いよいよ明後日は佐渡トライアスロン。スイム3.8km、バイク190km、ラン42.2km、総距離236kmへの7年振り参戦だ。
よりによってランニングにだけ不安が残るけど、その不安はクロストレーニングの効果を過大に期待してスルーしておこう。そういう状況だったんだから仕方ない。
昨夏の珠洲トライアスロンは思わず笑っちゃう程度のスイム&バイク練習で出場してしまった。「サプライズ55」キャンペーンのフィナーレイベントということで勘弁って感じ。が、今年は一歩前進だ。久々の本格的ロングタイプ参戦で不安もたくさんあったが(特にバイクの190km)、週末ロングライドのおかげでほぼ払拭できた。何かを狙うレベルまではまだまだ積み重ねが不足しているけど、全身でトライアスロンを味わえるレベルくらいまでは確保出来た。
レースとは別に、ものすごい久し振りのトライアスロン繋がりの友人達との再会も超ワクワク。うわっ、なんか急激に楽しみになってきた。
↓ ちなみに7年前のゴール前。今回は明るいうちのゴールが目標だな。
まだブログも書いていない頃だったけど、こんなレポ書いていた。興味ある人はどうぞ。
2005年佐渡トライアスロンレポ・前半
2005年佐渡トライアスロンレポ・後半
昨日に続き、またセミ話題。
午前中、窓辺で途切れることなく鳴いているのミンミンゼミがいて、またまた思わず数えてしまったのだ。
普通に、「ミーン、ミン、ミン、ミン、ミン」で5回と数える。
今日の主役は昨日のオーシンツクに負けず劣らずロングブレス。なんといきなりの連呼55回。延々と続きこのまま鳴き止まないのかと思ったほど。55回のミーン、ミン、ミンの後もワンブレスを挟んで6回、6回、9回、5回、5回、5回、4回、5回、6回とミンミンを続けようやく飛び立った。数える方がぐったりだ。
姿は見ることが出来なかったけど(もちろん写真も)、一気55回ミンミンのロングブレスミンミンゼミ、大物に違いない。
【静止画ではわからないけど必死で鳴いている最中の図 by GRD3】
オーシンツクツク、オーシンツクツク、オーシンツクツク、オーシンツクツク、オーシンツクツク、オーシンツクツク、オーシンツクツク・・・(中略)・・・オーシンツクツク、オーシンツクツク、
トッポジージョ、トッポジージョ、トッポジージョ、トッポジージョ、ジワジワジワ~ン。
と、これが幼い頃からさんざんに聞かされているツクツクボウシの鳴き声だ。(注:一般的にはツクツクボーシ、ツクツボーシと書かれているがハリ天的には完全に「オーシンツクツク、オーシンツクツクなのだ!」)
ハリ天の幼い頃と言っても、あのトッポジージョが盛んにテレビで出だしていた頃(1966年~。つまりハリ天が5年生位)のことで、オーシンツクツク、オーシンツクツクの連呼の後、完璧に「トッポジージョ、トッポジージョ」と言っていたので大好きになってしまったセミなのだ。
【上のツクツクボウシにもっと近づいたら、すぐ側の木に逃げてまた鳴き出した。忙しくって人間なんて構っていられないって】
セミが鳴かないと心配していた今年の夏の初め。今では例年通りうるさいくらいのセミ時雨で一安心。そして夏の後半はこのツクツクボウシが主役に躍り出る。仕事の合間に窓のすぐ側で鳴き出した。オーシンツクツク連呼が半端じゃない。思わず数えてみた。なんと21回連呼だ。お見事。息もつかずに後に続ける「トッポジージョ、トッポジージョ」のエンディングにも酔いしれている。
【出番 by OLYMPUS PEN E-P3】
夏の定番、ゴーヤ。まだまだ暑い日が続くものの、世間ではそろそろゴーヤの季節も終わりかな。
そんな8月も終盤、我が家のゴーヤはやっと本番を迎える。
毎年、患者さんがしっかりした苗を下さるのだけど、我が家のだけが生育が遅い。ダメなのかと思うと今頃ぐんぐんと伸び出すのだ。
そうして9月以降、苦味が少々押さえられた立派なゴーヤが次々と収穫出来るようになる。
季節外れ。天の邪鬼。大器晩成。これから9月いっぱいゴーヤは我が家の食生活を彩ってくれるのだ。
走らずに山の滞在を楽しむ。
最近お気に入りのスタイル。
山を走ることが楽しいと知った頃は「快速山行」に夢中になった。コースタイムをどれだけ縮められるかが最大のポイントで、醍醐味もそこに感じていた。もちろん眼前に広がる絶景にも歓声をあげたし、写真も撮りまくった。だけどどうしても時間の問題があるから「滞在」の時間は短いのは当たり前だった。
ところがある頃からサッと通過してしまうことが異様にもったいないと感じるようになってしまった。
ゆっくりと登る山ヤさん達の気持ちが少しわかるようになってきたのか。
だから最近はアルプスに出かけるとどのくらいじっくり登れたか、どれだけ山頂にいられたかが満足度の尺度になっている。
「なるべく速く」から「なるべくゆっくり」へ、だ。
今年はあまり行けなかったけど、ちなみに頂上滞在時間。アカさんと行った甲斐駒では90分、帰りのロープウェイが2時間待ちになると脅された昨日は木曽駒頂上で50分。本当はもっともっとだけど、日帰りの都合を考えると自分の中ではなかなかののんびり具合だったかな。
今日は我が妻の54回目のバースディ。
プレゼントはこれ!木曽駒ヶ岳山頂からの360°のスカイビュ~
無事視力回復手術も終わって運動も解禁となった快晴の日曜日。ロープウェイでビューンと2600mまで上がってチョロッと登り、木曽駒頂上でコーヒー湧かしてあんドーナツと溶けないチョコでHappy Birtyday !!
