録画してあった東京マラソンの映像を観た。皆さんからハリ天さん映っていたっていう情報が入っていたので楽しみに観た。たぶんあそこだっていう自覚もあってすぐに見つけられた。
トップ集団が18.2km付近通過の場面。ほとんどバックショットだけど、カメラが追っているなとわかって、抜かりなくちゃんと振り返っておいたのだ。大成功。
ま、それはいいけど、久し振りに走る自分の姿を見たらがっかりした。あんなタラタラ走りなんだ。無駄のないすり足走法だと言えば聞こえはいいけど、あれじゃたかが知れてる。スピードは出ない、そんな実感。
よ～し、わかった。フォームの改造に取りかかる。ストライドをもっとだ。
超人間好きのLATTEが一日中まとわりついてくる。もう何されても懲りないでひっついてくるのだ。
・・・ということで、今日もお休み、みたいなもん。
【ランナーアップデートより】
別大後色んな事が次から次へと襲ってきたけどそんな影響なんか微塵も感じられない調子だった。なのに力及ばず、残念無念な結果に終わってしまったせっかくの東京マラソン。
11月中旬からの3ヶ月強に及ぶ56歳のロードチャレンジがようやく終わりを迎えた。「別大は勝負、記録は東京で」と言い聞かせて臨んだ3ヶ月だった。最後にきちんと結果が残せなかったのが悔しくて仕方ないけど、コンディションを整えられなかったのも実力のうちさ。失速しだした時にはめげそうになったけど、何とか何とか自らを奮い立たせ最後まで諦めずに走り切れた。今のベストは尽くせたと思う。また来シーズンのお楽しみだ。
記憶が鮮烈なうちにざっとレースを振り返っておこう。
早くからスタートブロックに並び、集中する。開会式でアカペラの君が代を聴いていたらちょっとうるっと来た。今年は3.11もあって何より特別な年。自分も色々あってもこうして元気にスタートラインに立てる幸せを感じたし、これまでの練習のことなども御多分に漏れず思い出してしまったのだ。
行くぞ！
突っ込み過ぎないように気をつけたが、スタートラインまでのロスが気になる。だけど心拍的にはこの程度っていう程度をしっかりと守りつつ。ずっとバイキンマンの側だったので声援がすごい！気候的にも最高。別大の時と比較してしまうとタイムはやや遅くらいなのに心拍はずっと高めなことだけが気がかり。でも160までならOKなはずだ。びびるな自分。あとでラップを見たら実にイーブンで淡々と刻んでいたことがわかる。5km、10km、15km。まぁ順調。あわてずに走ろう。一昨年の初出場の時にまさかのシューレースがほどけてしまいかじかんで動かぬ手指で必死に結んだあたり、元気に通過。
銀座突入。いっそう応援が賑やかになる。街も華やかだ。中間点、28分台で通過したかったけどな（1時間29分）。今日はこのままイーブンだ。第一目標の2時間55分台、第2目標の最低でも自己ベスト、つまり2時間57分4秒以内っていうのは難しいという現実が突きつけられている。最悪でも3時間は切りたい。
しかし、両脚にしびれたような感覚が襲ってきている。嫌だなぁ。ペース落ちてきたか。15kmの折り返しではまだまだ後方だった5～6人の3時間ぺーサーが引き連れる大集団がヒタヒタと迫り来る。怖ろしい。25km、ついにその圧迫感に負けて走路左端に寄る。ドッドッドッド。しばらくは集団の中にいたけど徐々に落ちていく自分。粘れ粘れってそんなことは百も承知なんだけど、落ちていく。雷門前通過、グッパイスカイツリー、再び銀座、さんぽさんが後方から調子よくやって来た。1kmほど食らいついたら蘇りそうだったけど、嗚呼。歌舞伎座前顔面蒼白（だったらしい↓ by 突貫野郎さん）。
残り5km、振り絞れ。振り絞れ、あと3km。何が何でもあと2km、そして必死のラスト直線。
3時間一桁台はかろうじて死守。だけど目指していたものからはほど遠く、ベストは尽くしたけど肩は落ちた。
でも、この3ヶ月の間は実に楽しい時間だった。やっぱりマラソンは面白い。それが大いに確認出来た日々だった。実は昨年（55歳時に）覚醒したばかりなのでまだまだ駆け出しだ。今年蓄えた経験を活かして3年目に挑みたい。今日はがっかりな結果だったけど、こんなこともあるからまた燃えるし、面白味が増すのだ。これからしばらくはUTMF専念だけど、また来シーズンが楽しみで仕方ないよなぁ。
