ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

新年明けまして

2022年12月31日 | 日々奮戦
おめでとうございます。

私自身が他人を変えることは出来ないけれど。変えられないけれど、一人でも多くの人が「今のおかしさ(嘘)」や「茶番」に気づいてくれることを願い続けます。でないと普通の日常は戻って来なくなっちゃいますから。

小さな力しか出せないけれどファーストペンギンの一人になれるよう歩んで行きます。そして、もちろん気持ちよく自分自身を表現していけるよう2023年も走り続けます。皆様、どうぞよろしくです。

って言いながら、ニューイヤー駅伝もしっかり見たのに、体重くて久々元旦オフの年始めなりσ(^_^;)

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今年の成績を振り返って

2022年12月30日 | 日々奮戦

【見えるものと見えないもの】

間もなく2022年も終わりということで、この1年どんな感じで走れていたのか、このブログを読み返しながらざっと振り返ってみた。
1月にハーフで連続90分切りが出来るようになって盛り上がったのに別大走れず。代替草レースでやっとこ3時間14分。3月に荒川で再チャレンジも3時間18分(公式SB)。今1番の目標のはずな年齢別のフルマラソンランキングも7位と沈む。
新シーズンスタートの高水山では上手くエイジ2位に滑り込んだが、初かすみがうらでもう1度フルにチャレンジもイマイチ(3時間26分)で終了。
6月の「奥信濃100」はまるでアドベンチャーレースで、最高に楽しかったが走りはやっぱりもう一つ。
7月、長女が移住した徳之島でのトライアスロンは台風の影響でスイム中止に加え、バイクも半分に。ランだけの頑張りでエイジ2位だったがなんとなく消化不良。3年ぶりの富士登山競走なんてまさかの八合目関門アウトでガックリの極致。
気を取り直し、バースディトライアスロンとなった佐渡Bで、トライアスロンとしては過去最高のレース展開が経験出来て万々歳。しかも伸び代を露骨に感じられたという、、、これが今年のピークだなぁ。
ハセツネイマイチも箱根の激坂でしっかり走れて、そのままフルチャレンジ突入。今シーズンの初フルはさえなかったが、アオタイではまずまずしっかり走り切れて、、、さぁ、いよいよ本番というところでちょっと調子は下降気味(言いたかないが)。
ランキングトップ独走中のTさんはすでに防府で2時間56分を叩き出している。ちょっと差がつき過ぎたけど、諦めずに粘るのみと我を焚きつける、そんな年末。

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力がまた湧いて出てくる1枚

2022年12月29日 | 日々奮戦


忘れた頃にこんなものが届いた。
11月に走った箱根の激坂最速王決定戦・ピストンの部でのエイジ2位の表彰状。紙切れ1枚だけど、これは自分が思っていた以上に価値が大きい。最近エイジ表彰されることもめっきり減って来ていて、まぁ、こればっかりは仕方ないし、エイジが上がる70歳になるまでまたコツコツやっていこうなどと黒い肚を撫で回していた。
トライアスロンのように5歳刻みのエイジ表彰をしてくれると大層励みになるのだけど、マラソンではなかなかそうは行かないらしい。この箱根の激坂王決定戦では昨年より3分以上もタイムを縮めての2位。1位とは話にならない程の差をつけられているのだけど、3位以下の歳下の選手に競り勝てていたのは大いに価値がある。来年に向けて勇気の源になること間違いなし。そう背中を押してくれる1枚だ。

