ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

脱力完了

2024年10月12日 | 日々奮戦

【これは美味いよ、ハリマネゴルゴンゾーラチーズケーキ】

明日は第32回日本山岳耐久レース(ハセツネ)。先月のIronman トライアスロンから1ヶ月。しっかり日程理解して、そのつもりでエントリーしているのだけど。そうなのだけど、知らず受けているかもしれないダメージや疲労のことも最近はかなり考慮するようになって来た。(周りからあまりに脅かされるからだとか人のせい)。ということでやっぱり無理は禁物と自重した1ヶ月を過ごして来た。ということで故障もしていないのにぶっつけ本番だ。そうとなったら、先月のトライアスロン前と同様、完全休養フレッシュスタート作戦に限る。
今週は月曜日にジョグした後、ランはなし。ひたすら足休めに努めてきた。

足休めしたんだから!と力入っていたのかオレ。聞こえて来た妻の囁き。
「ゴールは急がず朝でいいよ。20時間とか、、、」(ゆっくり寝られるし)
「えっ、そんなんでいいのか」
「いいよ〜」

ってことで脱力完了。23回目のハセツネ、現状ベストで。

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週4スイム

2024年10月11日 | 日々奮戦

【気持ちの良い秋晴れ。プールからの帰り、信号待ち中】

月、火、水、金。
自分の今シーズンのトライアスロンレースは終了したというのに、そして明後日にはハセツネが待っているというのに。いくら塩素アレルギー(過敏症)克服の手立てを掴んだからと言っても、なんと今週はスイム4回(時間は短いけどね)。今までからしたら考えられない。何がどうなった!
たっぷり練習した時と出来なかった時の差が3.8kmで10〜15分。バイクやランであっという間に取り戻せるからと、本当に泳ぐ時間は削っていたのに。


表向きは、ほぼ疲労抜きや体調調整目的ということだけど、何かを変えようとしているのは確かです。

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時は来た

2024年10月10日 | 日々奮戦


It's time to move.
前々からそろそろNew Bike、New Bikeと騒いでいたのだけど、妻はとっくの昔(去年)から「いいよ、新しくしなよ」と言ってくれていた。嬉し〜いのだけど、あっさり「いいよ」と言われてしまうと、、、今のこんなだらしのない力ではもったいないだとか、もっと乗れるようになったらだとか、案外ブレーキしっかり踏んでしまうという、まじめ〜

が、時は刻々と進み自分自身の賞味期限だっていつまでもある訳ではない。今シーズン少しはまともにバイクで走れるようになったこの秋、ついに動くぞ。ようやくだ。
そうと決まったらきっちり最上級の手順を踏もう。
ということで、予約してあった本日、高円寺のメイストームにて興味津々だったけど縁のなかった「バイクフィッティング」初体験。
寡黙なフィッターの方とは共通の知人で繋がっていたりして徐々に盛り上がった。



計測機器色々でスタートから目が点!面白い。体の柔軟性、可動域、骨盤の位置、サドルに乗った時の重心の位置などなど体を動かしながらたっぷりの身体測定後、センサーを付け「3D Motion Capture RETÜL System」でライディングフォーム(サドル位置、DHバーの角度やパッドの位置)のフィッティング。いやぁ、いつもマシンに自分を合わせてしまうけど、しっかり計測、見積もりしていただいてからの調整は嬉しいし、なんとも心強い。こういう客観的な視点が欲しかった。
どうですか?の問いかけに身体中のセンサーのアンテナをビンビンに利かせて感じるままを伝え、調整しデータを落とし込んでもらいいよいよ発注。
さて、出来上がりが楽しみだ。って、3日後はハセツネだった😅

