ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

驚きの帳尻合わせ

2017年10月31日 | 日々奮戦



まずはこの写真を!
水戸黄門漫遊マラソンの前日に立てた目論見だ。実際にはやっぱり頼りになる心拍数を指標にして走るのが正解だということで、序盤から計画倒れだったのだけど、、、。
実績、前半1:43:39、後半1:39:18。終わってみればほぼジャスト、予定通りのタイムで完走。

あまりの帳尻合わせ上手に自画自賛、感動してしまった次第です。

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第2回水戸黄門漫遊マラソン

2017年10月29日 | 大会レポート


【今日は緑風堂メンバーの二人と。乗っけてもらうと楽だなぁ】

台風22号が攻めてきて大雨時々小雨の水戸黄門漫遊マラソン。昨日立てたビルドアップ計画(5分半でスタートした後、20kmまで15秒ずつアップ)はあっさり変更。心拍中心主義で走ることに。
前半は心拍140を超えぬよう130台をひたすらキープ。ここのレベルを上げて行くことが最大目標だな。
そしてとにかく余計な皮算用を絶対しないように30kmまでは知らん顔作戦。
30km手前から徐々にビルドアップ。30kmラインを通過したところで一切を解放。途中で先行されていた3時間30分のペーサー集団に一気に追いついたところでさらにスイッチオン!ラスト12kmは一生懸命全力で頑張れだ。


【34km地点青ト部のさっちゃんに追いつき引っ張る】

いっとき4分10秒くらいまで上げられたけど、惜しいかなラストの2km程がビルドダウン。うーん、まだまだだ。
それでも後半だけで460人も抜けたし、30km以降もしっかりメリハリつけて走り切れ、ロードシーズンスタートとしては上々の出来でした。
そして何より人生初のネガティブスプリット!こういう走り方だと体への負担も少ないのか非常に楽。
グロスタイム3時間22分57秒(1:43:39 + 1:39:18)。総合702位、60歳代13位。


【ゴール手前100m】

ま、課題は山積みだけどホップ(水戸)、ステップ(大田原)、ジャンプ(勝田)!の最初の一歩はクリア出来たかな。
初参加の水戸黄門漫遊マラソン、運営もしっかりしてるし、公認コースだし、沿道の応援も見事だし、コースは広くて走りやすいし、間違いなくお気に入りリスト入りです。




【水戸黄門漫遊完走メダル、表裏】

★★★ハリマネ撮影の写真アルバムはこちらから★★★

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雨のち晴れ

2017年10月27日 | 日々奮戦


【整然と混沌】

9月の初めから比べると体重が3〜4kg落ち、走ると明らかに軽さを感じる(特に上り坂)今日この頃。
雨続きの天気に慣れっこになってしまい、雨の中を走るのが当たり前になっている今日この頃。

一昨日はポイント練習の日ということで、雨をついて農道にてガチユル走に挑んだわけです。
最近は走り始めが重いことが多いのに、この日はお昼休みだったこともあり家を出た所からとっても軽やか、雨なのに。
1km先の農道でこれなら即1km全力走!と張り切ってスタート。
調子よく軽やかにスタートはしたものの、チラッとガーミンに目をやると、、、ペースが遅い。あわててペースアップ。当然息上がる。苦しくなる。ペース落ちる。1km地点でタイム確認してがく然(4'03")。
なんでだと2本目に挽回すべくダッシュ。しかしすぐに苦しくて、タイムはさらに落ちる(4'09")。アンビリーバボー!まだ体にたくさんの脂肪を抱えていた9月頭の頃よりうんと悪いし、だいたい全力走で4分オーバーだって?
その後のジョグはいつも通りだったもののかなり意気消沈。原因がわからない。軌道修正が必須か?

