一匹狼を自称していたハリ天、6年前(55歳)に25年ぶりのフルマラソンPB達成した時のトレーニング2本柱の一つ「坂路調教」。登りっぱなしの10km&しっかり心拍落ち着いてからのレースペース以上の下り10km。20km走ではなく、10km走2本って感じ。フルマラソン対策激練です。
実はこのきつい練習を一人でこなすことで「心の支え」というか「心の糧」を得ていたのだけど・・・。
前に人がいるとペース上がるなぁ。きっつ。
ということで、青梅トレラン部の面々に声をかけて、すっかりコソ練ではなくなって第2回目。
昨日の夜の告知にも関わらず、しかも今日は大晦日というのにまさかの集まり。
お許しをいただけた人、オレは行くのだと強引に家を出てきた人、気付かれないようにそっと来た人、主婦なのに来ちゃった人、、、みんな意外に暇なんだということがわかった大晦日の朝。
最後の最後にハリ天のコソ練「坂路調教」にお付き合いいただきありがとうございました。
足、ガックガクで1年を締めくくることが出来ました。(残念なことに上り2番、下り3番、、、くっそぉ)
帰宅後、ちゃんと掃除もやりました。
みなさん、良いお年を!
来年もいい年にしましょう!
この大会、なんとトレラン界のスーパースターとなった鏑木さんがゲストランナー。にお目にかかるのも久しぶり。
ハリ天にとっては久しぶりの鏑木さん。彼が役所を辞めて独立しプロになった頃、みんなで盛り立ててあげようよっていう突貫さんの呼びかけで集まった時以来?
【スタート前の青梅トレラン部の面々。須藤さんは来年還暦というのに女子総合5位!】
せっかくなのスタートはちゃんと前目で。
みたけ山トレイルランで味をしめたので、今回もペースメーカーにはリキちゃんを指名。彼にとっては勝手知った我が家の庭みたいなものだから心強い。コースそのものは馴染み深いところなのだけど、ハセツネと昔のTTRを合体させたコースで様子は分かっているつもりだけど、ペース配分は難しい。
いきなりのロード全力走には加わらずに年相応の対応を。みんなを見送りつつしっかり走る。
【来年は宮古島&五島長崎とトライアスロンでご一緒する佳輔氏と。トレラン大会でバイク練の約束】
ロードの上りはいつもの坂道調教だと思って淡々と。
トレイルに突入の前にリキちゃんに追いつき、以後完全ボイスモードで進む。
ハセツネコースの一部でよ〜く分かってる。アップダウンをやり過ごすくらいの気持ちで進む。
水はたっぷり(500ml義務付けのところを1.5リットル+500ml)持ったので、和田峠のエイドはスルー。スタッフやってくれていたほえるちゃんとハイタッチだけ。
懐かしの陣場〜高尾コース。いつも真夜中から明け方通過だった場所なので、日中感覚が新鮮。リキちゃんと快調に飛ばす。
先行していた青梅トレラン部の仲間たちも一人ずつゲッツ&パス。
妻たちの大応援団が控える小仏峠も超元気に走り抜ける。きついけど十分走れる。
【一応リキちゃんと記念撮影も】
【仲間の大声援を力に後半へ】
応援は本当に力になる。なんたって元気が湧き上がってくる。
さぁ、後半飛ばすぜ!
・・・と意気込んだ矢先、内腿の叫びが聞こえてしまった。これ以上スピードアップすると、、、わかってるだろうな!