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ブログサーフィンの日々

2024年10月09日 | 日々奮戦

【何年も何度も何度も通っている道端(畑)で初めて見た。なんの花だろ】

以前は毎日更新が当たり前だった当ブログ。最近では寂しいことに月に数本というのが定番に。そのことはいつも頭にあり、だからと言ってすぐにどうこうする訳でもなくハァと軽いため息をついて流していた。モチベーションの低下?
ハリ天のモチベーションの源はおそらく「楽しいか楽しくないか」(または嬉しいか嬉しくないか)、この1点に集約されていると思う。書くことが楽しい、写真を撮ることが楽しい、レースで何かと競い合うのが楽しい。何でもない日常もふとしたことでめっちゃ楽しい、嬉しいと思っている。それがちょっと気がそぎれるとその楽しさを見逃してしまうのだ。
見逃し気味の日が多い昨今だが、「☆goo[blog]hariten さんの1年前の記事」などというメールが来て、ちょうど1年前の記事を掘り起こしてくれる。どれどれとその1年前の記事をつらつらと読み始める。手前味噌になってしまうがかなり面白い。確かに自分が書いた事柄なのにまるで他人の手によって書き現されたような面白さがある。自分が楽しい、面白いと思って書いているのだから当然といえば当然なのだが。
で、ここ数日、例えば去年のハセツネ前はどうだったっけ?と遡り、そこからスタートして次々と記事サーフィンが続いている。そして、読みながらどこぞから聞こえて来るのは「小さなことでもやっぱり書き残しておけよ」という声なのだった。

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克服

2024年10月08日 | 日々奮戦

【ノーズクリップは無用の長物に】

ハセツネ直前ではありますが、実はしばらく前に「朗報」ありました。
「塩素アレルギー」の改善の件です。

トライアスロンのスイム練のためにどうしてもプールに通わなければならないのだけど、2年前くらいから泳いだ日の夜あたりからそれはそれはひどいくしゃみと鼻水に襲われ、そんな状況が丸1日半程続く。これが辛いのなんの。
薬なんて飲みたくないのでノーズクリップ(鼻栓)に頼るも外れやすくて埒あかず。今年になって塩素を使わない(少ない?)プールなるものがあることを知り飛びついた。救世主現るって感じだった。通うのに時間がかかるのが唯一の難点(片道45〜50分をかけての立川芝崎体育館プール)だけど、まぁ最高。若干のくしゃみは出るけど全く文句ないレベル。もうスイム練はこのプールでしか考えられない。感動。

さて、こんな状況でトライアスロンシーズンが進んでいたのだけど、これまで通っていた五日市のプール(ファインプラザ)のプリペイドがあと1回分だけ残っていて、勿体無いから最後の1回と決めて泳ぎに行った。ここでやっぱり鼻栓役に立たず、1回だけなら苦しんでやるかと鼻栓を投げ捨て、口呼吸でゴー。
・・・と、これがまさかの効果抜群。なんか大丈夫なのだ。
鼻呼吸は「水中では鼻から息を吐き、息継ぎ時には口から吸う」のだが、口呼吸は「水中でワーッと口から吐き、口から吸う」。
たったこれだけのことなのだけど、あんなに苦しんだ塩素アレルギーは、皆無とは言わないがもう10分の1以下
半信半疑の次の回、また次の回。大丈夫、大丈夫。まさかの塩素アレルギー克服!
この方法ならばどんなプールでも大丈夫そう。最近の結構な朗報でした。

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「PAK」は取ったぜ

2024年09月23日 | 日々奮戦


アイアンマンが終わって、本当にやれやれ。堂々と大手を振るって休み三昧。
で、こんな時は趣味のリザルト眺めが自然と始まる。
Facebook記事へのコメントで早々に「PAKは取れましたか?」と尋ねられ、多分取れたと思うよと返したものの、本当にそうだったのか。
Ironmanのリザルトでは年齢は記載されておらず、全て5歳刻みのカテゴリーしかわからない。
で、検索かけまくり、自分より上位の方々の年齢をば調べさせていただいたところ、、、

