ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

興奮の記憶発掘

2022年11月26日 | 日々奮戦

【脳内の皺のどこぞに】

実は昨日、かなり衝撃的な出来事があった。初めてのご婦人の患者さんに付き添いで一緒に来られたご主人、この方が高校時代の現代国語の先生だったという話。これだけではどうってことない話のようだけど、、、

・・・高校生の頃同じ時期にいたねと突如話しかけられたので、何のことか???、いやいや、勢いがあってお元気でもしや同級生?と混乱の極み。先生とわかって襟を正すもハリ天の記憶は飛びまくっている。脳内で微かな記憶を求めて動き出したボールが激しくぶつかり合っている感じだった。
、、、が、しばらくして唐突に記憶が甦ってくる兆し。マスクを取っていただくと、、、一気に映像が浮かび上がってきた。当時29歳の青年教師だったとおっしゃる表情は昔のまま。綺麗な白髪だけどおん歳81歳とは思えない。教科書を使わないかなりの型破り教師だったと。奥様の治療を始められずに次から次へと先生から繰り出される速射砲の情報。当時の先生方のお名前や出来事。少し時差があってハリ天の脳内が活性化されて行く。今現在、高校時代の関係者各位とはほぼやり取りがなくなっているので、記憶を手繰り寄せるのに時間がかかるのだ。本当に脳みその皺の一番奥の方にあった小さな塊がよくぞ出て来た。その過程が興味深く、衝撃的だったのはまさにこのことだった。
夜になって改めてメールを頂戴し、やり取りの中で小学校5、6年生の時のハリ天の担任とは高校のクラスメイトであることが判明したりして、W杯ドイツ戦に続き夜遅くまで興奮が続いたのだった。

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年齢差分

2022年11月21日 | 日々奮戦

【ゴールを待っていてくれました】

かの知る人ぞ知る2005年・7年と伝説のTTR(Tokyo Trail Run 100)を連覇したいっちーさん(ハセツネ総合入賞経験者でありironmanでもある)から盛んに勝負!とつつかれているハリ天。先日の激坂最速王決定戦でも「ライバルはハリ天さん」と名指しで。まぁなんと光栄な。
・・・と言っても、もちろんまともに勝負なんて有り得ない話で、彼は年齢差分をハンデとして考えてくれている。流石理工系。
「年齢差分」、つまり67歳ー51歳=16歳ということでズバリ16分のハンデをくれるというのだ。


【後方から追い上げ希望だったらしいが、生憎同じ最終ウェーブ。最後方から一緒にスタート】

さて、一応勝負ということなので記録を並列してみると、、、 
  

【2021年】 上り+ 下り  =   ゴール 
いっちー 1:17:41+0:52:21=2:10:02
ハリ天  1:26:37+0:55:50=2:22:27 (+12'25")

【2022年】
いっちー 1:17:43+0:49:12=2:06:55
ハリ天  1:24:08+0:55:05=2:19:13 (+12'18")


さてさて、昨年のゴールタイム差は12分25秒。今年はお互いに3分以上のタイム短縮で上出来。が、そのタイム差を見ると12分18秒と昨年より7秒ハリ天が縮めたのだ。勝った。
なんて喜ぶようなことではないし、普段年齢差なんて考えたこともなく走っているけど(エイジ勝負は別)、これから先も年齢を超えた「勝負」を楽しむためにはいっちーさんが提案してくれる「年齢差分」ていうのは面白い考え方なのかもね。

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ガッツリ激坂最速王決定戦2022フォトレポ

2022年11月20日 | 大会レポート

【ぐんまマラソンに続きハシモ家と合流】

今年もこれ、「激坂最速王決定戦2022@ターンパイク箱根」平均勾配7%の激坂を13.5km上り、13.5km下る「ピストンの部」に参戦して来た。



今年はこれまでの「上りの部」「ピストンの部」に加えて、新たに「下りの部」「Wピストンの部」が新設され、ユニーク度が一層際立つ大会になった。(茶番の健康チェックとかもなくて勇気最高)