心してスピードを落とす。リキちゃんとの差が徐々に徐々に開いていく。
そして、甲州街道をまたいで南高尾エリア。標高は低いけど小刻みなアップダウンが延々と続く。最後の最後まで続く。
昔TTR(東京トレイルラン100)で泣いたエリアだ。そのTTRでは100km以上走ってきてからのここだったから辛いのは当たり前と思った。今回はここまで20km程しか走っていないのに、、、なのにきつい。
痙攣が顔を出さないギリギリのペースを保ち走り続ける。ほぼ単独走になってきた。レース中に前後に選手がおらず一人で走るのは好きだなぁ。
さて、それはそうとペースメイクさせておいてなんだけどリキちゃん、最後にちぎってやろうと目論んでいたのに、、、今回はとうとうちぎられてしまった(大洞山の上りまでは見えていたけど、、、)。
そんな状況でほぼ単独走になった終盤戦。距離にしたら20〜30m程なのだけど、イヤっていう程、最後の最後まで繰り返されるアップダウン。ハーハーヒーヒー。↓
最後尾スタートの鏑木さんからは逃げ切れたかと思った矢先、残り1.5km程のところでかわされてしまった。コンスタントに登りを走り続けられるってすごい!(失礼ながら)
下りではなく、上りでのこの差(走力)がとてつもなく大きいのだと実感。
それでもようやく平らな所にたどり着き、ラストスパート。
青梅トレラン部の仲間がフラッグを手渡してくれた。
おぉ、初めてのフラッグゴールだ。気持ちいいねぇ。青梅トレラン部(プロの部を除く)でなんと1着だぜぇ!
12月というのに風が涼しくて気持ちいいって感じたありえない冬の1日。無事60歳代の部では優勝できました。(リザルト)
この時期のこの大会、なんだかいいかも。
【そして、走っている最中に誘って、ゴール後青梅トレラン部への入部完了!】
【今年の1枚!】
八峰のバタバタも冷めやらぬ土曜日、ギリギリまで仕事してからケーブルで御岳山→日の出山東雲山荘入り。
そう、すっかり恒例となったYahoo!掲示板(現在はYahoo!テキストリーム)「奥多摩発山を駆けるトピ」繋がりの仲間との合宿忘年会。
今年はなんとクリスマス絡みです。
今年はついに公募できずに山荘いっぱいの19人満員御礼。
高級スパークリングワイン(シャンパングラスで)で乾杯。
今年のメインディッシュはクリプトナイト夫妻仕切りのおでん!
これまた恒例のハリマネ仕切りで一人ひと言(結構長い!)。
【トピ主のヤフシゲさんより、長らく火の番人を務めたルイト(ヘロリン長男)に感謝状】
【そして弟ノゾムにタッチ交代の任命式】
【早速の兄弟引き継ぎの火入れ式】
途中で昭和記念公園の花火見学。⬇︎(山荘デッキの望遠鏡にて)
【スカイツリー&クリスマス東京タワー】
10時半の消灯時間の後、日の出山山頂で光の海見学会。
今年の夜景はハリ天20何回目でも三本指に入る美しさでした。MerryXmas!!
一夜明けた今朝は残念ながら日の出は拝めなかったけど、、、
おでん&お餅&残りのスイーツ等々で豪華な朝食を済ませて解散。
お昼前に帰宅した後、高校駅伝見ながらバタリ。超過密日程の3日間だったのでした。
第2回TOKYO八峰マウンテントレイル2016。
冬のフルマラソン強化練の一環、今月のロング走がわり。
御岳同様古くからのラン友・リキちゃんをペースメーカーにボイスモード全開の前半。懐かしのTTRコースをなぞる後半。
最後にまた千切ってやろうなどと虎視眈々とその機会を伺いつつ走っていたけど、逆に千切られちゃいましたσ(^_^;)
痙攣殿がチラチラとその存在をアピールし始めたので、大丈夫なギリギリ上限を保った粘りの走り。タイム的にはちょっと不満でしたが、老人の部は一等賞頂けました!
この時期にこんなレース。いい感じです。
そうそう、青梅トレラン部一般の部(プロの部では栗原さん、宮地さんが!)では1番とったぞ〜♪
初めてのフラッグゴールさせてもらえました。気持ちいいですね!