体調も悪くないし、疲労除去の目安としている朝の最低心拍数もバッチリ。どうにも納得いかず本日再チャレ。ただし日曜日に一応レースを入れているので控え目に。
そうしたらちゃんと走れてた(3'44 3'43")。一昨日のタイムはなんだったのか。単なる自己暗示的数字なのだけど一安心。

明後日はまたまた雨予報90%だけど、今日のタイムはそれなりだったし、当初の予定通りビルドアップ走的に42km走ってみようと思ってます。42kmしっかり走り続けることが出来るのかが唯一の不安材料。これから始まるロードシーズンに向けて、それをしっかり確認に行くのが目的かな。

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リメンバー八ヶ岳

2017年10月24日 | 日々奮戦



引越しの時に何かに紛れて処分してしまったと思っていた地図が出てきた。
2012年11月に行われた第1回OSJ八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース。極寒に耐え29時間22分51秒。完走率27%、何とか30時間の制限時間内完走果たした時のコースマップ。



5年前のブログを読み返して記憶を手繰り寄せる。


★興味ある方はこちらから ⬇️
Amazing100miles in 八ヶ岳【前編】
Amazing100miles in 八ヶ岳【中編】
Amazing100miles in 八ヶ岳【後編】

そうそうこの時は妻が車でぐるり約300kmもの追っかけサポートをしてくれたのだった。
と、その時のことを思い出す旅に出てみた本日。もちろん車だけど。




【深夜の通過時はマイナス10度と冷え込み、カップ味噌汁とかコーラがあっと言う間に凍った!】


【あの時は明け方ようようたどり着いた泣きの女神湖】

レースコースとは逆回りでエイドとか待ち合わせ場所とか、幾つかの思い出の場所をなぞってみた。懐かしい。そしてよくやったよなぁ。勢いがないと走る方もサポートする方もとてもじゃない。半年で100マイル2本とか勢いそのものだ。


【清泉寮Pにて】

今日はあの時の色んな思い出話に花咲かせながら、ロードスターでガンガンに走って来たのだった。いやぁ、車での大回りだって大変でした。改めて妻に感謝。


【本日は433.4km也】

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大雨の1日だったけど

2017年10月22日 | 日々奮戦



楽しみに準備万端だった「第1回渋川伊香保温泉トレイルラン」は台風の影響で降り続く大雨のため残念ながら中止。レースウエアを着込んで出発寸前だったけどこれは仕方ないです。準備に奔走して下さっていた主催者の方々の無念の思いの方がどれだけ大きいことか。断腸の思いでの決断に敬意を表します。

で、もう一度寝ようかと横になったけど、そりゃぁ無理って話で(寝てた人もいるけどね)、ならば大雨パトロールに出かけよう。
ってことで、レインウエアで完全防備して出発。青梅丘陵矢倉台下から宮ノ平へ下り、その後はぐるっとロードもパトロール。都合2時間ちょっと、約21kmの土砂降りパトロールジョグ完了。



家に戻ると青ト部芋煮会(哲太邸にて)のお誘いが。喜んでドタ参させてもらいました。枯渇していた体にビールが沁みわたる〜。久しぶりの芋煮に舌鼓をうち、島唐辛子にシャキーンと目を覚まし、そして例によってもう大笑いの連続攻撃を全身で受けたのち、家ではバタンキュー。気がついたら村田vsエンダム戦が始まる寸前。
外はガシガシと雨が降り続いてい他けどなかなか充実の日曜日でした。

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シューズ(ASICS GEL-FujiLyte)の件

2017年10月18日 | 必勝アイテム


【Good job!】

昨日のハセツネ備忘録に登場してこなかったシューズの件。

書き忘れたのか!

