今日は27年前に58歳で亡くなった母の誕生日。
生きていれば85歳だって。
夏生まれの人は強くってよく言うけど、強いは弱いの裏返し、弱いは強いの返し技。
突っ張って突っ張って、息子に弱みなんて決して見せずに、いつも口にしていたのは「あのくそババァ、早く死んじまえって言われるような意地悪ばあさんになるんだ」。
そんなばあさんに果たしてなっていただろうか。思い通りになんて行くもんか。
1年に一度、この7月31日にいつもそんなことを思い出しては想像の翼(朝ドラのパクリ)を広げるのだった。
先週からの三連休は富士登山競走→盆踊り→盆踊りやぐら片付けと来て、休み明けは嬉しい悲鳴の激務→自治会役員会と責め立てられての休診日。珍しく午前も午後も寝てやった。
殻を脱ぎ捨てた蝉はどこへと旅立ったのだろうか。
7月26日、27日。地域の盆踊り大会、準備→本番→片付けと丸々1日半の耐久レース無事終了。
なんせ長女が6年生だった時の盆踊り大会(子ども会会長時)以来の盆踊り大会。
そんな浦島太郎@ハリ天、副自治会長ってことで総合司会を仰せつかり、まぁ、どうにでもしてくれ状態でお役目きっちり果たしました。
長い長い2日間の耐久レース。せっかくなので楽しくやったけど、ホントは2日連続ウルトラマラソンだと言われた方がいいなっていうのが本音なのだった。
第67回夏の大運動会・富士登山競走。
今年は恒例の6合目ハリマネ応援団が不在で少々ガックリ来ていたところ(みんなもね)、本8合の関門手前の坂でまさかのゴンゾーさんの応援を受ける。パワージェルとコーラをもらって完全にスイッチが入った。ゴンゾーショックとでも名付けちゃおう。
最近は意識して走行距離を減らし、その分足への衝撃が少ないバイクで補う実験の日々。
馬返しまでのロードはもう少し行けるかと思ったのにトーンダウン。登山道に入ってからは割にいい感じだったけど、6合目以降はやっぱりパワー不足をひしひしと感じつつ我慢の時間。痙攣も怪しく迫っていたし余計な力は使えない。そんな停滞気味のところへゴンゾーさんだったのだ。
【Photo by Gonzoh】
本当にスーッと力がみなぎって来て走れるようになった。
9合目手前、よっちマンに追いつきパワー吸収。
サブフォー行けそうか、どうかな、ギリギリ。
頂上が見えている。ひたすら前の選手を抜きまくる。足がピクピクなので両手を有効に使いまくる。
あと3分、あと2分。ゴール手前、色んな人が、ハリ天さん!ラスト!と声をかけてくれた。ありがとう。
そして4時間まで、残り1分を切った。あえぐ。あえぐ。ダッシュ!のつもり。
鳥居をくぐり、最後のカーブを曲がる。一斉に歓声が大きくなり、目の前に歓喜のゴールラインが飛び込んできた。3時間59分45秒。たった15秒だけど、ここが肝心なんだよな。そんな思いを噛みしめた瞬間だった。上出来だよ。
【ちなみに弟&アズさんには圧勝!】
【地元の星・リョージくんは初挑戦で8位入賞!やってくれました】
【ちなみに最終区間自己ベストだった!】
★★★本日の写真です★★★→こちらから
今年も順調に、ごくごく普通にやって来ました、「富士登山競走」。富士吉田市役所から山頂まで21km・標高差3000m。もちろん上りばっかりの「日本一下らないレース」(って誰が言い出したんだろう)。
一度だけのつもりが、気がつけば我が家の夏の風物詩的恒例行事となって10年以上。「我が家」と言ったのは妻や息子がいつも応援団で6合目に駆けつけてくれていたり、大阪の弟と兄弟対決の舞台でもあるからだ。
ところが、世界遺産登録を受けてか、今年は早々にマイカー規制。駐車場問題、シャトルバス問題、終了後の合流問題等々、やたら面倒でお金ばかりかかるために恒例の応援は取りやめに!