パチパチパチ。見事、PAKゲットでした。

注:「PAK」とは、一般的には全く認知されていないし、自分しか騒いでいない、ハリ天が独自に勝手に設定しているPersonal Age King(パーソナルエイジキング)のこと。略して「PAK」。直訳すると個人的な年齢王。
つまり、「自分より上に自分より年長者(同い年も)がいない」、つまりリザルトを上から見ていくと自分が「一番上の年齢」って言うやつです。

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3秒差

2024年09月22日 | 日々奮戦


3位と3秒差!
無事しっかり走れた先週の「Ironman Japanみなみ北海道」
ロールダウンパーティで発表された来年フランスのニースで行われる世界選手権のM65のスロットが、、、まさかの3枠。M65爺さんの部は1枠と思い込んでいたので、急きょ色めきたつも上位3人がすんなりゲットでロールダウンは叶わず。4位のハリ天、残念ながらスロットを手にすることは出来ませんでした。
が、実は3位との差がまさかの3秒‼️
今回のレース前は狙いに行くどころではなく、不安ばかり。タイムオーバーにならずしっかりフィニッシュすることが一番だったことを思えば、変な欲をかかず、慌てず、じっくり取り組んで、予想を遥かに上回る結果を手にした。なので入賞できただけで十分満足。

表彰式の時、3位の外人さんが隣に来て開口一番、上手な日本語で「3秒差でごめんなさいね〜」と。↓↓↓



日本までわざわざスロット取りに来て、逆に3秒差で逃していたらさぞかしガックリだったろう。リザルト見て冷や汗をかいたこと間違いなし。



まずは幸先良い先制「ロックだぜ」ってことで。ネタにしよ。

って、言ってたんだけど、時間が経てば経つほど、悔しいのではなく「残念」
勝負事に「たられば」は禁句だけど、3秒、たったの3秒かぁ。トランジットでのひと動作、バイクでの補給バッグ直し、パッド直し、ランのパーソナルニーズバッグ取り出しの時、ゴール前のレッドカーペット・・・
キリがない残念無念、もったいない。
でも、早く忘れよっと。



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ロックだぜ

2024年09月21日 | 日々奮戦

【石好きの宮崎の次女が誕生日に贈ってくれたアメジストの原石。ちょっと入り組んでいる感じが父さんぽいとか😅中身びっくりなロックになってやる。】

先日9月4日、ハリ天、めでたく69歳になりました。夢のように訳のわからない70歳に王手です。で、トライアスロンでもマラソンでもエイジのカテゴリーが上がり、色々なチャンスが爆上がりする貴重な節目です。なのですが、これは誰もが待ち望むであろうから、、、うーん。面白くねぇなぁ。70歳目前、エイジ最高齢の今年こそ一発かますまたとない機会じゃないか。
ってことで、だいぶ前から一人かなり唸りながら1955年生まれが55歳の歳に繰り広げた「サプライズ55」みたいなキャッチフレーズがないものかと考えていたのであります。

69、ろくじゅうく、ROCK、すなわち「ロック」だぜ。

【ロックには色んな意味がある】
「ロック」という言葉には、単に音楽ジャンルとしてだけでなく、精神的な意味も込められています。 たとえば、「強く堅い意志」、「思いを貫く」といった意味があります。 また、「驚かす」、「びっくりさせる」、「感動させる」、「衝撃を与える」といった意味もあります。※Googleより転記


・・・だってさ。

ってことで、69歳、中身びっくりなロックになってやる。
今年1年ロックで行くぜ、ロックで!

