こそ好事魔多し。いいことばかりは続かないぞ。
・・・ありとあらゆる声が全方向から襲ってきて、行くか止めるかの間を10往復じゃきかないほどの逡巡。初体験だ。ハリマネに、決めた!止めておく、と宣言した側から地図を眺め出し・・・。最終的にはハリマネが、後でchinさんのレポ見て後悔しない?の言葉にドンと背中を押され、絶対に無理しない、とにかく安全第一、途中エスケープもありと固く誓っての出発と相成ったのでありました。

今回は初めてのchin号同乗。いきなりの事故渋滞で七倉午前3時発が不可能となり、コース変更。思わずガッツポーズで一安心。出がけからこんな弱気なハリ天、当然の如くの結果が待っていた山行でした。
 
初日は鳳凰三山スロトレ疲れに寝不足が加わり、富士登山競走ですっかり高所OKだと思っていた自分に裏切られ、つまり・・・もろに高所障害出現。生まれたての子羊の如くよれよれと皆の後についていく。下りは振動が頭にズキンズキンと響き、助けてくれ~。ほうほうの体での雲ノ平山荘到着。
しかしっ、あまりにぐっすり睡眠出来てしまい、実は2日目は別行動するようかと本気で考えていた前夕だったのに・・・翻意。



2日目、快晴。360度全方向アルプスに日の出前から超エキサイト。今日は行くぜ!と出だしは良かったけど、やっぱり数時間で子羊モードに復帰。前を行く3人をポツンと離れてトボトボと追いかけるハリ天。


読売新道の長い下りをレースモードで飛ばす復活ペターくんと超合金ケノさん。を、遙か上から見送りつつ、まるで初心者のようにゆっくりこわごわと下る。黒部川まで下り、水浴びしたら急に元気になって黒部湖沿いのトレイルを一瞬だけマジ走りしてみたけど、速攻売り切れ。すみませんでしたって感じ。シューズのままザブザブと繰り返す沢渡りは楽しかったけど、船窪乗越までの急登は動悸息切れ激しく、顔面蒼白、一切口もきけないというバテ(一言しゃべるエネルギーも惜しい)。もういやだもうこりごりだって。プライベートランでは間違いなく史上最悪の辛さ体験。根性の「こ」の字も見あたらない!
船窪小屋手前の稜線で、午後も遅い時間でガスがかかり始めていたけど今日辿ってきた山並みが一望出来た。頑張ってきたご褒美かな。chinさんとその豪快極まるルートを眺めていたら気が遠くなってきた。人間の足って本当にすごいものだ。
満足感に浸りつつ船窪小屋に到着。鐘がジャランジャランと鳴り響き、拍手で中年ハイカーの方々に迎えられる。どこから来たの、普段何やってるの、いやぁあんた達みたいな人初めて見たとやんややんや。後から到着だったハリ天とchinさんに至ってはちょうど立っていたところへ、ちょっと体触らせてと、汗でびちょびちょの胸、腹を両手でパンパン。そして、うん、うん、固いなぁ、鍛えてるなぁ。フィナーレの七倉へさて、最後の下りと出発する時は小屋のご主人が、みんなで拍手で見送ろう!って。わーわー、まるでヒーローだ。完全に蘇ったかのように元気に手を挙げてさよならしてみた。見えなくなったらすぐにドロドロ、ダラダラ。
最長老らしく最後方でブレーキかけ続けていたけど、それでもなんとか脱落せずに4人そろってゴールイン。みんなと握手した時は涙が出そうでした。
周到な企画・準備をしてくれたchinさん、引っ張り続けてくれたケノケノさん、ペターくん、本当に感謝感謝です。
しばらく地図を眺めながら余韻に浸れそう。

と、いうことで今回の北ア雑感(追加はあるかも)。
詳細レポは・・・もちろん「chin's blog」の抱腹絶倒レポをお楽しみに~(chinさん、よろすくぅ~。丸投げ)

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする