ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

順調にバイクトレ

2023年03月31日 | 日々奮戦

【案外似てると言われるハリ天のアバター】

Zwiftで取り組んでいるワークアウト「Build Me Up」は順調に4週目(4/12)をこなしている。今朝は最近では最もキツイ「Purple Umicorn」。1時間45分ものだ。
バイク外乗りだと足を止めている時間って結構あるが、ローラーでは1時間45分の間、ひと時も足を止めている時間はない。これが厳しい。
メニューは細かく、現在のFTP値を基準にペダル回転数と出力を指定された時間だけ頑張る。
            ↓

✦FTPとは「Functional Threshold Power」の略。その人が1時間維持できる限界の平均出力(W)のこと。測定途中でバテてしまってもダメだし、余裕で1時間経過してもダメ。
1時間必死でロードバイクを漕いで、ちょうど1時間経過したところで倒れるくらいのパワー配分ということ。

今朝のメニューはざっと・・・

3分85%FTP(170W)ー1分105%FTP(210W)ー30秒115%FTP(230W)をレストを挟まずに4回。ペダル回転数(ケイデンス)は90を中心に65回転の立ち漕ぎとか高速の115回転まで多彩に指示が来る。
5分間のレスト(110Wを85回転)を挟んで上のインターバルを3セット。
最後は更に強度が上がるインターバルが用意されていて、80%FTPから120%FTP(240W)までを繰り返すという。


【低回転(65)高出力←坂道上りで心拍一気に上がる】


【最後のもがき!】

しっかりやりきれるのだけど気は全く抜けないと言う絶妙の負荷具合。
とんでもない量の汗を流して、元気だけど脚のヒクヒクは隠せない感じだな。走る方への負担はまだ不明。



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ありがとね

2023年03月30日 | 日々奮戦


結婚なんと42周年だ。知り合った時から数えたら46年にもなる。
当然人生の半分以上(どころじゃない3分の2だ)を共にしているし、自営業に転職してからはほぼ毎日、ほぼ同じ時間を共有している。しかも、親しくお付き合いしている友人もほぼ共通。同じものを食べ、ほぼ同じ本を読み、同じ映画を観、同じドラマを観ている。
何かを見たり聞いたりしていてピーンと反応する場面も同じだし、大体言うこともわかる。お互いの好みをよく知ってるし嫌がることもよくわかっている。お互い喜ぶことをしてあげて、嫌がることは避ける。秘訣でも何でもない。自分が一番気持ちよく楽しくいられるように心がけると自然とこうなっていく。こうなって行った。
初々しい42年前ではこうは行かなかった。育ってきた家、環境が違うのだから当たり前。他人にはどうでもいい小さな小さな出来事(嬉しいこと悲しいことムカつくこと)を一つ一つ自分たちに納得いくよう移し替えながら前に進んで行ったら、いつの間にかそれが42年もの月日になっていた。
こんな風になるなんて42年前には分からなかったし、だから決してここを目指して走って来たわけではない。でも、ちゃんとなるようになって行く。なりたいようになって行く。何はなくとも「ありがとね」そう妻に伝える今日は記念日。

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右肩上がり

2023年03月26日 | 日々奮戦

【いい感じで頑張れているよ】

3/12のびわ湖マラソンで長かったロードシーズンも終了。束の間のランオフ気分満喫中、食べ放題飲み放題のハリ天です。
・・・が、なんとトレーニング量は増えている?
今年はトライアスロンに関しては、ようやく開催に漕ぎつけていただいた久々の日本でのアイアンマン(6/10)「Ironman Japan 70.3 in東三河」(聞いていたのはフルタイプのironman開催!だったんだけどね、色々大変らしく今年はハーフ)と9月の佐渡Aタイプ(S 4km/B 190km/R 42.2km)にエントリー済み。ロードシーズン終了と共にスタートしたZwiftを利用してのバイクトレーニングは軌道に乗りつつある。今シーズン(ロード)は既に反省した通り、量を極端に落としていたのでTrainingPeaksのグラフも右肩下がりだった。ところがびわ湖マラソン終了後からは逆にぐんぐん右肩上がり。ほとんどバイク練の成果なのだけど、ランオフに突入した途端トレーニング量(時間)が増えるという摩訶不思議な現象を作ってしまった。着地衝撃のないバイクトレは上手く使うと本当にいいのだよ。