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Ironman Japan みなみ北海道 レースレポ

2024年09月19日 | 大会レポート

【まさかの12時間台前半でフィニッシュ出来るとは!18分遅れスタートなのでタイム12:26:53】

■スイム(3.8km/1:27:31/エイジ15位)
謙虚にハシモくんと最後尾グループの後ろの方に並ぶ。スタートは5〜6人で5秒ごとのローリングスタート。一斉スタートでないと本当の順位はわからなくなってしまうのだけど、スイムスタート時の水中バトルが回避できて本当にいい方法だ。



トップからおよそ18分後のスタート。2016年のケアンズ並みとまでは言えないものの、相当の波が打ち寄せていて沖に向かうのに(遠浅で歩きも入れて)かなりの労力。うねりも含めてまさに「♪泳げ波乗り越えて〜♪」泳ぎ出すのにも一苦労(今年亡くなられた高石ともやさん「長い道」の歌詞の一節)


【大会HPより】
1000mも行かないうちに首の後ろが擦れてヒリヒリ。2周目が不安になったが一度浜に上がるタイミングで下に着ているウエアをずらしたら直った。ので2周目快適。コースどりも把握できて久々のスイミングハイ状態がやって来た。これならいつまでもどこまでも泳いで行けそうって感じ。後方スタートだったのでほぼ抜く一方。
1周目41分56秒とスタート時の歩き(ノロノロ)を考えたら自分的には上出来。気分上々も後押ししてくれて明らかに2周目のペースの方が速いと感じていたのにフィニッシュタイム1時間27分31秒(2周目45分35秒)にはちょっとびっくりで、どうして?と勝手疑問符。
ま、スイムの練習量は少ないせいで3800mなんてクラクラする思いだったけど、全くそんな気配すら感じない気持ちの良い泳ぎが出来たので万々歳だ。陸に上がるまでは落ち着かないスイム無事終了。まずは一安心な上々の出だしだ。



■バイク(180km/6:23:25/エイジ7位)
応援団の盛大な声援に送られてバイクスタート。涼しくて快適。


【応援の妻たちを探してますね】

スタート直後、自動車専用道路に入ってすぐ、マジックテープが緩んでトップチューブにつけてあった補給バッグがだらり。仕方なく停車して補修。もったいないタイムロス。いきなりで焦ったが、いやいや落ち着け落ち着け。今日はどんな状況でも欲はかかない、無心で淡々とペダルを漕ぎ続けるのだ、そう言い聞かせて再スタート。
スイムの心拍が高かったのか、緩いスタートなのに思ったほど心拍下がらない。ここはむきにならず慌てず心拍130台をキープ。


【これは自動車専用道路に入る前の折り返し】

スタートが早かった前を行く同い年ライバルの中本さんにどこで追いつくか、最初の折り返しでその差およそ3〜4分と踏んだ。何度かすれ違う度に差が確実に縮まっていて、50km付近で一度追いつき先行、がまた追いつかれ先行される。気持ちも足にも余裕がたっぷりあったので無理に競り合わず自分のペースを崩さずに進む。
実に順調そのものだったのだが、スタート直後に続き80km手前付近でトラブル発生。DHバーの左のパットが剥がれてしまったのだ。一瞬パッドなしでもいいかと思ってパッドなしでDHポジション取ってみたら硬くて痛い。とてもじゃない。しかし1kmほどでメカニックテントと言う地点だったのは幸運だった。
テープで応急処置をしてもらい事なきを得る。   
                   

中本さんとのバイク前半の抜きつ抜かれつは、「Ironman tracker」でリアルタイムで追いかけているだろう応援団にはたまらないお楽しみ提供だったんじゃないかと結構ニヤニヤしながら進んでいた。100km付近で再び中本さんに追いつき先行。その後は思いきり前に行かせてもらった。



自動車専用道路を完全交通規制してのレース。応援がほぼないのは寂しい限りだったけど、走るには集中できてこれはこれでよかったかも。
獲得標高は約1450m、今年よく走ったモーニングライドの定番コースが60.5kmで約475mアップ。3倍するとほぼ今回のレースと同じ距離と獲得標高になる。つまり、イメージはいつものモーニングライド3本勝負。わかりやすい。



