ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

すごい!

2011年02月28日 | 日々奮戦

0228_sinjuku 昨日の東京マラソン。
三女の引っ越し手伝いしながら、時々Twitterで情報を仕入れていた。
そして、市民ランナー川内選手がすごいことになっていると知り、映像を見ていないのにハラハラドキドキしていた。ガツーンと来た。

だけど、もう少し後になって、もっと衝撃的なTweetが飛び込んできた。
お笑い芸人・猫ひろしの2時間37分というタイムだ。
うなって、首を振りつつ、絶句した。タイムもすごいけど、その伸び代がすごい。
昨年彼が同じ東京で出した2時間55分がハリ天にとっては、目標としていたタイムだったし理想的な展開だっただけに特別な印象だったのだ。
その同じ猫ひろしが・・・すでに2時間49分で走っていたし、ハーフでは1時間15分なんていうタイムも出していたし、ある程度は予測できていたけど、桁が違った。う~ん、すごい・・・。結界を越えたな。

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詰め込み上手

2011年02月27日 | 日々奮戦

0227_moving【野獣派油彩仕様】
本日三女の引越し完了。4年ぶりに家に戻って来ることになった。
ライトエースのバンを借りて、荷物運びの手伝いに行って来た。
狭い6畳のアパートの一室にこれでもかってほどの荷物があふれている。ハリマネは一目見て、あ~1回じゃ運べない・・・と絶望感に陥った、と言う。
が、運び屋・ハリ天が出した答えは「楽勝!」
手順があるわけでも、特別な経験や秘訣があるわけでもないのだけど、何故か上手くパッキング出来てしまうのだ。限られた四角いスペースにどう効率よく詰め込んでいくか、(引越し何度も手伝っているけど)いつもいつも我ながら・・・自分ではっきり言っちゃうけど・・・お見事なのだ。面白いようにどんどん入っていく。パズル感覚だ。始める前から何故か根拠のない自信があって、そのまま突っ走る。出来ないことはない。すげぇ自信だ。努力なしで手にしている意外な才能。
って、こんな時しか使い道がないのだけどね。

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このまま普通に

2011年02月26日 | 日々奮戦

0226_live 青梅マラソンが終わって、ひとまず今年の最初のレース山を越えた。
いつになくいい感じの結果が伴う2ヶ月間だったけど、特別やり切ったって感じでもない。かなり肉体的にも精神的にも余裕があった。減量についても同じ。レースが一段落したのでこれでバリバリ食べられるぞ~なんて感覚も出てこなかった。何もかもがいつもとそう変わらない感覚で淡々と過ぎていった。
もしかして、これってすごいチャンスなのかも。なんかそんな感じが突然湧いてきたので、このまま同じように過ごすことにする。すっかりペースが出来ている、その感覚を大事にってやつだ。

この後は、5時間ロゲ、ハリマネの初マラソン伴走と来て、4月になると「ハセツネ30K」。山の練習は特にやらない。東京マラソン落選の腹いせにクリック競争した「長野マラソン」があるので、ここへ調子を合わせるつもり。
5月のUTMFも初の100マイルだからと気合は入るが、あんまり一度に長距離を走って変に疲れをためてしまったり、故障を招くようでは、その後がまた困るのでうまくやるつもり。
岩本ロジックの一度に走る距離は月間走行距離の六分の一までっていうのが、過去の上手く行った自分の練習を見返してみるとピタリ当てはまるのだ。

・・・ということで
明日は三女の引越しが入り、練習も東京マラソンカメラ追っかけも出来なくなったし、今日の午後は42kmのロングジョグを入れてみた。
家からスタートでたまリバーを使って21km地点でピタリ折り返し。向かい風&川下りの往路が1時間56分02秒。追い風&川上リの復路が1時間55分23秒。合わせて3時間51分25秒(休憩含まず)。Garminの距離表示があまりにお見事で、もう感激しまくった42kmだったのだ。GarminのGPS素晴らしい!