【昨年同様快晴微風】

目標はズバリ、昨年の記録2時間22分27秒。とにかく上りばかりの13.5kmは長いので(ラスト3.5kmはアップダウン)最初から突っ込まないことだ。なので、やっぱりカメラを持って走ることにした(雲取で落としたカメラは結局出て来ないので、同じものを中古でついこの前ゲットしたよ)。
そして、スタートウェーブが一番最後だったのでその最後尾から出ることにした。何人抜けるかな。


【ゆるゆる最終ウェーブの最後尾スタート風景】


【ゴール待機の応援団。それぞれ時間差あるのでゴールも忙しかったらしい】


【スタート直後がかなりキツい】


【ほぼ最後尾スタートでちょっと頑張って振り返るとこんな感じ】


【スタート後5分で下りの部トップとすれ違う】


【下りの部2番手はかの上田瑠偉選手。上りの選手に声かけまくってくれていた】


【やはり下りの部・招待選手の青梅は御岳観光大使の福島和可菜さん】


【今年はこんなのもあちらこちら】

昨年同様快晴微風とコンディションは絶好。高度が上がるにつれ湘南の海岸や富士山の眺めも最高。ちょっとずつ立ち止まってパチリパチリ。


【高度が上がり突然視界が開けると、、、。写真撮影者多し^^;】


【たまにはオレも】


【5分前にスタートしていたハシモくんゲット。このあたり足がよく動き始めた】

心拍も140台キープで前半をやり過ごす。150をはるかに越え出すとちょうど絶景が待ち構え撮影タイムでしっかり落とす。これが功を奏したか、よく足が動き、ペースもいい感じ。


【富士山だ!ってことで若者グループも撮影準備】


【いったん下るが目の前にはまた坂!坂好きにはたまらない?】


【Wピストンの部、YouTuber・くれいじーかろくん。相変わらず元気】

残り3.5kmでは下りは思い切り飛ばし、勢いで上り、昨年より2分以上も速く折り返す。


【上りの部ゴール兼ピストンの部折り返し】


【ヒュ〜。気持ちいい風が流れる折り返し地点】


【給水ボトルと記念写真くらい撮っておくか】

下りは2度ほどシューズの紐を調整する(締め直した)ために止まったのが残念だったけど、昨年より45秒だけ速く、結果昨年を上回ること3分14秒、まさかの20分切りまで達成出来てしまった。


【下りのスピードの中でもこんな風景はブラボーだ。すれ違う選手同士のエールも素敵】


【ゴールまですでに1kmを切ったところ。タイム気にしつつ1枚!】

Garminの計測では1分2秒程止まっていたらしい。写真タイムと紐締め直しタイムの合計だ。もうちょっとだけ真剣勝負モードなら1分くらいは短縮出来るってことか。いやいや、案外この脱力感が良かったのだろうってことで、それにしてもガッツリ走れて、去年のようにゴール後痙攣で動けないなんてこともなく、一夜明けた本日も大した筋肉痛も来ない、、、だいぶ足が出来てきたって考えてもいいようだ。一瞬見失いかけていた光がまたまた見えてきたのかな。ふふふ。


【ぐんまマラソンの鬱憤を吹っ飛ばしたぜゴール】

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第32回ぐんまマラソン反省会

2022年11月05日 | 日々奮戦

【さっさと着替えられないのでまずは抜きつ抜かれつだった二人反省会】

【体調等】
当日朝の体重は62.1kgと今シーズン(4月以降)最軽量。ずっと落ちにくくなっていただけにまぁまぁの感じ。
前の晩しっかり食べて朝食なしはいつも通りだけど、今回は妻の台湾カステラ一欠片と自家製甘酒(500ml)。


【ハセツネでかの石川弘樹氏に絶賛されたと大喜びした妻。今回も張り切って作ってくれた台湾カステラ】

出発前にしっかりお腹のものも出し切ってすっきり。10月はランに専念。朝ジョグを増やせたので1年ぶりくらいに400kmオーバー。直前はしっかり休足し、特に痛みも不安もなし。非常にいい状態で今季初の42kmロング走に向かった。

【戦略】
「あわよくば」は封印。ペースではなくいつものように心拍数基準で走る。スタート直後は130台キープ→ペース落ち着いてからは145前後を目安に。徐々に上がっても150は越えないように。この条件での現状の力はキロ4分50秒〜5分くらい。少なくとも30kmまではこれをキープし、残り12kmはチャレンジ。目標タイムはGarmin予想に従い3時間30〜40分。