応援の皆さん、どうもありがとうございました。
【アイアンマン・ケアンズで獲得したトライアスロン用シューズも日の目を見るぞ】
明日は「第2回 TOKYO八峰マウンテントレイル」。
八王子の夕やけ小やけふれあいの里をスタートし、市道山、醍醐丸、陣馬山、堂所山、景信山、小仏城山、大洞山、草戸山の八峰を巡り高尾の落合公園ゴールの40km(一応)トレイルレース。
10月のハセツネ終了後、今年の冬は本気でロード(マラソン)勝負だと宣言しておきながら、、、12月には3本のトレイルレースにエントリーしているという矛盾。。。(;゜ロ゜)
と、それはそれとして。
先日18日は来年6月の五島長崎国際トライアスロン大会の選考に通ったという通知が、、、
そして、本日、宮古島からも2年ぶりの当選メールが到着。バンザ〜イ ヽ(^o^)丿
人には特化して迫った方が、、、とかアドバイスしつつ、自分はごっちゃごちゃのオールジャンルオーケー。これも個性の一つかな。
来年もめっちゃ忙しくなりそうです。
【108つの煩悩?いやいや108つのお願い数えながら・・・】
去年は南の島のマラソンに浮気して、唯一守っていた連続出場記録を途切らせてしまったけど、今年はちゃんと復帰して16回目のみたけ山のレースを走れました。
寒いので珍しくアップなんてしてみて(走らず体を温めただけ)、せっかくの地元大会だから最前列に並ばせてもらう。たぶん出場回数だけはトップだから許してって感じ。
スタートダッシュ、今回は負けませんよって5連覇中のマロンさんから言われたけど、あの坂道スタートでダッシュなんて1mでおしまい。
冷静に冷静に、いきなり心臓バクバクにさせない程度に走り出す。みんなものすごい勢い。どんどん抜かれる。
序盤のとんでもない急坂が終わってから、ソロソロと点火。最初の勢いが落ちて来た選手を拾い始める。老獪過ぎるけど、もうこれしか手がないのだ、本当のところ。
上りが終わる寸前でリキちゃんに追いついた。今日のペースメーカーになってもらっちゃおうという魂胆が芽生え始める。
【写真は見にくいけど、ロックオンの瞬間!】
ケーブル頂上駅までは引き離されたけど大塚山へ向かうトレイルでロックオン。
レース中唯一すれ違うポイントで青梅トレラン部エースのこうちゃんと遭遇。今回初優勝を宣言している次女と同い年の若者だ。一人旅だ。順位は? コース案内のスタッフが一番ですよと教えてくれた。おぉ、これはやってくれそうだぞ。テンション俄然アップ。
リキちゃんにぴたりくっついて大塚山を順調に下り、大応援団の前を機嫌良く通過して(↑)、宿坊街、続いて商店街を抜け、長尾平からやがてロックガーデンへと下る。程よいスピードで飛ばす。
なんとかギリギリ余裕を保てるレースペース。
先週参加したUTKKで凄い上りを嫌と言うほど味わっているので、きついことはきついが気分がとても楽な上り。かなり順位を稼がせてもらった。
しかし鍋割山への上りで後方に越生の齋藤さんが来ていることに気づく。第1回2回大会でずっと彼のお尻を見ながら走りながら、とうとう追いつけなかったことがきっかけで知り合いになった選手だ。その後ハセツネトップ20にも入る強豪になり、一時レースを離れていらしたが復活してからは凄い勢いだ。だいたい自分が前にいたこと事態があれ?なのだけど。まぁ、とりあえずどこまで逃げ切れるかチャレンジスタートだ。
綾広の滝を登りきり、ちょっと離れかけたリキちゃんにも芥場峠への急登で追いつき一緒に順位を上げていく。時計に目をやればもうあとどんなに遅くても30分もかからずレースは終わってしまうのだと思うといくらでも頑張れそう。セーブしている力を少しずつ解き放してく感覚。
鍋割山の登りは二人旅。少し後方に齋藤さんのウエアがチラチラ。奥の院への最後の登りでは前の選手たちに追いつき、ここからの激下りは追い越し禁止区間だ。こういうところは安全走行に限る。ピタリと後ろについてきた齋藤さんと言葉を交わしながら下る。
下りきった所からはあと2km弱。誰も口にしないけどヨーイドンだ。
リキちゃんを先頭にレースが始まった。このところは久しぶりにしっかり練習しているのでそこそこは勝負できそうだ。ってか、久しぶりにガッツで走るのだ。段々にスピードが乗ってきたところで、グイと前に出てみた。まだスパートには早いのだけど後ろの選手たちもきついのか前に出てこない。力的(残りのパワーメーター)にはそう変わらないことが雰囲気で伝わってくる。
行けるか? 行っちゃう? よしっ!