【フルマラソンに備えて練習量は右肩下がりだったのが、最終戦後は右肩上がり現象😅】

・・・って、ほぼオフっぽく過ごしつつも、絶対的土台となるランの力は落とさず、、、じゃなくて、上げるべく舵をとっていかなければと頭をひねりつつペダルを回す3月最後の日曜日なのであ〜る。

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激闘の思い出に浸る

2023年03月24日 | 日々奮戦


ハセツネ30K、えぐい!
って昨日書いたけど、本当に昔のハセツネ30Kとはほぼ別物になっている。・・・けど、先日の試走会で今熊神社で集合写真を撮った後、最後のつづら折れを下っていると、ふと昔の熱い熱い激闘シーンを思い出した。そうそう、全体のコースは一変してるけどラスト数キロは同じだ。
さっそくブログで検索、、、2010年の第2回大会(2010/04/05「バトルの真相」)のラスト数キロの模様。
レース序盤から当時ライバルだった50代5人の壮絶バトルが繰り広げられた。後半まさかの先頭に躍り出たハリ天(調子イマイチで下馬評でも↓)が逃げに逃げ、最後は独走で完勝かと思った矢先、今熊からの下りで後半めっちゃ強いmakotoさんに迫られていることに気づき、押せるスイッチ全てオン。上り120%で走り、下りではあんな走り方は2度と出来ないモードでかっ飛ばした。冷や汗ガッツで逃げ切りは21秒差。まさかのエイジ連覇のフィニッシュはこれまでのレースでも最高の出来栄えだった。ブログを読み返しながらあの13年も前の光景が(髪の毛黒い!)溢れんばかりに蘇ってしまった。
こんな熱い勝負の時ってまた訪れるのだろうか。

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ハセツネ30Kコース、えぐい!

2023年03月23日 | 日々奮戦


話には聞いていたけど今年の「ハセツネ30K」の新コースはかなりのもの。
ってハリ天は出ないんだけどね。(秋のハセツネ本戦の出場権の枠は確実に1人分空けます。当日は地元の青梅高水山トレイルランに出場です)
この新コースの試走会のサポートスタッフの依頼があり先日の春分の日、WBC準決勝に後ろ髪引かれながら走って来た。
初めましての方が多いグループ走って色々気を使うし大変だ。それでもまだ経験の浅い方、今夢中になっている方々との途中途中の会話は新鮮で楽しかった。
ピークで後続を待つ間や休憩の際に隙間時間が出来たので、秘伝の「虎ひしぎ」とか「クロカン上り」とか「秘技・安全ピンのコツ」とかも少しばかり伝授してきた。少しでもお役に立てたなら幸い。


【kegさんプレゼンツの攻略マップ】

と、それにしてもあのコースはハードだ。いや超ハードだ。繰り返される激しいアップダウン、30km弱で累積標高約2250m。制限時間7時間、、、途中関門の時間もかなり厳しい。そうなるとエリート選手の勝負も面白そうだし、本戦出場権の500位争奪戦も制限時間との戦いも激しくなりそうだ。是非皆さんの健闘を祈りたい。
さてさて、久々の7時間オーバーのトレランだったけど思ったより余力もありやれやれと言ったところ(例のGarminの「スタミナ」は残量40%)。ただし、翌日、いや翌々日(今日)の破壊された大腿四頭筋の筋肉痛のまぁ激しいこと。

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脚だるい

2023年03月19日 | 日々奮戦


フルマラソン2連チャンの後、足は流石にだるい感じはあったけど6月のトライアスロンに向けバイク練(Zwift)は本格的にスタートさせていた。
早朝からでもペダルを回すには脚も実によく動いてくれる。だるさや重さもほとんど感じない。高回転のペダリングで疲労物質がどんどん流れた感じがして、足も体も軽くなってしまった。