ぐるぐると顔をどこに回しても絶景が広がり、開眼した両目で全部堪能。めちゃんこ喜んでもらえたのだった。ブラボォ~54!
本人がさっさとレポ書いていたので。→こちら
【なんとチビちゃん人形作りも復活していた!】
ばあちゃん(義母)の面会に行って大笑いしてきた。
こっくり居眠りしてたのを起こしてしまったのに、「なんだあんたら来てたのかぁ」っていつも通りに上機嫌。
最近のばあちゃん面会時ブームは歳当てクイズ。今日もさっそく「弾は12歳やろ」って。でっかくなった本人が目の前にいるのに「ほうかぁ、もう17か」って心底感心している(毎回)。明日誕生日の娘(ハリマネ)は54歳になるってちゃんと分かっていたし、自分の歳も87としっかり言えた。すごいすごいと褒めると、「そりゃ、日記にちゃんと書いてあるわさ」とドヤ顔。でも急に「で、父ちゃんは47か」と10歳も歳を引いてくれて、思わず座布団用意だ。
帰り際には「買い物に行くなら、もうおやつがなくなってるから買ってきて。もう、じいちゃんが全然買い物行ってくれんのよ」と。ばあちゃんの中で夫はまだ生きている。寂しそうとか悲しそうとかいう風情が微塵も感じられない日常そのもの。
じゃぁねってご機嫌でハイタッチして別れた途端、ふ~っと大きく元気なため息。「やれやれ、呆けてる振りも大変だ」ってペロリ舌を出していたらどうする、なんてまたまた大笑い。エレベーターのボタンを押しながら幸せな老いを感じたのだった。
【1番のお気に入りはシャトレーゼのかりんとう饅頭】
体重を落とそうというならやっぱり「摂取カロリー」<「消費カロリー」。これでよろしい。例えば余計なおやつを止める。しっかりと出来れば文句はないけど、変なストレスを溜めるのもまたよろしくない。そこで何年か前からハリ天が採用したのは、福岡大の田中先生(賢く走るフルマラソン等の著者でニコニコペース、ルンルンペース提唱者)が提案された方法。1個の饅頭があったら四分の一に分ける。その四分の一を食べてまだ物足らなかったらもう四分の一だけいただく(つまり半分)。この方法は意外に現実的。我慢が分散されて歯止めをかけやすい。
最近はこんなにきちんと分けずに、このくらい残そうかなっていうファジーな手法をとるようになってきた。が、問題が一つ。
これだけ残そうかって言いつつ、もう少しもう少しって食べていくと、う~ん、これだけ残してもしょうがないかって脳の奥の方で鎮座ましましている饅頭大臣がささやくのだ。そんな微妙なせめぎ合い。そのデッドラインはどこに!