ちょっと早いけど勝負だぜ。迷っていてはいけない。思いっきりぶっ飛ばす。長尾平の坂も肘を思いっきり後ろに引いて足を出す。もしや前の方に見える赤いウエアはよっちマン?
右に曲がって御嶽神社の階段突入。みんなの声援が聞こえてくる。
いやぁ、なんかいつも以上に大きいぞ。
前にいるいつも絡み合うよっちマンに追いつけるのか。ちょっと無理っぽい。歩きてぇ、とまりてぇ。けど歩けない、止まれない。声援が後押ししてくれる。
【珍しく走ってる感じの写真だ!一見笑ってる様だが吐きそうにきつい!】
ラストの十数段がカウントダウン模様。酸欠で手足がよく動かない。だけどよっちマンの赤いウエアに手が届きそう。パンツ引っ張れそう。並べるか!
・・・ってところでゴール!20cm差。
【総合優勝したこーちゃんが迎えてくれたけど、とんでもねぇ、おめでとうハグだ!】
【嬉しそうなオレ。17年かかって齋藤さんに御岳初勝利!ま、すぐガツンとやらちゃうだろうけどね】
【本気バトルで遊んでくれた面々(齋藤さん、リキちゃん、よっちマン)と。ありがとう!】
ってことで、1時間27分40秒。総合51位。ライバル達がとんと減ってきている年代別は無事1位をゲット。(リザルト)
【新鋭青梅トレラン部大躍進の1年でした。先輩前橋トレラン部と一緒に】
【みんなゴール後の全員集合】
仲良しのアカさんからこんな草レース(Ultra-Trali Kotori Kiss)があるのですがご一緒しませんかとメッセージが来た。
12月3日の土曜日開催。11月は休み過ぎちゃっているからどうかなぁ、、、と、我がマネージャーとの交渉の結果、見事「休診」ゲットで参加出来ることになったUTKK。
【アカさんと】
今回のコースエリア(ロード)はバイク練習でよく走り回っているところ。ホームに近い感覚があって上の山道はほとんど未踏のところばかりだけど、累積標高はかなりあるけど(2500m)距離も30km弱(29.2km)だし(これがウサギコース。もう一つ距離の短いカメコースあり)、まぁなんとか楽しくサラッとやれちゃうだろうと踏んでいたのだ。しかしっ!(あとに進めばわかるのだ)
★ウサギコース:さわらびの湯→金比羅神社奥の院→大ヨケノ頭→藤棚山→蕨山→橋小屋ノ頭(有馬山)→鳥首峠→大持山分岐→妻坂峠→武川岳→名栗げんきプラザ→長岩峠→伊豆ヶ岳→古御岳→高畑山→天目指峠→子ノ権現分岐→豆口峠→鐘撞堂→小殿→古民家ファミリービレッジ(29.2km/コースタイム12:45)
【主催者のうさかめくん、スタッフのyoshimiちゃんと】
この第6回UTKKはTGGに参加してくれていたうさかめくんの主催で完全自己責任の手作り草レース。6回目にもびっくりしたけど毎回コースが違うっていうのにもっとびっくり。
しっかりしたサイトと運営方針(装備品チェックあり等々)にまずは感心。続いて、最近ではまずお目にかかれない懐かし手書きゼッケンの温もりをスパイスに加え、ゴミ拾いや鐘つきで閉会式での抽選券ゲットなどという遊び心満載のミッション付きイベントで、朝からなんともいい雰囲気が漂う集合場所のさわらびの湯。