答えはイエス。

今回履いていたのは新調したてのASICSの「GEL-FujiLyte」だったのだけど、すっかり忘れてしまう程フィットしていたというのが本当の答え。

トレイルシューズでこんなにも違和感なし、まるでシューズの存在そのものを忘れてしまうような感触って初めて。
長時間に及ぶアップダウンの繰り返しでやって来る爪問題とか、ハリ天の場合は右足小指横にある腱腫瘤(もう固くなっていてコブみたいなものが当たりだしての痛む)問題とか、、、。まぁ、必ず途中で気になることがあるのが通常。
しかもウエットコンディションだったりするとそれらが増長する。
今年は12時間50分もの時間。夜は雨も落ちて来ていてスリッピーなコンディション。
だけど、ゴールして早くシューズから足を解放したいなんて気持ち全くなかったし、だいたいそんなことすら忘れていたし。
今滑らずしっかりグリップが効いていたとか、軽い感触が後押ししてくれたとか、とにかくそういった感想も湧いてこない程普通に自分の「足」そのものだったような。こんなにも自然な感触のシューズは久し振りで本当に感動したのだった。

トレイルシューズだとASICSってちょっと出遅れてマイナーなイメージがあるけど、流石のASICSだ。万人に良いかどうかは別だけど、価格も程よくコスパも最高じゃないかな。(あとはデザインとカラーだなぁ)

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ハセツネ備忘録

2017年10月17日 | 日々奮戦



ボーッとしていたらハセツネからあっという間に1週間以上が過ぎてしまった。
メモしておいたことをここにしっかり残しておこう。

・やっぱり1ヶ月の急ごしらえがキツさの第一要因。経験値総動員で何とかしてるけど、あらためてこんなんではハセツネには通じないと実感。

・長い距離をこなしていないと攻めのレースは出来ない。不安が付きまとうのでもちろん追い込めず何となく不満が残るのはそのため。

・痙攣地獄に落ちなかったのはひとえにポールのおかげ。今回急きょ導入の新兵器が見事に救ってくれた。何たって前半に1回のみの出番で済んだ安全ピン。→これはもう手放せない。びっくりした。

・今年のコンディションでは下りではハンドライトを使わざるを得ず、その度にポールを持ち替える鬱陶しさ。ポールを本格的に使うならハンドライトを使わずに済む装備が必須。→ヘッドライト新調しようっと。

・ひたすら頭の中を空っぽにして進むことでキツさから逃れられることを知った。

・走り続けることができる力がないとダメ。そのためには、さらにさらに確実にロードでの走力を磨くことに尽きると確信。

・充分ではなかったかもだけど、給水関係は上手くいった!→ハイドレーションに水2リットル(経口補水液パウダー+粉飴+クエン酸)、500mlのソフトフラスク2本(オレンジジュース&雑穀米麹甘酒)月夜見までに甘酒を少し残してあとは綺麗に飲み切る。

・圧倒的な自信と情熱(モチベーション)こそがゴールでの笑顔を生み出す元。

、、、ということで、あわよくばは存在しないハセツネ。とにかくコツコツと地力をつけてまた来年楽しもう。

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奇跡の雲取山行き

2017年10月15日 | 山行き



大阪に住む弟夫婦があれを知ってどうしても今年中にと。
あれとは、、、東京最高峰の雲取山が2017mだと言う事実。例の記念碑も今年いっぱいで撤去されてしまうという。知ってしまった以上何としても登りた〜いと。そして雲取に行くならこのハリ天がガイドしないわけにはいかないでしょ。ということで、7月に話があったけれど互いになかなか日程が合わない。

伸びに伸びて昨日10月14日(土)悪天予報だったけど代わりの日がないってことで強行登山してきたのだった。
なんとか日中は曇り予報になっていたけど、山はすっかり雲に覆われどこもかしこも真っ白けっけ。ここで振り返ると富士山がね、なんて言っても見えるのは白く実体のない壁。ずっと左手には富士山がとか、あの向こうには南アルプスや八ヶ岳がとか虚しい解説。

【ま、それでもこれだけで満足だったのだ】

雨がまともに来なかっただけで満足しようと、避難小屋でカップラーメンとコーヒー飲んで下山。
ところが、小雲取山を下り、奥多摩小屋手前の小ピークで突如雲が流れ始め、まさかまさかの富士山登場。
中年夫婦ふた組は我を忘れて大フィーバー。



