ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

感情的動向+

2012年09月05日 | トライアスロン


【ONLY ONE】

コツコツと愚直に積み重ねた末に幸運は訪れる。が、それはまた一瞬で暗転もする。

バイクのメカトラとか、ちょっとした不注意からミスを犯したとか、チョンボをしたとか、気持ちで負けてしまったとか、そんなだったら「悔しさ」が全面に出てしまったはず。今回のリタイアは「悔しさ」はなく、ひたすら「残念」で「悲しい」出来事だった。史上最大の勇気を振り絞れたこと自体は自分でも褒めておく。それでもこの日のためにひたむきに時間をかけて積み上げたものが、舞台にほぼ上がることなく崩れ去って行く様を味わうのはとてつもなく悲しかった。

次々に顔を合わせた友人達には笑って状況を説明出来ていたけど、本当は何をどう整理すればいいのか、どう切り替えればいいのか、自分の心の中はぐしゃぐしゃで出口の見えない混沌とした世界だった。
ハリマネが「じゃ、今日は一緒に応援に行こう」って背中を押してくれたおかげで、すぐにページだけはめくることが出来た。
応援バスの座席で何度も何度もため息をつく。「後悔」とか「悔しさ」は微塵も感じていなかった。「虚しさ」と「悲しさ」が交互にリズム運動。
やりたいことをやりたいようにやってきている。だからいつ出来なくなったとしてもそれはそれで満足さ。いつもそんな風に思っていた。だけど、戦わずして突き落とされると、これで出来なくなるのは嫌だと心の中で叫び続けている自分もいた。
Facebookに皆さんから次々と寄せられるコメントを読みつつ、窓の外をバイクで疾走している選手を見ていたら、一度だけ涙がこぼれた。本当に一度だけ。あとはしょうがない、ただそれだけだった。これも自分史の中の太文字1行であるはずだから。

昨日健診で看護師さんに「一度そういうことがあると、トラウマというか次回が大変かもですね」と言われた。「いや、すぐに忘れちゃうから大丈夫ですよ!」って、逆に励ましちゃった。今はすっかりそういう状況。

【10年以上振りの再会とは思えん!】

記録のために書き残しているけど、何事もなかったかのように練習も再開。佐渡で大勢の旧知の人達に会えて最高に楽しかったことだけが最前面に固定され、これにて一件落着。

☆☆☆佐渡アルバム☆☆☆ご自由にどうぞ!

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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
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