朝の時点での知り合いはうさかめくんとアカさんだけという最近のハリ天には珍しいシチュエーションではありましたが、ハリマネが持って行って参加賞代わりに配ってくれたチビちゃん人形や一生懸命書いていたブログ(最近はダメダメだけどね)のおかげで(知らなかった方が読んで下さっていた)すぐに皆さんとも打ち解けちゃったよ。
12月だというのに暖かで、風もなくピーカンの青空。これ以上の気象条件があるのかってな天気。
【8:30スタートのウサギ①組】
【裸足ランナー(タッキーさん)もいます!恐ろしや〜♪】
この日の作戦は「アカさんにコバンザメ」。誘ってくれたアカさんとは過去に何度もバトルを繰り広げ、最初の数年は圧勝していたけど最近は負け続けているという間柄。アルプスデビュー&ロゲイニングデビューも後押ししたのはハリ天だけど今やすっかり形勢逆転状態。「週末百名山」と銘打って全国の山を登り続けているアカさんは故障上がりの年だと言っても半端ない。今回のコース提案者だし、久し振りに仲良くおしゃべりも楽しみの1つだと言ってなんとかくっついて行こうという作戦だ。だからとにかく、そしてとりあえずコバンザメ。
お一人様(優勝したガンちゃん)はあっという間に視界から消え去り、ハリ天とアカさんは二番手コンビということで後続を引き離し、楽しく楽しく色んな話に花咲かせながら走る、歩く、走る。やがて、登る、下る、登る、下る、登る。
短いけど強烈な直登が何度も何度もやってくる。が、体調もよろしく繰り返される直登にも別段不満なし。
ほぼ初めてのトレイルということもあって新鮮ですべてが心地よい。近場でもこうして十分幸せな気持ちになれるのだ。
意外にも単独ハイカーが多いことには結構驚いた。
有馬山からの稜線に出ると一気に視界が開けた。
左に毎年OTKなどで走っている日向沢ノ峰〜蕎麦粒山〜三ツドッケと続く稜線、正面には両神山の雄姿、さらに奥には白くなった浅間山(?)。(・・・などを眺めるアカさん ↓ )
特に日向沢ノ峰〜蕎麦粒山の稜線東京都側からでなく埼玉側から眺めるという新鮮な感覚に心動いた。
何度も止まってシャッターを切り続ける。アカさん、先に行っちゃってもいいよって程。
【でも待ってて写真を撮ってくれた】
【北から東方面には日光連山や筑波山】
短いけど急峻なアップダウンがこれでもかこれでもかと繰り返される。すごいよ。
それでもご機嫌で足もよく動いていた。
【巨木達も元気。その1】
【巨木達も元気。その2】
【大持山手前】
さて、北から東へと進行方向が移ってきた武川岳へ向かう途中、内ももがピクッと反応。あれ?ってなもんだ。こんなんで痙攣が来ちゃうのか?って思ったけど、こんなんでじゃなくてかなりまいっているってことだと即座に自覚。
とうとう遅れざるを得なくなった。間もなく頂上ってあたりで上からアカさんが大丈夫ですかぁと。大丈夫大丈夫。ただしコバンザメ作戦はここで終止符〜、嗚呼。
今日は安全ピンは使いたくない。ちょうどいい気温に浮かれて水分補給をけちっていたことを反省しつつせっせと飲む。Mag-onも連続投与。
やがて武川岳頂上。
いつも登山道の入り口案内板を眺めていただけだったけどやっとやって来た。ここからはエイドが設営されている名栗げんきプラザまで下るだけ。足も大丈夫そうなので頑張ってみるかとギアチェンジ。
緩やかなフカフカトレイルを快調に飛ばす。しかし、ん?
自分の影が目の前にずっとある。もしかして北に向かってる?