その後も隠れては現れを繰り返し、やがてブナ坂へ下るまで奥多摩ではあまり見ることのない見事な雲海とその向こうに浮かぶ富士山等々を拝ませてもらってしまったのだ。


【奇跡的な光景だ】

大阪からわざわざ出てきてくれて、雲取登ったはいいけど近隣の山が一つも見られなかったなんてこんなに冴えない話はないからなぁ。
もう10数年で30回以上は行っている雲取だけど、うーん、昨日の光景は3指に入るかもだ。



諦めさせておいてからのチラ見せ、こいつは効果抜群なんてもんじゃないなぁ。やれやれよかった。

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第25回日本山岳耐久レース

2017年10月13日 | 大会レポート



数日前から、早くスタートしてしまわないかと心待ちした今年のハセツネ。
結局7月終わりのプチ故障と夏場の体調不良があって、たった1ヶ月しか準備期間がなかった割りには、やれることはやった感に満たされていて。
そうしてここ数年決して見られなかったようなハリ天的にはかなり周到な事前準備。何をどうするとこうなるのかと自分でもちょっと不思議な感覚で迎えた当日。とても19回目の朝とは思えない。

▇プロローグ
暑い。yahushigeさんが用意して下さったいつもの小学校体育館の定位置へと向かうや否や汗がボタボタと流れ落ちる。ボタボタと汗を垂れ流しているのは自分だけだ。スタート前にまずい!ってことで即外へ避難。

12時に青ト部集合写真の後にすぐにスタートエリアへ。


一緒になった友人達と話をしているので気は紛れているが暑い。スタートまでの小一時間、ここが1番の試練の場だったかも。



▇〜第一関門(浅間峠)3:47:01(379位)
落ち着いてスタート。

【Photo by Yukinee】

廣徳寺先のシングルトラックで最近定番の渋滞。こればかりはどうしようもない。

【Photo by Kaochin】
ここで一緒になったGOさんと以後第一関門の浅間峠まで行くことになった。


【Photo by Tetta】
やれることはやったとは言うものの、やはり長い距離を走っていないので万全の自信があるわけではない。暑くてすでにびっしょりの大汗をかいている。こんな時はやはり痙攣が一番の心配だ。心拍が絶対に160を超えないようにとそればかりをチェックしながら走る。
前の選手を抜くのも後ろから迫る選手に先を譲るのも完全に自分のペース。ピタリと張り付いているGOさんの息づかいに後押しされながら淡々と進む序盤戦。それにしても時間の経つのが遅く感じる。
7km付近入山峠でまずは大勢の友人から大声援を受けピリリと。

【Photo by Hashimo】

妻が率いる応援団、今年は15km手前の醍醐丸。山の中とは思えない突然の華やかな雰囲気を全身に浴びて気分転換。


軍刀利神社の急登もクリアして浅間峠へと。
3時間半くらいとみていた第一関門だったけどなんと17分オーバー。これもどうなんだろう。ほとんど練習出来なかった年より遅いのだ。青梅トレラン部の仲間や友人達から盛大な声援を受けながらも頭の中はちょっと複雑。普通に走っていたつもりだけど、普通のレベルがだいぶ落ちているのかどうなのか。