1本目(60km)通過時は余裕度100%。しかもタイムも2時間6分。練習でも好調な時と同じ程度。まぁ、100ってことはないにしても相当な余裕あり。これで一気に心にゆとりが出来たことは間違いない。力を使うのは2本目以降。2本目の120km通過時、さてどうか。まずまずだ。いつもの朝練終了時(60km)と比べて、、、同じ同じ。タイムもほぼ1本目とイーブン。流石に少し疲労感もあるが心配はない。
3本目はランのことを考えつつ下り区間は完全に足を休ませながらもかなり集中出来た。



このバイクパート、終わってみれば若干の痙攣があったものの落ち着いてやり過ごせ、全区間を通して安定した180kmになった。やっぱり130台の心拍基準をしっかり守れたからだ。
痙攣も上手くやり過ごせ、170kmの表示板を目にした時、これで6時間半も楽に切れると実感。一瞬涙が出そうになった。長良川、諏訪湖、ATCカップと3本のミドルレースでバイク練習の成果をほとんど感じることが出来なかったが、ここまで来てようやく半年間積み上げてきたことの結果が現れた。


【最高に嬉しい瞬間だった。応援団の前で思わずガッツポーズ】

■ラン(42.2km/4:17:50/エイジ2位)
バイク→ランのトランジッションで痙攣でランシューなかなか履けず苦労したが、走り出したら出だしは快調。



朝練で出来る限りバイク→ランと続けることにこだわったことが活きて来たかな。必ずバイク練の後に走ったと言ってもペースは遅いし3〜7km程度。月間100kmちょっとの走行距離は不安以外の何者でもなかったけど、結果的にはバイクの練習量との総量で賄えたということか。
バイク同様、心拍130台を出来るだけキープ。楽に、楽に走り続けるのだ。1周14kmのほぼフラットなコースを3周回。1周目、キロ5分半前後で巡行。エイドでは水分補給はしっかり摂るが止まらないように。キロ5分45秒くらいには収まる。いい感じだ。



それにしてもこのIronman、180kmバイクの後にフルマラソンが待っているなんて、普通に考えると頭おかしいって。好きでやっている競技だけど、1週間前に調子を崩していた時なんて、想像するのも恐ろしい距離だった。だからごちゃごちゃ考えてあまり脳を使わないようにしよう。ただひたすらピッチを刻む。今度は1周ごとに妻たちの応援を受けて元気はモリモリだぃ。



2周目、いいピッチの若い女性にかわされるも数メートル後ろを諦めず追尾。自分のペースはきっちり守ることに力を注ぐ感じ。競う相手はまさしく欲をかく自分だ。
21km、1時間58分。え?もっといいタイムだと思い込んでいた。欲はかかないと言っておきながら、心拍130台の楽なペースなら久々のトライアスロンランのサブ4も可能かという勢いだったのだ。まぁ、いいや。そこにこだわると潰れる。
なんて言い聞かせていたら突如激しく空腹感に襲われた。ガクッとピッチスローダウン。流石に丸一日の戦いだものなぁ。食べなくても動けるようになっているとは言え、とは言え、、、。バナナを2本。次のエイドでも2本。ちゃんと空腹感収まった。


【ペース鈍ったか】

28kmで預けておいたパーソナルバッグを受け取る。ハンドライトに去年フィンランドのエイドで貰い確保しておいた1個1000円のモルテンジェルを手に。1000円は頼りになるよ。この日のために残しておいた4個。
そして3周目、ラスト周回。キロあたり約1分も落ちてしまっているが、自分の中のピッチ感は変わっていない。まだ2周目だという若者がピタリ付いてきて、僕が引っ張りますよと。ありがたい。都合2kmほどで彼は脱落してしまったが一番苦しかった区間だったので力になって30kmクリア。田舎道で暗い。足が上がらなくなっているので、ライトがあった方が安心。
コース上2か所に坂があるが、ここだけはペースが落ちてしまう。しかし、乗り越えるともうフィニッシュがひたすら近づいてくる感覚がどんどん膨らんで来て楽な感じで走れた。
街中に入る。ウキウキだ。チャコちゃんが「ハリ天さん、ハリマネさんはゴール右手に!」と声を張り上げてくれた。OKOK。ありがとう。
ライトの手を思いきり振り回してフィニッシュ。12時間26分。まさに良い方の「まさか」だ。まだ12時間台前半でフィニッシュ出来る。その事実が喜びと共に全身を包んでくれた。



