【Bタイプは7時半一斉スタート】
事前予報では大型台風の影響だとか秋雨前線だとかで心配された天候だったけど、前夜にはすっかり回復し目覚めてみれば快晴、無風。海はベタ凪。
今回は2度目のスイム 2km/バイク 108km/ラン 21.1km、合計131.1kmのBタイプ(BRIGHT Type)に参戦だ。7月の徳之島トライアスロンではスイム中止でデュアスロンになってしまっていたので、本当に2019年の佐渡大会以来丸々3年ぶりのトライアスロンだ。ワクワクだ。
3年ぶりのウェットスーツに海泳ぎ。ウエットの下には今回新調のトライスーツも着ているし、正確な心拍データも取りたいからと心拍ベルトも着けている。息苦しくはないかやや不安があったけど、アップで泳いでみたら何の問題もなし。かなりホッとしたのは事実。
※2012年過呼吸症候群で5分リタイアあり
■7時半。コースロープ&ブイからは一番離れた大外の前の方からスタート。佐渡ではこの位置が定番になっている。左オープン(左側で息継ぎ)なのでブイは見えないが、ボードに乗ったライフガードスタッフの姿で泳ぐ位置を確認しながら。
出だしのスイムが好調(みんな好調だったようだけど)で一気に盛り上がった。とにかく本当に気持ちよく泳げた。たまたま泳いでいた周囲だけのことだろうけど、ほぼ抜く一方。まさにスイミングハイ。練習の感じから言ったらこれ以上はない最上の出来具合の41分(公式では42’31”ん?)。◆SWIM 2km/0:42:31(248位)
【応援の妻の姿を見つけご機嫌ポーズ】
トランジットは速い方だと自負していたけど、久々でウエットの下が上手く脱げない。同じエイジの選手はちらほら。
【慌てずにね】
■落ち着いてバイクスタート。心拍が上がり過ぎないよう押さえながらの前半。佐渡島のほぼ中央を横断し、両津に出てからは左手に海岸線が続く道だ。美しい風景が流れて行く。ムキにならず安定した心拍を維持しつつ走る。そして後半、いよいよ最難関とされている小木の激坂が始まると面白いように前の選手を抜けるようになった。気分はツールドフランスでラストの激坂を圧倒的スピードで駆け抜けたポガチャルとかビンゲゴーとか。調子に乗り過ぎか。でも数回繰り返す上り坂でとにかく稼ぎまくった。前半抜かれた分くらいはあっという間に取り戻した感じ。山坂を登って来た力はバイクの登攀力をちゃんと後押ししてくれている。勢いづいて心拍も上がるがこのくらいならランに向けてもOK。ラスト数キロはペースが合った若者を追いかけるようにぐいぐい飛ばした。すると、前半先行されていた同じカテゴリーの選手にもなんと追いついてしまった。良い方のまさかだ。
バイクゴールすると自分のトランジットエリアはがらんとしている。バイクが1台もない。早くもトップを取れたらしい。気持ちいい。こんなこと初めてだ。
残すはランのみ。チョイスしたシューズはあまり出番のなかったアシックスのマジックスピード、張り切るぜ。これまでは最後のランで逆転というパターンばかりだったが、今回は一味違うレースになる。◆BIKE 108km/3:46:30(157位)→通過順位163位
※バイク終了時ですでにエイジトップだと思い込んでいたけど、リザルト精査していたら7分前にお一人様スタートされていた→が、3km先の折り返しでは5分先行出来ていた。
【すでにエイジトップと思っていたので余裕だし、ご機嫌のランスタート】
■ご機嫌でランスタート。暑い、日差しが痛い程だ。が、気持ちは乗っている。きっちり走り切るためのペースを探りながらの序盤。当然のようにきついのだけど足だけは前に出てしまうので慌てて体が追いかけているような中盤。
今年は初めて、海岸沿いの平坦路1周7kmを3周回というコース設定。日陰が全くなく暑くて朦朧としてくるが、エイドや沿道の方に水を浴びせかけてもらうと劇的に回復する。びっくりするくらい。
【稲毛TCで長女が昔お世話になっていた頃からの知人・つばっちの檄に応える】
妻や友人たちが応援してくれる場所でも当然の如く勢いづく。周回コースは、「辛いvs走りやすい」の意見が分かれるところだけど、いつも本格的な練習では周回コースを使っていることもあって、色々計算しやすく、、、好きかな。
【ついに足が売れ切れ寸前のラスト】
最後の最後、勢いが止まり足が出なくなる。ややハンガーノック気味になりガクンとペースダウンを余儀なくされた。が、踏ん張った。最後はMCの方の「ハッピィバースデートゥーユー」に迎えられてフィニッシュ。◆RUN 21.1km/2:01:39(67位)
6時間34分33秒、総合99位(248位→163位→99位)。待望の65-69歳1位ゲット。2位には21分38秒の差。まさかの圧勝で3年ぶりのトライアスロンは幕を閉じた。
【ようやく帰り支度のところでkeisukeくんにパチリ】
今年は同伴ゴールは認められず、ゴール後は一人で芝生にひっくり返る。うーん、動けない。かなりの搾りカス具合。それでもまだまだやれそうだっていう実感もしっかり湧き出していた。やっぱりトライアスロン、面白い。
【副賞にコシヒカリ5kgゲット。収穫出来次第とのこと】