▇〜第2関門(月夜見第2駐車場)7:38:10(286位)
ここより新兵器のポールを使える。取り出すためにいつもは給水時しかおろさないinoxをおろしてGOさんには先に行ってもらった。1人になると途端に進み具合がガクンと落ちる。ここからペースを上げていこうという目論見は全く果たせそうもない感覚に戸惑う。ダメなのかなと不安がよぎる。
ナイスアイデアだと自負したポールにつけたストッパーの調子もイマイチで1人テンション下がり気味。次々抜かれる一方。
これじゃいかんと気を取り直し、とにかくゆっくりでも走り続けようって。最初の稼ぎ所であまり稼げないまま徐々に高度を上げていく。先が思いやられるなぁと思ったところで三頭山への本格的な登りが始まった。
ポールをしっかり使って上る。時折内ももが痙攣に見舞われるけど、ポールに体重をかけて足を休ませることが出来るというのはものすごい武器だ。後ろの選手は徐々に離れていく。あれ?ペースが定まりぐいぐいと進むようになった。きついけど何も考えずにひたすら上る。
結局1人も抜かれず抜く一方で三頭山山頂だ。総合時間的にはやれやれようやく三頭山だったが、三頭山の上りだけを思うとあっという間の三頭山だ。この地点での自分の状態がハセツネの善し悪しを判断するいい材料なのだけど、、、。今年は実際のタイムと感覚のズレがあってちょっと複雑。
だいぶ涼しくなっているし、ガスってるし、おや雨も降ってるのか。
三頭山から一気に下る。スリッピーになっているので気は抜けない。派手に転倒する選手もいる。
鞘口峠からの登り返しはきついけど、ここもまずは完全に頭の中を空っぽにする。そう「無になって」手足を動かす。平らになれば走る。ペースは上がってきた。周遊道路に出てからはさらにスピードアップ。最大のライバルというかターゲットの大阪の生駒山賊さん(60代5連覇中)がいたような、確認しようと思ったけどガスでよくわからないしせっかくペースが上がってきていたのでここはとにかく走れ!
第2関門・月夜見第2駐車場到着。500mlの水をソフトフラスクに1.5lのスポドリをハイドレに。


ボラの丹下さんの声援に(写真もありがと)かなり励まされる。少しゆっくりしようという気を捨てて押し出されるように即スタート。

▇〜第3関門(長尾平)11:05:52(226位)
小河内峠のベンチで給水した水にメダリスト投入。補給用にせっかく作ってもらった特製シリアルバーや羊羹は飲み込むのに苦労するようになっていたのでジェルに切り替える。
ガスがかなり出ていてもう10年使っている古いヘッドランプ2つ(頭と腹)はあまり力を発揮出来ていない。すぐに「ここはどこだ?」状態になる。ふと道を外れたりもしている。下りはハンドライトを使わないと不安。新投入のポールをその度に持ち替える動作がまどろっこしい。にわかポーラー丸出し。
と、イライラしてちゃいかんとさらにさらに何も考えないよう目の前のガスと頭の中を白で同期し、自分的にはコース中最難関の御前山をクリア。ほんの少しだけベンチで休憩。頂上スタッフと会話を交わしていると少し気が紛れて元気充填。
御前山をクリアすれば気分的にはものすごい楽なのだ。
下った大ダワからはもう一踏ん張りだ。大岳山の上りが始まるまでは稼ぎ所なので、前半へたれた分ぐらいは取り戻そう。とにかくリズムを作れ!だ。
大岳山の上りの岩場は結構滑ったけど、ここでもしっかりポールが体を押し上げてくれた。ホント助かった。
大岳頂上では結構な数の選手が休息中。一気に通過。もう家に帰ってきた気分で御岳へと向かう。
ガスは相変わらずで視界は悪く油断出来ない。綾広の滝の上の水場で500ml一気飲み。さらに500ml補給しておく。冷たい水が喉を通ってリフレッシュ感は絶大。
やがて第3関門の長尾平。女将さん達の大声援に相当後押しされて元気に通過。あらかじめ用意しておいた「長尾平通過!」のLINEを妻に送信。