富士登山競走、ATCカップとタイムオーバーが続いてしまい、かなり自信を失いかけていたが、それらを全て払拭して余りある結果だった。やれやれ。
■フィニッシュタイム12:26:53。総合306位/1310人中・男子275位/M65-69歳4位)

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Ironman Japan速報

2024年09月15日 | トライアスロン


とりあえず速報です。(Facebookから転記)
抜群に上手く頑張れて12時間26分53秒。65-69歳のエイジ4位入賞しました(Ironmanは5位まで表彰あり)


過去イチの3種目ともきっちりやり切れたIronmanレースになり、さらにまだ12時間台で完走出来たこと、大きな自信になりました。
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強制疲労回復へ

2024年09月12日 | 日々奮戦

【Zwift10周年だそうな。所々お祝いカラーロード!】

先週、いきなり、ドッとだるさが噴き出してうーん、悶絶。もうどうしようかってくらい足がだるくなり、滅多にないことなんだけど妻にお願いマッサージ。
なんとか日曜日には調子も戻ったけど、これが世に言う「疲労」か。いつも多分本能的に思いっきり追い込むようなことはしないので、その分「疲れたぁ」という感覚もなんか鈍い気がしている。
今回、一気にやって来たので、今更ながらにしっかり学習。日、月とちょっと刺激を入れ、水、木、金、土とノートレで日曜日(15日)のIronmanを迎えることにした。
これまで長距離レースの前に3日休んだことはあったが、4日は初めてのこと。やれることはやったはずなのだけど、どうにも手応えを感じられなくて「お前、こんなんで大丈夫か?」そんな囁きが耳についていて(別大、富士登山競走、ATCカップとまさかのタイムオーバーがあったので尚更)、これは最後の手段。せめて思いっきりフレッシュな状態で臨みたいってことだね。 

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チェック完了

2024年09月06日 | 日々奮戦


来週の金曜日には北海道入り。そう、9年ぶりに日本で開催されるフルディスタンスのアイアンマントライアスロン。Ironman Japanみなみ北海道参戦だ。
近くのバイクショップで同い年の店長さんに最終チェックしてもらい、持ち帰ったバイクのバーテープ交換。

 ↑ ↑ ↑
うわっ、何年振りだ。ボロボロになっていたバーテープ交換。こういうこと小まめにしてあげないとな。色々ガタが来ている10年選手のサーベロP3だけど、今更ながらに春先からよく乗りこなした。
40代の頃はトライアスロン3種目の中で、一番稼げる種目がバイクだったけど、山岳レース(トレイルラン)にハマって10年くらいご無沙汰したらすっかり冴えなくなってしまった。なのでやり直し。この年齢になっても一番伸び代があると信じて乗り込んだけど、まだまだ付け焼き刃っぽい。
まだまだだけど、今シーズンの最終戦はヒタヒタと近づいて来てしまった。とりあえず準備完了。

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8月の塩梅探し

2024年08月31日 | 日々奮戦

【ATCカップ・バイク バテ始めてる】

8/10ATCカップトライアスロンで、暑さに負けてヘロヘロになり、やめておけばいいものをその勇気がなくて最後まで苦しみ抜いてしまった。ダメージは計り知れないかと覚悟したが、思った程でもなく回復。うーん。
10日ほど空けてZwiftのロングライドイベントに参加して100km完走した後、外乗り60km等(時間をあけてプラス10kmラン)こなせて日差しにも対抗出来て満足したけど、やっぱり翌日はかなりぐったり。