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90分で5km移動

2011年02月25日 | 日々奮戦

0225_morning 我が家の最後の受験生、弾の入試が終わり、ようやく通常就寝にありつけた翌朝、つまり、今朝。
夜明け前に一人起きだして走り装束にカメラ携え家を出た。久し振りの朝練か。
うすら寒いけど、すっかり春の雰囲気に東の空は赤く霞む。
あちこち回りながら夢中で写真を撮りまくり、あれあれこんな時間だと家に戻れば1時間半が経過していた。Garminはオートストップ設定。走行距離5km、走行時間42分。いやはや家を出てから半分は止まって写真を撮っていた時間だった。どうりで汗も出ないわけだ。0225_west

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偉かった!

2011年02月24日 | 日々奮戦

0224_dan 【試験が終わったら点描に凝る】
勉強することが間違いなく趣味の域に達しているかのような様子だった長男。受験という初の試練を迎えたが、実に楽しそうに塾生活を送っていた。そこんとこだけは流石我が子、だ。楽しくなければ続けることは出来ないからな。
体育がある日は朝からため息連発だけど、塾での勉強では本当にため息一つつかず、あ~あのひと言もなく、まぁ、よくそんなに出来るなってくらい勉強していた。驚愕のひと言。中学生がそんなにやっていいのかって思った。試験前日だっていうのに普通に遅くまでやるのだ。嗚呼。明らかに好きでやってたな。サッカーが好きな子が一日中ボールを蹴っていたっていうのと同じだ。
 
ハリ天、勝田マラソンに備えての準備はこれ以上は出来ないという充実した準備が出来たけど、弾の準備はそれをあっさり超えていた。
だからと言って、必ずしも結果が伴うとは限らないのがなんとも辛いところ。ハリ天のフルマラソンはうまくいい結果が付いてきたけど、息子・弾に同じような結果が伴うとは限らない。
事実、もしやという思いで受けた私立は・・・落ちてしまった。
常に最悪の事態を想定しておくことはすごく大事なことで、それをしっかり自覚していればうろたえずに次のことを考えることが出来る。
昨日、本命の都立の試験も相も変わらずちょんぼをしてしまったらしく、塾で算出してもらった可能圏ギリギリの点数だという。
だけど意外にさっぱりと清々しい様子。ちょんぼしてしまうことだって実力のうち、今の力を出し切れたってことのよう。
そりゃ、いい結果がついてきて欲しいけど、もし駄目だったとしてもあの努力はすごい基礎力になったはず。必ず活きてくることは間違いないよ。かなり胸を張っていいはずだ。
昨晩、よく頑張ったなって褒めてあげたら、父ちゃんも色々ありがとうねって言われて、思わずグッと来てしまった。

まぁ兎にも角にも、これでもう「早く寝ろ」って尻を叩かなくっていい。やれやれだ。
弾に付き合って少しずつ寝るのが遅くなって、たぶんそのせいで朝練が出来なくなっていたのだ。息子のせいかよって一人ツッコミもしつつ、もしかしたら朝練復活かな、と感じる本日なのだった。

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写真加工遊び

2011年02月23日 | 日々奮戦

0223_silk よく行き来しているゴンゾーさんのブログ写真、最近やけにハリ天好みの面白い加工したやつ(←この日とか)が出ているなぁと思ったら、先日出かけた横浜の「CP+」の時、CASIOのブースで盛んに宣伝していたサービスだった。これだ。イメージングスクエア(IMAGING SQUARE)
毎日必ずブログに写真を載せているけど(見栄えの問題)、時々写真のネタ切れ・・というか気に入ったタイムリーなものが見つからず、そんな時は自分的にはいまいちな写真をPhotoshopを使ってちょいちょいと遊んで加工している。色々試していたら最近はほとんど2つか3つのパターンしか選ばなくなっていて、少々手詰まり感が漂っていた。もっと本格的にやるぞ(加工を)という意欲はないし、グダグダしていたのだった。
このCASIOのサービスは登録が必要だけど、もちろん無料。そして自分で加工した写真も1GBまで保存しておけるのだ(マイアトリエ)。お手軽で楽しいよ~。
ちなみに先日の青梅マラソン前日のは
元写真がこれ0223_ohmem

