【色々に乾杯】
夜中の1時に目覚ましかけて、起きて、最高に面白くなる決勝トーナメント観戦。オランダvsメキシコ戦。ちょっと寝たら今度は明け方のコスタリカvsギリシャ戦。もう大変だよ。
ハリ天、幼い頃は相撲少年→野球少年だったのだ。もう明けても暮れても野球野球の小学校高学年時代に突然現れたのがサッカー。
小学校6年生の冬、小学生を対象とした第1回のサッカー教室の募集があった。もちろん野球仲間達とこぞって参加。
「君たち、これからはサッカーの時代だよ」という熱いメッセージに11～12歳の少年達の目はキラキラと輝き、みんなしてあんなに好きだった野球を捨て去り、でかいボール蹴りに夢中になったのだった。色々な学校の生徒が集まっていて、さながら学校対抗の色合いも。初めて世界が広がった「事件」でもあったのだ。
さらにメキシコ五輪では銅メダルを獲得（得点王に釜本）で日本のサッカー熱も一気に盛り上がるかと期待されたけど、現実の世界、、、当時の中学校にはサッカー部など存在せず、再び小さいボールの野球に熱中、サッカーの時代は到来せず。
と、そんな思い出が蘇えるワールドカップイヤーです。
【組み合わせ】
早朝、サッカー中継の後、チャンネルをいじっていて偶然見た番組で噛み合わせのことを。
今、患者さんでもある歯医者さんに攻守交代でお世話になっていて、今までとは桁違いのレベルと感じる噛み合わせ矯正（？）もしていただいている。
番組では噛み合わせによるボディバランスのことをさかんにやっていたのだけど、噛み合わせによる違いが一目瞭然。
走ることなども「量」で勝負できなくなっていると思う昨今、何よりも「質」が優先順位の一番。そのためにはボディバランスはものすごい大切だ。噛み合わせで出て来る体の変化。ちょっと楽しくなってきた。試してみるといい感じなんだよ。
サッカーW杯、（日本は敗退してしまったけど）いよいよ決勝トーナメント。
トーナメント表を眺めると色々な国々の名前が並び、ワールドワイドを感じることが出来る。
ところで我が息子・弾はサッカーには全く興味がない。興味がないけど話題には乗ってくる。ちなみに開催国ブラジルは牛の飼育頭数（食用）が世界一、水力発電が80％とか、エクアドルっていう名前の語源は「エクエイター」で赤道っていう意味、メキシコシティとか南米の標高の高い都市ではガソリンがよく燃えないので大気汚染が問題になっている・・・なんて突然地理分野のうんちくを垂れまくってくれる。
これが意外性があって、知らないことだらけで実に面白いのだ。
うんちく、漢字で書くと「蘊蓄」（読めない、書けない）。
いろんなことにとらわれないように。いつもステップ軽やか、心はフロー（な状態を保っていたい）。
って、あえて口にしたりするってことは、やっぱりいろんなことにとらわれてしまっているし、ステップ軽やかじゃなくて、フローな心の状態を保つことが普通に出来ていない証拠かな。
けっこうこだわって感じたり、考えたりしていること。
【スパイラル】
サッカーW杯、惨敗に終わると途端に全て悪い、何もかも失ったとか言われるけど、そんなことはありゃしない。
前回南アフリカ大会でベスト16、PK戦での敗退だからベスト8って言ってもいいくらい。一気に自信を付けて今回は当然もっとバルーンを打ち上げ、、、でも予選敗退。
栄光と挫折は交互に来る。そんなことは日本代表クラスだろうが、ハリ天レベルだろうがおんなじさ。
がっくり来て、悔しくて、だからまた立ち上がる。智恵も力もそうやって使えるようになるから面白いのだ。そうでしょ。
そして、何をどう叩いてもビクともしないような力、臨機応変、自在に対応できる力を身に付けた場合は・・・
そうなりたい、そうなりたいと願うことで前に進む。
日本負けちゃったけど、全て実力。
もっともっと余裕っていうか自信を持って行けるように。
じゃ、お前の余裕ある自信ってなんだよ。
・・・
リンゴの皮むきとこれ↑
こんなコト出来る～？って大昔にハリマネから知らされたサクランボのじく結び（もちろん口の中で）。
あっさり出来た。かなり余裕。
おいしいサクランボをいただいたので、食べるより先に、息子にどうだ！！出来るかって父母で迫ってみた夜。
宮古島トライアスロン以来のバイク外乗り。
やっぱりバイクは外で乗ってこそでしょう。そんなことは決まってる。目の前のディスプレイに映し出されている内容が面白くても、室内でのローラーなんて、、、。