【実に上手くプログラムで、ひたすら動かされる】

Zwift内の「Build Me Up」という12週間プログラムをスタートさせていて現在順調に2週目を消化中。90分のワークアウトも連日こなせて気分も上々の中、山用の脚も少し準備に入るつもりで、今日は久々に青梅丘陵へ。

・・・が、、、上りが辛い。脚だるい。思うように脚上がらない。ふぇーん。
という訳でせめて雷電山往復との予定も短縮して辛垣城跡でUターン。
やっぱり重力の負荷は大きいのだなと痛感した日曜日。



友人とバッタリがあったりお喋りジョグだったりして暢気なランだったけど、約14kmを2時間以上かけてようよう。また脚を作り直さないとな。

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脚、心臓、スタミナ

2023年03月16日 | 日々奮戦

【スタート前】

もう一つ書き残しておくべきことがあったびわ湖マラソン。東京マラソンよりもっと思い切って設定ペース、設定心拍数を落としたのに、、、やっぱり脚がもたなかったんだなぁ。
東京マラソンの後で注目した、Garminの「スタミナ」表示。


【なんとスタミナ残量あり?なのか…】

これも今回は1%にはならず7%の残量。心拍もちゃんとゴールが最高値。


【脚(ペース)はダメになって心臓は超頑張った】

力がなかったのにちゃんと頑張って走ったことだけは証明されていた。足もちゃんと付いて行けるように頑張らないとな。
さてさて、来シーズンに向けてどう立て直していくか。
一つざっくり言えることは、まずは「器を大きく」することに尽きるかな。
・・・さて。

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たかが1秒、されど1秒

2023年03月16日 | 日々奮戦

【たった1秒を  削り出すことの  大変さ】

さて、先日のびわ湖マラソンで今シーズンのロードレースは全て終了。一段落だ。67歳になったシーズンで、もううかうかしている余裕はないはずなのに、ちょっとうかうかしてしまった感が強い。これは反省。
秋口から出足が悪く、これも例年通りと言えばその通りなのだけど、毎年毎年シーズン終了時にはそれなりの反省をして、次のシーズンこそなどと決意表明をしているのに、その決意は空回りというかまさかの忘れ去られたかの如くの行動だ。
すでに先日反省したけど、ちょっと調子を落としたところで「効率性」を最重視する作戦に変更。これで結果が伴えば十分にドヤ顔だったのだけど、やっぱり効率性だけでは戦えないことをこの歳になって、改めて思い知らされてしまった。
ま、このやり方を選んで決めたのは自分自身なのだから、もう全部自分のせい。
終わってみればさっぱりしたもんだ。
さて、では今シーズンの成果はなんだったのか、、、じっくり考えてみたが、失敗がもちろん一番大きな成果(成果と言って良いのか…)。それとネタ的にはやっぱり最後連戦となってしまった2レース(東京&びわ湖)のタイムだろう。
東京マラソンが3時間31分14秒。びわ湖マラソンが3時間31分15秒。その差1秒。42.195kmを必死で走って1秒違い。コースも違うしペース戦略も違う。同じ42.195kmでも中身は全く別もの。なのに1秒。
これは奇跡なのか、ハリ天としたことが…的失態なのか。ピタリだったらさらに歴史に残る偉業だったのに。たかが1秒、されど1秒。日が経つにつれ惜しいことをしたものだとちょっとため息ついてみる春の1日。

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兄弟共走

2023年03月15日 | 日々奮戦

【似てないなぁ】

びわ湖マラソン話題続編。今回4つ下の弟との共走は久し振りだった。
ずっと以前から、それこそ20年以上も青梅マラソンや富士登山競走などで兄弟対決が見られるとして子ども達の間で盛り上がった時代が続いていた。富士登山競走は全て兄の圧勝だが(弟は高所に弱い)、青梅マラソン等は勝ったり負けたり。結構熱いバトルが繰り広げられて来た。※弟から訂正のクレームが入りました。富士山全勝ではなかった。なんと2006年富士登山競走でふくらはぎ故障中だったハリ天が劇的26秒前ゴールのドラマを演じた際に弟が先着してました💦