かなりがっくりだけど、ま、仕方ない。一人で出かけていくという最初の頃に戻ったってことだ。
だけど、そうなるとゴール後の荷物預けなど、ちゃんとやらないといけないのだと、あわてて注意事項を読み出す前夜なり。
【コース途中で気になる物置小屋発見】
バイク練の話ですが、、、
某強豪ヒルクライマーが峠上りの練習はしないという。
その訳は、下りの時間が無駄。
下りって気持ちいいのにね。
だけど、その強烈な真実があまりに新鮮で、心打たれてしまったハリ天。
以来、如何に足を回し続けるかという追求から、すっかりローラー族と化したという歴史がありました。
友人達のバイク練途中の事故も続いていたし、家でDVD観ながらガーゴー回していれば家族も安心、一石二鳥。
そんなハリ天がこの三連休(日月火)、限られた時間をやり繰りして外乗り三連チャンを敢行。
一日目は富士山のこともあるからと激坂求めた(70km)。でも、激坂の下りは確かに疲れるばかりで無駄。
二日目(80km)、三日目(100km)はゆるい坂道が続くコースで周回。下りも回し続ける。
これなら上り足鍛えられる。爽快感もバッチリ。家から30km走った後に1周回・20kmほとんど信号無し。都合に合わせて時間&距離調整可能。ローラー何回分確保っていう精神的満足感大。そして、バイク感覚は大分戻ってきた。
分水嶺やおんたけウルトラ、奥多摩周遊エコジャーニー等々、天候不安の中突っ走る仲間達。
そんな折、盆踊りの練習だなんて、、、ちょっとため息な昨晩、土曜の夜だった。
しょうがない、こんな時もある。人生色々だ。
気を取り直し、三連休は合間合間にバイク邁進。と決めた。
我が家の朝はもうず~っとグリーンスムージー。
ジューサーからコップに注いでくれていた妻が、
あ、今、かたまりがあった! 最後に入れたリンゴかしら。
そういやリンゴの味が薄いかも。飲みながらうなずいた。
・・・で、全部飲み終えてみれば
かたまりなんてなかったよ。
何気ないひと言で味覚をコントロールされてしまった朝。人間はほんのひと言で動かされてしまうのさ。
たったひと言で人は変わる。
それと同じように、ほんのささやかなヒントで大きなモノを手にすることが出来る。
ただその「ヒント」を「ヒント」として認識できるかどうか、全てはここ。
「ヒント」を確実に捉える、気づく、自分のアンテナの精度にかかっている。
フレッシュであれ、自分。
ちょっと言い聞かせてみた。
【肩を並べて】
珍しく夜スイム。
さすがにお昼タイムと違っていかにも速そうな男性がUターンコースを独占して泳いでいる。
クイックターンの水しぶきがまぶしい。
そっと隣のワンウェイコースで泳ぎだした。
ま、いい感じかな。
途中で隣の速そうな男性とはどれくらいの差が出来てしまうのかと思って、ターンするのを見計らって一緒にスタートしてみた。
・・・な、な、なんと。ぴったり隣で泳げている自分。
彼は100mのラスト25m、ハリ天はフレッシュ25mだけどね。確実にヤル気度がアップした。
一度見えただけでそれっきりだった患者さんが久し振りにみえた。
あの時はすっかりよくなって・・・。あぁ、そうだったのか。時を遡って喜び返し。
さらには20年ぶり(平成6年9月以来!)という方が来院された。
20年前と言えば、まだ鍼灸師としては駆け出しの頃だった。技術云々よりも必死な想いの方が伝わっていたのかもしれない。
20年ぶりに同じような症状に見舞われ、真っ先に思い出したと言っていただけ、きゅーんと嬉しくなった。
懐かしい方々の再来院がやけに目立つ今日この頃です。
自分では見つけられなかったけど、、、
ついに見つけていただきました!!(Thanks、フジタさん)
さっそくカウンターに飾ったけど、これ、いつか飲めるんだろうか。
という素朴な疑問が頭をよぎってしまった。
「ナオトさんとサッカーしよう」っていうけど、もう観るだけだな。
【W杯終了イメージ】
たいして走ってもいないのに、何故か足が重いというワールドカップ疲れなハリ天です。
今回は過去最高の面白さだったかも、サッカー。一番熱心に見たかも、サッカー。
自分がやっていた頃のプレーなんて、恥ずかしくて「サッカー」なんて言えない、そんな感触を露骨に感じた1ヶ月間でもありました。たっぷり楽しませていただきました。
【Hello 太郎】
今日は思いがけぬ訪問者があって、帰りがけに穴掘りをした。
去年、家を建てるために木を切り倒してもらった折、枝を粉砕したチップが裏庭のあちこちに積もっている。
ここをちょっとでも掘るとカブトムシの幼虫がウジャウジャいるのだ。いたのだ。
小さな訪問者にはウッハウハのお土産になるだろうと、たくさんいるぞぉってドヤ顔して掘り出したのに、もうとっくに孵化して飛び出してしまっているのかいない。あれ、いない。
ドヤ顔がだんだん青い顔に変わり始めた頃、チップの中からメス発見!
ヤレヤレと思ったけど、カブトと言ったらやっぱりオスでしょ。スコップでチップの山を掘りまくる。
いない、いない。ダメかなぁ。
もう諦めようとした瞬間。まださなぎからかえったばかりのオスが出てきてくれたのだ。ありがとう!!
一番エキサイトしていたのは最後の最後にドヤ顔していた、、、自分?
無事、はなこと太郎って名付けられたとか。めでたしめでたし。