でもその効率のいい練習のお陰で、久々の峠もスイスイだった。最後のギア1枚を温存したままスーッと上り切れた。これだと楽しい。だけどその後に続く「下り」の時間は確かに無駄って言えば無駄。
昔、ヒルクライム・スペシャリストの某御仁が下りの時間が無駄だから上りの練習はしないと豪語するのを聞いてがく然としたことがあった。上ったら必ず下る。下りは足を回さない。確かにその通りだ。他人と集団で駆け引きをする必要のないTT形式のトライアスロンではシンプルな力が一番。足を休めずにどれだけこぎ続けることが出来るかだ。下りは無駄かぁ。
そんなこんなを久し振りに考えながら長い下りを走っていた。
さらに、国道に出るとダンプが怖い。昔は勝負を挑んじゃったりしたこともあったけどダメダメ。ここ数年何人もの友人が練習中にバイク事故を起こしていて、山へ行くのは平気の平左で送り出してくれる妻もバイクの外練は怖がっている。その通り、安全第一だ。
ってことで、気を引き締めて3時間乗って来た。練習がつまらないことなんて全然気にならない質なので、これからもローラー中心で行くけど、たまの外乗りも気分転換にはいいんじゃない。ただし安全に、安全に。
【Shadow】
今日は久々の休足日。
ってことで、お昼休みにプールへGo！
本当に久し振りに妻も一緒で、合間にちょっと泳ぎをチェックしてもらった。
たとえ素人目線であっても、自分の体勢感覚とのズレを指摘してもらえるのはありがたい。
ちょっと体の重心を意識していたから、お尻や足はそんなに沈んでなくていい感じじゃないかって迫ってみた。
頭が上下にやけに揺れてるように見えるってさ。キャッチした手がずいぶん下の方じゃないかってさ。
あっちを立てればこっちが・・・で、まだまだ伸びる余地があって素晴らしい。（くっそぉ）
朝、新たなる筋肉痛にもだえているうちに目が覚めてしまい、バイクロングライドにと思っていたのに外は雨。
仕方ないからテレビを付けたらあっちもこっちもテレビショッピング真っ盛り。ボーッとしながら見ていたけど、思いっ切り引きこまれた。面白い。グルメパン（料理）→イージーサポートジェル（化粧品）→包丁、、、合いの手も素晴らしいけど、立て板に水の商品紹介はお見事。なんたってみんな欲しくなっちゃうっていうのが凄すぎるよ。
【根っこトレ】
ちゃんと目的意識を持った練習をずいぶんしていなかったので、ここで練習再開を宣言。あ、自分にね。
なんと、まだ筋肉痛が治まらない足にムチを打ちつつ、久々の坂路調教。
もう情けないことに上りも下りもキロ当たり1分から1分半遅いペースがやっとこさ。
特に下りなんてまるで「いじめ」のようだったけど、なんとか粘って自己満足に浸ってみた。
帰って来て、これまた宣言通りに裏のスペースに大量のウッドチップ敷き作業。脱水寸前、痙攣寸前。
1955年生まれが55歳になる時に「サプライズ55」なる自己企画物で盛り上げたけど、あれは3年前のこと。
で、今はハリ天58歳。1955年ならず、1958年生まれの妻・ハリマネが今55歳。おぉ、55と58が絡んできた。
って、どうでもいいことなのだけど、朝のW杯ですっかり盛り下がっていたお昼休み。用足し途中の車から見たTシャツ姿の若い女性の背中に「55」とプリントされていたのを見つけ、夫婦でそんな話題で小さく盛り上げたのだった。
【TGGお好みの風景・その1】
野辺山ウルトラ100kmから1ヶ月。記録を見たら都合5回で合計40km程しか走っていなかった。
筋肉のトレーニング効果は2週間持続するという研究発表を聞いたことがある。そして実際に2週間サイクルでレースを入れたりするとレース間を休んでも好結果を得ていた。
それが今回は1ヶ月だ。せっせとペダルだけは回していたけど、せっかく野辺山の下りで鍛えた大腿四頭筋もかなり萎えてしまったよなぁ。
【TGGお好みの風景・その2】
そんな萎えた足でも一発勝負だけは目をつぶって耐えてくれる。自分的にはかなり豪快に大菩薩からのロングダウンヒルを走ることが出来てとりあえずはめでたしめでたし。
だったけど、翌日からその代償として当然のようにお出ましの筋肉痛。どこが痛いか。今回はただひたすら大腿四頭筋。腿だけがズタズタにやられた。「痛い」というより「軋む」。夜中にも目が覚めてしまうほどだ。
【TGGお好みの風景・その3】