【並んでスタートは相当前の富士登山競走以来だったかな】

弟もブログで触れているけど2012年にはかの別大マラソンでのガチンコ対決があった。気づかれぬよう30kmまでぴたり後ろにつき、30km過ぎに肩をたたいて一気スパートして勝利した(僅か26秒差だけど)。この時は二人ともサブスリー。共に50台での兄弟サブスリーはギネスに乗るのではとの噂もたった(調査・申請には多額の費用がかかると知ってスルーしたが)。
さて、今回のびわ湖では逆に弟にバックを取られていたという「やっちまった」(ハーフまでだけどね)。


【余裕で写真撮られてた。オレとしたことが、、、】

別大の時は何故気づかないかと散々弟をからかったが(酒の肴で)、今回は完全にやり返された。妻が撮ったわずか3秒の動画に弟のしてやったりの顔が映し出されていて、、、まぁいいや。
【以下、動画より切り出し】





現在67歳と63歳。60歳を超えても本気で兄弟揃ってフルマラソンを走れているというだけで幸せこの上ない。幼い頃こんな日が来ることなど想像すらしていなかった。60歳すら迎えられなかった母は36年前、最期に「兄弟仲良くね」と言い残して逝った。兄弟揃って元気なだけでなく、それぞれにちょこざいな策を弄しつつ、あーでもないこーでもないと話し、やり合いながら仲良く走れているよ。それぞれの連れ合い同士も同い年で仲良しだ。そう、これからも。



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びわ湖マラソン2023レポ

2023年03月14日 | 大会レポート


まぁ、あえて偉そうに言うなら、遂に出走叶わなかった伝統の「びわ湖毎日マラソン」が消滅してしまい、そこへコースは変わったものの同じ皇子山競技場をスタートする新しい大会が誕生。


【皇子山陸上競技場】

この第1回大会は外せないでしょうと早々にエントリーした「びわ湖マラソン」でありました。


【フラットだけど何度もある折り返しが思いの外苦しい】

どういうエントリーだったか忘れてしまったが弟と同じAブロックからのスタート。並んでのスタートは多分大昔の富士登山競走以来かな。


【久々の兄弟一緒のスタート】

故障で別大をDNSした弟はなんとかこのびわ湖に間に合わせた感じ。3年ぶりのレースとか言ってるし、目標は殊勝にもサブ4と(一応以前はサブスリーランナー)。
ハリ天も東京マラソンの現状をしかと頭に叩き込み、タイムよりも最後までスタミナ残し、ネガティブでフィニッシュすることを第一にペース設定。
前半の心拍数はなるべく130台〜140前半で抑える。ペース的には東京よりさらにゆっくりの4分50秒前後が目安。初めてのコースだけど不安はない。多少のアップダウン(特に橋の部分)はあるもののほぼフラット。
競技場から湖畔に出たあたりで突然後方から知人に声かけられビックリ。しばらく楽しく並走。さらに3〜4km付近で10m程前に弟がいるのを発見。なんだ?もっとゆっくり行けばいいのに。今日は対決にはならず落ちて来るのは見えていたので後ろに付くこともなく放置。ずっとチラチラ見えていたがいつの間にか見失ってしまった。トイレにでも行ったかな。
とにかく30kmまでは負担なく淡々と進むつもりだったので、リズムリズム。上手くピッチやペースが合う選手について走る。青空が映るびわ湖はなかなか素晴らしい。今度は観光(ドライブ)で来てもいいな。今シーズンのフルマラソンレースの中では断然ゆっくりペースなので苦しさは全くなく余裕もたっぷり。気温は高いことがわかっていたのでエイドでポカリと水は必ず。
さて、楽に走ってはいるがやっぱり20kmを過ぎてくると疲れは感じる。中間点を過ぎた22km付近、打ち合わせ通りの場所で妻と義妹の姿発見。見失っていた弟の情報を聞くために手を振るだけではなく、そばに走り寄る。「信はどの辺にいる?(応援ナビで位置は把握しているはず)」
妻、慌てた表情で「えっ、えっ、えっ???」
急に怪しい気配。とすぐ後ろに人差し指を口に当て「シーッ」と嬉しそうな弟の姿!なんだよぉ。