そしてこれじゃぁ、全然さえないので「重厚な油彩」を選んで変換して掲載。0219_ohme

これならちょっとみいいし。そもそもこういう油絵が本当は描きたいんだよね。でも腰が上がらない、もう一つ自分が描くイメージがついてこない・・ということでデジタルの力を安易に借りてしまっているのだ。

色々変換して楽しんだ後、お気に入りの「シルクスクリーン」で、今日のトップ写真を加工してみた次第。

《追記》
ハリマネがキャー面白~いと大騒ぎするので調子にのって別の写真を変換保存してしまった。
【元画像】0223_00
 
【油彩】0223_01
 
【重厚な油彩】0223_02
 
【ゴシック油彩】0223_03
 
【野獣派油彩】0223_04
 
【水彩】0223_05
 
【ガッシュ】0223_06
 
【パステル】0223_07
 
【色鉛筆】0223_08
 
【淡彩点描】0223_09
 
【シルクスクリーン】0223_10
 
【ドローイング】0223_11
 
【エアブラシ】0223_12
 
 
以上、「バーチャルペインター」12種類。その他にも「HDRアートクラフト」モードもある。
興味のある人は遊んでみて下さ~い。

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都合思考

2011年02月22日 | 日々奮戦

0222_94 【日本での嫌われ数字9と4。苦しむハリ天の誕生日】
ハリ天、4人の子どものうち、まぁ、顔だけでなく性格や言うことまで似ているのが宮崎にいる次女。その次女が、唯一父さんと違うところは、、、と自己分析して言うには・・・
父さんは超プラス思考だけど、私はすぐにマイナス思考をしてしまうと。さっきチャットを繋いでいる時に言っていた。
う~ん、確かにちょっと中間子特有の「ひがみ」が入りやすいけど、なにもかもマイナス思考って程でもない。
それより、この父の「超プラス思考」と言われる思考パターンは、実は何を隠そう単なる「ご都合思考」なのだ。どんな状況もプラスに考えようじゃなくて、どんな状況も如何に自分に都合よくとらえるかって思考しているのだ。自分がいつも楽しく過ごすためにどうしたらいいか。マイナス要素さえ悲劇のヒーローのためと無理やり認めてしまうのであった。だから、負けても勝ちなのだ。じゃじゃじゃん(わけわかんねぇ)。

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どういうことだろうか

2011年02月21日 | 日々奮戦

0221_run この所、25年前の自分との勝負に勝ったの及ばなかったのと騒いでいるけど(一人で)、これっていったいどういうことなんだろ。ふと湧き上がったハテナ。
30歳の自分より55歳の自分の方が勝るということは、よっぽど25年前がしょうもなかったのか。
いや、今を相当に頑張った証なのか。

陸上専門でガシガシ走っていたのなら、当然記録のピークは若い時に来ている訳で、例えばフルマラソンで2時間10分とかで走っていた選手は、それを上回る記録を25年後に作るなんてことはあり得ない。当たり前だ。
自分はどうだ。25年前は走ることが最高に楽しくなっていて、あれこれやりくりをしながら生活の相当部分を走ることに費やしていた。時間を捻出するために細切れ時間を活用しまくっていた。
当時、今のように情報があちこちにあった訳ではなかったけど、それなりに研究に研究を尽くして頑張っていたことだけは確かなのだ。
では今はどうだ。あの頃に比べたら時間はうんと自由になるけど、あそこまでの情熱はないかな。もちろん一生懸命だけど、練習時間はうんと少ないし、一応年はとってしまったし。積み重なった時間、経験・・・そんな事柄のアドバンテージくらい。