▇〜ゴール 12:50:00(223位)
日の出山までも速くはないがしっかり走る。さぁ最後の上り。頂上直下で青梅トレラン部の仲間の応援が嬉しい。

【Photo by Tetta】

最終点火だ。日の出山からはあと約10kmといったところ。頑張れ。
淡々と走り続け、抜くし抜かれるし。とにかく黙って走ればゴールは確実に近づいてくる。いやぁ、長かった。ハセツネってきつかったんだ。我に返るように思い出す感覚だ。
やがて五日市の街の灯りが飛び込んできて、妻にもうじきだよのコール。
しっかり走って最後の曲がり角。初めて参加したのが44歳の時、あの時はとにかく全てが初めてであそこを曲がるまでゴールがいつ訪れるのかを知らなかった。それから数えること19回。
あの最後の角を曲がる瞬間のキューンと迫り来る開放感と喜びだけはずっと変わらない。
いつものように妻を始め、年を追う毎に増えつつある仲間や友人達に迎えてもらって12時間50分ちょうど、午前1時50分、19回目のハセツネが終わった。
※完走1729名/出走2332名(完走率74.1%)


【醍醐丸前から続いたnaoさんの追撃をなんとかかわしたのだ!けど2人とも腰が曲がってる(^^ゞ】 

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19年連続19回目完走!

2017年10月09日 | 日々奮戦



19回目のハセツネ、無事完走しました。
が!!もしかしたらこれまでで一番きついハセツネだったかも(忘れてるだけかもだけど)。動けるけどとにかくきつくて、辛い辛い12時間50分でした。
心をひたすら「無」にしてとにかく先へ進むのみ。進みさえすれば必ずゴールがって。リタイア者続出。タイムはみんな激落ち。何がそうさせたのか。
いやぁ、ハセツネ、半端ないです。
そして、一点付け加えるなら、もうビールが飲みたくなってたまらなかったこと。これまでこんなにビールが欲しい!って思ったことが人生であっただろうか。
ゴールしてまずは豚汁に舌鼓だったけど、途中で我慢ならずビールにタッチ交代。うめぇ!!

それから、年代別は2位入賞でした。目の上のたんこぶ60代5連覇中の生駒山賊さんに勝てたか!とぬか喜びしていたら不調で途中リタイアされててガクッ。福岡から参戦の一つ年長の方に1時間強離された2位でした。



でもこれでいよいよ20回完走に大手!がかかりました。来年が楽しみです。ってちっとも懲りてはいないのです。

あんまり大変だった詳細やポールの使い勝手等々はまた次に。とりあえずの速報でした。


【ピンク流行り?でもこれは違和感なかったし、結構いいかも】

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静かなる前夜

2017年10月07日 | 日々奮戦


【まだ足りないものもあるんだけど。例によってぐしゃぐしゃ】

明日は19回目のハセツネ・第25回日本山岳耐久レース。トライアスロンの練習になるだろうと初出場して以来19年連続出場だ。こんなに長く続けることになるとは思いもよらなかった19年前だ。
今の自分を育ててくれた恩人でもあるレースなので、いつも気合いを入れて臨みたいのに、8月から9月にかけてはどうも冴えないことが起こりがちでここ数年準備万端で迎えることが出来なかった。

さて、今年もなんだか例年通りみたいな雰囲気が漂いかけていたのだけど、9月初旬の強制リセット週間が功を奏し、たった1ヶ月ではあるけど気持ちと体をしっかりと前向きに修正できた。
欲をかけばいくらでもかけるし、これでいいというラインはない(みたい)。だから「今」のベストを尽くせるかどうか、ただその1点にのみ焦点を当ててきた。
もう本当に何年ぶりのことかと自分で感じる程に、妻曰く「遠足前の子ども」的なワクワク感を保って準備に奔走できた。
初めてポールを使おうとか、絶対的自信だった2011年のレースを序盤ハイドレパンク騒動でフイにしてしまった反省からハイドレーションも新調しちゃおうとか、トレイルシューズも久し振りに購入。補給もオリジナリティたっぷりで楽しみだったり。いつもよりウキウキしている自分がいる。