【やられた!】

聞けばトイレに寄った後、前方に兄の姿を発見。そっと後ろについていたと。きついがとにかくハーフまで頑張って、応援団にサービスショットを撮ってもらおうとか。うーん、やられた。全く気づかなかったとは不覚この上なし。2012年別大の時のリベンジじゃないか(その時の様子はこちら)。
得意の忍者張り付きを逆にやられてしまった。
しばらく一緒に走るが2kmほどで弟は終了の様子。ま、今の奴にしてはよく粘ったかな(と余裕の兄)。→その後の弟はボロボロだったようだけど目標は達成の3時間45分。
で、もう一度気を入れ直し後半に突入。心拍140台キープもペースは落ちて来ている。少し心拍上げてペースを維持するか、それともペース落ちても我慢か。心拍 vs ペースの悩ましい展開。
・・・で、結局少しずつ心拍上げてペース維持に走ってしまった。そして迎える30km地点。ここからは今まで管理していた種々の縛りを全部解放予定。行けるなら行け指令発動。今日のペースなら最後の12km、今度こそグイグイとペースアップ出来るだろうと踏んでいたのだ。
しかししかし、またもや現実は甘くなく徐々に上げるどころかまたもや徐々に落ちていくペース。心拍は高い値を維持しているので頑張ってはいるのだよ。根性見せようとはしているのだよ。何度も繰り返される細かな折り返しに心折られながら踏ん張る。サブ3.5はなんとか死守できるはずがペースが5分を上回ってしまうようになり遠ざかる。1秒を削り出すことも難しい。それでも並走していた同世代っぽい選手を振り切りラスト全力。残り1km。最後に上り坂。妻と義妹の声援。


【もうあと200m程のはずがゴールが見えない→まだ曲がる】


【最後だけ抜きまくる展開😅】

いつまでもフィニッシュラインが見えない。長い長い1km。ネットタイム3時間31分15秒。やっぱりフルマラソンは大変でした。


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明後日はびわ湖へ

2023年03月10日 | 日々奮戦

【申し訳ないが、あり得ないようながっかり参加賞Tシャツ】

失意の東京マラソンから1週間。しっかり休むのが定石だけどこれじゃ終われねぇぜと翌日からも走った(年甲斐もなく中高生の気合いのりみたいだ)。
6月のIronman 70.3に向けてZwiftのワークアウトプラン「Build Me Up」(12週プラン)もちょうどいい時期なので始めた。そんな充実の1週間だった。

そして明後日は今シーズンの締めとなる「びわ湖マラソン2023」を走る。一昨年で最後になった「びわ湖毎日マラソン」と同じ皇子山競技場をスタートとする第1回大会だ。
大阪の弟と一緒だけど、その弟は故障上がりで恒例の兄弟対決にはなりそうもない。東京をしっかり駆け抜けて、様子がわからない第1回大会のびわ湖はファンラン、、、なんてことにはならないように世の中出来ているらしい。

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スタミナ残量

2023年03月08日 | 日々奮戦

【2時間39分あたりでおしまいの図】

ガーミンのデータ項目に「スタミナ(%)」というのがある。
スタート時を100%として「タンクに残った燃料の量」がどれくらいかを知る指標だ。「スタミナ」というのと「潜在的スタミナ」があり、「スタミナ」が自分の燃料レベルなら、「潜在的なスタミナ」は自分の燃料タンクの総容量ということらしい。
いつも面白いとは思って見てはいたが、「ふーん」レベルだった。ところが今回東京マラソンの後、同じように眺めていて突如「ん?」とそのグラフに目が釘付けに。面白いレベルは遥かに超えている。超面白い。
WEB版でグラフをいじっていると「スタミナ」も「潜在的なスタミナ」も共に1%になる地点がある。この1%(0%はないみたいなので最低数値)になった距離と時間を直近のレースで拾い出してみた。