なのに、あの頃と同じくらいで走れるようになっているってスゴイことだよ。難しいこと考えていないで、そこんとこをもっともっと素直に喜んでしまおう、と書いているうちに行き着いた答えなのでした、マルッ。(でも、どうしてだろって、まだ頭の中では何かを探している)

★★★昨日の青梅マラソン写真集です。ご自由にどうぞ★★★

<embed width="288" height="192" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" flashvars="host=picasaweb.google.com&amp;hl=ja&amp;feat=flashalbum&amp;RGB=0x000000&amp;feed=https%3A%2F%2Fpicasaweb.google.com%2Fdata%2Ffeed%2Fapi%2Fuser%2Fharitengu%2Falbumid%2F5576108401361233521%3Falt%3Drss%26kind%3Dphoto%26hl%3Dja" src="https://picasaweb.google.com/s/c/bin/slideshow.swf" type="application/x-shockwave-flash"></embed>

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第45回青梅マラソンだ!

2011年02月20日 | 大会レポート

0220_ohme01 フルマラソンで25年前の自己記録を破ったことで、一気に「もしや」が盛り上がる。練習で走っているペース感覚ではまだ難しいけど、全く届かない程の記録でもなくなって来た。そう、もう一つの25年前の記録・1時間59分31秒だ(第20回大会)。
待ってろよ!
0220_ohme07 【静かなる闘志】

毎年恒例の兄弟決戦。今年は史上最高レベルでの争いか!と周囲は大いに盛り上がっていたが(親族)、長年の夢をようやく果たした弟・ハリ野豚はその達成感と連夜の美酒に相当に酔いしれているようで、挑発に乗っては来たけど、ほぼ勝負あったの予感(言えないけどね)。兄弟決戦を隠れ蓑にこちとら勝負の相手は30歳の若造ハリ天だぃ。

弟はなんと200番台(去年ベスト)、ハリ天600番台(去年東京M温存途中棄権)。スタート地点まで20秒。今年は女子が同じ並びに入って来ているので、600番台と言えど走路はしっかり詰まっていて1km進んでも前にはなかなか出られない。
少し広い通りに出てから徐々にアップ。4km地点で知人の声援に応えていたらすぐ前に弟がいた。0220_ohme05
ここまでやや突っ込み過ぎだった気がして、ペース落としつつ先行。今年の兄弟決戦はあえなくここで終了!後は一度も振り返らず・・だ。
0220_ohme06 【遠ざかる兄の背  Photo by ハリ野豚】

さて、5km通過が20:35(20:00)※( )は25年前の記録
スタートロスを考えればまずまず。走っている感覚はとてもいいけど、上り坂で少しずつ落ちてしまうペースがなぁって感じ。頑張れるけど頑張ると心拍が上がり過ぎる。迷いどころ。
10km通過、40分53秒(40:51)。スプリットは20:18(20:51)。早くもちょっと厳しき風。
御嶽駅前でハリマネ応援。キロ4分ペースを維持するにはもう少しの無理が必要。
0220_ohme02 【ちょっと厳しいとアピール】
 
しかし165拍を超えるようだと後が心配だ。ここらへんが難しい。と思いつつ165拍くらいで走ってしまっている。
折り返しは1時間ちょうど(57:56)。お馴染み怪傑ゾロに扮する富士山男・そ~さんがすぐ後方。
15km通過、1時間01分42秒(0:59:36)。20:49(18:45)
間もなく並ばれしばらく並走。いいピッチだ。相当に練習を積んでいるぞ。後半上げていこうねとついて行く。一気にキロ3分台の走りが続く。この位のスピードだと確かに「風」を感じることが出来る。気持ちいい風だ。
御嶽駅前でカメラを構えるハリマネの前を、ビジュアル的にゾロと一緒に通過したいけど、ちょっと今日のそ~さんは足が上がり過ぎ。徐々に離れてしまった。0220_ohme03