全体的な量と質とのバランス、種目ごとのバランス、気力と疲労感とのバランス。このバランス課題にかなり揺らされている。8月は調子そのものは正直言うと最高!とは言えず、ちょっとモヤモヤしていたし、やれることはやって来たが結果と結びつくかどうかの自信は全然持てない。最後の31日、予定されていた昔の職場の仲間との会が流れ、時間が出来たので100kmロングライドをいつもより下のDグループで参加。常に前方確保で余裕だったが最後の5kmをムキになったら終わった後がっくり疲れてしまった。



という訳で、69歳を目前にした68歳の夏、ちょっと迷走気味なのでありました。


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死んだ!第39回ATCカップ・彩湖道満トライアスロン大会

2024年08月11日 | 大会レポート

【残念ながらまさかの「タイムオーバー」&「最終走者】

8月10日、外での運動は控えるようにという世間の声に逆らって真夏のトライアスロン、第39回ATCカップ・彩湖道満トライアスロン大会(スイム1.5km/バイク82km/ラン23.45km)に参戦して来た。
宮崎遠征(8/3〜7)の途中、富士登山競走の朝ギクったけどなんとかやり過ごしていた腰痛がひどくなって、出走どうかなと不安もあったのだけど、帰ってきたらすっかり大丈夫で調子も上々。唯一の不安は1500mのスイムの制限タイムが35分ということ。普通に泳げば大丈夫なのだけどちょっとチョンボしたらアウトだ(泳げるけど遅い)。バイクはこの数ヶ月今までからしたら考えられない程走り込んでいる。どのくらい頑張れるか楽しみで仕方ない。
と、まぁこんな感じで当日を迎えた。埼玉県戸田市の彩湖・道満グリーンパークが会場。いつもは同行してくれる妻は翌日の太極拳イベントの準備のため今回は珍しく1人参戦。ローカルな大会なので緊張感もなし。バイクラックに色々セットして受付。2kmほど歩いてスイムスタート地点へ。渋滞で到着が遅れた選手が結構いるとのことでスタートは15分遅れの8時45分。すでに暑い。ウエットスーツも暑い。



スタート地点からはスイムフィニッシュ地点が見えていて、岸に沿うより少し岸から離れ最短距離で行きたい(みんなが思うな)。彩湖の水はまずまず。選手が少ないのでバトルにもならずひたすら自分のペースで泳ぎ切る。希望タイムの30分ちょうど。Garminのデータを確認するとほぼイーブン。ホッとしたけどなんだか心臓がバクバクだ。橋を渡って数百メートル裸足で走らねばならない。これがきつかった。ウェットもなかなか脱げず一苦労。
さて、楽しみなバイク。1周10.25kmを8周回の82km。しかし、初めから心拍高く苦しくてペースが上げられない。


【練習の成果はほとんど感じられないという残念ぶり】

土手の上に出ると台風の影響か風が強い。追い風の時は思いっきり速度が上がるが向かい風との戦いがしんどい。いっとき調子が上がって来てノリノリになったが、暑さと共になのかパーフォーマンスは目に見えて低下。エイドでストップして氷水をかけてもらい息吹き返す。これを繰り返す。練習の成果をほぼ感じることなくバイクフィニッシュ。あーあ。いくら練習がわりの参戦だとは言え、ちょっとがっかり。
日焼け止めは塗っていはいたけど首の後ろが火照って痛みさえ感じる。とにかく暑い。なんだかランへの自信も揺らいでいる。
とにかく水をかぶってランスタート。なんとか走っているという感じだったが、時計を見ると5分半〜40秒ほどのペース。この条件では全く悪くない。次々と先行する選手をパス。後方から抜いてきた選手が1人いたが後ろにつけていい感じで進む。エイドではしっかり水分を口と頭・背中から補給。上位の選手は流石にみんないいペースであっという間に抜き去られる。ま、ぼちぼち行こう。と、しかしペースはエイド通過ごとに落ちていく。
4周回目、何度か抜きつ抜かれつしていた選手に、このままだと制限時間にひっかりますねぇと言われ(またはラスト周回に入れないかもと)、この時初めて「え、そんなに遅いのか」と気づいたという始末。
あぁ、ダメなのか。完走ならずになってしまうのか。暑い中の参戦で無理も禁物なので留守番の妻にはあんまり暑かったりダレるようなら途中で止めるからと言っておいたくせに、やめるタイミングが全然見つからない。苦しいくせに見つけようともしていなかったのか。
それでもこれでおしまいかと4周目を終えると、