ってことで、明日午後1時19回目のスタートを切ります。
速報はこちらより。レースナンバー6037です。

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大事に至らず

2017年10月05日 | 日々奮戦


【ありがたや〜】

昨日の話の続き。

痛みが来ちゃった直後の処置が適切であれば大丈夫。切れたり折れたりしている訳ではない証しだ。
午前の早いうちは仕事中も気になってはいたけど、お昼近くにはすっかり忘れる程になっていた。前屈も問題なし。
、、、ということで冷や汗タラリだったことはすっかり忘れたフリをして、(とは行かないけど)最終チェックのために大丈夫そうならどうしても走ってみたい。しばし激しく脳内会議。

そして、決断。午後の時間をひねり出して裏山トラックへGo!人には勧めませんが、、、(^^ゞ

もちろんアップはしっかりやって(この時点で第一段階クリア)、ガチユル走へと。
1kmを一生懸命走る。朝ピシッと来た腰・背中は何ともない。
様子を見ながらのガチ1本目3.48。ガチ2本目3.47。ヤレヤレ大丈夫だ。
その後はキロ5分〜5分半で7kmのユルも無難にこなせて一安心。ハセツネ準備期間は短かかったけど、練習リズムを最後まで守れたことで自己満レベルだけど一定の収穫ありだ。

そんなこんなでお騒がせな1日でありました。今日も大丈夫です。

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緊急停止

2017年10月04日 | 日々奮戦


【やんちゃだぜ】

ハセツネ前だからと言って今から特別なことはせず、いつものペースで今朝はガチユル走。まぁ、最後の刺激をチョロッと入れつつ走りの最終チェックをいくつか。
いつもは朝の走り出しは重いのだけど、珍しくいきなりいい感じ。裏山トラックで準備万端、さぁ1km全力走スタート(抑え目に)。実にいい感じで350m付近通過し、、、、とその瞬間事件が!

腰の上部にいきなり電気が走る。体内ATCが瞬時に作動し緊急停止。うわっ、腰というか背中を動かせない。前屈はとんでもない。ただ、おかしな信号が流れた瞬間に緊急停止したのが大正解で大惨事には至ってはいない感じ。
反ること(腰背の筋肉を縮める)は大丈夫なので、スロージョグに変えてポイントに指を当てあるテクニックで緊張を解いていく。始めは振動も怖かったけど、ゆっくりなら大丈夫になった。
すぐ戻るか、少し動かしておくか。痛みは自分にしかわからない信号。これまでの経験からピンチであることは間違いないけど、下肢への影響もなくなんとかなりそうだ。40分ほど動かし続けて無事に帰宅。
・・・とそんなこんなで一瞬冷や汗の朝練だった。

さてさて、問題はここからだ。この後は大人しくするのか、大丈夫なら最終チェックも含めてもう一度走ってみるのか。
続きはまた明日。

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四つ足走

2017年10月01日 | 日々奮戦


【今年はコース上のマーキングが変わったって】

過去のハセツネで自分的には1番問題の(好きではないという意味で)第2関門(月夜見第2駐車場)から御前山にかけてちょっくら走っておこうと、ハセツネコースに入り御岳までをなぞってきた(18km)。※現地までの送迎付きだよ! 


【Special Thanks!】

ここら辺はレースでは真っ暗な中。久し振りの明るい月夜見〜御前山〜大ダワ〜大岳山、、、。


【ちゃんと奥多摩湖が見えるんだよね。】

実に新鮮。面白くもおっかしくもない所とか言ってたけど、とってもいい雰囲気。秋の青空ハイキングにはぴったりだ。



と、今日は例のポールが一番活躍してくれそうな区間という見立てで走りに行ったのだ。
一昨日(裏山)、昨日(青梅丘陵)、そして本日と連続実験ラン。ポールを使うということは、要するに四つ足で走る(進む)ことなのだとわかった。
そう、四つ足獣と化して疾走するイメージ。今年のハセツネ後半戦は四つ足走だよ。


【大ダワへ下る途中ばったり。本番用マーキング等ご苦労様!感謝ですよ】

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