東京マラソン受付の後も、キョロキョロしたいのをぐっとこらえ、参加賞受け取りのために仕方なくEXPO会場を最短距離で移動。そして、そのまま都内某所にて巣ごもり。極力体力脚力使わぬようにして明日に備えます。別大と全く同じ姿かたちで走ります。しっかり走って自分に豪華褒美を、出すのだ、ウシシ。
【産寧坂商家 N.Kozuki】
ここへ来て急激に眠気爆発状態。
ようやく落ち着いたおかげか発熱騒動の回復期にあんなに眠れなかったことがウソのように眠気が襲ってくる。体が相当に睡眠を欲しがっている。
そりゃそうだろうと本日午後に予定してた東京マラソン受付＆エキスポを吹っ飛ばして・・・寝た。夕方からの仕事までひたすら寝た。横になっても眠れないかと思ったら、流石に今日はしっかり眠れて一安心した。そ、何より睡眠は大事だよ。
【あずみ野 N.Kozuki】
滅多に入れない往診が2件もあって、その帰り道、ハッと我に返るといつの間にか青空すっきりだ。春の日差しも燦々と降り注いでいる。西の奥多摩連山もくっきり、富士山もくっきり。
立ち込めていた暗雲がモノノミゴトに吹き払われた感じ。ハリマネもインフル地獄から無事脱出に成功したことだし、これで騒動も一件落着だ。そうやって予報より早くにやってきた青空と自分達のことを意味づける。
おっと、これがこだわりの元凶。自分達の騒動とお天気の移り変わりの間には何の因果関係も存在しない。天気や運のせいにしちゃいけないのだった。と、また我に返るのだった。
本日発売のランナーズ4月号必見ですよ～。と宣伝。
なんとハリ天、3本登場です。2本は鍼灸師ランナーとしてのアドバイス。1本はおまけみたいな。
一番の話題は何と言っても「安全ピンの術」がついにメジャーデビュー！これですね。2005年から使い始めて・・・う～ん、実に感慨深いのだ。
【P10 「知恵」と「工夫」1】
【P56 ついに安全ピンがメジャーデビュ～】
【P73 なんと50代兄弟対決話題まで】
【二月堂への道（2）N.Kozuki】
ついに、
ついに、我が家の牙城崩壊せり。
孤軍奮闘自信満々難攻不落的最後の砦で家庭内表彰がほぼ確定していた、、、かに見えた元気妻・ハリマネがついに陥落。しかもインフルエンザ、二女と同じホンコンA型。速攻で結果が出るなんて相当ひどいって言われたとか。
で、もうインフルだと信じていたのに陰性だったハリ天に投与されたインフルエンザ治療薬「リレンザ」は1日2回で5日間に渡り吸入せよというやつだったけど、真性インフルエンザには娘と同じく即効性のあるという「イナビル」が振る舞われた。こちら帰宅後すぐに吸入の一発勝負。これ一回で後は休養と。過剰な期待に胸膨らませたが・・・
効いてません。頭痛、眼痛、腰背痛に悶え苦しむこと数時間。奥の手の鍼も使って本気献身看病中です。
ハリ天家の騒動は未だ終演せず。
【二月堂への道（1）N.Kozuki】
別大は勝負、記録は東京でって決めていた。今回とんだことになってしまったけど、全く諦めてなんかいない。滅多に走れない東京マラソンで自分の力を爆発させるために、1週前の地元のお祭り・青梅マラソンは東京当選と同時に欠場と決めていたのだ。
別大後3日休んで、さぁ今日から「東京」という日に義父が亡くなり、葬儀でバタバタ。15日に最後のぶっつけビルドアップ走が出来て一安心していたら、今度は滞在中の娘がインフルエンザ発症で孫達抱えてオロオロ。そして、ついには自分が発熱。いやぁ、ドラマのイントロダクションとしては十分過ぎる程の出来栄えだ。
インフルエンザは回避出来たが熱が意外にしつこく攻めてきた。だけど食欲旺盛でここ数ヶ月なかったようにガンガン食べ続けた。気力も充実している。
例によってブログなどに書いて、宣言して、結果自らを鼓舞するとかじゃなくて・・・
まだ、シーズン当初にしっかりと思い描いた絵が途中なのだ。そう、まだ未完成なのだ。
昼過ぎから急に発熱！
来てしまったか。喰らってしまったか。
午後予約キャンセルのお願い電話をしてもらい臨時休診にして病院へ。
ついに初インフルエンザかと腹をくくったけど、検査結果は陰性。拍子抜け。