【結果】
ハーフ地点で正直な心境は「まだやっと半分かぁ」。心拍は予定通りで文句なし。苦しさは全くないけど足がきつくなっていたのは確か。1kmラップを追うとを26kmが境界線。心拍数だけ見れば変わらないのだけどペースは15秒ずつダウン。「30kmから」ではなく「30kmまで」的な感じ。3時間半のペーサーに抜かれ徐々にその背中が遠くなると同時に本日のプランも崩壊。あとはひたすら辛いジョグタイムが待っていた。


【地獄の後半が来るなんてこれっぽっちも感じていないお気楽な序盤】

スピード出していない(心拍上げていない)ジョグで痙攣も始まるという、これには気持ち萎えた。攣るのはハムストとか内転筋、ふくらはぎではなく、脛(前脛骨筋や腓骨筋)。動けないことはないのだけど足首がキーンとそっくり返ってしまうのだ。しかも外を向いている。スピードが出ていないからまだしも着地の角度が明らかに異常事態の37〜38km付近。40kmを過ぎてなんとか5分半くらいに戻せたけどかなり限界感に襲われたマラソンになってしまった。


【ゴールの競技場手前で大リーガー・松永氏とおっくんの声援に無理やり笑顔😅】

ゴール後は足が攣りそうで座れない、座ったら立てない、立ったけど歩くのやっとで着替えられないという地獄のスパイラルに入り込んでしまった。



たっぷり設置されていたエイドで必ず水分は取っていたけど、やっぱり脱水アリだったということ。


【ダメじゃない!と叱咤されている訳ではない😅】

【さて、、、】
体調も戦略も悪くない、、、はず。が、結果はイマイチどころか惨憺たるものだった。
久々にひどい筋肉痛でヨレヨレと帰宅。夜もそのギシギシする体を持て余すような塩梅だったけど、翌朝はこれがびっくりするほど痛みがない。階段を降りるのもなんでもない。強いて言うならお尻と股関節(外側)付近が張ってるなぁ程度。
やっぱり撃沈の時は足の筋肉への負荷は大したことないってことが明らかだ。
自分のこれまでの積み立てて来た感覚では無理な心拍設定ではなかったにも関わらず、「走る」ことを持続できなかったというのがかなりショック。これでダメなら話にならんぞレベルで、実は途中からかなり茫然としていた。
距離にはこだわらないようにと気をつけていたけど、今回は明らかに距離に対する肉体的精神的な耐性が全く感じられなかったことだけは明らか。やっぱり距離耐性は基本中の基本だね。
次のアオタイ(12/11)に向けて練習方法を中心に作戦の練り直しが急務だ。

ま、自分の結果はともかく、初参加のぐんまマラソン、スムースなスタート、走りやすいコース、賑やかな応援、、、ポイント急上昇だ。
以上、予定より長くなってしまったけど反省会終了。


【走行中の写真は全ておっくんの保護者・松永氏より。スペシャルサンクスです】

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ロードシーズン開幕

2022年11月04日 | 日々奮戦


ハリ天のロードシーズンいよいよ開幕‼️
って事で、快晴の「ぐんまマラソン」を走って来ました。
駐車場が取れずハシモ夫妻に拾ってもらって広い後部座席社長参戦。
マイGarminくんが言うには、「今のあんたの練習や走力でのフル予想は3時間38分」と。
そうか、では3時間半〜40分を目処に。後半頑張れたらサブ3.5を狙うという作戦か。まぁ、初戦はお気楽42km走かな。


【2020年勝田での60代サブスリーを見届けてもらって以来のガンちゃんと。8km付近】

いつものように30kmまでは知らん顔、のつもりで心拍数も140〜145を守る。なのにハーフを過ぎた頃からズルズルズルズル。知らん顔どころの話じゃない。
という訳で後半は地獄のジョグが待っていたというシーズン初戦。


【座るのも大変。座ったら立てない😅】

ワーストに激しく迫る3時間47分‼️ あぁ、こりゃ大変だぞ。
さて、これからどう展開していこうか思案の時が始まるな。

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