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フィナーレの後に

2022年12月19日 | 日々奮戦

【妻に会えた直後はまだ余裕があったのだけど、、、】

アオタイ劇場はフィニッシュだけでは終わらなかった。そんなお話。
ラスト1kmで檄を飛ばし、急ぎフィニッシュ地点へと妻は向かったという。が、これが後で話を合わせて行くと30秒前にゴールした村田さんには会えて、ハリ天は見つからないという奇跡的なすれ違い。
全力出し切りプルプルと小刻みに震える足を騙し騙し本部テント前でウロウロ。ここには入れなかったのかなとゆっくり駐車場へ。まさかなぁ、案の定いるわけない。もらったタオルやメロンパンを入れた袋を車のミラーに引っ掛けもう一度会場へと戻る。もう息も絶え絶えだ。
と、その時前方から元気に妻が走ってきた。やれやれ。東家があってとにかく座らせてもらい、飲み物買ってもらい、うつむき地蔵状態に。
何故会えなかったかの妻の検証が始まるが耳に入らない。座ったはいいがついに痙攣が襲ってきた。止まってからの痙攣は恐ろしい。痛い。とにかく痛い。喋れなくなった。ひたすら耐える。水分補給するが気持ちも悪くなってきた。顔面蒼白。転倒で打った肩も急に痛み出した。上がらない。



寒くなるので決死の思いで立ち上がり、腕を引かれつつ車へ。とあと2台分という目前で右足首が痙攣で反り返りついに一歩も動けなくなった。無理に引きづると反対の足に来る。わずか数メートルの距離をにじり歩むようにしてようよう愛車にたどり着いた。
これで一安心かと思ったらここからが最後の地獄の始まり。脛の痙攣だ。とにかく痛くて声も出せない。体は曲がらない。車に手をついたままひたすら耐えるのみ。ほんと大変だった。いつぞやのZwiftでやらかした大痙攣事件の再現かと怯えたくらい。あれが起きてしまったら困る。遅くとも1時半には会場を出発しなければならないのだ。急な予定変更だったけどこの日は大分の臼杵港からフェリーを使い愛媛の八幡浜へ。そこから松山道後温泉まで行く予定を立てていたからだ。
指の先が真っ白になっていて完全な脱水症状なんだと冷静に自分の手を眺めているうちに落ち着いて来て、妻に散々手伝ってもらい着替えに成功。車の中で一休みしてようやくまともな人間に戻ったのでした。
アオタイ劇場はフィナーレと共に、いや後に、、、かな。


【村田さんもやはり痙攣地獄が待っていたらしき、、。でも笑顔で健闘を讃えあうことが出来ました。奥様のゴール待てなくてごめんなさい】

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アオタイ劇場

2022年12月17日 | 日々奮戦

【今回のベストショット。32km地点、67歳vs68歳】

12月11日(日)第36回青島太平洋マラソン2022レースレポのスタート!

別々に案内された駐車場でまさかの隣同士になるという奇跡の遭遇を果たした村田氏とスタートは同じAブロック。トイレに寄っていた村田さんとは別々にスタート。


【いざ!】


【スタートしました。スタート地点まで48秒】

それにしても雲一つない気持ちの良い快晴。この空のように清々しい走りが出来るか。


【当然だけどご機嫌モード】

序盤は確実に心拍数130台をキープ。椰子の木眺めいいなぁいいなぁと走っていた4km手前、前方に赤いウェア発見。村田さんだ。


【発見!】

朝、まだ色々自信のないハリ天に向かって妻がつぶやいた一言「村田さんについて行けば、、、」が図らずも現実のものとなる。しかも自分にとっても最高のペースだ。心の中でニヤリ。


【椰子の木を眺めながら気持ちの良い走りが続く】

すぐ後ろについたり、2〜3秒後ろに下がったり、心拍数の都合一番だったけどとにかく付かず離れず。他に知り合いもいないのでキョロキョロせずに集中出来る。


【往路も復路も県庁前の通りですれ違う】


【往路の宮崎神宮折り返し】

中間点は1時間40分。単純に倍で3時間20分。いいところだ。現実的な今日の目標はサブ3.5と何よりもしっかりと走り切ること。
心拍は少しずつ上がっていき140台から時々150台突入も。この辺は感覚との匙加減が必要だ。