どうします?やめますか?行きますか?
え、まだ行けるんですか?行ってもいいんですか?
あと5分で関門閉めますけど大丈夫ですよ。

っていうやりとりがスタッフの方とあって、ゴー。ずっと昔からお世話になっていた事務局長の青木さんから、「あの吉川直人がだらしねぇぞ!」と檄が飛ぶ(40代の頃はこの大会で結構いい順位で走っていた)。もう暑いは苦しいはで口を開くのも億劫で、、、苦笑するのみ。行ってきます。


【赤帽子の事務局長に叱咤されて最終回へ。余裕ゼロなのになぜか嬉しそう】

少し前に患者さんだった女性がご主人の応援で来場していて熱烈声援を下さった。おまけにちゃんとスイム、バイク、ランの動画(写真は動画からの切り出し)を撮ってくれて、感謝感謝(なんたっていつもの妻カメラマン不在だったし)。
この時点で最終ランナーかなと思っていたら、後方から2人、ヒタヒタと。頑張りましょうと声かけてスルスルと先行される。本当に最終走者決定。最後のエイドではあなたが最後だから好きなだけ氷水使っていいよって。
あと半周、でも力出ない。あと1km付近、バイクで大丈夫ですかぁと様子見に来て下さる方がいて、元気が出て大丈夫ですと。じゃ、伝えておきますねと。
さて、そうして恥ずかしながらの最終走者。もうとっくに片付けをする時間だったのに迷惑かけてしまった。


なんというか、タイムオーバーなんて考えもしていなかった。要綱に「競技時間6時間30分」ってちゃんと書いてあった。妻がいればストップがかかっていたかもだけど、なんせ自称「計算ナオちゃん」の計算には算数計算は含まれていないようだ。全然頭も回らなかったのだ。
という訳で、少し迷惑かけてしまいましたが、まさかコレクターとしては最高傑作品になるかな、本当に考えもしなかった「最終ランナー」獲得してしまったトライアスロンでした。最後のランに3時間09分もかかって合計6時間57分。堂々たる救いようのないTOVで終了。

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進め

2024年07月27日 | 日々奮戦

【遠いけど向こうは青信号】

ハリ天どうする?
答えはGoです。
うーん、本音を言ってしまうと、、、
今年は入山料や予約制の話が出て来た時点で走るハリ天も、いつも応援(みんなが楽しみにしてくれている)の妻も急激に意欲が萎んでいたことは確かです。
息子が1年生の時から6年間毎年家族富士登山もしたし、登山競走は21回を数えた。秋口のトライアスロンのことが気になって、7月後半の富士登山競走のために集中しきれなかったり。
でも、でも。長い間あんなに当たり前だった富士登山競走の完走が出来なくなってしまい、このままフェイドアウトはあんまりだ。
欲張りな自分があれこれ全部を欲しがって中途半端になることは避けなきゃならん。わかってる。よく考えた。
でも出走の権利があるうちはやっぱりチャレンジあるのみだな。走りたくても走れない事情を抱えた方々もいらっしゃる中、元気で挑戦出来る贅沢な状況はしっかり遂行しなければね。ってことで来年はしっかりGoします。(如何にモチベーションを保てるかどうか)

【前日受付〜当日朝イチ】

と、ところで、スタート前はいつも同窓会状態。この時間が毎年毎年貴重でここへ来てしまうのだね。((写真撮れなかった方やレース中にお目にかかった人も結構たくさん)
【帰りは↓ TOV組なのにやたら楽しそうなオレ😅】
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