でも種々の状況を勘案してインフルエンザ用の薬を処方してもらいました。速攻で治します！
【昼間は上手くいったけど】
やばし！
二女母がなんとインフルエンザとな。予防注射受けてたらしいのに喰らってしまった。今晩から乳幼児隔離。広いお座敷にじじばば川の字の真ん中に長女シッキー。問題は生まれてこの方、おっぱいオンリーの二女サン。果たして粉ミルク飲んでくれるのか。
ちなみに今のところ、腹減りきっているはずなのに飲まずにギャン泣き。
今晩、どうなるのか～！風雲急を告げるハリ天家。大ピンチ到来なのであります。
【川越の商家 by N.Kozuki】
我が家の4人の子ども達は2つ、4つ、8つと倍々で間が開いている。間もなく30歳を迎える長女・咲を筆頭に3姉妹、そして末っ子長男の弾が16歳。この長男は一番上のお姉ちゃんとは14歳年が離れているし、その長女はトライアスロン絡みで早くから（高校時代）家を出ていた。次の二女・彩ともちょうど干支一回り（12歳）違うし、この子も就職してからは一人暮らしをしていた時期もあった。一番近い三女・結ですら8歳違い。弟をたいそう可愛がってはいたけど部活忙しだったし、大学時代は一人暮らしで家を離れていた。そう、だから物心ついた頃から4人姉弟がいつも揃っていることはなかったし、小学校高学年の頃からは実質ほぼ「一人っ子」だったのだ。
それが今回じいちゃんが亡くなって4人が朝から晩まで顔を揃えているという貴重な時間がやって来た。休みの取りにくい仕事を持っている長女と三女もしっかり休めたし、この前来たばかりだった宮崎在住の二女も再び駆けつけてきた。三人の姉達がいつもそばにいるという未だかつて無い時間。当然いつもの「王子」から一気に「兵隊」へと配置換えだ。姉達に叱咤されながら、また姉達の動きを見ながら、大いに兵隊の動き方を学び実践していた。我々と成人した姉達がワイワイと生き方死に方の話に熱中している側でじーっと耳を傾けていた。時々話を振られてモゴモゴしながらも16歳なりの考え方を練っていた様子。突然のように訪れた自分を取り巻く大人達の世界の末席で、堂々「末っ子」の誕生だったような気がする。これも貴重な時間だった。
【信州 あずみ野 by Nobuji Kozuki】
夜になると何か変だな、何かやることあったんじゃないかって、ここ数日。
そうほぼ休みなく書き続けていたこのブログを休んでいたからだった。
昨日、無事に告別式を終え嵐の1週間もようやく一段落。今日一日、またまた滞在中の孫達とワイワイやったり、ボーッとしたりして明日からの通常業務復帰のエネルギー充填完了。
人の死は悲しいことではあるけど、残された者達へ普段思いもしなかったことを気づかせてくれたり、考えさせてくれるきっかけとなる。悪いことばかりではない。
昔々、母親から、（お母さんは）しみったれたのが大嫌いだから、死んだ時は紅白のたれ幕を張ってにぎやかな葬式をしてくれと言われ、幼いハリ天はその真意をくみ取れずに、そんなこと言われたら明日にでも母親が死んでしまうのではと心配でオロオロした。
今回の義父の死に際して、人の生き方、死に方について、4人の子ども達ともたくさんの話が出来た。順番に必ずやってくる「死」について、おおげさなことではなく（でも決して先送りせず）どう扱ってもらいたいかっていう希望もちゃんと伝えておいた。幸いハリ天の4人の子ども達は成人し（一人はまだ高校生だけど）、どうやら話もしっかり通じるようになっている。昔々のハリ天オロオロ事件とは違い、これなら真意も伝わるだろう。父ちゃんが死んだら葬儀費用でみんなで旅行行って来～いって言ったら、じゃどこにするって盛り上がって楽しい時間を味わえた。
ま、そんなことより今、やりたいこと、やるべきことをどれだけやれるかだ。どう考え、どう動いてもそれが自分ということだから。
こんな風に、生き死にと今の時間についてたっぷり考えられた数日だったのだ。
【祈りのきざはし 長谷寺】
義父の通夜・告別式が終わるまで、なんかバタバタと落ち着かないので「日々奮戦」、ちょいとお休み致します。
子ども達も集結し、賑やかにワサワサと奮戦しています。
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