目的地は武川岳からほぼ真東のはず。ぐわーん、ロストだ。やっちまった!
必死で下ってきた道を登り返す。比較的早く気付いたから良かったけど、あとでデータを合わせてみたら往復で約2.7km増し!
頂上に戻ったところで後続のやけに楽しそうなみんなにバッタリ。焦っていた雰囲気が一気に和んで助かったぁ。
げんきプラザでは妻も待っていてくれて、アカさんからあまりに遅れているのでロストの噂は十分に広まっていたと。
3番手だったのに到着してみれば後ろにいたはずのエイトマンに先行されていた。当たり前だ。
おにぎり&コーラ&温かいにゅうめん&一口クリームパンをいただく。こういうエイドはやっぱり嬉しい。ロストしてしまった後ろめたさから早々に出発。後半戦に突入。
すぐにエイトマンさんが追いついて来て一緒に伊豆ヶ岳へと向かう。
途中からは一人旅。もう遙か彼方のアカさんをとりあえず追いかけている「つもり」で。
ロスト以来、もちろんアカさんとも離れてしまったのでとっても役立つ参考資料の写真と地図をしっかり見ながら慎重に進む。登り返しは懲り懲りだからね。
勾配はやや緩やかになっているものの相変わらずの登り下りの繰り返しだ。足はほぼ売り切れ。ちょっと頑張ると途端に痙攣だ。本当にだましだましのトレランになってしまった。
天目指峠へ一人淡々と進んでいるとすごい勢いで離れていたはずのエイトマンの姿。あっという間に抜き去られ先行された。追いかけようにも痙攣が邪魔をしてくる。さっさと追跡は断念。
子ノ権現にちょいと寄り道して鐘をつくとボーナスポイントがつく(もう1ヶ所、鐘撞堂の鐘を合わせてつくことが条件)。しかしここはもうカット。早くゴールしよう、その一心。
【ここ鐘撞堂の鐘は思いっきりついてきた!】
足は痛いけど何とか持ってくれた。豆口峠から鐘撞堂経由でようやく小殿のバス停へ出る。いつものバイク練習ロードだ。さらに1km程進んでこの日のゴールは古民家ファミリービレッジ。
【連絡なしだけど流石にめざとく気づいてくれて、Thanks!】
妻やスタッフの皆さん、そしてとっくの昔にゴールして着替え終わっているアカさんが拍手で迎えて下さった。6時間36分の4位(アカさんが設定してくれた予想タイムとほぼ同じだった)。
一応3位まで表彰ありとのことだったのでもったいなかった。でもね、ロストも実力のうちだから仕方ない。
【ゴールの記念写真なのだ】
【即時発行の完走証をうさかめくんから】
それより、シャワー浴びてさっぱりして、ビール飲んで、豚汁&ごま油あえのおにぎり食べて、肉やウインナーを頬張り、みんなでワイワイと抽選会&表彰式。ゆうこりんの司会っぷりがものすごくって気に入った!盛り上がって盛り上がってシャンと終わる。
なんか、素晴らしい1日だった。様子がわからず飛び入り参加だった応援&お手伝いの妻も皆さんと仲良くなれて万々歳。色々と頭と心の中で芽生えていたあるものが急に現実を帯びてくるかのような刺激をいただけたイベントでした。
うさかめくん、スタッフの皆さん、一緒に遊んでくれた皆さん、楽しい1日を本当にどうもありがとう!
それにしても昔々(初めての時)、ホントにきつくて泣きそうになった日向沢ノ峰周辺の急登がそれこそ20回くらい繰り返されている今回の奥武蔵コース。いやぁ、山自体の標高は大したことないのにな、半端ないよ。
当分登りはいいやと日が暮れるまでぐらいは思っていたハリ天でした。
【参加賞にオリジナル缶バッチと緑鬼さん提供の吉田米(茨城県産コシヒカリ)】
ふ〜。久し振りの写真入り大作レポになってしまった。
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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!