それにしてもまるで2012年の別大マラソンの再現フィルムを見るようだ。5km手前で弟発見、30kmまでピタリ張り付き30kmでスパートし逃げ切ったあのレースだ(50台兄弟サブスリーは珍しいのではと話題になった)。
25km以降心拍上げたくなくて、一時は村田さんとの差が100m程にもなっていたがとにかく30kmまではじっと我慢の子だ。


【写真で村田さんが確認出来なくなっている】

赤いウェアが近づいて来る。ペースが若干落ちているかな。ほぼ30km地点で再び定位置確保。村田さんはしっかり前方を見据えハリ天には全く気づいていない。


【近づいて来た】


【しっかりロックオン。間もなく32km地点】

さて、30kmからは心拍解放の予定だったが、もう少し進んだスタジアム近くの32km地点には妻がいるはず。せっかくなのでここはサービスショット用に足を休めよう(腹黒)。



32km。妻に手をあげる村田さんの横に突如姿を表すハリ天!村田さんの驚く顔!一気に前に出る。本日初めてだ。残り10km、気持ち良さそうなトロピカルロードが待ち受ける。さぁ行くぞ。ギアが入った。




【一気に前に出た!、、、が】

が、が、いっときサブスリーペースにまで持っていたもののもたない。顎が上がる。もう少し我慢すべきだったか。海辺に出た。ペースは前半と同じくらい。


【海だ!】


【きつい終盤だが雰囲気は最高】

35km最後の折り返し手前で突き放したはずの村田さんに捕まる。グワーン。ダメじゃん。今度はついて行けない。
・・・とここでジ・エンド風だったのだが、、、

さてさて、ここからがハプニングドラマが待ち受ける。エイドでもう1杯とコップに手を伸ばしたところへ後方から来たランナーと接触、激突?ハリ天はおっととよけた感じだったが相手がもんどり打って転倒。どちらが悪いでもない状況だと思うが、なんか倒してしまったような雰囲気だったので助け起こし、、、ここは一つ先に頭を下げるか。ごめんね。、、、ん?怒ってる。べっとりと腿の擦り傷が痛々しい。ようやく歩き出したがよろよろ。さっさと抜いていくのも憚られ(案外優しい)、後方でしばらくゆるゆる様子見。なんとか走り出せたようなので追いつき、もう一度声をかけて抜き去る。そんなに怒らんでよ。


【前方右側の選手にごめんね】

残り5km。せっかく32kmに渡って温め続けて来た作戦はポシャってしまったが、今の力は振り絞ろう。前方に村田さんの姿は見えないがペースも完全に戻った。
38km付近、緩やかな橋の手前、多分わずかな凹凸に上がり切らなかった右足先が引っかかり、思いっきりの大転倒。何?何なんだ?一人メイクドラマか!
いつものようにおっとっとと上手く受身を取る余裕もなく、左肩から突っ込んだ。左肘、腸骨、まさかの顔面(こめかみ付近)にも衝撃が来た。



ちょっと前に別な選手の大転倒のしっぺ返しか、それとも内緒の張り付き作戦なんてちょっとせこいことしたバチが当たったか。嗚呼ぁ。
大丈夫ですか!と女性ボランティアの方が駆け寄って下さる。座り込んで苦笑、苦笑、苦笑。自分の間抜けな姿に呆れる。スピードに乗って来ていた所だったので一丁前に勢いが災いした。
ボラの方に大丈夫ですと声をかけ、足上がってなかったんですねと照れ笑い。何とか走れそうだ。左手首のGarmin、右手に持っていたカメラの無事を確認。サングラスもなんか音がしたけど大丈夫そう。
残り2km、力振り絞る。60台と思しき選手を抜き去るがぴたりと付いて来る。


【後方の黒いウェアの選手を抜いて来たのだが】

【ストライド狭っ!】




【転倒でナンバーカードが、、、】

ラスト1km、手を振って応援してくれている妻に応え、ラストスパート。フィニッシュゲートが見えた。走れ、腕を振れ。、、、と、ゲート5m手前、先ほどの60台の方と短距離走になり差し替えされてのフィニッシュは3時間24分22秒(ネットタイム3時間23分34秒)。くっそ〜、負けちまった。