・青島太平洋マラソン 34.8km(2°44’)→3°23'
・別大マラソン 38.3km(2°57')→3°17'
・青梅マラソン 26.7km(2°02')→2°19'
・東京マラソン 33.5km(2°39')→3°31'



お見事というしかない程、ガクッと来た地点と一致する。東京マラソンなんて早々にスタミナ切れを起こしていたことが一目瞭然。
しっかりあると思い込んでいた「地脚」「スタミナ」が東京では相当に目減りしていたことが証明された感じだ。

このスタミナのグラフに心拍数を重ね合わせてみると、スタミナなくなっているのに必死で喘ぎまくったこともよくわかる。頑張ってはいたんだよ。


【いわゆる「撃沈」と違い心拍は高い位置を保っている。必死の証拠だ】

ちなみに1月に何度も走ったハーフではめっちゃ追い込んでもスタミナ残量数値は8%とかで残っているのだ。
色々が器の大きさや余裕がないとフルは走れないのだというわかりやすいデータなんだな。これは面白い。

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大反省会

2023年03月07日 | 日々奮戦

【安全ピンを使うために引きちぎったナンバーカード😅】

とりあえず東京マラソン2023のというか今シーズンのマラソンの考察、いや反省をば。

昨年12月のアオタイでやけに実感したのが「マラソンはとにかく適正ペースをいかに維持できるかどうか」という点。要するに希望レースペースでどれだけ走れるか。ここに最大のスポットが当たるようになった。と同時に12月後半になって体重がぐんと落ちたのはいいが朝の寒さがやけに堪えるようになった。で、例年ならあんなに燃える冬の早朝練をやらなくなった。それならばここは一つ思い切った作戦を敢行してみようじゃないか、と。
そしてたどり着いたのが「ランの練習は週3日のポイント練習のみ」。全てレースペースか少し速いペースと言うのが基本。←つまりジョグをやめた。その代わり練習する時はいつも身も心もフレッシュな状態で臨む。


具体的には(日曜日)ハーフ中心の草レース→(水曜日)14〜5kmビルドアップ走→(金曜日)100〜150mショートインターバル or 1分×10〜30のファルトレク。このサイクルで回す。週の他の日はバイクトレ(疲労抜き)。


なんとか別大まではこのサイクルが上手く回っていたが、別大以後は質が落ちていたことは否めない。ちょっとでも足がだるかったりするとビルドアップ走が抜けたし、流しを数本入れてやった気になったりしていた。

走行距離にこだわらない。
・・・ということで確かに月間走行距離なるものをほぼ無視した今シーズンのトレーニング。



改めて直近3ヶ月の走行距離をチェックしてみた。
2022年12月 205.9km
2023年 1月 217.2km
2023年 2月 146.7km
なんと2月は150kmにも満たないと言う。「量」は当然のことながら、そもそも「質の量」すら激減していたのだから、もう舐めていると言われても返す言葉がない。走れる訳がない。
これで記録を狙おうなんて、、、完全敗北。大反省。量を著しく落としながらも「体重」のことばかりは気にしていてこれもかなり問題だと今回感じ入った。

結局、しっかり食べてしっかり練習する。「質」が重要なのは当然だけど、それを支える「量」を無視しては走れない。この大きな根本に立ち戻ることこそが今の自分には必要なんだと妻と語り合ったアフター東京マラソンなのでした。