一昨日の「同じ空を」の記事の中でこんなことを書いた。
もう25年くらい昔、上の娘達がまだ幼かった頃。「あの空の色がきれいだね」って言える子どもにって、それだけを願っていた。
学生時代、何かもの凄く惹かれるところのある先輩がいた。口調とは裏腹に超純情だったその先輩が、彼女とめでたく結婚式をあげることになった。当日身内に欠席者が出てしまったので代わりに出席してくれと言われた披露宴。その宴で高校時代の後輩という方がスピーチに立ち、先輩のロマンティストな一面を披露して下さった。
先輩にお前、これからオレに付き合えと言われ、無言で自転車を飛ばし川の土手へ連れて行かれた。そこにはものすごく美しい夕焼け空が広がっていて、その場に降り立つと先輩は、この景色を是非お前に見せてやりたかったんだと一言。
心がグラグラとときめいた。彼女じゃなくて同性の後輩をつかまえて、このセリフだ。まるで映画のワンシーンのようなロマンの香りをかいでしまった弱冠23歳のハリ天。ノックアウトされた瞬間だった。
そう、我が子にもと願う土台はここにあったんだよな。
【襲撃開始 by iPhone4s】
昨日のスイム練は出鼻をくじかれた。
いきなりゴーグルに水が入ってしまったのだ。25m泳ぐ度に止まってはゴーグルをはずして調整の連続。ようやく水が入らなくなったと思ったら今度は内側の激曇り。無視していたら本当に1m四方の確認がやっとだ。ほとんど見えていない。そうだ、渡良瀬遊水池でのトライアスロン大会を思い出した。ずっと以前(10年以上前)の渡良瀬遊水池は水に入るのを一瞬ちゅうちょするほど水が濁っていた。入水した自分の手さえほとんど見えず、途中で方向を見失って目の前を横切る選手がいたりした。見えないのは怖い。あわててもう一度曇り止めを塗りにロッカーへ。こんなゴーグル騒動でずいぶん時間を取られてしまったのだ。
水の中でも見えないと本当に不便だし、怖くて思い切り泳げない。見えない状況で思いっきり泳いで行く選手の凄みを感じたスイム練だったのだ。間もなく始まるパラリンピック。視覚障害の方の水泳競技は注目だ。
夕方になってちょっと泳ぎにと隣町のプールまで来たら、西の空と雲がやたらかっこいい。このところ大活躍の入道雲だ。
もっと迫ってみたくなってプールとは反対方向の路地へ向かう。どうせならみんなにもと思い、iPhoneで写真を撮って、FacebookとTwitterにアップロード!。17時07分の出来事。
と、ほぼ同時刻に長男・弾からメール。「西の空がかっこよかった」
同じ空を見上げていたのか。
もう25年くらい昔、上の娘達がまだ幼かった頃。「あの空の色がきれいだね」って言える子どもにって、それだけを願っていた。
そう、願っていた(過去形)。
息子よ、君には言ってなかったはずだが、いつの間に盗み聞きしていたのだ。
【影と遊ぶ by RICOH PX】
バイクでロングライドに出かけると、早出のせいかサイクリストと出会うことが少ない。
昨日の序盤、のんきにペダルを回していたら気配なく一台のバイクが後方からやってきて、一言声かけて抜いていった(刺客だったら不覚にもやられていたな)。おや、珍しい光景だ。全然その気もなかったのだけど、インナーで高回転のペダリングにちょっと興味が湧いたので、やる気一段上げてついていった。
ここ数年はほぼ100%単独練習のハリ天には新鮮かつ懐かしい後方待機だ。それにしても本当に楽だ。一人ではかなり頑張らねば出ないスピードが、いとも簡単に維持出来てしまう。
自転車乗りの間では集団走行は当たり前だし、人の後方につくと風の抵抗が激減して楽ちん。先頭交代しながら一定のスピードをみんなで保ちながら乗るのが一つの流儀でもある。しかし、ロングのトライアスロンではこうして前の選手について走る「ドラフティング」は禁止項目だ。前の選手とは一定の間隔を空けねばならない(佐渡では5m)。守れないとペナルティが待っている。
さて、しばらく後ろにつかせてもらいつつ、彼の乗り方ではこのまま峠に突っ込んだらすぐに遅れるな、などと余裕の観察モードで走っていたら、途中で方向転換。残念ながら僅かの時間で楽ちんモードは終わってしまった。
そして、後はひたすら長い単独走行。そう、トライアスロンは他人の力を借りてはいけない競技なのだった。
佐渡トライアスロンの前、最後のロングライドだ。ざっくり適当に150kmくらいと思って出発。
今日は出来ればノンストップで行こうと、ジェル等しっかり持参。いつもの名栗川沿いの道や山伏峠は涼しくて快適。秩父へ下ってからはバリエーションを作ろうと秩父湖を目指す。スポーツエイドジャパン主催の「秩父往還」逆走だ。