とりあえずドラマ仕立てのアオタイは「サブ3.5」「最後まで全力で走り切る」の目標達成万々歳で終わった。
レースは終わったのだが、、、アオタイ劇場はまだまだ終わらず。また後日。

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プロローグ・アオタイの奇跡

2022年12月16日 | 日々奮戦

【奇跡の朝】

我が家は車移動がマストなのでとにかく会場近くに車を停めたい。サンマリンスタジアムがある宮崎県総合運動公園の駐車場が狙い。無料の臨時駐車場はいくつも用意されていてシャトルバスも出ているがスタートまで車で待機できて、ゴールしたらすぐ出発もできる隣接駐車場がマスト。5時半開場予定、例年7時には満車と注意書きがある。まぁ、そう慌てなくてもいいかなと5時15分にはホテルを出発、20分くらいで到着なのだけど、、、入り口渋滞。で、もう続々と車が来ていて一番近い第1駐車場は満車、道ひとつ隔てた第2駐車場へと案内された。前の車の一つ前の列へ入れと案内され、そろりそろりと進んで駐車枠の中へと車を進めた瞬間、目を疑う光景が飛び込んできた。隣の車の助手席で興奮の面持ちで窓ガラスをドンドンと。
ハリ天も一瞬何が起きたのかわからなかったほど。
今回一緒に出るはずだった義理息子は体調不良でDNS。で、他に親しい友人は村田夫妻だけ。いつかはいつかはと一緒にアオタイ参戦を楽しみにしていて下さっていて今回ようやく実現。その村田夫妻の乗った車が隣だったのだ。隣に車が来たので目をやると八王子ナンバー?!、MAZDA?!ま、ま、まさかと目が点になったとのこと。そりゃぁなるは。



会場に着いたら連絡を取り合うつもりで、一切時間とか駐車場とかの打ち合わせはしていなかったのにだ。入口も多分別々だったはず。
この確率はどれほどなのだろう。1万人オーバーの大会でこんなピンポイント遭遇を経験するとは快晴のアオタイ劇場の始まりはこんな奇跡のような出来事で火蓋が切られたのだった。本編はお待ちを

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週末はアオタイ

2022年12月06日 | 日々奮戦

【季節の荒川ハーフマラソン】

さて、今シーズンのフルマラソンチャレンジの序盤が進行中。先月のぐんまマラソンでは楽にロング走の予定が、とんでもなくお話にならないほどの醜態を見せつけられてしまう結果になってしまった。
あれからひと月。それなりに走り込んで来たがまだまだ思うようではないなぁ。
が、ここで2週続けて練習がわりに荒川の草レースでハーフを走ってみた。一昨日はタイム狙いではない中、前週(1:34:38)より1分半速く走れた(1:33:02)。コンディションが良かったこともあるが、ラスト5km以外はフルを想定してとにかく楽に走ることを心がけての結果なのでまずは上々かな。


【まだまだ足が流れている😅】

で、週末は宮崎でアオタイだ。今回は義理の息子も挑戦するという「青島太平洋マラソン」。同日開催の地元の御岳山のマラソンが被っていたこともあり、次女が宮崎へ行ってから行こう行こうと言いつつ参加が実現しなかった大会だ。
今シーズン狙うフルマラソンは2月の別大と3月の東京。そこへ向けてどこまで上げていけるか。とにかく気持ちよく42kmを味わいたい。

■レース予測タイム by Garmin
  
【左11月初旬】           【12月初旬】
 
目安にGarminくんが提示してくれるレース予測で比較してみると、このひと月で、ちゃんと力は積み上がって来ていることは確か。ハーフの感触からはちょっと欲も出ては来るがここはじっと我慢の子で確実に3時間半見当を目指すことにした次第。さぁて、どうかな。

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