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東京マラソン2023

2023年03月06日 | 大会レポート

【気持ちよく17km付近通過】

東京マラソン2023、スタート前は人の多さやトイレや整列の寒さで嫌気がさし始めていたけど、走り出せばやっぱり凄い。


【スタート待ちは寒かった】

あらゆる場面、意味でワールドメジャーマラソンのオーラ噴出。うーん感激。走りながら来年もエントリーしよって。


【エキサイティングなスタート。初のCブロック。スタートラインまで1分42秒】

さて、前日立てたプランは これ↓


30kmまではきっちり4分40秒ペースを守ること。と言っても心拍優先はいつも通りなので150前後(出来れば140台で)を原則キープ。
4'40"/kmで30kmまで 2:20:00(ハーフ1:38:27)
4'35"/kmで12.195km  0:55:53 足し算すると3:15:53
今年のレース感覚からこれは無理のない超現実的なプランだった(と思っている)。
が、、、、

05km 0:23:45(23:45)
10km 0:46:47(23:02)
15km 1:10:19(23:32)
20km 1:34:21(24:02)
25km 1:58:18(23:57)
30km 2:23:13(24:55)
35km 2:49:39(26:26)
40km 3:18:51(29:12)
Finish 3:31:14(12:23)
前半 1:39:31・後半 1:51:43 平均心拍151(max162)


自分で言うのもなんだけど、非常に冷静に感触を確かめつつ入れたと思う。
序盤に続く下り坂はペースでなく心拍判断でサラリと流し、妻と三女の応援ポイント17km付近、20km付近では予定より少し遅れ気味だけど慌てず安定路線。


【20km、まだご機嫌】

ハーフ過ぎてから急激に「長さ」を感じ出す。ペースが落ちているので戻そうとすると心拍上がり過ぎる。当たり前だけど心拍抑えるとペースが落ちる。三たび応援団の前を通過する蔵前橋(28km)では思わず「ペースが落ちちゃってる」と弱音を。すでにプランは倒壊寸前。


【応援ナビでわかってしまうけど一応ペースダウンを報告の28km】

賑やかな銀座周辺に戻って来ても心拍維持もペースは落ちて来る。そしてあとたったの5km。やっとサブ3.5って感じかとがっくり軌道修正を見つめたところで痙攣が襲って来た。
左内転筋とハムスト。酷い。ちょっと歩くがダメだ。ゼッケンの下の安全ピンを引きちぎる。レース中の投入は久々だ。こんなペースで痙攣か?数秒で回復して走れるようになるのだから我ながらこれは見事な裏技と自負している。が、ちょっとスピードを上げ出すと今度は右だ。右手の手袋は外し安全ピンを持ったまま走る。走り続けるために何度も裏技投入だ。
田町の折り返し寸前、3時間半のペーサーが反対車線を行く。えっ?いつ抜かれた。安全ピン投入で立ち止まっていた時か。気がつかなかったなんて、これは衝撃の瞬間だった。


【久々の安全ピン跡の特別画像。これが痙攣地獄の成れの果てだ】

あとは痙攣が顔を出さないギリギリのペースで進む。意気消沈の東京になってしまったけど仕方ない。現状ベストの力は振り絞る。
丸の内仲通りの石畳へ入る時の大声援。これには震えた。ツールドフランス的雰囲気だ。外国人観客が多いのか音のボリュームが違う。


【ラストのこれでも振り絞り中】

足が思うように動かないので苦しくて倒れ込み、、、とはならないが精一杯の全力疾走(風に)でゴールを抜けた。
脚、スッカスカ。何と、か弱い脚になっちまったんだと雲のかかった空を見上げた東京マラソン2023フィニッシュだった。


【フィニッシュ直後。涙(?)で曇るiPhoneレンズ】

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壊滅的東京マラソン速報

2023年03月05日 | 日々奮戦


応援して下さった皆さん、ありがとうございました♪
がっ!ハリ天、見事にプラン壊滅‼️
別大の後、飲みながら3時間半ならいつでも切れる、、、みたいな大口誰が叩いた⁉️
ネットタイムで3時間31分14秒。月間150kmにも満たない練習量ではやっぱり脚がもちませんでした。フルを舐め過ぎだ。とりあえず激しく反省します。

【三女・結も応援に駆けつけてくれたけど】

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