秩父市内を西へと飛ばすうちに、やっぱり腹減りでコンビニへ飛び込む。流石に朝食抜きはきつかったか。順調に秩父湖二瀬ダムへ。ここまで75km程。ちょっとさえなかったけどお馴染みの雲取山のちょうど反対側ということで押さえておいた。
ピストンで秩父へ下る。走りながらこんなに登っていたのかとびっくり。上りはとにかくイイ感じなのだ。
家まで往復コースでもよかったのだけど、暑くなってきていて峠を避けたい気分がせり上がり、そのまま国道を東へ。長瀞~寄居~小川町~日高~飯能~青梅とたどる。たどるが100km過ぎくらいから暑さが半端じゃなくなってきた。
前半は夏空も心地よく、風も爽やかで、「絶好のサイクリング日和か!」なんてつぶやいていたけど、ごめんなさいだ。とてつもなくでっかい夏だ!「頬をなでる爽やかな風」は見事に「体を焼き尽くす熱風」へと変わっていた。暑い、暑い、暑い。とにかく暑い。
寄居セブンで白くまくん投入。美味い!今日はいちごバージョン。
これをきっかけに後は乾きとの闘いだ。脱水を恐れしょっちゅう100円玉を取り出す。500ml一気飲みの繰り返し。「いろはす」は飲料用じゃなく頭からかぶり用。午後2時、フーフーあえぎつつ帰宅してみればメーターの距離計はジャスト180km。
急に気分が良くなってしまったという自己満足夏空対決だったのだ。
◆180.08km/7:16(実走)/3435mUP
【boots by GR DIGITAL1】
気合いが入って、久し振りの「坂路調教」に出かけた。雨も上がって急に陽が差し暑くなったけど気持ちも十分熱くなっていた。
が、しかし、見事な返り討ちを喰らってしまった。上りは速くはないけどしっかり走れた。水浴び状態で10km地点ゴールでの湧き水に生き返る。さぁ、下りだ。元気は大丈夫。しかし、右足のスネにびんびん衝撃が走る。まともなスピードはとてもじゃないけど出せない。いじけがが占める割合急上昇。急坂で足裏をパチンと路面に叩きつける時、足部の25個の骨、腱、筋肉はフラットを保つためにフレキシブルに対応してくれる。そのへんは自由自在だったはず。今日は右足首周囲と路面とがシンクロしていない。ぎこちない。
冬には3分15秒ペースくらいで下れた急坂が5分台だ。がっくりくる。急に疲労感も顔を出す。上りよりも遅いペースになってしまって相当凹んだ。奥武蔵ウルトラマラソンの時の下りと同じだ。
嗚呼、ちょっと悲しい。佐渡トライアスロンに向けてもう少し何とかなると思っていたのに、これでは期待薄だぞ。
ガックリ来たけど、その足でプールに行ってしっかり泳いできた。憂さ晴らしだったのか。
【道を進む by GR DIGITAL3】
今日はハリマネ、もう片方の目の手術日。日帰り手術だけど行ったり来たりが大変だから(明日も検診)都内に一泊している。
ということで、またまた息子との夜だ。この夏は何かとこのパターンが多い。滅多にない事じゃないのだけど、二人で外食。今日は昨日に続きまたまた映画を観てきた弾、夏休み11本目(レンタル含めて)だという。将来ハリウッド進出狙いか。いいね。
今日は小中学校時代の仲良し3人組で出かけて久し振りに鋭い「突っ込み」を入れてもらって満足だとか、高校ではみんな「ボケ」ばかりでなかなか「突っ込み」が少ないとか、やっぱりアイアンマンカッコイイとか(トライアスリートのことではない)。ハリ天もローラー回しながら観ている4年前位の「プロフェッショナル」のデザイナーの話とか。やっぱりハンバーグはドンキーだな、でなければとんかつがいいとか。今度はなか卯に行こうだとか。
けっこう盛り上がりつつの帰り道、交差点を左折した途端、スピード緩めて右にウインカー出したり、左に出したりとウロウロする前の車。どうしたどうした。道に迷っているのか。それとも人生に迷っているのか。どっちもだな。今ある道を行こうとするから迷うのだ。目の前の道だけが道ではない。二人で交互に突っ込み入れる。う~ん、深いな。
そう言えば我が家の階段にはもう20年以上も前から相田みつをさんの「道はじぶんでつくる 道はじぶんでひらく 人のつくったものはじぶんの道にはならない」という詩が印刷されたポスターが貼ってあったのだ。
この夏の父子、下らない話題で盛り上がりつつも、実はかなり哲学的でもあるのだ。
【進むべき道に迷う・・・振り】
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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!