20km通過、1時間21分32秒(1:18:57)。19:50(19:21)
5~6人の集団で気持よく走っていたけど、時折右ふくらはぎと左のハムストの奥の方で痙攣の予兆あり。認めたくない、出来れば見ないふりをしたい。
復路最大の難所の二俣尾の坂が1kmほど続く。上り切った後、スピードを上げ始めたらとたんピクピク来始めた。まずい、まずい、実にまずい。
日向和田駅前、和太鼓の大応援の前を通過後安全ピンの準備だ。が、胸の右上のピンがどこかに飛んでなくなっている。仕方なく右下のピンを外すとゼッケンがバタバタとめくれ上がってしまう。あわてて右上を止めようとすると指にグサッ。鼻血も出てるぞ。一気に最悪。マンガだったら顔に縦線が入って汗が飛ぶシーンだ。止まりはしないが、歩くようなペースになってしまった。どこのピンを外そうかオロオロしているうちにそのまま時は進む。
チャレンジングレースも最後の5kmがよれよれじゃ目も当てられない。保険に持っていたアミノバイタルを1袋と昨年のフォトロゲ皆勤賞の賞品のオーストラリア産ジェルを25km手前のエイドで投入。
これがよかったのかなぁ。まるで奇跡が起きたような状況。痙攣大王はよぉくわかっている。あのピクピク状態で安全ピン投入なしに乗り切れるとなると奇跡としか言いようがない。
25km地点、1時間43分08秒(1:39:10)。21:36(20:13)。一気落ちだ。

さて、恐る恐るペースを上げていく、なんか大丈夫そうだ。極力狭めていたストライドを再び伸ばすように足を出す。ここからは坂もなし。頑張れ。記録は難しいが走りきらなきゃ話にもならん。
集中するために途中からかけていたサングラスも外し、突撃だ。青梅駅周辺は久し振りに大声援。力になる。よしっという気になる。あと3km、あと2km。クランクを抜け青梅総合高校前を通過。東青梅駅からさらにペースアップだ。なんで大丈夫なのか半信半疑ながら、ここまで来たらもう大丈夫。最後の直線が長い。点滅信号がずっと続いている。あと1km地点でブザーが高らかに鳴った。1時間59分40秒だった。勝利はかなわなかった。後ろ姿も見えない程の差。やっぱ2時間切りってはえぇ~。
0220_ohme04 【あと200m】
でもせめてセカンドベストをと力振り絞ってゴールに飛び込む。
自己計測で2時間03分47秒(1:59:31)。最後の5kmは20:39と上げることが出来たのでそれだけはよしとしよう(20:24)

25年前、市民ランナーとしては一番油の乗っていた30歳のハリ天を打ち砕く挑戦はあえなく失敗に終わった。フルマラソンに続いての2匹目のドジョウはいなかった。
・・・のだけど、実は31歳のハリ天(2時間04分29秒)にはちゃっかり勝ってしまったのだ!よっしゃぁ~

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もう一つの25年前

2011年02月19日 | 日々奮戦

0219_ohme ハリ天の走歴ではマラソンそのものは30歳の時の記録がベストとしてずっと残っていた。
その後8年ほどのブランク(青梅マラソンくらいしか出場していなかった)を経て、長女のトライアスロン参加をきっかけに自分も復帰。ブランクが実は良かったのか、練習時間も少ない割には40代になってから記録がどんどん伸び始めた。20~30代の時の自分より圧倒的に40代の自分の方が強くなっていたのだ。
・・・が、フルマラソンと青梅の30kmの記録だけは30歳の時のものが堂々君臨。腕組みして高笑い状態で今の自分を見下ろしていた。
でも先月の勝田マラソンでついに25年前のフルマラソン記録を突破。
これで大いに満足なのだけど、ね、もう一つあるのだ。青梅30kmの1時間59分31秒が。
勢いついでに、一番疾走していた30歳の自分に久々本格的挑戦状を叩きつけてみた。
別大で念願のサブスリーを達成してフィーバーしまくっている弟とのガチンコ決戦もあるにはあるのだけど、あの速かった30歳の自分との勝負も実は楽しみ。勝負より今年のねらいは記録なのだ。
さて、さて、どうなるか!