いつもなら普通に1週間ノートレだけど、今回は翌日も休まずにローラーを回し続けている。負荷こそ弱いけど回す分には全然問題ない、痛くないのだ。サドルから降りたらもう壁伝いにしか歩けないのにだよ。筋肉、面白い。
【TGGお好みの風景・その4】
【夜明け前】
第7回を数えることになったプライベートイベント「多摩川源流ぐるり」（通称TGG）。
【TGGのシンボルの一つでもあるトラックの木】
丹波山村をスタート（今年から交流センター野外ステージ前がスタート＆ゴール）して左回りに多摩川の源流域山塊をぐるり（約65km・累積標高約3800ｍ）と走り回る鬼ごっこ的草レースだ。ゴールの制限時間は夕方18時。色々考えてこの時間内に帰ってこられるようハセツネタイムを基準にスタート時間を申告する。概ねハセツネタイム30分毎に15分の時間差をつける。
【シャクナゲ咲き乱れる】
つまり遅い順にスタートする（ハンデをもらう）。ゼッケンの数字が大きくなればなるほど「鬼度」がアップ。前にスタートした獲物を追いかけ何人を捕らえることが出来るか、はたまた後ろから追いかけてくる鬼達からどれだけ逃げられるか。
前年度優勝者が大鬼。一番最後からマジック持って追っかけてくる。捕まれば背中のザックにつけたゼッケンにペケが！
【大鬼なおさんが獲物をゲットする瞬間】
このTGGを楽しむには、スタート時間の選定が決め手だ。同じような走力を持った人と一緒がいいか、少し前がいいか後ろがいいか。体調や気力度もかなりからんでくる。逃げか追っかけか。
6月に入って色々調子やトレに対しての考えもあってなのだけど、ランはたったの3回・24kmしか走っていないハリ天、マネージャーから予定の6時スタートをもっと早めた方がいいと進言された。御意。あっさりと30分早めて5時半のスタート。
いつやめてもいいや、スタッフとしてやるべきこともあるし、、、と実にいい加減な気持ちで走り出してしまった。最初に1500ｍを一気にガツンと登るのだけど、案の定あっという間に置いて行かれて一人旅決定。というか、背後から最速で捕まってしまうことだけを恐れる序盤。苦しいし足は動かない。やっぱり柳沢峠（CP）あたりで止めておくかという考えが、ドカンと吹っ飛んだのは前飛龍で。快晴、文句ない青空に雪を抱いた日本一の富士山＆南アルプスの山並みくっきり、新緑を渡る風、鳥や蝉の鳴き声、、、なんだこの爽快さは。久々に感じる山を走ることの楽しさ。止めることを止めた瞬間だった。
今日は1日、この絶景と空気感を思いっ切り味わおう。
【前飛龍にて】
ってことで、気力一気充実も前半は全くペース上がらず。前スタートの誰にも追いつかない（珍しい）かわりに誰にも追いつかれない。ずっと一人旅が続くという初の展開。
コース最高地点・唐松尾山手前でようやくお二人ゲッツ。下り始めてお二人に被ゲッツされちゃったけど踏ん張って付いていったら調子が上がってきた。
【笠取山山頂にて by よっちマン 】
一番走れる笠取小屋から白沢峠（トラックの木）までがだれてしまったけど、約40キロの柳沢峠CPの茶屋でソフトクリーム補給で一気に盛り上がる。
ここからは上りもほぼ全走り出来ちゃって、大菩薩峠からのロングダウンヒルも見えざる獲物を追って思いっ切り走り切った。8時間過ぎてから調子が出てスピードアップ。なんて気持ちいい状況なんだ。
去年よりはうんと遅いのだけど、10時間台でゴール出来るかと最後はダッシュダッシュ。39秒だけオーバーしちゃったものの、なんだかウソのように走れたのは、結果的にはよ～く休めていた足のおかげなのかなって結論。
【今年はこんなゴールになった Photo by chinさん】
そんなことで、選手としてはまぁまぁ。でもスタッフとしては、過去最高の天気に恵まれ、皆さんが本気で鬼ごっこしてくれた上に心底楽しんでいただけた様子が伝わってきて、さらには完走者全員が制限時間内ゴールという初の出来事も加わり大満足の1日だったのだ。
【閉会式＆懇親会＆大抽選会】
第7回多摩川源流ぐるり。これ以上ないっていう絶好の天気に絶景絶景。
18時の最終関門前に全選手（DNFは除く）がゴールするという最高のオマケもついて、無事に終了しました。
関わって下さった方々、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
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