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これも何気ない一言から

2011年02月18日 | 日々奮戦

0218_vw そう言えば、ハリ天が本格的に走るようになるきっかけも同僚の何気ない一言だった。
その昔、職場の世話焼きの方が本人の知らぬ間に青梅マラソンにエントリーしてあって(職場の若い衆はみんな)、いきなり30kmを走ることになった(なっていた)。26歳の冬のことだ。
びっくりしたけど、そう言うことなら頑張ろうと1ヶ月前くらいから練習開始(アンビリーバボォ~)。始めは1.5km先の大きな看板で折り返して3km。玄関で座り込んだらしばらく動けなかった。1週間に1度は5kmを走ろうと決めたけど、その土曜日は朝から憂鬱だった。
迎えた本番はけっこう楽しく3時間弱で完走。しかし、その後1ヶ月ほどはあちこちが痛んで動きもままならないはめになった。
学習能力がなく、翌年も同じ状況が続く。タイムは前年よりはだいぶ進歩したけど、やっぱりあとがつらい。このまま毎年青梅マラソンを走らなきゃならないのなら、なんとか楽に乗り切る方法はないものだろうか・・・。27歳のハリ天はロッカーで思案に暮れていた。と、その時、同僚が何気なく言い放った一言
「毎日家から走ってくればいいんじゃないの」

そうか、その手があったか。
 
以来、片道5kmの通勤ランが始まった。行ったら帰るわけだから少なくとも一日に10km確保だ。当時小さな娘2人がいて、夜は寝かしつけながら早く寝て、翌朝早起きで持ち帰った仕事を片付ける。時間に余裕があるとちょっと走ってみようかと5km、10kmと。朝食をとって通勤。朝のうちだけでもう10kmオーバーだ。これは革命だった。

そのうちどんどん加速度的に楽しさが増してきた。

1年後どうなっていたか。

どうしてもやめられなかったタバコがいらなくなっていた。
最高74kgあった体重は62kgに。スーツ全部ぶかぶかで使い物にならず。
レースに出場するとみるみるタイムアップ。

・・・と、とんとん拍子に連続変換。あの時、彼のあの一言がなかったら今の走る生活はなかったかもしれない。
何気ない一言が人生を変える・・・ことがあるのだ。あみだくじの横棒、心して。

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何気ない一言から

2011年02月17日 | 日々奮戦

0217_tower 今朝、ついに体重が60kgを割った。59.8kg。対フルマラソン軽量化作戦として昨年11月29日に66.4kgでスタートしてちょうど80日目。毎日記録していたiPhoneアプリ(WeightNote)の達成率が100%を示した。勝田までにと息巻いていたけど、まっいいか。0217_diet_2
ちょっと吹き過ぎたかなとも思ったけど、言ってしまえば結構やれちゃうのだ。万々歳だ。ただ軽くすればいいってもんじゃないけど、充実したトレーニング以外に効率よくタイムアップを手助けできる最良の方法はやっぱり軽量化なのだ。同じエンジンを積んでいたら、軽い車体の方が絶対に速い。

さて、ここで、なぜアンダー60kgが目標になったかが今日のタイトルへと続く。
ブログ&トレイルレース繋がりであり、嗜好が似ている若い友人であり、走力的にライバルであり、同業者でもあるkin29さんのひと言がきっかけなのだ。
それはいつどこでの会話だったか記憶は定かでないのだけど、「ハリ天さんの身長なら60kgは切りたいところですよねぇ」という彼の一言が、けっこう響いたのだ。その時その数字はハリ天にとっては思いも寄らぬ高いハードルで、それをサラリと言い切られたという点でホーッとうなってしまったのだ。
以来、数年が経ち、その間も軽量化についてはいつも課題となってはいたのだ。でも目標値は62kg付近でウロウロ。今回本気で軽量化を目指した時、唐突に蘇ったのがkin29さんに言われた60kg切り、つまり「59.8」という数字だったのだ。
何気ない一言から始まることがある。それをまた経験できた80日間だったなぁ。今頃あらためてkin29(筋肉)さんに感謝です。

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飴と鞭

2011年02月16日 | 日々奮戦

0216_sunset ストイックに黙々と進む姿は結構好きで、自分で自分に酔いやすい質だ。
だけど、同時にご褒美好きでもあって、実はそのご褒美欲しさにストイックな道を選んでいるきらいもある。

とっても個人的なことだから、もちろんご褒美も自分で自分に出すばかりだ。
このご褒美はそのブツがなんであれ嬉しいもので、ほんのささやかなご褒美でも、また頑張っちゃおうかなって気になるから不思議だ。

で、最近はその気になって走るようになった妻・ハリマネに、せっかくなら飛び切りの喜びを味わわせてあげようじゃないかと、コーチ業に力を入れているのだけど、やっぱり飴と鞭の使い分けがいいもんだ。
毎週設定しているロング坂道走(アップ&ダウン)とビルドアップ走。本日はギリギリの時間の中を都合付けて、飛び出せ青春!ってな感じで15kmビルドアップ走をやり切った。(ハリ天はもっと楽なやつ)
最後はもうダメかなと思ったけど、よ~く盛り返してしっかり予定通りのビルドアップ完成。ハリマネ本人は「今季最大のゼーハーだ」と言っていたけど、「今季最大」じゃなくて「史上最大」だろ。
よ~く頑張ったので、ご褒美にファミマの「ダブルエクレア・150円」を奮発(お金は財布を握っている本人が出しているけど)してあげた。コーチの分まであったので、こりゃラッキー。

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都合優先

2011年02月15日 | 日々奮戦

0215_snow01 結局はみな自分勝手な都合優先。
先週、よりによって息子の私立高校入試日に「大雪予報」を持ってこられた時には、何だ何だ、そりゃ困るぞ、どうか絶対に雪にならず、交通機関に影響が出ませんようにと願い、たいしたことがなかったのでやれやれと胸をなで下ろす。
昨晩は、ワサワサとすごい勢いの大雪が降ってきたけど、明日は休みだラッキーとばかりに、夜は外に出て我を忘れて写真をシャカシャカと撮りまくっていた。0215_snow02 今朝の交通機関のことなんてち~っとも気にもしていなかった。
あ~、お見事なくらいの自分勝手。どうもすみません。
(って、誰に謝っているんだろ)0215_snow03

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溝を持たない人

2011年02月14日 | 日々奮戦

0214_cp 先日、二人でモスバーガーにいた時、昔、子ども会の役員をやっていた頃の知人が現れて、やぁやぁ、久し振り~ってことになった。彼女はハリ天の幼なじみの奥さん。昔から知っている訳ではないし、幼なじみとも付き合いがあるわけじゃないし、いつ結婚したかも知らないし、ホントはほとんど知らない人なのだ。でも、ハリ天のことを自分の旦那が呼ぶのと同じように「なおとちゃん」と呼んで、全く臆するところがない。ちなみに彼女の旦那さん(幼なじみ)は、ものすご~く大人しいし、積極的ではない。
普段付き合いは全くなくて、この時だって、近所に住んでいるとは言え10年ぶり以上の顔合わせ。それが昨日も一昨日も顔を合わせていてやりとりをしているが如くの馴染みよう。そのあまりの普通振りにささやかなる感動を覚えてしまった。我がハリマネもすぐに他人と仲良くなるけど、それとはまた違ったタイプだ。
いとも簡単に人の懐に入ってくる。何の違和感も感じない。これはすごい能力の一つと見た。ごくごく普通の人なのに、時の溝、人との溝を持たないという女性の話でした。

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